10のポイントでわかる!失敗しないリフォーム会社の選び方

失敗しないリフォーム会社の選び方

住宅リフォーム・紛争処理支援センターによると、2022年度は3万5000件を越えるリフォームトラブルの相談がありました。相談件数は年々増えており、リフォームのトラブルは他人事ではありません。

実際、リフォーム会社の中には本来の金額よりも高額な費用を請求したり、質の悪い雑なリフォームを行ったりと悪質な会社も残念ながら存在します。

自分の満足のいくリフォームをトラブルなく終わらせるためには、リフォームの会社選びはとても重要です。

ですが、数あるリフォーム会社の中から1つを選ぶ決め手に悩んでいる方も多いと思います。

そこで今回は、リフォームを成功させるためにリフォーム会社の選び方を10個のポイントにまとめて取り上げました。また、当社のコンシェルジュに実際に聞いたリフォーム会社選びの相談事例も一緒にまとめています。これらを意識すると、自分に合った優良リフォーム会社選びにぐっと近付きます。

是非この記事を参考にして、自分にピッタリなリフォーム会社を選んでください。

そもそもどうやってリフォーム会社を探せばいいの?という方は、まずはこちらの記事をお読みください。
>>リフォーム業者の探し方がわかる!後悔しない探し方完全解説
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1.リフォーム会社選びのポイント10個を意識して選ぶ

リフォーム会社を選ぶ際は、以下の10個のポイントを意識して選ぶことが重要になります。

リフォーム会社選ぶポイント10個

それぞれ詳しく解説していきます。

1-1.会社の規模や種類が、自分の希望するリフォームに合っている

自分の希望するリフォームにあった会社を選ぶことが重要です。

リフォーム会社は、会社によってリフォームの出来る規模や得意とするリフォームが全く違います。希望するリフォームにあった会社を選ぶと「安くしたい」「デザインを重視したい」などの希望を満たした満足できるリフォームを行うことができます。

大まかに分けてリフォームが出来る会社の種類は主に4つありますので、それぞれの特徴を簡単に説明します。

リフォームができる会社の種類と特徴

ハウスメーカーは安心感を優先するときに選ぶ

大手ハウスメーカーやゼネコンのリフォーム事業なら、工事を任せられる安心感があります。

家を建てたメーカーがリフォームをする場合は、構造を熟知しているので安心してリフォームをお願いできるというメリットがあります。

一方で実際のリフォームは下請けに依頼するので、どうしても割高になってしまうというデメリットもあります。安心感と費用のどちらを優先するかで判断するとよいでしょう。

ハウスメーカーが建てた家のリフォームをする方におすすめです。

設計事務所はデザイン優先の時に選ぶ

設計事務所もリフォーム事業をしているところがあります。デザイン性に優れたリフォームを得意としていることが特徴です。

デザインといっても見た目の話だけではなく、生活スタイルや生活導線の設計まで意味合いは幅広くあります。

デメリットとしては、設計費用が余計に掛かるということと、リフォーム自体は別会社が行う可能性もあるということです。リフォームの範囲や予算によって利用を考えるとよいかと思います。

間取りから大きく変えるデザイン重視のリノベーションを行う方におすすめです。

リフォーム専門会社は希望するリフォームの実績が豊富だった場合に選ぶ

リフォーム全般を請け負う専門会社ですが、得意とする分野のリフォームには特に高い完成度が期待できます。

メリットとしてはリフォーム専業なので、リフォーム自体に詳しいことや、様々なリフォームに対応が出来るという点があります。

一方で何の資格もなく開業出来てしまうので、経験の浅い会社や、営業だけをして工事を丸投げしている業者もあるのでその点に注意が必要です。

全面的なリフォームや、それぞれのリフォーム専門会社が得意とするリフォームを行う方におすすめです。

職人個人店は最も安価に済ませたい時に選ぶ

職人個人店は、普段は工務店やリフォーム会社から仕事を請けて、実際に工事を行っています。

メリットは直で頼むと最も安価にリフォームが出来ることです。

ですが、看板やHPがないため個人で見つけることがほぼ不可能です。見つけられたとしても営業に慣れていないため対応が悪い可能性が高いです。

また、総合的なリフォームは難しいというデメリットもあります。

外から見るとリフォーム会社は全て同じに見えがちですが、それぞれ得意とする領域が実は異なっているのです。リフォームする箇所やこだわるポイントによって、どのようなリフォーム会社にお願いするかを決めるとよいでしょう。

