
音が大きくなった、においが残る。そんなサインは、換気扇の交換を検討するきっかけになります。しかし、いざ交換を頼むとなると、どんな業者に声をかければよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、換気扇の交換を依頼できる業者の種類と、工事内容別におすすめの依頼先を紹介します。それぞれの特徴を知り、自分に合った依頼先を見つける参考にしてください。
1.換気扇交換はどこに頼めばいい?
換気扇の交換は、リフォーム会社から家電量販店まで、さまざまなところに依頼できます。まずは、主な5つの依頼先を価格・対応・品質・保証の4つの観点から比較してみましょう。
| 業者タイプ | 価格 | 対応範囲 | 品質 | 保証 |
|---|---|---|---|---|
| リフォーム会社 | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 |
| ハウスメーカー・工務店 | △ | ◎ | ◯ | ◎ |
| 換気扇・設備交換の専門業者 | ◎ | △ | ◎ | ◯ |
| ホームセンター・家電量販店 | ◎ | △ | ◯ | ◯ |
| ガス会社(レンジフードの場合) ・電気工事業者 |
◯ | △ | ◯ | ◯ |
1-1.リフォーム会社|トータル改修したい場合におすすめ
リフォーム会社は、換気扇をはじめとした住宅設備の交換やリフォームを幅広く手がけています。複数のメーカーの商品を取り扱っている会社も多く、性能や価格を比較しながら、予算に合った換気扇を選びやすいのが特徴です。
工事保証やアフターフォローを用意している会社なら、施工後に不具合があった場合にも相談しやすいでしょう。換気扇だけでなく、キッチンや浴室などをトータルで改修したい場合は、まとめて依頼できるリフォーム会社が向いています。
1-2.ハウスメーカー・工務店|家を建てた会社に依頼できるならおすすめ
家を建てたハウスメーカーや工務店がある場合は、換気扇の交換について相談してみるのも選択肢です。自社で建てた住宅であれば建物の仕様を把握しているため、住まいとの相性や安全性を考慮しながら交換を進めてもらいやすいでしょう。
住宅全体の保証と窓口を一本化でき、長く付き合える相手として頼りになります。一方、換気扇だけの交換工事である場合は、提携する設備業者や電気工事業者が担当するのが一般的です。そのぶん費用は割高になる傾向があります。
1-3.換気扇・設備交換の専門業者|換気扇だけの交換ならおすすめ
換気扇や住宅設備の交換を専門に扱う業者も、依頼先のひとつです。住宅設備の施工に特化しているため、換気扇交換の経験が豊富で、専門的な知識や技術を持つ業者が多いと考えられます。工事の内容が定型化されているぶん、費用を抑えやすいのも利点です。
ただし、対応範囲は設備の交換が中心となるため、壁の補修や内装のやり直しまでは引き受けられないことも。工事保証を設けている業者も増えていますが、範囲や期間には差があるため、依頼前に確かめておくと安心です。
1-4.ホームセンター・家電量販店|店頭で実物を見て商品を選べる
ホームセンターや家電量販店は、店頭で実物を見ながら製品を選べるのがメリットです。サイズやデザインを比較しやすく、購入から工事の申し込みまで同じ窓口で進められる店舗もあります。標準的な工事費が価格表で示されていることも多いので見通しを立てやすく、ポイント還元など店舗独自のサービスを利用できるのも魅力です。
一方、取り付け工事は店舗ではなく、提携する工事業者が担当するケースが一般的です。また、店舗や製品によって対応できる工事の範囲が異なるため、希望する換気扇を取り付けられるか、追加工事が必要な場合の費用も含めて事前に確認しておきましょう。
1-5.ガス会社(レンジフードの場合)・電気工事業者|配管・配線にかかわる工事ならおすすめ
キッチンのレンジフードであれば、ガス会社に相談する方法もあります。とくにガスコンロと連動するタイプのレンジフードを検討している場合は、コンロとの組み合わせも含めて相談しやすいのがメリットです。ガス配管に関わる工事が必要な場合にも対応してもらえます。
