
悠ホーム株式会社は、神奈川県でさまざまな工事に対応しているリフォーム会社です。
社長含め、スタッフの平均年齢は30代前半とフレッシュな同社の武器は、「柔軟性」と「スピード」。力強いリーダーシップを発揮する日照田社長が、活力にあふれる社員たちをまとめています。
今回は代表の日照田社長に、リフォームにおいて心がけていることや社内で共有していること、お客様への思いなどをお伺いしました。
NOとは言わない姿勢が実現した、柔軟な対応力
職人である父親の元に生まれ、幼少期より職人に囲まれて過ごしてきたという日照田社長。10代で不動産業界に飛び込み、その後リフォーム会社の営業として5年間従事。同僚や友人たちの後押しを受け、24歳の時に独立して「悠ホーム株式会社」を立ち上げました。
そんな悠ホーム株式会社は、「柔軟性」が特徴のひとつ。日照田社長は独立したことで、あらゆる仕事に挑戦できるようになったといいます。
「大手企業には、安全性などを考慮した厳格な基準があり、基準に満たないご依頼には対応できないケースもあるんです。独立前は本来できる工事であっても断らざるを得ず、悔しい思いをしたこともありました。
その点独自の基準を設ける弊社では、安全を最優先しつつも、お客様のニーズに柔軟に対応することが可能です。諦めかけていたお客様の願いを叶えられる『柔軟性』こそ、弊社の最大の強みであると考えています」
もちろん、初めからなんでもできたわけではありません。「お客様に了承を得た上で、常に新しいことにチャレンジしてきた」と日照田社長は語ります。「お客様のさまざまな要望に応えたい」そんな思いやりの姿勢が、ここまで悠ホーム株式会社を成長させてきた秘訣のようです。
(同社の事務所)
多能工職人の育成が、お客様の満足につながる
本来リフォーム工事を行うときには、「大工」「内装」「電気」「水道」など、それぞれの分野に専門性をもった複数の職人が必要です。しかし悠ホーム株式会社が育成するのは、いくつもの工事を一人で行える「多能工職人」たち。多能工であることで、悠ホーム株式会社にはたくさんの強みがあると日照田社長はいいます。
「リフォームに多くの業者が関わると、各社のスケジュール調整で工期が不必要に長引くことも。一人の職人が複数の工程を担当できれば、工程間の無駄な待ち時間がなくなり、効率的に作業が進められます。お客様の生活への影響も少なくなり、またコストの削減という意味でもお客様に還元できるのです」
家主様の負担を減らすためにも「少人数・短期間」は欠かせないと語る日照田社長。工事内容にあった職人を選定することも、短期間を実現するポイントだそうです。
そして多能工な職人が工事を行うことで、他にも「家の問題を早期発見できる」という大きなメリットがあるといいます。
「例えば畳の張り替えリフォームでは、畳を剥がしてみるとシロアリに侵食されていることも。詳しくない人が作業すると、見ただけではシロアリの食害だということに気づかず、そのまま新しい畳を張ってしまう……という可能性もゼロではありません。その点あらゆることに詳しい職人が一貫して対応する弊社では、家の重大な危険性を見逃す心配が少ないんです」
施工チームでチャットのグループを作り、常に情報を共有しているという同社。少しでも違和感を感じたら、写真を撮ってグループ全体で確認することを徹底しているそう。開けてみて初めてわかった事態にも、得意な人がすぐに現場に向かう体制も整っているため、工期の揺れも少ないといいます。
お客様にとって本当に必要なリフォームを、適正な価格で提供
同社がヒアリングやお見積もりの際に大切にしているのが、お客様の本当の利益を考えたリフォームを提案すること。“契約を取ること”は目標にしていないといいます。
「必要な工事を省いて予算内に収め、契約を取ることは簡単です。しかし、それがお客様の後悔につながるとわかっていながら、そのような提案は絶対にできません」
例えば、昔ながらのタイル風呂では、水漏れが原因で床下が腐っていることも。その場合はお風呂の交換だけでなく、木部補修なども同時に行わなければなりません。
「見える部分だけを綺麗にする工事のほうが、当然見積書の金額は安くなります。しかし、結局いつかは補修が必要になるので、トータルで考えるとコストは上がってしまうんです。当社ではそのような対処療法的な工事は行わず、必要な工事やリスクについてご説明させてもらいながら、リフォーム内容を決めています」
(同社の手掛けた施工事例)
「正直であること」を大切に、お客様との信頼関係を構築
「正直であること」。これは日照田社長自身が日頃から大切にしていることであり、悠ホーム株式会社の合言葉です。
「スタッフには、日頃から『正直であれ』と口酸っぱく伝えています。なぜならそれは、お客様にも伝わることだから。嘘や取り繕ったものは必ずほころびが生じますし、そんなスタッフをお客様のもとに送ることはできません。もちろん仕事だけでなく、全てにおいて“正直であること”が大切だと考えています」
「裏表がなく、どの人にも同じように接する」という社長のもとでできあがったのが、嘘偽りのない「正直なチーム」。ごまかしや裏表のない姿勢は、確実にお客様の信頼にもつながっています。
「弊社には、“数字を取れるだけ”の人材や“腕がいいだけ”の人材はいません。昔も今もスタッフみんなで大切にしてきたのは、“いかにお客様のことを思って行動できるか”です。お客様の幸せを作るために、これからもチーム一丸となって頑張っていきます!」
(同社の手掛けた施工事例)