
東京都新宿区に店舗を構える株式会社くらすとぱるは、首都圏エリア(東京・神奈川・埼玉・千葉)をメインに対応するリフォーム会社です。
社名である「くらすとぱる」は、「お客様の暮らしと仲良くしたい!」という思いから、“暮らす”と“pal(友達)”に由来。
お客様が快適・安全に長く暮らし続けることを願って、お客様にとって愛着の湧く住まいをつくるリフォームを行っておられます。今回は社長である塚田悦代様にお伺いした、同社のコンセプトやリフォームに対する想いをご紹介します。
夫婦で手と手を取り合い、お客様に最適なリフォームをご提案
ご夫婦で会社を営んでいる同社。現地調査には夫婦2人で行くことも多く、それぞれの得意を活かした最適なご提案をお客様に提供しています。
「リフォームの専門知識でいうと夫のほうが長けていますが、もし自分がお客様の立場だったら、女性も来てくれたら安心できると思うんです。夫婦で行くことで、奥様も話しやすい環境づくりができればと考えています。私も普段主婦として生活しているので、子育てや家事についても、女性の悩みに寄り添った解像度の高いご提案が可能です」
お客様に最適なご提案をするために同社が大切にしているのが、打ち合わせ時間をたっぷりとってヒアリングを行うこと。適度に雑談を交えながら、話しやすい雰囲気づくりを意識していらっしゃるそうです。
「打ち合わせでは、お客様との距離を縮めて、お客様にとって話しやすい環境をつくることを大切にしています。夫婦であることが弊社の特徴だと思うのですが、個人的なエピソードや世間話なども交えてお話しすることも、『話しやすい』と思っていただけている理由のようです。私も夫も人と話すのが好きなので、たくさんの人とお話ができるこの仕事がすごく楽しいですし、やりがいを感じています」
(事務所での打ち合わせ)
マンション管理の経験からお客様を徹底サポート
もともとマンション管理会社に勤めていたという塚田社長ご夫妻。現在はリフォームをメインにしていますが、マンション管理も引き続き行っており、同社の大きな強みになっているといいます。
「マンションには管理規約というものがあり、戸建てのように自由にリフォームができません。しかし住んでいくうちに、『経年劣化を直したい』『ここをもっとこうしたい』とリフォームを希望される方は多くいらっしゃいます。規約の多いマンションのリフォームですが、マンション管理の経験があるからこそ、弊社では手続きもスムーズに進められるんです」
マンションのリフォームは、お客様とリフォーム会社だけで進めるのではなく、必ず管理会社とのやりとりが発生します。また個人がリフォームできるのは、マンションの専有部分。使用できる材料などにも規定があるので、マンションリフォームでは特に慎重なリフォーム会社選びが大切です。
「弊社はマンションリフォームならではの注意点を熟知しているので、『専用部分って?』『まずどうしたらいいの?』と悩まれる方にも、1から適切なアドバイスができます。どんな些細なことでも、お気軽にご相談いただければ幸いです」
(同社の手掛けた施工事例)
第一に考えるのは、利益ではなくお客様の満足
基本的にお部屋を所有しているお客様からの依頼が多いマンションリフォームですが、時には賃貸マンションを個人でリフォームしたいと依頼されることもあるそう。
しかし内容によってはお客様ではなく、大家さん側が修繕してくれる場合もあります。単純に引き受けるのではなく、お客様が損をしないように、きちんと業界のルールを説明しているといいます。
「賃貸であっても、『不具合はなんでも自分で直さないといけない』と考えているお客様は少なくありません。直接弊社にご依頼いただくこともあるのですが、お客様がお金を払う必要がない場合は、その旨をお伝えし、管理会社に連絡をすることをおすすめしています」
マンション管理とリフォーム、両方の知識が豊富な同社は、きっとお客様にとって心強い味方となってくれるでしょう。利益でなくお客様の満足を重視する同社の姿勢に、深い感銘を受けました。
(同社の事務所)
根底にあるのは「お客様に喜んでほしい」という気持ち
同社にとって「お客様に喜んでいただくこと」が何よりの喜び。ときには「こんな風にしたいんだけどどうなりますか?」とお客様から相談を受けることもあるそうですが、そんなときは相談いただく内容に対していろいろな選択肢を検討し、お客様にとって一番良い解決策を提案できるようにしているといいます。
「以前ご相談いただいたのは、階段の入り口に冷気をシャットダウンする引き戸を取り付けたいというもの。現地調査を行ったところ、お客様が思っていたよりも大掛かりな工事になりそうだったので、リフォームではなく、階段下にパーテーションを置くご提案をさせていただきました。
実はこの方法は我が家でも実践している方法で、ホームセンターで購入したものを置くだけなので非常に安価で済むんです。お子様もいらっしゃるご家庭でしたので、引き戸をつけることでお子様が転んでけがをする可能性や、階段を上り下りするたびに開け閉めする面倒さも考慮しました」
「お客様に無駄な出費をして欲しくない」と語る同社長。お客様はこの方法についてご存知なかったようで、「そんな方法があるんですね!」と喜んでいただけたそうです。
ただ単に依頼されたリフォームを引き受けるのではなく、お客様の意見を聞いて、リフォームが最善かそうではないかを判断する。これまでに培ってきた知識をお客様のために活用する姿勢は、確実にお客様の信頼にも繋がっていることでしょう。
「私たちは、必ずしも“リフォームが正解”とは考えていません。不自由さの解消、快適な暮らし、金銭面……全てにおいてお客様にとって一番いい解決方法をご提案できれば幸いです」
(同社の手掛けた施工事例)