先進的窓リノベ2026事業を詳しく解説|補助金額・対象工事・申請方法は?

「先進的窓リノベ事業2026」は、住宅の省エネ性能を高めるための窓リフォーム工事で最大100万円の補助金を受け取ることができます。

こちらでは、申請条件、対象者、補助金額の詳細などをわかりやすく表でまとめてご紹介いたします。

  • お家の省エネ性能を高めるリフォームをお得にしたい
  • 「先進的窓リノベ事業」の知識を身につけてスムーズに工事を依頼したい

という方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。


1.【2026年度】先進的窓リノベ事業の対象工事と補助額

「先進的窓リノベ事業」は、既存住宅の省エネ化を目的として、窓のリフォームに対して補助金を支給する事業です。
家庭の光熱費負担の軽減や住みやすさの向上、2030年度の家庭部門からのCO2排出量約7割削減を目指しています。

1-1.先進的窓リノベ2026事業の概要

2025年に引き続き、2026年度も「先進的窓リノベ2026事業」として窓のリフォームに対して補助金制度が交付される制度が継続されます。この章では概要を説明します。

予算 1,125億円
補助額 最大100万円(1戸当たり)
※窓の性能・サイズ、住宅の建て方や工事内容によってそれぞれ補助額が異なります
対象工事
  • 高断熱窓(熱貫流率Uw1.9以下等、その他要件を満たすもの等)への断熱改修工事
  • 2026年11月28日(金)以降に対象工事(断熱窓への改修を含むリフォーム工事全体)に着手したもの

2025年度との違いは1戸当たりの補助額が最大200万円から最大100万円に減額している点です。

補助対象の窓リノベ工事内容と補助上限額
工事内容 1箇所あたりの補助上限額* 工事詳細
ガラス交換 78,000円 既存サッシはそのままで、
複層ガラスなどに交換
内窓設置 140,000円 既存窓の内側に、新しい内窓を
新設または交換
外窓交換 カバー工法 239,000円 既存窓のガラスを外し、既存窓枠の上から
新しい窓枠を被せ、複層ガラスなどに交換
はつり工法 194,000円 既存窓のガラスおよび窓枠を外し、
新たな窓枠を取り付け、複層ガラスなどに交換

玄関ドアは窓の改修と同時に断熱性能の高いドアに改修する場合に限り補助の対象となります。
補助単価は改修方法・断熱性能・サイズに基づき判断され、同一サイズ・同一性能区分の窓の単価が適応されます。

※出典:先進的窓リノベ2026事業【公式】

補助額を決める3つの要素

対象工事の補助額は、下記3つの要素で決まります。

①住宅の建て方

  • 戸建て住宅
  • 低層集合住宅(3階以下の建物)
  • 中高層集合住宅(4階以上の建物)

②設備の性能区分(熱貫流率)

対象製品に対してメーカーが発行する「性能証明書」に記載されており、性能区分はP(SS),S,Aで表示されています。

  • P(SS) Uw(Ud)・1.1以下
  • S Uw(Ud)・1.5以下
  • A Uw(Ud)・1.9以下

*Uw/Ud:熱貫流率の1つの指標。Uwは窓、Udはドアに用いられ、値が低いほど高い断熱性能を表します。

③設備のサイズ

ガラス(窓)

  • 特大(XL) 2.0㎡以上
  • 大(L) 1.4㎡以上2.0㎡未満
  • 中(M) 0.8㎡以上1.4㎡未満
  • 小(S) 0.1㎡以上0.8㎡未満

以下で各工事の補助額についての詳細を表にまとめます。

2025年度からの変更点は、住宅の建て方による補助額の違いがある点と、特大サイズへの補助が追加されている点です。

2-1.ガラス交換

ガラス交換

ガラス交換の補助額
戸建て住宅・低層集合住宅(3階建て以下の建物)
ガラスのサイズ 窓の性能区分
P(SS) S A
特大 78,000円 53,000円 41,000円
52,000円 35,000円 27,000円
32,000円 23,000円 18,000円
11,000円 7,000円 5,000円
ガラス交換の補助額
中高層集合住宅(4階以上の建物)
ガラスのサイズ 窓の性能区分
P(SS) S A
特大 86,000円 59,000円 45,000円
57,000円 39,000円 30,000円
35,000円 25,000円 20,000円
12,000円 8,000円 6,000円

2-2.内窓設置

内窓設置

内窓設置の補助額
戸建て住宅・低層集合住宅(3階建て以下の建物)
ガラスのサイズ 窓の性能区分
P(SS) S A
特大 140,000円 76,000円
89,000円 52,000円
58,000円 34,000円
36,000円 22,000円
内窓設置の補助額
中高層集合住宅(4階以上の建物)
ガラスのサイズ 窓の性能区分
P(SS) S A
特大 152,000円 83,000円
98,000円 57,000円
64,000円 37,000円
40,000円 24,000円

*補助単価が2025年度より減額しています。

2-3.外窓交換

カバー工法の場合

窓のカバー工法

カバー工法は外壁に手を加える必要がないため、1日で工事が終わる場合が多いです。

外窓交換(カバー工法)の補助額:
戸建て住宅・低層集合住宅(3階建て以下の建物)
ガラスのサイズ 窓の性能区分
P(SS) S A
特大 239,000円 156,000円 156,000円
188,000円 124,000円 88,000円
138,000円 92,000円 66,000円
89,000円 60,000円 41,000円
外窓交換(カバー工法)の補助額:
中高層集合住宅(4階以上の建物)
ガラスのサイズ 窓の性能区分
P(SS) S A
特大 302,000円 202,000円 174,000円
229,000円 153,000円 133,000円
156,000円 104,000円 92,000円
92,000円 62,000円 54,000円

