8畳の壁紙の張り替えをする方法は?リフォーム会社の費用相場も大公開!

8畳壁紙張り替え費用

壁紙の張り替えをして模様替えをしたり、美しい部屋に仕上げたりしたいと思ったものの、どうやってやったら良いのかと悩んではいないでしょうか。

この記事では8畳の部屋で壁紙リフォームをするときの一般的な方法を詳しく掘り下げて紹介します。

リフォーム会社を利用するときにかかる費用相場も説明するので参考にして下さい。

また、リフォームガイドが実際の見積もりを集計して算出した、壁紙リフォームの費用相場はこちらからご覧いただけます。
>>データで見るクロスリフォームの費用と相場


1. 壁紙の張り替えリフォームの方法

8畳の壁紙の張り替えリフォームをするときには主に2つの方法があります。

DIYとリフォーム会社の利用という2つの方法についてどのような内容になるかを簡単に確認しておきましょう。

1-1.DIYで壁紙を張り替える

壁紙をDIYでリフォームする方法は、クロスや施工の道具を用意して自分で壁紙を剥がし、新しいものを貼り付ける方法です。

近年では初めての人でもやりやすい道具も販売されていて、気軽にリフォームをDIYでできるようになってきています。

1-2.リフォーム会社に依頼する

リフォーム会社に依頼するのは壁紙に限らず家のリフォームをするときに一般的な方法として選ばれるようになりました。

相談してリフォームの内容を決めていき、日程を調整して張り替え作業を実施してもらいます。プロとして希望に応じた提案をしてくれるので、納得できる壁紙リフォームになると期待できます。


2.DIYで壁紙の張り替えをするのに必要な費用

8畳の広さなら自分でもできそうだと思う人もいるでしょう。

DIYで壁紙の張り替えをすると費用はどのくらい掛かるのでしょうか。DIYならクロスを用意し、張り替えに必要な道具を準備する費用程度しかかかりません。

DIYの場合の予算について目安を確認しておきましょう。

2-1.8畳の部屋の張り替えに必要なクロスの量

8畳の部屋の壁紙を張り替えるにはクロスを購入する必要があります。

正方形の一般的な8畳の部屋の場合には3600mm×3600mm×2500mmの大きさです。
クロスは巾が0.9mのものが市販されているので、8畳の部屋の壁紙を張り替えるには単純計算では39mほど必要になります。

ただ、部屋の形によっては端材ができてしまうため、もう少し必要になることもあるでしょう。

2-2.壁紙の張り替えに必要な道具

壁紙の張り替えをDIYでやるには道具を揃えなければなりません。少なくとも以下の4つは揃えておかないときれいに壁紙を張ることができないでしょう。

  • ヘラ
  • カッター
  • なでバケ
  • ローラー

他にも必要に応じて養生のためのマスキングテープなども用意する必要があります。

2-3.DIYで8畳の壁紙リフォームをするのにかかる費用

DIYで8畳の部屋の壁紙リフォームをするのにかかる費用はほとんどがクロスの費用です。

クロスの1mあたりの単価は200円~500円くらいになっています。40m必要だったとすると8000円~20000円です。道具は1000円もかからないものばかりです。

合計すると12000円~24000円くらいあればDIYでリフォームできるとわかります。


3.リフォーム会社に壁紙の張り替えを依頼する費用

8畳とはいえ自分でやるのは大変だったり、自信がなかったりする場合も多々あります。

リフォーム会社に施工してもらうと壁紙の張り替えはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。

3-1.壁紙リフォームの費用を決める3つの要因

壁紙リフォームを依頼したときに費用を決める要因は3つあります。

壁紙の単価、部屋の広さ、業者の作業費です。それぞれについて費用への影響を簡単に見ておきましょう。

壁紙の単価

リフォーム会社に依頼するときには壁紙の種類を自由に選べます。

製品ごとに単価が違う設定になっていますが、単価についてもメートル単価と平方メートル単価の2種類があるので注意しましょう。

クロスの巾は0.9mなので1mの長さの場合には0.9㎡です。平方メートル単価は1㎡あたりの価格なので0.1㎡だけ広いことになります。リフォーム会社を比較するときには特に重要なので覚えておきましょう。

部屋の広さ

部屋が広いほど壁紙リフォームの費用は高くなります。必要はクロスの量が増えることに加えて、施工にかかる手間も大きくなるからです。

リフォーム会社に依頼する費用は単純に広さに比例するわけではないですが、8畳で取った見積もりを他の広さの部屋では使えないので気を付けましょう。

業者の作業費

リフォーム会社に依頼するときには作業費を支払って施工してもらいます。DIYなら無料になる部分です。

リフォーム会社によって作業費には大きな違いがあるので、比較すると良いポイントでしょう。

業者の作業費は内訳にも注意が必要です。出張費などが含まれている場合も含まれていない場合もあるからです。

3-2.8畳の部屋の場合にかかる費用相場

部屋の広さが8畳の場合にかかる費用相場は結論としては6万円~12万円くらいです。

選ぶクロスの種類や依頼先のリフォーム会社による違いが大きいので大きな幅が生じています。

壁紙の張り替えのメートル単価は1000円~2400円くらいが相場なので、40m必要だとすると4万円~9.6万円です。これに作業費などの諸々の費用を加えた金額を支払うことになります。

3-3.部屋の広さによる費用相場の違い

部屋の広さが違うときに費用に大きく影響するのはクロスの料金です。

作業量も増えますが、施工に必要なる時間はあまり変わらないので作業費には大きな差が生じない傾向があります。

そのため、部屋の広さが違うときにはクロスの料金分を計算し直せばおよその相場がわかります。

8畳ではクロスが40m必要なのに対して、6畳では33m、10畳では60mです。6畳の場合にはクロスが7mほど短くて済む分だけ7000円~9800円くらい安くなります。逆に10畳では20m分だけ必要なクロスが増えるので、2万円~4.8万円くらい高くなると計算できます。

3-4.壁の補修費用や養生費用などに注意

壁紙リフォームを依頼するときには他に発生する費用についても注意が必要です。

壁紙の張り替えでは補修費用や養生費用、廃材処理費などがかかります。壁が傷んでいると下地処理のために補修費用が数万円くらいになることもあります。

養生費用や廃材処理費は数千円程度が相場です。また、タンスを動かすときなどには家具移動費として1つあたり数千円かかることもあるので気を付けましょう。