8畳の壁紙張替えの費用相場|費用を抑えるポイントや業者選びの注意点を解説

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「8畳の部屋の壁紙を張替えるにはどのくらいの費用がかかるのだろう」「DIYで張替えたほうがお得なのでは?」壁紙の張替えでお悩みではありませんか?

8畳の部屋の壁紙を張替える費用は、6.6万円~13.8万円程が相場ですが、選ぶ壁紙のグレードや現場の状況によって費用は変動します。

この記事では、8畳の壁紙の張替えについて、費用感や安く抑えるポイント、DIYとの費用差、業者選びの注意点などをまとめて解説します。


1.8畳の壁紙張替えにかかる費用相場

8畳の壁紙張替えにかかる費用相場

8畳の壁紙張替えにかかる費用相場は、天井の高さや開口部(窓やドア)の大きさによっても変わりますが、6.6万円~13.8万円程が目安になります。
またこの他にも、現場の状況によっては追加費用がかかるケースもあります。

1-1.壁のみの張替えの場合

8畳の部屋の壁紙だけを張替える場合は、天井の高さなどの建築条件にもよりますが、38~40m程のクロス(壁紙)が必要と見込まれます。

必要なクロスの量 38~40m
施工単価(壁紙代を含む) 4.6万円~6.4万円
諸費用 2万円~4万円
合計 6.6万円~10.4万円

壁紙張替えの費用相場は、メートルあたりの単価が1,200~1,600円程です。
8畳の部屋の張替え費用は、4.6万円~6.4万円程が目安になりますが、他に廃材処分費や養生費、現場管理費などが2万円~4万円程かかるのが一般的です。

総額では6.6万円~10.4万円程の費用が見込まれるでしょう。

1-2.天井を含めた張替えの場合

8畳の部屋の壁紙と天井のクロスも一緒に張替える場合は、50~55m程のクロスが必要と見込まれます。

必要なクロスの量 50~55m
施工単価(壁紙代を含む) 6万円~8.8万円
諸費用 2万円~5万円
合計 8万円~13.8万円

壁のみの場合と同様に、廃材処分費や養生費、現場管理費などが2万円~5万円程かかり、8万円~13.8万円程が費用相場となります。

1-3.追加費用が発生する場合

剥がれや浮きが起きないように壁紙を仕上げるためには、壁面が平滑でなくてはなりません。そのため、壁紙の下にある下地材に傷やへこみ、損傷がある場合は下地補修が必要です。

また、下地の劣化が激しい場合は、下地材である石こうボードやベニヤの交換が必要になります。交換については、壁紙を剥がしてから判明するケースもあるので、築年数の古い住宅や湿気の多い住宅では注意が必要です。

他にも、個々の現場によって追加費用が生じる可能性があります。

追加費用の例 費用の参考
下地補修(ひっかき傷程度) 5000円~1万円
下地補修(大きな傷やへこみ) 2万円~4万円
下地劣化によるベニヤ・石こうボードの交換 10万円~25万円
大型家具の移動 2000円~1万円
エアコンの取り外し・設置 1.5万円~3万円
壁紙や接着剤にアスベストを含む可能性がある 10万円~20万円(調査費用)

2.8畳の壁紙張替え費用の内訳

8畳の壁紙張替えにかかる費用は、商品代・施工費・諸費用の合計になります。
業者によって内訳の名称が異なったり、内訳の項目が少なかったりすることもありますが、養生費・廃材処分費・諸経費は計上されるケースがほとんどです。

内訳 内容
施工費 壁紙を張替える工事費用。壁紙の商品代が含まれることが多い
金額は壁紙のグレードによって変動する
養生費 施工しない場所を汚さないようにシートで保護するための費用
清掃費 清掃にかかる費用。養生費と合算されることもある
廃材処分費 剥がした壁紙の処分にかかる費用
剥がす費用が別途計上されることもある
家具移動費 壁紙の張替えに際し、家具を移動する場合にかかる費用
駐車料金 工事車両を駐車するスペースがない場合に発生する費用
諸経費(管理費) 現場管理や会社運営にかかる費用

3.壁紙の張替え費用を左右する主な条件

壁紙の張替え費用は、クロスのグレードや施工範囲、現場の状況などによって左右されます。

3-1.クロス(壁紙)のグレード

一般的なビニールクロスは、スタンダードクロスとハイグレードクロスにグレードが分かれます。
メートル単価での差はわずかですが、部屋全体になると費用に差が出るので、デザインや機能性などをよく検討して決めましょう。

クロスのグレード 特徴 メートル単価
(工賃込み)
スタンダードクロス
(量産品)
価格が安く、シンプルなデザインが多い 約1200~1300円
ハイグレードクロス
(1000番台クロス)
価格は上がるが、色やデザインが豊富
消臭・防汚・結露防止など機能性が高い壁紙もある
約1400~1600円

