
大阪府堺市で戸建ての雨漏り修繕、水回りのリフォームからマンションのフルリノベーションまで行う有限会社イクタ創建。地域密着型の会社ならではのフットワークの軽さが魅力です。
生田社長自ら、お客様へのヒアリングからプランニング、デザイン、工事現場の掃除まで行っています。今回はそんな生田社長に、お客様への想いやポリシーをお伺いしてきました。
現場を見て、納得いただいてからのスタート
兎にも角にも「現場」を大切にしているという生田社長。「お客様に納得した上で決めて欲しい」との思いから、リフォーム会社では珍しく、希望されるお客様には似たような工事の現場を見学していただいているそうです。
「お客様には、いいところだけでなく悪いところも包み隠さずに伝えています。
実際に工事をするのは大工なので、現場では『この大工は施工は上手いけど愛想が悪い』『この大工は腕がいいけど掃除が苦手』なんて大工の紹介もするんです。お客様のお人柄に合う大工をパズルのようにマッチングさせれば、工事もスムーズに進みます」
またリフォームの途中にも、可能なお客様には現場を見に来ていただくそう。
タイミングは解体が終わった後の「墨出し」時点など。「ここに壁がきて、ここがドアになります」「通路の幅はこのくらいで、ここからここにつながる動線になります」といったように、図面の情報を書き出した住まいを、お客様と実際に歩いて確認します。
生田社長自身、現場を見て「こうしたほうがもっとよくなるのでは?」と思うことも多々あるそうで、その際は必ずお客様に伝えるようにしているといいます。
「私が特に重要視しているのは動線です。実際に生活動線や家事動線を歩いてみて違和感を感じたら、『こうしたほうがいいと思うんだけどどう思われますか?』とお客様にご提案します。もちろんお客様がよしとすればそのまま決行しますが、お客様にご満足いただけるために、これからも私にできる最大限のご提案をしていきたいです」
動線の良さは、住みやすさに大きく影響するもの。図面だけでOKとするのでなく、現場で確認する一手間に、「お客様の生活をより快適なものにしたい」という生田社長の思いが伝わってきます。
(同社が手掛けたリフォーム後の内装)
他社が断るような工事もできる限り引き受ける
同社が大切にしているのが、他社がやりたがらないような工事もできる限り引き受けるということ。過去には天井高が1.6mしかなく車の出し入れがしにくかったインナーガレージを、1.9mの高さに上げるという難しい工事も行いました。
「インナーガレージの天井高を上げるため、その上の和室の床も30cm程度底上げしました。その30cm上がった分は、2段の小上がりにして足腰の負担を軽減。
廊下が狭くならないように和室を少し縮めたのですが、天井を抜いて梁を出したり琉球畳を採用したりして圧迫感を感じないような工夫を施しました」
当初は和室でなく廊下に小上がりを設ける予定でしたが、現場を見て「やはり廊下が狭いのは生活の負担になる」と感じた社長。
急遽和室を縮め、和室側に小上がりを設ける提案をしました。廊下が狭くなることを覚悟していたというお施主様にも、「予想以上に広くなってめっちゃええわ!」とご満足いただけたそうです。
(同社が手掛けたリフォーム後のガレージと和室)
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大切にしているのは「スピード感」と「誠実さ」
お客様から急にご連絡をいただくこともあるという生田社長。夜中であっても駆けつける、スピーディーな対応を心がけているといいます。
中でも早急な対応を求められる雨漏りの修繕は、生田社長が最も得意とする分野。約40年で培った自慢のスキルで、お客様から絶大な信頼を得ています。
「一口に 『雨漏り』といってもパターンはさまざま。闇雲に直そうとしても、簡単に止まるものではないんです。しかし私は長年現場に携わってきた経験から、大体一目見ただけで『ここから漏れてるな』というのが分かるようになりました」
雨漏りの修繕がきっかけとなり、リフォームのご依頼に繋がることも多いそう。誠実な対応で、お客様にしか分からないようなこだわりを実現しています。
「床の木目やタイルの貼り方など、お客様にはお客様のこだわりがあるもの。そのようなご要望もご納得いただけるまで対応するようにしています。社長の顔が見えるから信頼できる、安心できると言っていただけるので、できる限り頑張りたいところです」
(同社が手掛けたリフォーム後の内装)