
「フルリフォームを検討しているけれど、どれくらい期間がかかるの?」
「フルリフォームの期間に合わせて、今後のライフイベントに備えたい」
このようにお考えではありませんか?
フルリフォームにかかる期間は、中古物件を購入してリフォームする場合は半年〜1年程度、既存(今住んでいる家等)の物件をリフォームする場合は3.5〜7ヶ月程度となります。
こちらの記事では、フルリフォームにかかる期間を流れとともに解説するほか、フルリフォームの期間に関するよくある質問にもお答えしています。
記事を最後までお読みいただくことで、満足度の高いフルリフォームを実現するための予定が立てられるはずです。
ぜひ参考にしてください。
目次
1.フルリフォームにかかる期間は?流れとともに解説
フルリフォームにかかる期間は、
- 中古物件を購入し、フルリフォームする場合:半年~1年程度
- 既存(今住んでいる家等)の物件をフルリフォームする:3.5~7ヶ月程度
となります。
同じリフォームの内容でも、それぞれで段取りや必要な手続きに差があるため、期間は異なります。
ここでは、フルリフォームにかかる期間を流れとともに解説していきます。
💡上記の期間はリフォームの工事期間ではなく、工事以外の手順もすべて含めた必要期間です。工事期間だけではなく、すべての行程にどれくらい期間がかかるのか把握しておくことで、余裕をもって満足度の高いリフォームを実現することができます。
ご自身の計画に合わせて、リフォームの期間を確認してみましょう。
1-1.中古物件を購入し、フルリフォームする場合の期間:半年~1年程度
中古物件を購入し、フルリフォームする場合の期間は、半年~1年程度は考えておきましょう。
以下の図をご覧ください。
要望の整理から内見までは、ある程度期間を確保するようにしましょう。3〜4ヶ月程度まとまった期間を設け、良い物件が見つかるまで集中的に活動するのがおすすめです。
物件の契約はローンの審査が通った後に行いますので、ローンの申請から1ヶ月ほど待つ必要があります。
物件の契約日が決まると、リフォーム会社が見積もりを作成するためにリフォーム会社に直接建物の状態を確認してもらう「現地調査」が実施可能となります。現地調査に来てもらう会社は2〜3社に絞り、全社同じ内容で見積りを作成してもらいましょう。
物件の契約からリフォーム業者探し、リフォーム業者契約までは約1〜2ヶ月程度を見込んでおきましょう。
そのほか、着工から完工までの期間は1.5ヶ月から4ヶ月程度です。なお、工事期間は工事面積や工事の内容、購入した物件の状態によって異なります。
完成後すぐに入居したい場合は引っ越しの準備をしておきましょう。
▼中古物件のリフォームの流れについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。


1-2.既存住宅(今住んでいる家など)をフルリフォームする場合の期間:3.5~7ヶ月程度
既存住宅(今住んでいる家など)をリフォームする場合の期間は、3.5~7ヶ月程度は考えておきましょう。
既存の家をリフォームする場合も、リフォーム会社探しから完工・お引越しまでは中古物件購入の流れと同様の手順になります。
既存の家のフルリフォームを行う場合は、仮住まいを探す必要があります。スムーズに着工ができるように、リフォーム会社の選定とともに仮住まいも探しておきましょう。


リフォーム会社選びは一括見積もりサイトで時短がおすすめ
こちらの記事をお読みの方の中には、「物件購入までにやることが多すぎて、リフォーム会社選びにあまり時間がかけられない」「怪しいリフォーム会社に工事を依頼してしまわないか不安…」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
リフォーム会社はご自身で探すことが可能ですが、工事をスムーズかつ安心して行いたいという場合にはリフォーム会社一括紹介サイトの利用をおすすめします。
一括紹介サイトでは、お客様の居住エリアや希望の工事をもとに、リフォームが可能な会社を一括で紹介しています。また、紹介サイトからご紹介するリフォーム会社は、一定の基準をクリアした優良会社に限られるため、トラブルに巻き込まれる可能性は極めて低いです。
リフォームガイドでは、全国の優良リフォーム会社の中からお客様の希望に合った会社をご紹介しています。専門のコンシェルジュがリフォーム内容をヒアリングするほか、無料で見積もり依頼が可能です。屋根リフォームを得意とする会社も多数ご紹介可能ですので、お気軽にご登録ください。
2.フルリフォームの期間にまつわるよくある質問
ここからは、フルリフォームの期間にまつわるよくある質問にお答えしていきます。
2-1.リフォーム期間が伸びることはある?
