キッチンは毎日使うからこそ、便利でおしゃれにしたいものですね。ここでは理想の台所を作るためのキッチンインテリアについてお伝えします。
キッチンのインテリアを考えるうえでも大切なことは基本です。15のポイントについてお伝えしますので、ぜひ試してみてください。
目次
1.キッチンインテリアの配色のポイント
インテリアの色を考える際には、キッチンや床や壁など、あらかじめ決まっている周辺の色を考慮する必要があります。好みの色の中から周辺と色調・明度が合う色を選ぶとよいでしょう。
特にインテリアだけを交換する場合は、インテリアの色だけで選んでしまうと妙に浮いてしまうということにもなりえます。必ず全体のバランスを考えるようにしましょう。
1-1.白を基調としたコーディネート
多くの人から選ばれる白を基調としたコーディネートです。インテリアの種類も豊富で選びやすいのが嬉しいところです。また他の色とも合わせやすいので、椅子や小物でアクセントを付けることも可能です。最も無難な配色と言えるでしょう。
1-2.木目を活かしたナチュラルなコーディネート
インテリアで根強い人気なのは木目を活かしたものになります。キッチン全体を木目調で統一すると、自然でおしゃれなキッチンが出来上がります。こだわりのインテリアにもあいやすいコーディネートです。
2.キッチンインテリアとしての照明術
キッチンの照明にも機能性とデザイン性を求めたいところ。しかしなかなか難しいのが現状です。お勧めするのは調理などの作業をするスペースは機能性を重視し、リビングやダイニングにつながる場所は、少しデザイン性を取り入れるという形です。
おしゃれなキッチンに憧れますが、キッチンの中は作業スペースとしての機能性を損なわないようにしましょう。
2-1.キッチン内の照明
部屋の雰囲気を作る照明ですが、キッチン内に限っては雰囲気づくりよりも作業をしやすい照明を選びましょう。陽の光が入りやすいキッチンでも、夜の暗さに合わせた照明選びを心掛けてください。作業性から考えると白っぽい光の蛍光灯が一番です。キッチンは形状が細長くなることも多いので、配置の面でも蛍光灯は重宝することが多いでしょう。
2-2.リビング・ダイニング側のキッチン照明
作業スペースであるキッチン内と違い、リビング・ダイニングの照明は選択肢が多様です。天井高や部屋の広さや好みの雰囲気に合わせて楽しむことが出来るでしょう。
おしゃれな雰囲気の照明にする際に陥りやすい失敗は、照明の明るさです。雑誌やショールームでは明るさを落とした照明や間接照明がおしゃれに見えますが、日常生活を送るうえでは「暗い」と感じてしまうことも多いです。
特に吊りさげ式のダウンライトは、上部が暗くなりがちなので注意が必要です。シーリングライトなどの照明も使い分けて、明るさを調整しながら照明を楽しんでいただくとよいでしょう。注意点に気をつけながらお好みの照明を楽しんでください。
3.キッチンインテリアとしての収納術
キッチンインテリアの中でおそらく最も重要になるのが収納でしょう。機能性や使い勝手が求められる一方で、おしゃれにしたいというニーズも強い部分です。収納の使いやすさと、おしゃれにする方法について順にご説明してまいります。
3-1.使いやすいキッチン収納
使いやすいキッチン収納を実現するためのポイントは、「モノの移動を最小限にする配置」と「収納スペースの使いやすさ」を意識することです。次にあげる5つのコツに従って整理をするとぐっと機能的な収納が出来上がります。
- コツ1.よく利用するモノは目から腰の高さの範囲におく
- コツ2.使うものと使う場所を近づけて配置する
- コツ3.配置を決めたらしっかりと守る
- コツ4.調理台にはものを置かずに広々と使う
- コツ5.収納スペースの中を整理する
より詳しい解説は「【保存版】使いやすいキッチン収納のコツと実例10選」で具体的な手順から実例まで分かりやすく説明していますのでご確認ください。
3-2.魅せるおしゃれな収納術
収納でおしゃれを演出するためには、「魅せる収納」がポイントになります。実例を見ながら順次説明してまいります。
おしゃれな食器を見せて収納
あえて棚にしまい込まず、食器自体を見せる形で収納しています。長く使わないとほこりがたまってしまうので、頻繁に利用する食器類で実践する方が良いでしょう。
おしゃれに見せる壁収納術