浴室やトイレなどの換気扇なら、配線工事に詳しい電気工事業者も候補になります。ただし、取り扱っているメーカーや機種は業者によって異なります。デザインや静音性などにこだわりたい場合は、希望する製品に対応しているか事前に確認しておくとよいでしょう。
結論:業者選びはどんな工事をしたいかで変わる
ここまで、換気扇の交換を依頼できる5つの窓口を紹介してきました。それぞれに強みと弱みがあり、見比べるほどに迷ってしまう方もいるかもしれません。
絞り込む手がかりになるのが、「どんな工事をしたいのか」という視点です。換気扇だけを手早く入れ替えたいのか、キッチンや浴室のリフォームとまとめて進めたいのかによって、相性のよい依頼先は変わってきます。次の章では、工事の内容別におすすめの依頼先を整理して紹介していきます。
2.換気扇の工事内容別|おすすめの依頼先
同じ換気扇の交換でも、工事の規模によって相性のよい依頼先は変わります。ここでは、換気扇だけを入れ替える場合と、ほかのリフォームとあわせて進める場合に分けて紹介します。
2-1.換気扇だけ交換する場合|設備交換の専門業者かホームセンターなど
古くなった換気扇を同じタイプの製品に交換するだけであれば、換気扇・設備交換の専門業者やホームセンター・家電量販店などが候補になります。とくに、いま使っている機種の後継品へ交換する場合は工事が複雑になりにくく、依頼先による価格差も小さくなるでしょう。
そのため、換気扇だけを交換したい場合は、希望する機種を取り扱っているか、総額でいくらかかるかを比較して依頼先を選ぶのがおすすめです。商品代だけでなく、工事費や追加費用の有無まで確認しておくと比較しやすくなります。
2-2.ほかのリフォームも一緒に頼む場合|リフォーム会社や工務店
換気扇交換と合わせてキッチン全体の入れ替えや浴室のリフォームも依頼する可能性があるなら、リフォーム会社やハウスメーカー・工務店が適しています。設備と内装をまとめて計画できるため、工事の順番や日程の調整まで任せられるのが利点です。
リフォーム会社やハウスメーカー・工務店なら、キッチンや浴室の現在の状況を確認して、他にメンテナンスが必要な箇所がないか確認してもらえるので、不安な点があるなら家全体の状態が見られる業者に相談するのがおすすめです。
窓口が一本化されると打ち合わせの手間が減り、職人の出入りや養生も一度にまとまります。複数の工事をまとめて扱える会社ほど費用面でも有利になりやすいという利点もあります。
(参考)マンションにお住まいの方が工事前に確認すべきこと
マンションで換気扇を交換する場合は、まず管理組合や管理会社に確認しましょう。換気扇本体は専有部分でも、排気ダクトや外壁側のフードなど、工事の内容によっては共用部分が関係することがあるためです。
また、マンションによっては、換気扇の交換でも管理規約に基づく届け出や事前申請が必要です。工事を依頼する前に管理規約を確認し、必要な手続きや工事上のルールがないか確かめておくと安心です。
3.換気扇交換の業者の探し方
依頼先の種類が決まったら、次は実際に依頼する業者を探していきましょう。換気扇の交換を任せられる業者を探す方法は、主に4つあります。
3-1.会社紹介サイトを利用する
複数の会社を効率よく比較したいときは、リフォーム会社の紹介サイトを利用する方法があります。希望する工事内容や地域などの条件を入力すると、対応できる会社を探したり、紹介してもらったりできるサービスです。
紹介サイトには、自分で会社を選んで直接やり取りするタイプと、運営者が条件に合う会社を選んで紹介するタイプがあります。複数社を自分で比較して選びたい方には前者、どこに頼めばよいかわからない方や、会社探しの手間を減らしたい方には後者が向いています。
たとえばリフォームガイドなら、審査を通過した会社から換気扇交換に強い会社を絞り込んでのご紹介が可能です。

3-2.自分で検索して探す
「換気扇 交換 ○○市」のように、地域名を組み合わせて検索する方法もあります。ホームページで施工事例や対応エリア、料金の目安などを確認できるため、自分で納得のいくまで比較しながら業者を探せるのがメリットです。