3-2.天井まで張替えるかどうか

壁紙だけでなく天井面のクロスも張替える場合は、その分の費用が上乗せされます。

壁面だけを張替えることも可能ですが、日焼けやタバコのヤニの影響がある場合は、天井面も一緒に張替えたほうが良いでしょう。

3-3.家具の移動を依頼するかどうか

壁紙の張替えにあたっては、基本的に壁際の家具を移動する必要があります。
事前に自分で家具を移動しておいても問題はありませんが、業者に依頼する場合は、「家具移動費」「荷物移動費」などの費目で計上されます。

3-4.現場の状況

壁紙の張替えで、費用に大きな差が出やすいのが「現場の状況」です。
1章でも述べた通り、以下のようなケースでは追加費用がかかります。

現場の状況 費用が上がる理由
下地が劣化している
へこみや大きな傷がある
下地の補修や下地の張替え(ベニヤや石こうボード)が必要になるため
壁紙や接着剤にアスベストを含む可能性がある 養生や職人の防護対策、飛散対策など、既存クロスを剥がすまでに様々な工程が必要。その分工期も長くなる
マンションの場合 管理規約によって工事時間が制限されるケースが多い
戸建てより工期が長くなる傾向にある
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4.壁紙の張替えはDIYできる?費用感の差や注意点

壁紙はDIYでも張替えることができます。業者張替えとの費用差やDIYの手順をご紹介します。
ただし、DIYの壁紙張替えには注意点もあるので、しっかりと確認しておきましょう。

4-1.DIYと業者張替えの費用の差

まずは、DIYで壁紙を張替える場合と、業者に依頼する場合の費用を比較しておきましょう。

<8畳の壁紙張替え費用比較(天井を含む)>
クロスのグレード DIYで想定される費用 業者張替えの費用相場
スタンダードクロス
(量産品)
1万円~2.2万円
(m単価:約200~400円)
8万円~11.2万円
(m単価:約1200~1300円)
ハイグレードクロス
(1000番台クロス)
2.2万円~3.3万円
(m単価:約400~600円)
9万円~13.8万円
(m単価:約1400~1600円)
壁紙施工道具の購入費※ 一式で2000円~5000円 不要

※DIYの場合は、壁紙を張替えるための道具も用意する必要があります。
 道具はセット販売されていることも多いので、まとめて準備しておきましょう。

DIY時に必要な道具の例

  • ステンレス地ベラ
  • カッター
  • カッター替え刃
  • 押さえローラー
  • 樹脂ベラ
  • 撫でバケ
  • スキージー
  • パテ
  • サンドペーパー
  • スポンジ

4-2.DIYで壁紙を張替える手順

壁紙の張替えは、古い壁紙を剥がして下地調整を行い、新しい壁紙を貼るという流れで行います。

1 古い壁紙を剥がす 既存の壁紙にカッターで切り込みを入れて剥がします。
その際に、できるだけ裏紙は残すようにしましょう。
2 下地調整を行う 裏紙も剥がしてしまったり、小さな穴があったりする場合は、パテで平滑になるように調整します。
余分なパテはヘラで取り除き、サンドペーパーをかけて平らに整えましょう。
3 壁紙を貼る 糊が付いている壁紙はそのまま貼れますが、糊が付いていない壁紙は、壁紙に糊を塗って貼ります。
糊が乾く前なら、貼り直し(位置調整)も可能です。
撫でバケを使って、中心から外側に向かって空気を抜きます。
4 余分な壁紙をカットする 余分な壁紙は、ステンレス地ベラをあててカットします。
カッターの刃には糊が付くので、こまめに折って使うときれいにカットできます
5 継ぎ目を整える 継ぎ目(ジョイント部)は、押さえローラーを転がして密着させます。
糊が付いたり、はみ出したりした箇所は、濡らして絞ったスポンジで優しく拭き取りましょう。

4-3.DIYで壁紙を張替えるときの注意点

壁紙のDIYは一見簡単そうに見えますが、広い壁面や天井面のクロスをきれいに仕上げるには職人技が求められます

糊が付いたクロスは破れやすく、失敗すると資材を無駄にしてしまうことも。その他にも、以下のような注意点があります。

DIYで壁紙を張替えるときの注意点

  • 必要なクロスの算出が難しい(特に柄物は「柄合わせ」が必要なので多めに用意)
  • 広い面積や天井面は一人で貼るのが難しい
  • スイッチ・コンセント周り、梁がある箇所など、施工が難しい場所も多い
  • 糊の定着が不十分だと、後で剥がれるリスクがある
  • 下地が劣化している場合は、石こうボードやベニヤの張替えも必要になる(壁紙を剥がしてから判明することも)

特に、劣化した下地は補修しておかないと、後で壁紙が剥がれてきたり、壁紙の表面にカビが生えたりすることもあります。

[体験談]意外と難しい壁紙の張替え

実は筆者も壁紙を張替えた経験がありますが、アクセントクロスを一面に貼っただけで疲れてしまいました。やってみると分かりますが、壁紙の張替えは労力と技術が求められるリフォームです。特に以下のような点が大変だと感じました。