(補足)自宅を新築してくれた工務店がリフォームを受け付けている場合

工務店

上の4種類の会社以外に、多くの工務店もリフォームを手掛けています。

工務店は家を建てる技術があるので、リフォーム全般を請け負うことができます。もちろん部分的なリフォームにも対応できます。自宅を新築してくれた工務店の場合、自宅の構造を詳しく理解しているので安心して依頼できるでしょう。

ですが新築をメインとしている工務店だと、新規のリフォームのみの客は受け入れない傾向があります。過去に新築をお願いした工務店があればリフォームも受け入れてくれる可能性が高いですので、相談してみるといいでしょう。

リフォームガイドを利用すると、自分にあったリフォーム会社がすぐ見つかる!

あなたに合ったリフォーム会社を厳選してご紹介する「リフォームガイド」では、ここで解説する10のポイントをすべて満たした会社のみを紹介するので、安心してリフォームを進めることができます。

自分ひとりで調べると時間がかかり、見積もり依頼も大変な手間ですが、リフォームガイドを使えば複数の会社に一括で見積もりを取ることができます。

リフォーム会社選びに迷っている方は、ぜひ利用をご検討ください。

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1-2.自分が希望するリフォームと同様の実績がある

自分が希望するリフォームと同様の実績があるかどうかをホームページなどで確認して選びましょう。

なぜなら、ひとえにリフォーム会社と言っても1-1でお伝えしたようにその種類はさまざまで、会社によって施工場所の得意不得意が分かれているからです。

例えばリフォーム専門会社の中でも、水回りのリフォームに強いリフォーム会社もあれば、デザイン力に長けフルリノベーションを中心に行うリフォーム会社もあります。

過去に施工実績が多くあるということは、そのリフォームは慣れているということなので安心して任せることが出来ます。

その為、もしリフォーム会社を選ぶ時は自分の希望する施工箇所の実績を確認してください。

1-3.家から近い

なるべく家から近いリフォーム会社を選びましょう。なぜなら、何かあった時すぐに対応してもらえるからです。

基本的にリフォームを行うとなると、完了まではある程度の日数がかかります。長期間やりとりすることを考えると、自宅から近い会社だと安心感があるのでおすすめします。

逆に遠すぎると、リフォーム会社との連携が難しくなる場合があります。現場を見て判断することが多いので、会社が近くにあるに越したことはありません。

一般的に、リフォーム会社の多くは、車で30分~60分程度で行けるエリアを主な対象区域としています。

こちらは必須ではありませんが、頭の片隅に置いて選ぶようにしましょう。

1-4.建設業許可及びリフォームに付随する資格等を持っている

建設業許可やリフォームに付随する資格を持っている会社を選びましょう。

建設業許可

建設業許可とは、国から定められている一定以上の金額・規模のリフォームを行う際に必要になる許可のことです。具体的には、

・請負金額が500万円未満
・水道やガス、電気といった工事以外のリフォーム

この2つに当てはまる場合、許可は必要ありません。つまりリフォームを行っている会社の中には建築業許可を持っていない会社もあります。

また、リフォームを依頼した元請け会社が持っていたとしても、実際の工事をする下請け会社が持っていない可能性もあります。

建設業許可を貰うには、

・2級建築士等の資格
・一定経過年以上の実務実績

の両方が必要です。

つまり建設業許可があるということは、出来たばかりの会社ではなくしっかり実績があることを意味します。そのため、安心してリフォームをお願いできます。

建設業許可は、担当者や企業自体への信頼につながるものです。HPに載っていることが多いので、確認しましょう。載っていない場合は直接聞いてみましょう。

その他のリフォームに関する資格

他にも、リフォームに関する資格は色々あります。

インテリアコーディネーターやマンションリフォームマネージャーなど、住まいのデザインやマンションリフォームに精通した資格などがあります。