*補助単価が2025年度より減額しています。

はつり工法の場合

窓のはつり工法

はつり工法は、外壁工事を伴うため、カバー工法に比べ日数や費用がかかったり騒音がともないます。

外窓交換(はつり工法)の補助額:
戸建て住宅・低層集合住宅(3階建て以下の建物)
ガラスのサイズ 窓の性能区分
P(SS) S A
特大 194,000円 117,000円 86,000円
149,000円 92,000円 63,000円
110,000円 68,000円 48,000円
69,000円 44,000円 29,000円
外窓交換(はつり工法)の補助額:
中高層集合住宅(4階以上の建物)
ガラスのサイズ 窓の性能区分
P(SS) S A
特大 302,000円 202,000円 174,000円
229,000円 153,000円 133,000円
156,000円 104,000円 92,000円
92,000円 62,000円 54,000円

*補助単価が2025年度より減額しています。

▼窓のリフォームについて詳しくはこちらも参考にしてください。

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3.補助金の申請条件

ここでは、補助金の申請条件について

の3項目に分けて解説します。

3-1.補助金がもらえる人の条件

補助金がもらえる対象は、以下の①、②を満たす方になります。

①「窓リノベ事業者と工事請負契約を締結」し窓リフォームをする方

「窓リノベ事業者」とは、事務局に登録された施工業者のことです。施工業者が、交付申請手続きや、補助金の交付を受け、補助対象者に還元します。

リフォーム工事をされる方に補助金が交付されるのではなく、業者に交付され、業者側はお客様に還元するという形になります。

②窓リフォームをする既存住宅の「所有者」

既存住宅は、リフォーム工事の【工事請負契約日】時点で、建築から1年が経過した住宅または過去に人が居住した住宅を言います。

所有者は、個人またはその家族、賃貸に供する個人または法人、賃借人、集合住宅等の管理組合・管理組合法人を指します。

*買取再販事業者も対象ですが、別の施工業者にリフォーム工事を発注する場合に限ります。

3-2.その他の要件

特に知っておくべき、その他の要件について2つご紹介いたします。

・補助額が5万円以上

先進的窓リノベ事業を利用する場合は、補助額が5万円以上である必要があります。

また、この事業はみらいエコ住宅2026事業との併用が可能です。
複数の窓工事を実施して、先進的窓リノベ事業とみらいエコ住宅2026事業に分けて申請する場合でも、先進的窓リノベ事業単独で申請する補助額は5万円以上が必要です。

さらに、同一開口部に複数の対象製品を設置する場合でも、補助金対象となるのは1つの製品に限ります。

・工事着工の期間が2025年11月28日から遅くとも2026年12月31日まで

補助の対象になるには、契約を交わした施工業者が最初の工事に着手する日が、以下の期間内であることが必要です。

2025年11月28日から遅くとも2026年12月31日まで
*予算上限に応じて締め切りが公表されます。

工事は、断熱窓への改修を含むリフォーム工事全体を言います。

3-3.補助金の申請期間

補助金の申請期間は、以下の通りです。

2026年3月末〜遅くとも2026年12月31日

*予算の執行状況により、申請受付が早めに終了する場合があります。

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4.補助金を申請する流れ

「先進的窓リノベ事業」の補助金申請は、登録事業者が行いますお客様は、施工業者に申請を任せることになりますが、どのような手順になるか把握しておき、リフォーム工事をスムーズに進めましょう。

①リフォーム業者に「先進的窓リノベ事業」を利用した工事の相談

施工業者に補助金事業を利用したい旨を伝えることで、事務局に登録している業者かを確認することができます。

とはいえ、実際にインターネットなどで探した会社に1社ずつ確認していくのは手間も時間もかかります。
リフォームガイドでは、先進的窓リノベ事業に登録している事業者に絞って会社をご紹介することができますので手間なくスムーズに会社探しを進めることができますよ!

②現地確認、見積もりを受領

工事箇所の確認および実測、採用する商品などを選定して、見積もりを受け取ります。

③工事請負契約および共同事業実施規約の締結

見積もり内容に納得したのち、工事請負契約を締結し、「先進的窓リノベ事業」の共同事業者として実施規約を締結します。

④工事着工

工事日を決定し、工事開始となります。

-以下は主に施工業者が行います-

⑤補助金の交付申請の予約(任意)

交付申請の予約をすることで、3ヶ月間予算を確保しておいてもらえます。

【予約受付期間】2026年3月下旬~遅くとも2026年11月30日まで
※予算の執行状況により、早めに受付終了となることもあります。年末が近づくと混み合うため、早めに「申請予約」をして枠を確保しておくと安心です。

⑥工事完了・引き渡し

工事完了した際に、一旦工事金額を施工業者に支払う場合と、交付金還元の際に充当される場合があります。施工業者によって異なりますので、事前に確認しましょう。

⑦補助金の交付申請

施工業者が交付申請を行います。

⑧交付決定

交付が決定し、施工業者とお客様にお知らせが届きます。

⑨実績報告

工事内容の実績報告と補助金の請求を行います。

⑩補助金の交付・還元

施工業者に補助金が交付されます。

 


5.まとめ

「先進的窓リノベ事業」は、既存住宅の省エネ性を高めるための窓リフォーム工事に対して、最大100万円の補助金を受け取ることができる事業です。

先進的窓リノベ事業を利用することで、住宅の省エネ性能を高めることができ、光熱費の軽減や住みやすい快適な住まいの実現につながります。窓の性能によって、断熱・省エネ性能は大きく変わりますので、ぜひこの機会にリフォームを検討してみてください。

各工事の補助金額は、工事方法、住宅の建て方、窓性能、窓のサイズによって変わりますので、予算と性能、補助金額を考慮して一番お得なプランを施工業者と相談しましょう。

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