
「洗濯物を干す場所が狭い」
「外でくつろげるスペースがほしい」
「ガーデニングをしたい」
こんな思いでベランダの増築を考えながらも、なかなか工事のイメージがわかない人も多いのではないでしょうか。
ベランダの増築といっても、既製品を取りつけるだけの工事から、家自体を増築する工事まで様々です。それぞれどれくらい費用がかかって、どのような完成像になるのか、こちらでご紹介します。
また、ベランダ増築工事のトラブル回避策、業者の選び方についても触れていきます。ぜひ参考にして、快適なベランダ空間を手に入れてください!
目次
1.ベランダ増築方法7種類とその費用
ベランダの増築は、それぞれの家に合わせて様々な方法があります。まずはご自身がどのようにベランダを増築したいのか、しっかりとしたイメージを持つ事が大切です。ここでは、ベランダ増築方法7種類とその費用を写真付きでご紹介します。
ベランダ増築の方法一覧
出典:http://www.lixil.co.jp/ https://freshhouse.co.jp/case/16505/ https://freshhouse.co.jp/case/28406/?data%5Bconstruction_scope%5D%5B0%5D=exterior
2.ベランダ増築工事の施工例
ベランダ増築のため行われた施工例から、実際の工事の様子を紹介いたします。
2-1.車庫の上にバルコニーデッキを拡張・設置
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もともとあった車庫の上に新たにバルコニーデッキを拡張・設置しました。洗濯物を干すだけでなく、外の景色をゆったりと楽しめるような空間にも仕上がりました。
築年数 | 約25年 |
費用 | 150万円 |
2-2.2階にベランダを増設
施工後
フルスケルトンの工事に伴い、2階にベランダを設置しました。大きな窓で部屋の中に日差しが取り込めるほか、屋根もついているため天候に左右されず洗濯物を干すことができます。
間取り図
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築年数 | 40年 |
費用 | ー |
出典:https://www.k-yamaken.com/case/skeleton-renovation-kodate-renovate-6537/
2-3.改築と同時に2階にバルコニー設置
施工後
築古の木造住宅の改築に伴い、2階にバルコニーを設置しました。防水工事も施し、高硬度で対衝撃性・磨耗性に優れた仕上がりになっています。
間取り図
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築年数 | 70年 |
費用 | ー |
出典:https://www.k-yamaken.com/case/renovate-an-inherited-house-kodate-renovate-6315/
3.ベランダ増築工事でトラブルを避けるための注意点
ベランダ増築では法的な問題や、隣家とのトラブルが発生する可能性もあります。ここでは、ベランダ増築工事で注意しなければいけないことを説明いたします。
3-1. 確認申請が必要な場合がある
ベランダを増築する際は、行政から増築の許可を得るための確認申請が必要となる場合があります。確認申請は専門的な知識が必要な書類が多いため、リフォーム会社や設計事務所に行ってもらうのが一般的で、15~25万円が費用の相場になります。
その際、リフォームの見積りの中に「申請代行費」などとして含まれます。ただし、以下の条件を全て満たす場合には確認申請は不要です。
- 10㎡以下の増築である
- 建物所在地が防火地域、準防火地域になっていないこと
3-2.建ぺい率、容積率に余裕があるか
建築基準法では、建ぺい率と容積率によって建物の大きさを制限しています。
建ぺい率とは、敷地に対して建物の投影面積(建築面積)が占める割合です。
建ぺい率(%)=建物の投影面積÷敷地面積
バルコニーは、1m以上突き出した部分がある場合、1mより先の分が投影面積に入ります。
容積率とは、延べ床面積(建物の全ての階の床面積を合計したもの)を敷地面積で割ったものです。
容積率(%)=延べ床面積÷敷地面積
バルコニーは、2m以上突き出した場合のみ、2mより先の分が延べ床面積に入ります。建ぺい率と容積率は地域ごとに細かく設定されているので、合致しているかどうか判断がつかない場合が多いと思いますので、業者に確認するようにしましょう。
3-3. 隣近所への日射を遮らないか
ベランダ増築では、前述の建ぺい率や容積率など建築基準法に適合しているのであれば、日照権が問題となるケースはごくわずかです。
ただし、隣家と小さなトラブルになる可能性は否定できませんので、事前に増築する旨を説明することが重要です。


4.リフォームの業者探しで失敗しないための方法
では実際にベランダ増築をする際、たくさんの業者の中からどのように選んでいけばよいのでしょうか。まずは以下の3つが当てはまるかどうかを確認しましょう。
- ベランダ増築のリフォーム実績が豊富な会社かどうか
- 過去の顧客からの評価が良いかどうか
- 担当者との相性が合うかどうか
チラシやインターネット、業者のホームページなど様々な情報源を利用して、最後はリフォーム会社を訪ねてみて判断するのも良いでしょう。
一方で、リフォーム会社を1社ずつ調べていくのは手間がかかるというのも事実でしょう。そこでお勧めしたいのが「リフォームガイド」というサービスです。登録時間は2分で皆さんの代わりにご説明した3つのポイントを押さえてリフォーム会社を「無料で紹介」するサービスです。
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5.まとめ
いかがだったでしょうか。ベランダの増築にはいろいろな方法があります。ご自身で増築後のベランダのイメージを明確にした上でリフォームに臨みましょう。
そして様々なトラブルを回避できるように、適切なリフォーム会社としっかりと話し合うようにしましょう。