お鍋やフライパンなどもしまわずに、壁につるして見せる収納方法です。おしゃれなお鍋やフライパンンであれば、壁に飾っても生活感が強く出ることもないのでお勧めです。
取り出しやすいので、使い勝手もよいのが嬉しい収納です。
容器もおしゃれな調味料の収納術
容器を統一してラベルを張るだけで、見せてもおしゃれな調味料の収納が完成です。
調味料をしまう棚もホームセンターや100均ショップで購入できるので、手軽にDIY感覚で試すことが出来ます。
雑貨と組み合わせたおしゃれ収納術
見た目もかわいい雑貨を組み合わせて収納することで、見せる収納が実現できます。取り出しやすく、場所も取らないタイプなのでキッチンでの利用にも最適です。
引き出しの中もスマートに収納
引き出しの中も、詰め込みすぎずに分類して収納することで使いやすくスタイリッシュに活用できます。
ラックの活用でオシャレな収納を実現
キッチンに収納を増やすならばぜひとも利用したいのがラック類です。種類も豊富で目移りするくらいおしゃれなアイテムが揃います。おしゃれなラックがあれば、魅せる収納もしやすくなります。
収納力抜群のおしゃれな棚
値段は張りますが、スペースがあればぜひともおきたいのがおしゃれな食器棚です。存在感もあるので、おしゃれなキッチンインテリアを完成させるうえでは頼もしいアイテムです。
収納力が高いうえ、食器類も中にしまえば生活感が出なくなるのでぜひとも欲しいインテリアです。
4.キッチンの食器棚を失敗せずに選ぶ方法
キッチンのインテリアを考えるうえで、食器棚は最も重要なアイテムです。食器棚を新しく選ぶ際には必ず以下の点に注意して選んでください。
4-1.設置場所のサイズ
設置場所のサイズを測る際には幅と高さだけではなく、「奥行」も忘れずに図るようにしてください。キッチンから食器棚がはみ出してしまうと、通路をふさぐことになり使い勝手が悪くなってしまいます。奥行きが何cmまでならば許容できるのかを考えて選びましょう。
4-2.食器棚の収容力
何をどれだけ収容したいかも、食器棚を選ぶうえで重要なポイントです。家族構成を考えて、今後食器類は増えるのかどうかも大切な点になるので考慮してください。また、大きなお皿や調理家電を食器棚に入れるスペースがあるかどうかもチェックポイントです。食器棚にいれるはずだったものが入らないということの無いよう気を付けてください。
4-3.食器棚の扉のタイプ
引き戸にするか開き戸にするかも、食器棚を選ぶうえでの重要なテーマです。特に開き戸の場合は設置する場所が狭かったり、壁際だったりする場合は、開閉に問題が無いかも確認が必要です。
5.狭いキッチンを有効活用するインテリア術
狭いキッチンを少しでも使いやすくすしたい、多くの方が抱える悩みではないではないでしょうか。ここでは小さなスペースでも有効活用するアイデアをご紹介していきます。
5-1.扉の内側のデッドスペースを有効活用
取り出しやすいスペースなので、頻繁に使うものを収納するのが良いでしょう。
5-2.収納棚の内側を有効活用
食器棚の中も実は無駄なペースが生まれやすい場所になります。例えばグラスの高さやお皿の大きさが異なる場合はどうしても隙間ができてしまいます。
棚の中でトレイを活用することで、異なるサイズの食器も収納できて、取り出しやすくすることができます。ぜひ試してみてください。
出典:http://taffy1101.blog102.fc2.com/
5-3.冷蔵庫側面の有効活用
冷蔵庫の横もキッチンのアイテムを収納するには嬉しい場所です。収納用のワイヤー製のラックを引っ掛けるだけで有効スペースに。冷蔵庫は料理の最中にも頻繁に立ち寄る場所だけに、使い勝手もよく嬉しいスペースです。
5-4.壁面の利用
魅せる収納の箇所でもご紹介しました壁面収納です。狭いキッチンの場合は壁面が利用できると収納力が違ってきます。
フックで吊り下げたり、壁に固定するペグボードなどの方法があるので、壁の状態に合わせて試してみてください。
6.まとめ
キッチンインテリアといっても食器棚から収納まで幅広いですが、まずは考え方の基本を押さえることが大切です。
基本を押さえたうえで自分の色を出していくと、おしゃれで使いやすいキッチンにすることができるかと思います。ぜひ試してみてください。
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