必須の資格ではありませんが、デザインなどを重視したい方は、ご自身のリフォーム内容に関する資格を持っている会社であればさらに安心です。

1-5.要望に合わせた提案をしてくれている

優良会社かどうかを見分けるために、こちらの要望に真摯に向き合ってくれているかどうか、担当者の態度を見ましょう。

例えば、こちらの希望に従って動くだけでなく、こちらの要望を聞き、本質的な提案をしてくれる担当者の会社であれば安心できるでしょう。

業者の中には売り上げやノルマのことだけを考えてこちらの要望を無視した無理な契約を迫る会社もあります。

勢いに押され契約してしまうと膨大な費用がかかったり満足のいくリフォームをして貰えなかったりする場合があります。

プランを提示されたときは、
1.予算
2.施工場所
3.施工内容などが自分の希望に合っているか

の3つを隅々まで確認してください。

1-6.見積りの内容を丁寧に説明してくれる

業者との話し合いで忘れずにチェックしてほしいのは、見積もりの内容を丁寧に説明していることです。

見積もり時、見積もり書を見ながら金額の詳細を丁寧に教えてくれる会社を選びましょう。

見積もり書は各社書き方が違い、専門用語もあるため見ただけでは理解が難しいです。わかりやすく伝えてくれる会社は安心してリフォームをお願いすることができます。

また、追加工事の可能性も事前に教えてくれるとより安心できます。

甘い言葉に惑わされず、リフォームの欠点や見積もりの詳細を提示してくれている会社を選びましょう。

1-7.費用が極端に安くない

相見積もりなどで複数会社と比較したとき極端に安い費用を提示する会社があっても、その会社をすぐに選んでしまうことは危険です。

同じようなプランでその会社だけとても安いということは、その価格には何か理由があります。

例えば低グレードの安価な材料を使い、必要なオプションを省いた設備での見積もりを出しているのかもしれません。

金額のみを重視してしまうと、それに気づかず施工を行われてしまい想像と全く違う出来上がりになることもあります。

予算との兼ね合いは大事ですが、値段ばかり重視しすぎないように気を付けましょう。

1-8.アフター保証が充実している

完成後のアフター保証が整っている会社を選びましょう。

なぜなら、保証が充実していない会社を選んでしまうとリフォーム後に直したい箇所や不満な箇所があった時に対応して貰えない可能性があるからです。

サービスが整っていない会社でリフォームをお願いして、結局最後に揉めてしまったというトラブル事例が後を絶ちません。

冒頭でも述べた通り、毎年多くのリフォームトラブルが起こっています。

そういったトラブルを避けるためにも、アフターサービスは非常に重要です。

リフォーム最中のことだけではなく、リフォーム後のことまで気にするようにすると何かあった時に心強い助けになります。

リフォームを行う際は保証内容をしっかり確認してください。

1-9.担当者と良好な関係を築ける

会社の担当者と良好な関係を築けることも重要です。リフォームをするとなると、内容によっては長いスパンになります。

それなのに良好な関係を築けない相手が担当者だと、心身共に疲れてしまうからです。

時と場合によっては、お金の問題より深刻になる可能性があります。担当者の方との相性も、見積もりの際に重要視するようにしましょう。

1-10.第三者機関で審査が通っている会社である

第三者機関で審査が通っている会社であることも、安心できるリフォーム会社を選ぶポイントになります。

例えば、リフォーム会社を紹介してくれるポータルサイトなどに掲載されている会社などが当てはまります。

リフォーム会社紹介をしているポータルサイトは紹介する責任があるため、一定の審査基準を設け、基準に満たない会社は始めから紹介しません。

そのため、紹介されたリフォーム会社は一定の基準を満たした安全なリフォーム会社だと思ってよいでしょう。

さらに、リフォームはリフォーム内容によって適する会社が違います。そのため、あなたのご希望のリフォーム内容・予算で、過去に同じようなリフォームの実績のあるリフォーム会社を紹介してくれるサイトがおすすめです。

