キッチンにおすすめな色は?後悔しない選び方と人気カラーを紹介

キッチン 色

キッチンのリフォーム時には色選びに悩んでしまいますよね。カラーバリエーションが豊富なため、「目移りしてしまって選べない」という声が少なくありません。

そこでこの記事では失敗しないキッチンの色の選び方について解説します。キッチンに人気の10色と、各色の持つ印象や効果を紹介しますので、理想のキッチンを実現するための参考にしてください。


失敗しないキッチンの色の選び方

キッチンはLDKの印象に強く影響を与えます。もちろん、好きなカラーを選ぶのもよいですが、部屋全体の調和など広い視点で見ることも大切です。まずは、キッチンの色を選ぶときに注意したい6つのポイントについて解説します。

壁や床との配色を考える

キッチンイメージ

キッチンの色は、壁や床の色とのバランスに気をつけましょう。
例えば、床に濃い目の色を選んだときに、キッチンにも濃い色合いを選ぶと全体的に重々しい雰囲気になってしまいます。強いブラウンのフローリングに木目調で柔らかい色のキッチンなど、同系色で明度の異なる色を組み合わせると、馴染みやすく失敗がありません。
また、赤など強いアクセントカラーのキッチンにしたいときは、床は白などのシンプルな色だとケンカしません。

家具や部屋全体の色と合わせる

オープンタイプのキッチンでは、リビングやダイニングとのバランスにも注意が必要です。壁や床の色はもちろん、カーテンやラグ、ソファなどとのバランスを考えましょう。

インテリアの配色の基本は「ベースカラー70%・メインカラー25%・アクセントカラー5%」です。キッチンは広いスペースをとるため、ベースカラーまたはメインカラーに含めて考えると全体的なバランスがとりやすくなるでしょう。

カラースキーム例

素材や模様にこだわる

同じ色でも素材や模様によってイメージががらりと変わります。
例えば木目調のキッチン扉は、木質系の素材を選ぶとナチュラルな仕上がりに。ツヤ感の強い素材なら木目の柄で違った雰囲気が楽しめるでしょう。また、天板の素材もステンレスやホーロー、人工大理石などの種類があり、それぞれに印象が異なります。

使い勝手やお手入れのしやすさも含め、自分が理想とするキッチンになるように組み合わせていきましょう。

カラーシミュレーションを行う

素材によって色の見え方がどう違うのか、選んだキッチン扉や天板などの組み合わせに違和感がないかなどは、カラーシミュレーションで確認できます。メーカーによってはサイト上でのカラーシミュレーションが可能です。

リフォーム会社が決まっていない場合は、カラーシミュレーションをしてくれるかどうかを業者選びの条件に加えてみるのもよいでしょう。

照明や日当たりを考慮する

色から受ける印象は光の当たり方によっても変わるため、サンプルを見るときには照明の下だけでなく自然光でも色を確認する必要があります。
電球には主に「電球色」「温白色」「昼白色」「昼光色」の4色があり、このうちキッチンに適しているのは自然の光に近い昼白色です。

一方、リビングには落ち着きのある電球色や温白色が向いています。特にオープンタイプのキッチンでは、昼はリビングの大きな窓から差し込む陽光、夜はリビングの照明で、色がどのように見えるかを意識しましょう。

[参考]風水も意識してみよう

色にこだわりがない場合は、風水をとりいれてみてはいかがでしょうか。風水では、キッチンは金運をつかさどる場所とされています。下記のように、キッチンの方角によってラッキーカラーが異なるので、参考にしてみてください。
※風水には様々な説があり、下記はその一例です。

キッチンの方角別ラッキーカラー

  • 東:
  • 西:黄色
  • 南:
  • 北:アイボリー
  • 東南:オレンジ黄緑
  • 南西:ベージュ
  • 北西:ベージュクリーム色
  • 北東:

 


キッチンに人気のカラー10色

ここからは、キッチンに人気のカラー10色を紹介し、色の持つ特徴や効果について解説します。

【ホワイト(白)系】明るく清潔感がある

白いキッチン

明るく清潔感のある白は、キッチンのなかでも最も人気な色です。開放感を演出する効果もあり、日が入らない北側のキッチンや狭いキッチンにもおすすめといえるでしょう。シンプルな色なので、壁や床の色にも悩むことがありません。ただし、汚れが目立ちやすい色なので、お手入れしやすい素材を選ぶことをおすすめします。

画像出典:https://www.yutoriform.com/products/water/kitchen/case/21/

【ブラウン系・木目調】汚れが目立ちにくく馴染みやすい

木目キッチン

キッチンをナチュラルな雰囲気に仕上げたい方におすすめなのが、木目調をはじめとしたブラウン系の色です。木や大地を連想させる色で、床のフローリングや木製の家具にもよく馴染みます。また、木目調は無地と違って汚れが目立ちにくいという効果も。トーンによって雰囲気が変わり、明るめのトーンはよりナチュラルに、暗めのトーンはスタイリッシュな仕上がりが期待できます。