ただし、ホームページの見た目だけで業者の良し悪しを判断するのは避けましょう。ホームページにあまり力を入れていなくても、施工実績が豊富な業者もあります。施工事例や実績、利用者の口コミなども参考にしながら比較することが大切です。また、複数社から見積もりを取る場合は、それぞれに同じ工事内容を説明する手間がかかることも、あらかじめ理解しておきましょう。
3-3.知人に紹介してもらう
近所の方や親戚など、実際にリフォームを経験した知人から紹介してもらう方法です。工事の進め方や職人の対応、費用感といった、広告ではわからない生の情報を聞けるのが心強いところです。紹介であれば会社側も丁寧に対応してくれることが多く、初めての依頼でも不安を抱えにくくなります。
一方で、見積もりの内容に納得できなかったときに断りづらくなることも。紹介された会社も候補のひとつと考え、ほかの会社と見比べたうえで決めると後悔しにくくなるでしょう。
3-4.新聞やチラシ、看板など広告をチェックする
新聞の折り込みチラシやポスティング、店舗の看板などから、地元の会社を見つける方法もあります。近隣で営業している会社は現場までの距離が近く、不具合が起きたときに駆けつけてもらいやすい安心感があります。
ただし、広告に示されている価格は、条件がそろった場合の下限であるケースが少なくありません。ダクトの延長や電気配線の工事が加われば金額は変わってくるため、実際の見積もりを取ったうえで複数社を比べて選ぶことが大切です。
4.換気扇交換業者の選び方
候補となる業者が見つかったら、いくつかのポイントを比較して依頼先を絞り込みましょう。ここでは、換気扇の交換を安心して任せられる業者を選ぶための3つのポイントを紹介します。
4-1.資格や実績を確認する
換気扇の交換では、工事内容によって電気工事士の資格が必要になる場合があります。たとえば、既存の配線を変更するなど電気工事をともなう場合は、資格が必要な作業を有資格者が担当するか確認しておくことが大切です。
あわせて、換気扇やレンジフードの施工実績も確認しましょう。ホームページに施工事例が掲載されていれば、どのような製品や工事に対応してきたのかを確認できます。自宅と似たタイプの換気扇の交換実績があるかも、業者を選ぶ際の判断材料になります。
4-2.アフターフォロー体制がある
換気扇を交換したあとに不具合が起きた場合に備えて、アフターフォロー体制も確認しておきましょう。換気扇本体にはメーカーの製品保証がある一方、取り付け工事については施工業者が独自に保証を設けている場合があります。
保証の有無だけでなく、期間や対象となる不具合、対応範囲まで確認しておくことが大切です。地域に根ざした業者であれば、施工後に問題が起きた際にも相談しやすく、迅速に対応してもらえることもあります。保証内容とあわせて、施工後の相談窓口や対応方法も確かめておくと安心です。
4-3.見積書や契約に関して丁寧な説明がある
見積書は、費用の内訳が具体的に記載されているかを確認しましょう。換気扇本体の価格だけでなく、工事費や既存の換気扇の撤去・処分費、出張費などが分けて書かれていれば、何にいくらかかるのかを把握しやすく、複数社の見積もりも比較しやすくなります。
一方、「工事一式」など内訳がわかりにくい場合は、追加費用が発生した際に根拠がわからなくなってしまいます。工事内容やスケジュール、支払い条件、追加費用が発生するケースについても契約前に説明を受け、書面で確認しておきましょう。
5.まとめ
換気扇の交換は、リフォーム会社やハウスメーカー・工務店、換気扇・設備交換の専門業者、ホームセンター・家電量販店、ガス会社・電気工事業者など、さまざまなところに依頼できます。換気扇だけを交換するのか、ほかのリフォームもあわせて行うのかによって、向いている依頼先は変わります。業者を選ぶ際は、資格や施工実績、アフターフォロー、見積書の内容なども比較しましょう。
どこに相談すればよいか迷ったときには、リフォームガイドに相談を。専任のコンシェルジュがご希望を詳しく伺い、換気扇交換を得意とする優良会社をご紹介します。まずはお気軽にお問い合わせください。







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