おすすめは「リフォームガイド」

リフォームガイドでは厳しい審査を通った優良会社のみを選び、その中から皆様に複数社紹介しています。そのため、希望に合った予算とプランを提示してくれる会社に出会うことが出来ます。

また、完成保証もついておりリフォームの完成まで保証します。数あるポイントを踏まえながら自分で探すよりも、ずっと簡単に安全な会社を選ぶことが可能になります。

リフォーム会社選びに迷っている方は、ぜひリフォームガイドをご利用ください。

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2.失敗してしまった!リフォーム会社選びの相談事例7選

2章では、リフォーム会社選びで失敗してしまった事例を7個紹介致します。

こちらの事例は、ご自身でリフォーム会社を探したが上手く行かずリフォームガイドにお問合せ頂いた方の、実際の体験もご紹介しています。

自分で会社を探したり会社選びのポイントを知らずに選んでしまった結果起きた失敗例ですので、記事を読んでそのような失敗が起きないよう注意することが大切です。

2-1.相見積もりを取らなかったので高い価格のままリフォームをしてしまった

複数会社へ相見積もりを取らなかったせいで、価格が高いことに気づかずにリフォームを行ってしまったという例があります。

相見積もりを取ることで相場などがわかりますが、一社のみにしか見積もりを取らないとおおよその予算目安がわからないからです。

見積もりを取る際は、複数社にお願いするようにしましょう。


リフォームガイドでも、複数のリフォーム会社をご紹介し相見積もりを推奨しています。見積もりを比較してから契約出来るので、納得のいく価格でリフォームを行うことが出来ます。

2-2.特殊なケースを把握できておらず、リフォーム会社を探すのに時間がかかりすぎた

自分で会社を探して見積もりを手配したけれど、リフォーム内容が特殊で会社を探すのに時間がかかってしまったいう事例があります。

リフォーム内容や家の構造などが特殊なケースであった場合、対応できるリフォーム会社を探すのは時間がかかります。例えば、ツーバイフォー工法などを施工できる会社は少ないため、自分で調べるだけではわからない場合が多いです。

リフォーム会社を探す際は、予算だけでなくリフォーム内容に対応してくれているかどうかも視野に入れる必要があります。

特殊なツーバイフォー工法の業者の探し方は以下でも解説していますので、施行を考えている人は合わせて確認してください。

>>ツーバイフォー工法の家はリフォーム可能!できる工事を徹底解説


リフォームガイドは施工内容が決まっていれば事前にお聞きしますので、対応できる会社を紹介致します。

そのためツーバイフォーリフォームやその他の特殊なリフォーム内容でも、自分で事前に調べる必要がなく時間もかかりません。

2-3.口コミを最優先に選んでしまった

リフォーム会社の口コミを掲載しているサイトはネット上に数多くありますが、それを過信して悪徳業者に依頼してしまったという例があります。

非常に評価の高い会社であっても、サクラレビューであったり低評価の口コミを削除していたりする場合があるからです。今やネットの口コミは都合の良いように改ざんできますので、信頼しすぎることは危険です。

口コミの情報をすべて鵜呑みにしてしまうと、理想と違う会社であったり、むしろ口コミで釣ろうとする悪徳会社であったりします。

あくまでも判断材料の一部として、口コミの評価は頭の片隅に留めておく程度にしてください。

リフォームガイドでは厳しい審査を通過した会社のみを紹介しています。プロが規定した基準をクリアしているので、口コミよりも信頼性が高く安全な会社を選ぶことができます。

2-4.断れない知り合いの会社で、ベストのリフォームにならなかった

リフォーム会社を選ぶ際、知り合いに頼んで断れなくなってしまったという例があります。価格が高かったり希望するリフォームが出来なかったりなど、断りたいのに断りにくいということが起きる場合があります。

知り合いの会社だからとリフォームを依頼してしまうと、満足度の高いリフォームが行えないことがあります。

知人のリフォーム会社を選ぶ際は、その注意点を踏まえた上で依頼するようにしましょう。