画像出典:https://www.8044.co.jp/gallery/1693

【ブラック系】モダンで高級感がある

ブラック系キッチン

モダンで高級感があるキッチンにしたい方は、ブラック系にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。黒を取りいれることで、キッチン全体が大人っぽくスタイリッシュな空間に仕上がります。他の色を引き立てるため、食材の色が映えて料理が美味しそうに見えるという嬉しい効果も。ただし、黒を多用すると圧迫感や重厚感を感じやすくなります。また、手垢や水垢が目立つため、こまめなお手入れが必要です。

画像出典:https://freshhouse.co.jp/case/20414/

【グレー系】上品で落ち着いた雰囲気

グレーのキッチン

 

グレー系のキッチンも黒と同じくモダンなイメージですが、黒の持つ強さが弱まり、上品で落ち着いた雰囲気になります。モノトーンインテリアはもちろん、モダンテイストやナチュラルテイストのインテリアに合わせやすい色です。濃淡で印象が変わるので、オープンタイプのキッチンではリビングに置く家具とのバランスを考えながらトーンを選びましょう。

画像出典:http://www.8044.co.jp/gallery/396

【シルバー系】無機質でスタイリッシュ

シルバーのキッチン

耐久性に優れ、お手入れもしやすいことから、レストランなどの厨房で使用されるステンレスキッチン。シルバーの無機質さは黒や白と相性が良く、スタイリッシュなイメージのキッチンに仕上がります。ナチュラルテイストのインテリアとは合わなそうなイメージがありますが、画像の例のように周囲を白や淡いグレーで統一して色数を押さえ、床をフローリングにすると、ステンレスの冷たい質感が和らぎ、清潔感が際立つ効果も生まれます。

画像出典:https://www.8044.co.jp/gallery/1090

【レッド系】華やかで個性的

赤いキッチン

アクセントカラーに使われることの多い赤は、派手な印象があります。華やかで個性的なキッチンを演出できますが、インパクトが強いため、ワインレッドやボルドーなど深めの色を選ぶとよいでしょう。シックで大人っぽい雰囲気に仕上がります。また、周囲にグレーやベージュを取り入れると落ち着いて柔らかなイメージになるため、壁や床の色で工夫してみるのもおすすめです。

画像出典:https://freshhouse.co.jp/case/1763/

【イエロー系】ポップで元気な印象

黄色のキッチン

ポップで元気な印象のキッチンにしたい場合は、イエローやオレンジなどのビタミンカラーがおすすめです。例えば、窓のない独立型のキッチンは暗いイメージになりがちですが、鮮やかなイエロー系を取り入れると明るい印象になります。テンションが上がり、キッチンでの作業も楽しくはかどりそうですね。「黄色は好きだけど明るすぎるのはちょっと…」という場合は、画像のように少しくすんだイエローを選ぶと落ち着きがプラスされます。

出典:http://www.8044.co.jp/gallery/1093

【ブルー系】上品なアクセントカラーに

青いキッチン

ブルー系は爽やかさと同時に清潔感を連想させる色なので、白と同じくキッチンにおすすめの色といえるでしょう。画像は部屋全体に青が使われており、キッチンの色もベースカラーの一つといえますが、白を基調としたインテリアでは上品なアクセントカラーになります。地中海スタイルのインテリアにもよく似合いそうですね。

出典:https://www.yutoriform.com/products/full/remodeling/case/48/

【パステル系】柔らかくかわいらしい

パステルカラーのキッチン

 

白でまとめたキッチンに少しだけ色味が欲しい場合は、パステル系のシステムキッチンを選ぶとよいでしょう。淡いピンクやイエローなどの暖色系は優しい印象、水色や淡いグリーンなどの寒色系は柔らかい印象が加わります。控えめでかわいらしいパステル系は目立ちすぎず、周囲の色とも馴染みやすいため、濃い目の色に抵抗感がある方におすすめです。

出典:https://freshhouse.co.jp/case/1782/

【ツートンカラー】バランスを調整できる

ツートンカラーのキッチン

キッチンを1色ではなく、2色にするツートンカラーも人気です。吊り戸棚とフロアキャビネットに異なる色を選ぶと、個性的な印象を与えるだけでなく、色のバランスも調整できます。フロアキャビネットは黒、吊り戸棚を白にした画像の例では、壁や天井との一体感が生まれ、違和感がありません。白以外の色をアクセントにするのもおしゃれですね。色の組み合わせによってイメージはがらりと変わります。ツートンカラーを選ぶときは、何パターンもシミュレーションして好みの組み合わせを見つけてみてください。

出典:http://www.8044.co.jp/gallery/836


まとめ

カーテンやソファなどの家具と異なり、キッチンは簡単に取り換えることができません。色を選ぶときは単に好きだからという理由で選ぶのではなく、壁や床とのバランスを考えましょう。特にオープンタイプのキッチンは、リビングとのバランスもしっかり考える必要があります。

キッチンリフォームを進めるにあたって、リフォーム会社選びは重要です。キッチンのリフォームが得意な会社であれば、周りとの配色バランスを考えたり、どのような色のラインナップがあるか、各メーカーの知識が豊富だったりと、希望に合ったキッチンリフォームプランをスムーズに低価格で作ることができるからです。
キッチンリフォームの実績が豊富で、信頼できるリフォーム会社と出会うために、まずはリフォームガイドにご連絡ください。

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