リフォームの期間は様々な原因によって延長となる場合があります。
延長となる理由として、以下のようなものが考えられます。
- リフォーム開始後に、建物に新たな問題があることが発覚し、追加で修繕が必要になった
- 天候不良のため外壁・屋根工事ができない
- マンションリフォームで工事時間帯に制限があり、早朝や夜間、休日などの工事ができない
リフォームの完工時期は事前にリフォーム会社に尋ねることができますが、必ずしも予定通りに工事が進むかどうかはプロでも断言できないため、リフォームのすぐ後に大切な予定を入れるのは避けましょう。
2-2.フルリフォームは仮住まいが必要?
1-2.でも前述した通り、今住んでいる家をフルリフォームする場合、仮住まいが必要になります。仮住まいは工事開始までに引っ越しが完了できるよう、計画的に探すようにしましょう。
仮住まいは短期契約が可能な賃貸物件を探すのが一般的ですが、特に大手のリフォーム会社であれば仮住まいを紹介してもらえる場合があります。入居期間の交渉を最小限に抑えることができるため、仮住まいへの入居に手間をかけたくないという場合には活用しましょう。
2-3.リフォームを計画通りに進めるためにするべきことはある?
リフォームをできるだけ計画的に行いたい場合は、以下の4つに注意しましょう。
①リフォームプランを明確なものにし、途中で変更しない
工事前のリフォームプランは必ず明確なものにし、工事の最中に変更や追加がないようにしましょう。途中で工事を変更・追加してしまうと、再度契約をしなければならないため、時間も費用もかかってしまいます。
リフォーム会社を探す前の段階で要望は必ず全て洗い出し、リフォーム会社との打ち合わせで工事内容を最終決定するようにしましょう。
②天候の崩れる時期は避ける
屋根や外壁を含むリフォームの場合、天候の崩れる時期は避けましょう。特に季節の変わり目や梅雨にリフォームを行ってしまうと、なかなか工事が進まず予定より大幅に期間を延長しなければならない可能性があります。
③リフォーム会社への見積もり依頼/相談は余裕を持って行う
リフォーム会社への見積もり依頼や相談は、余裕を持って行うようにしましょう。
リフォーム会社の繁忙期はそれぞれ異なりますが、工事が立て込んでいる場合は対応に時間がかかることがあります。
「見積もりの受け取りが遅れ、引っ越しの時期がずれてしまった」「打合せに十分な時間が取れず、理想のリフォームにならなかった」などといった結果にならないよう、リフォーム会社への見積もり依頼や相談を進めるようにしましょう。
④経験豊富で対応の良いリフォーム会社に依頼する
リフォーム工事は、経験豊富で対応の良い会社に依頼するようにしましょう。優良な会社にリフォームをしてもらうことで、計画から大幅なズレがなく工事が進みます。
経験豊富で対応の良い会社は、以下のような特徴があります。リフォーム会社を選ぶ際に参考にしてください。
- 職人や商材・建材の手配など現場管理能力が高い
- 様々な事態を事前に予測できる経験値がある
- 予想外のことが発生したとき、迅速に対応するスピード感がある
3.まとめ
フルリフォームにかかる期間は、中古物件を購入してリフォームする場合は半年〜1年程度、既存(今住んでいる家等)の物件をリフォームする場合は3.5〜7ヶ月程度となります。
リフォーム期間は様々な原因により、期間が延長となることがあります。
また、リフォーム中は仮住まいが必要なため、ご自身で賃貸物件を手配するか、リフォーム工事に紹介してもらいましょう。
リフォームを計画的にすすめるには、
- リフォームプランを明確なものにし、途中で変更しない
- 天候の崩れる時期は避ける
- リフォーム会社への見積もり依頼/相談は余裕を持って行う
- 経験豊富で対応の良いリフォーム会社に依頼する
以上のことに注意しましょう。
満足度の高いリフォームを実現するために、余裕を持ったスケジュールを組み、理想の住まいについて検討してみてください。