
「トイレをDIYしたい!」
という人は多いでしょう。
とはいえ、
- 「トイレをDIYする費用はいくら?」
- 「業者で頼んだほうがいいケースは?」
- 「トイレをDIYする時に気をつける事は?」
という疑問もあるはず。
そこで本記事では、
- トイレをDIYする場合の費用
- 業者に依頼したほうがよいケース
- トイレをDIYする際の注意点
などについて解説します。
実際にトレイをDIYした事例も合わせてご紹介していくので、是非参考にしてみてださい。
>>実際の見積もりから算出したトイレリフォームの費用相場をチェック!
目次
1.トイレをDIYする場所と相場費用
トイレをDIYできる場所としては、以下のような点が挙げられるでしょう。
DIYする洗面所の場所 | 費用感 | 工期(DIYにかかる時間) |
---|---|---|
トイレの床紙の張り替え | 5,000円〜10,000円 | 1日〜2日 |
トイレの壁紙の張り替え | 5,000円〜10,000円 | 1日〜2日 |
トイレに収納棚の設置 | 2,000円〜3,000円 | 1日 |
トイレに自作ホルダーを設置 | 500円〜1,000円 | 1日 |
トイレに手洗い場を設置 | 30,000円〜40,000円 | 1日〜2日 |
トイレと洗面台に仕切りを設置 | 500円〜1,000円 | 1日 |
トイレにスマホ置きを設置 | 500円〜1,000円 | 1日 |
トイレのタンクを隠す | 1,000円〜5,000円 | 1日 |
トイレのドアのシート交換 | 500円〜1,000円 | 1日 |
収納棚や小物の設置は、低価格かつ簡単に行えます。
自作ホルダーやスマホ置きなどの小物をおしゃれにDIYしてみるのも楽しいかもしれませんね。
床紙や壁紙の張り替えも比較的低価格で行えますが、DIYの難易度は多少上がります。
DIYに慣れていない人だとカッティングが上手くいかなかったり、便器の周りに隙間ができてしまったり、失敗を繰り返してしまうことも。
失敗すると材料費などが高くなってしまうので、自信がない方は初めから業者に依頼した方が良いでしょう。
手洗い場の設置にはかなり高額な費用が必要です。
費用だけでなく、トイレの設計によっては難易度がかなり高くなってしまう可能性もあります。
この様に、トイレのDIYは場所によって費用や難易度が様々。
DIYを行う時は、自分ができそうな範囲から少しずつ行いましょう。
2.トイレはDIYと業者依頼どっちがいい?
トイレをリフォームする場合、
- DIYする
- 業者に依頼する
といった、ふたつの方法が考えられます。
しかし、業者依頼するか、DIYするか判断が難しい部分もあるでしょう。
下記では、
- DIYしても良い場所
- 業者に依頼した方が良い場所
について、詳しく解説します。
DIYしても良いトイレの場所
DIYしても良いトイレの場所は下記の通りです。
- 壁紙・床紙
- 収納の設置
- 小物の設置・装飾
1つずつ詳しく見ていきましょう。
壁紙・床紙の張り替え
壁紙・床紙の張り替えは、DIYしても問題ありません。
工事などの大掛かりな作業は必要なく、シールタイプであれば切り取って貼り付けるだけなので、DIYで張り替えることは簡単です。
トレイの壁紙や床紙は汚れやすく、水が付着する事も多いので、素材を選ぶ時は汚れに強く耐水性に優れた素材のシートを選びましょう。
壁紙や床紙を張り替えるだけでトイレの雰囲気はかなり変わるので、自分好みの空間に仕上げる事ができますよ。
ただし、壁紙・床紙の張り替えは細かい部分でミスが起きやすく、
- まっすぐ貼れなかった
- 隙間ができてしまった
- 天井付近が貼れなかった
などの問題が出てきてしまう可能性があるので、必ず複数人で行うか、どうしても綺麗に仕上げたい方は業者に依頼するのも良いでしょう。
収納の設置
収納の設置はDIY初心者の方でも簡単に行えるので、わざわざ業者に依頼する必要はないでしょう。
トイレは狭い空間なので、DIYで収納を設置してスッキリさせるだけで印象を大きく変える事ができます。
具体的には、
- トイレタンクを収納してタンクレス風トイレに
- 掃除用具をスッキリさせる100均収納箱を設置
- 突っ張り棒で棚置きを設置
など、どれもリーズナブルかつ簡単にトイレの空間をスッキリさせる事が可能。
100均の収納箱や棚に好みのデザインシールを貼り付けて装飾にもこだわれば、自分だけのオリジナル空間を作り出す事もできます。
