
今回、ご紹介するのは大阪府枚方市のM様宅です。木造一戸建てを丸ごとリフォームされました。断熱材を入れ、古くなっていたキッチンやバスルームなどを新しくすることで使い勝手がよくなっただけでなく、和室は明るくなり、外壁や壁紙などの変更でモダンで清潔感のある印象に変わりました。
建物のタイプ | 戸建住宅 |
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築年数 | 約40年 |
施工年月日 | 2023年5月~8月 |
施工地 | 大阪府 枚方市 |
家族構成 | 2人(夫、妻) |
価格 | 1470万円 |
工期 | 約4ヵ月 |
構造 | 木造 |
リフォーム箇所 | 家全体 |
施主様のご要望

亡くなった父から譲り受けた家は築38年で、使い勝手が悪く、建物の痛みも気になっていました。そこで、洗面台などの一部リフォーム済みの箇所を除き、家全体をリフォームしたいと思いました。建物の歪みも直したかったですし、断熱材も入れたいと希望しました。
リフォーム会社の提案内容
完成イメージは、パースをお見せしてご説明しました。ガレージの天井を上げたいというご要望がありましたが、そうなると、上階の和室の床を30~40㎝ほど上げなければならず、床と天井との間が狭くなるという問題がありました。そこで、天井を抜いて梁を見せて、圧迫感を与えないように工夫しました。和室の床が上がることで廊下とも段差が生まれましたが、小上がり和室にして廊下から階段を設置することを提案しました。

ガレージ|低い天井の高さを上げる施工

現在お持ちの車をスムーズに出し入れできるようにしたいというのが、施主様の強いご希望でした。そこで天井を上げ高さを出しました。
和室|圧迫感のない工夫
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階下のガレージの天井を上げるためには、この和室の床を上げなければなりませんでした。和室の床と天井の間が狭くなり圧迫感が出るという問題がありましたが、天井を抜いて梁を出した状態にすることで圧迫感をなくしています。
また、隣の廊下との段差をなだらかにするため小上がり和室にし、廊下との間は階段にしています。畳部分は6畳から4.5畳と狭くなっていますが、琉球畳にすることで広さを感じさせる工夫もされています。
外壁|ツートンカラーに再塗装
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以前の外壁は一面、白でしたが、グレーとのツートンカラーへと塗り替えられました。リフォーム会社からの提案だったそうですが、モダンな印象に仕上がっています。
屋根|瓦を軽い素材に葺き替え
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以前は重さのある瓦屋根でしたが、軽い素材の屋根に変更されました。阪神淡路大震災の経験から、万一に備えて屋根の軽量化をお考えになったそうです。
浴室|ユニットバスで寒さ軽減
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以前の浴室は在来工法(モルタルで仕上げる工法で作った浴室)で、台形をしていましたが、そこにユニットバスをすっぽりとはめています。やや狭くなり、窓もなくなりましたが、その分、寒さを感じなくてすむとのことです。手すりをつけてバリアフリー対応にしたことで、腰痛などがあるときにも楽になったとのことです。
台所|L型→I型キッチン、勝手口も新設
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L字型だったキッチンを、I型のシステムキッチンに変更。窓があったところはドアを取り付け、出入りができるようにされました。今後は外をパントリー代わりにし、物が置けるスペースにしたいとお考えだそうです。
(窓があった場所にドアを新設)
洗面所の壁紙|壁紙貼り換え
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洗面台は少し前に取り替えてまだ新しかったため、今回はリフォーム対象から除外されました。壁紙は白から、格子殻に変更。シックでおしゃれな印象となっています。
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