1.洗面所のリフォームにかかる一般的な費用について


「戸建ての洗面所リフォームの費用はどの程度ですか?」非常によく聞かれる質問ですが、それに対する答えは「安く抑えるならば10万くらいから、少し良いものにする場合は25万円くらい」という回答になります。
洗面所リフォームの場合、洗面台を交換するだけなのか、それとも洗面所全体のリフォームかによって費用は変化していきます。
それでは、実際にどれくらい費用がかかるものか次の章でご説明いたします。
2.事例でわかる戸建ての洗面所リフォーム費用
今までグラフにて説明してきましたが、具体的にどんなリフォームにどれくらい費用がかかるかはつかみきれていないのではないでしょうか。
この章では実際の施工事例をご紹介し、具体的な費用感をつかんでいただければと思います。
2-1.ローコストでスタイリッシュな洗面台交換を実現!


老朽化していた洗面台を新しい洗面台へと交換しました。価格は抑えた洗面台ではありますが、スタイリッシュな三面鏡を備えており、10万円以下でできたとは思えないリフォームとなりました。
リフォーム費用 | ¥80,000 |
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住宅種類 | 戸建て |
2-2.収納量が格段に増え機能性が向上した洗面台に!


鏡の裏まで収納するスペースが増え、格段に収納量が向上しました。洗面台の高さも現在の住居者様に合わせて選ばれており、身体に負担がかかりにくい工夫がされています。内装は一部手を加え、白を基調とした爽やかな洗面室を実現しました。
リフォーム費用 | ¥250,000 |
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住宅種類 | 戸建て |
その他 | TOTO「サクア」使用 |
2-3.空間が一気に明るくなった洗面室へとリフォーム


横幅が広い洗面台を交換し、さらに洗面室内の内装リフォームを行いました。全体を白に統一し、暗くなりがちだった洗面室が一転明るくなりました。
リフォーム費用 | ¥300,000 |
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住宅種類 | 戸建て |
その他 | Panasonic「シーライン」使用 |
3.費用を抑えて満足度の高い洗面所リフォームをするには?
この記事をご覧の方は、「リフォーム費用は抑えながらも、一定の質にはこだわりたい」とお考えの方が多いのではないでしょうか。この章では、それらを達成するための方法をご紹介いたします。
3-1.見積もりは2,3社からとるようにする
これは、比較検討ができみなさんが求めるリフォームの適正価格が知れるといった利点もありますが、費用を抑える上でも効果的です。なぜなら、リフォーム会社から他社の見積もりを意識したプランで提出してもらえるからです。
そのため、担当者の方とお話しする際に「数社見積もりを依頼しています」と伝えると、費用を少し抑えた見積もりが出てくる可能性が高くなります。
一方、4社以上の相見積もりは厳禁です。どの情報が正しいかわからなくなってしまうだけでなく、業者側が勝ち目のない競争から諦めて手を抜いた見積もりが出る、最悪見積もりを出してもらえない恐れがあります。
相見積もりは2,3社程度にとどめておきましょう。
3-2.地元の工務店に依頼しよう!
地元の工務店の多くは、専任の営業マンやデザイナーを置かず、広告宣伝費もかけません。価格に上乗せされるコストが少ないので、費用を抑えることができます。
ただし、「価格で勝負する地元のリフォーム会社」は、社長によって工事の品質に大きな差があります。リフォーム会社の技術力や担当者の人柄などを見極めて、実力のある会社を選んで発注することが重要です。
3-3.メーカーにはこだわらない!
リフォーム会社では、定価よりも安い価格で商品を提供するのが当たり前になっていますが、その割引率はメーカーごとに差があります。
例えばある工務店では、リクシルは比較的割引率が高いため、同グレードでもTOTO商品より低価格で提供することができるなどリフォーム会社によって様々です。
費用にこだわりの方は、リフォーム会社の仕入れ力が強いメーカーの商材を使うといいでしょう。
4.まとめ
いかがだったでしょうか。戸建ての洗面所リフォームの費用についてざっくりと理解していただけたのではないでしょうか。
戸建ての洗面所リフォームにかかる費用相場は、一般的な洗面台交換なら15~20万円、洗面所全体のリフォームなら25~35万円となります。
また、洗面台のグレードやオプション設置によってさらに費用がかかることとなります。
この記事を通して戸建ての洗面所リフォーム費用をつかみ、皆さまが良い決定をされることを願っています。