材料費はほとんど100均で揃うので、失敗してもそこまで費用が高くなる事はありません。
楽しく簡単にDIYを進める事ができるので、初心者の方はまずは収納の設置から始めてみると良いでしょう。
小物の設置
小物も収納の設置を同様、DIY初心者でもリスクなく簡単に行えるので、わざわざ業者に依頼する必要はありません。
おしゃれで便利な小物を設置するだけで、トイレを自分だけのオリジナル空間に変身させる事ができますよ。
具体的には、
- 自作ホルダーを設置
- スマホ置きを設置
- 観葉植物やアロマを設置
など、少しの手間を加えるだけで楽しくDIYが行えます。
ホルダーやスマホ置きなどは100均で購入してそのまま取り付けても問題ありませんが、自分で作る事も可能。
自分で作る事でDIYを楽しめると共に愛着も湧くので、トイレがお気に入りのリラックス空間になりますよ。
業者に依頼した方が良いトイレの場所
業者に依頼した方が良いトイレの場所は下記の通りです。
- 便器の交換
- 給排水管工事
- 電源の工事
1つずつ詳しく見ていきましょう。
便器の交換
便器の交換は難易度がかなり高く、必要な道具も多いです。
DIYでも不可能ではありませんが、作業が不十分だと水漏れの原因になってしまうので、自信がある人以外は業者に依頼するのが良いでしょう。
築年数も新しく、洋式便器の交換だけであれば、慣れている人なら比較的簡単に行えます。
しかし、排水管の劣化や和式から洋式への交換はDIYではなく工事になるので、自分で行うのはほぼ不可能と言えるでしょう。
便器交換の相場は10〜20万円程度。
依頼できる業者はリフォーム会社や工務店など様々なので、費用面やアフターケアなどを検討して慎重に依頼してください。
給排水菅・電源工事
給排水管工事を行うには、「給水装置主任技術者」という国家資格が必要になります。
工事はDIYの範囲を超えてしまうので、給排水管にトラブルが生じた時は、速やかに業者に依頼しましょう。
ただし、自分の敷地内に引き込まれている給水管の分岐や延長などは、資格が必要ありません。
そのためトレイに手洗い場を設置して配管の増設を行う事はDIYでもできるので、専門知識と技術に自信がある方は行ってみても良いでしょう。
また、電源工事を行う場合も「電気工事士」などの専門の資格が必要になります。
トイレを自動開閉式にしたい場合、電源がない場合は個人では行えないので、業者に依頼して工事をしてもらいましょう。
3.トイレをDIYする際の注意点
この章では、トレイを DIYするときの注意点をご紹介します。
注意点をしっかりと把握して、事前に失敗を防ぎましょう。
耐水性に優れた素材を選ぶ
床や壁を張り替える場合は、耐水性に優れた素材を選びましょう。
トイレは用を足すときや手を洗う際に水分が付着しやすいので、床や壁が脆くなりやすいです。
耐水性に優れた素材であれば水分による劣化を防ぐ事ができますよ。
また、耐水性に優れた素材は尿が飛び散ってもさっと拭き取れるので、耐アンモニアにもなり、黒ずみや変色を防ぐ効果も期待できるでしょう。
トイレの床や壁に利用される主な素材は下記の通り。
- クッションフロア
- フローリング
- タイル
クッションフロアやセラミックタイルは耐水性が高いのでおすすめの素材です。
フローリングなどの木の素材は水に弱いので、樹脂でコーティングされたものを選ぶと良いでしょう。
作業中のトイレを確保しておく
DIYによっては作業中、トイレが使用できなくなる事もあります。
壁や床の張り替え、収納の設置などであれば問題なく使用できますが、
- 便器の交換
- 手洗い場の設置
などの大規模なDIYを行う場合はしばらくトイレが使えなくなってしまうので、近くのコンビニや公園のトイレを確保しておく必要があります。
特に便器の交換を自分で行う場合はかなりの時間がかかるので、朝早くに行って夜までにトイレが使える様にしておきましょう。
4.参考にしたい!をおしゃれにDIYした事例
この章では、トイレをDIYした事例をご紹介します。
事例を見て、トイレのDIYにおけるコンセプトイメージを膨らませましょう。
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壁をラベンダー色に塗装する事でトイレを癒し空間へとDIY。
板紙風のリメイクシートを貼り付ける事で壁色が2層になり、ラベンダー色がより強調されていますね。
エレガントな雰囲気漂う海外風トイレです。