  • 既存壁紙の一面だけをきれいに剥がすのが難しかった
  • 壁の出っ張りや継ぎ目の処理が難しかった
  • 糊付き壁紙を使ったが、破れそうでヒヤヒヤした
  • 糊の付いた壁紙はきれいにカットするのが難しく、少しよれてしまった
  • 壁一面だけだったにも関わらず、半日くらい費やしてしまった
アイコン:高山さんライター
高山みさと
壁紙の張替えは、DIYに慣れている方にはおすすめできますが、やったことのない方や不安がある方は、プロに任せたほうがよいでしょう。

5.8畳の壁紙張替え費用を抑えるコツ

壁紙の張替え費用を抑えるコツには、壁紙の選び方を工夫することや、家具の移動を自分で行うことなどがあります。

5-1.スタンダードグレードの壁紙を選ぶ

シンプルな白やアイボリー系の壁紙であれば、量産品でも十分な仕上がりになるので、特にこだわりがない場合は、量産品のカタログから探してみましょう

デザインにこだわりたい場合は、部屋の一面だけにアクセントクロスとしてハイグレードクロスを選ぶ方法もおすすめです。全面に貼るよりもコストを抑えられます。

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5-2.大型家具の移動は自分で行う

壁紙張替えの際は、壁面に接している家具を移動する必要があります。業者に依頼することもできますが、別途費用がかかるのが一般的です。

少しでも費用を抑えたい場合は、家具は自分で移動する旨を業者に伝え、見積もりの明細から家具移動費を外してもらいましょう

家具は壁から離し、部屋の中央に寄せておきます。工事の邪魔になりそうであれば、別室への移動も検討し、前日までに移動を完了しておきましょう。

5-3.古い壁紙の処分は自分で行う

壁紙張替えの見積もりには、基本的に「廃材処分費」が計上されます。剥がした古い壁紙を自分で処分できるのであれば、廃材処分費を削減できる可能性があります。

ただし、値引きできるかは業者によって異なるので、自分で処分することで値引きできるかは事前に確認しておきましょう

また、自治体によっては「粗大ゴミ」や「産業廃棄物扱い」となり、家庭ごみとして回収されないケースもあります。築年数の古い建物で見られる「アスベスト」を含む壁紙も同様で、専門業者に処分を依頼しなくてはなりません。

壁紙の処分で費用を抑えられる可能性はありますが、ケースバイケースなので業者や自治体への確認が必要になります。
回答

5-4.他の場所・部屋の張替えも検討する

壁紙の張替えでは、施工費以外にも現場管理費や養生費などの諸費用がかかります。

他の場所や部屋の張替えも検討しているのなら、一緒にリフォームすることで諸費用を抑えられます。将来的な予定がある場合は、まとめて張替えることを検討してみましょう

5-5.複数の会社で相見積もりを取って費用を比較して決める

壁紙の仕入れルートや施工体制は、業者によって少しずつ異なります。
そのため、見積もりは複数の会社からとって、よく比較することが大切です。

極端に安い見積もりは、必要な下地処理が省かれてしまう可能性もあるので注意しましょう
追加費用が発生する条件なども確認しておくと安心です。

見積もりや工事内容に不明点があれば、契約前に必ず確認しておきましょう。


6.壁紙(クロス)張替えの業者選びのポイント

壁紙の張替えを業者に依頼する場合は、施工実績が豊富で、保証期間を設けている業者を選びましょう。

6-1.壁紙張替えの実績が豊富な業者を選ぶ

壁紙の張替えは、職人の経験値で仕上がりが大きく変わります。
特に、下地処理の見極めは重要で、数年後の壁の状態に影響することも。施工実績が豊富な業者なら、下地の劣化具合に合わせて適切な処理を行い、長持ちする壁に仕上げてくれます

また、施工実績が多い業者は提案力にも優れています。
「ペットがいる」「湿気が気になる」といった相談にも、適切な商品を提案してくれるでしょう。機能と価格のバランスを考慮した提案ができるのは、プロならではのメリットです。

6-2.保証が充実しているかを確認する

壁紙は時間の経過とともに、ジョイント部分の剥がれや浮きが生じることがあります。このような時に無償で補修してもらうためには、保証期間を設けている業者に依頼することが大切です。

保証のない業者に依頼してしまうと、施工不良があった際に工事費が自己負担になってしまう可能性があります。保証は必ずチェックしておきたい重要な項目のため、契約前に必ず確認しておきましょう。

また、保証は施工品質に対する自信の表れでもあります。充実した保証は、安心して任せられる判断材料のひとつでもあります。


7.まとめ

8畳の部屋の壁紙は、DIYで張替えることもできますが、作業に慣れていないと失敗するリスクもあります。特に劣化した下地の補修は難しいので、プロに任せたほうが安心です。

業者に依頼する場合でも、量産品の壁紙を選んだり、家具の移動を自分で行ったりすることで費用を抑えられるので、まずは相談してみましょう。

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