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ベランダ・バルコニーリフォームを成功させる全ノウハウまとめ

  • ベランダ・バルコニーのリフォームをしたいけれど、いくらかかるのだろう?
  • 防水加工するなら、どれくらいお金がかかるのだろう?
  • リフォームには、どれくらい時間がかかるのかな?

ベランダやバルコニーのリフォームを検討している人は、こういった悩みを抱えているでしょう。

たしかにベランダやバルコニーの相場やかかる時間なんて、まったくピンとこないですよね。

本記事では、

  • ベランダ・バルコニーの、パターンごとにおけるリフォーム相場費用
  • リフォームにかかる時間
  • リフォーム業者の選び方

について、詳しく解説します。

本記事を読めば、ベランダ・バルコニーのリフォームについて、ほとんどわかるはずです。

1.ベランダ/バルコニーのリフォームの施工内容と費用

まずは、ベランダ・バルコニーのリフォームにかかる費用をおさえましょう。

費用は、施工内容によって異なります。

1-1.ベランダ/バルコニーを増築する

ベランダ・バルコニーを増築する場合、費用はおおむね以下のとおりです。

というように、一口にベランダ・バルコニーのリフォームといっても、費用はさまざまです。

関連記事:7種類のベランダ増築リフォームを完全解説!費用相場や注意点など

1-2.ベランダ/バルコニーにサンルーム・屋根を設置する

続いて、ベランダ・バルコニーにサンルームを設置するリフォームの場合を考えてみましょう。

サンルームとは、「ガラス張りになっている、透明な部屋」のことですね。
解放感がありつつも、実用性のある構造です。

サンルーム設置の場合は、40万円から80万円ほどの費用が必要となります。
少し費用の幅が広い点には、注意しなければいけません。

屋根を設置する場合は、おおむね20万円から30万円の費用が必要となります。
これは、やはり屋根の大きさや使用される素材で費用が上下します。

関連記事:ベランダ・バルコニーをリフォームする際にかかる費用を徹底解説!!

1-3.ベランダを部屋にリフォームする

ベランダを部屋にリフォームするという方法もあります。

この場合、費用としては40万円から170万円ほどがかかるでしょう。

ベランダを部屋にリフォーム場合の費用は、元々の面積で変動します。

関連記事:ベランダを部屋にリフォームする方法とその費用や注意点

1-4.ベランダ/バルコニーの床を防水工事・塗装する費用

続いて、防水工事・塗装リフォームの費用について解説します。

ベランダ・バルコニーの防水工事の場合、5万円から50万円程度が必要となるでしょう。

防水工事の費用は、

  1. 使われる塗料やシートの種類
  2. 塗料を塗る面積の広さ
  3. 表面の塗り替えのみか「防水層」の補修も必要か

によって決定します。

これらの合計が、工事費用の総額となります。

おすすめ記事:ベランダ防水工事の基本知識【費用や業者選びの注意点】

ベランダ防水塗装で使われる塗料やシートの種類

まずは、防水加工に使われる塗料やシートの種類ごとの費用を見てみましょう。

  単価(1㎡) 耐用年数
塩化ビニールシート 3,500円〜7,000円 10年〜20年
ゴムシート 3,000円〜7,000円 10年〜15年
FRP 5,000円〜8,000円 10年〜12年
ウレタン 4,000円〜7,000円 10年〜15年

これに施工面積をかけあわせれば、塗料にかかる費用が割り出されます。

表面の塗り替えのみか「防水層」の補修も必要か

続いて、工事をする場所について考えてみましょう。

ベランダ・バルコニーの防水工事では、

  • 表面だけを加工する「トップコート」
  • 雨漏りを防ぐ機構である「防水層」

が、工事対象となりえます。

トップコートだけなら、工事費用は総額20万円程度でおさまるでしょう。

画像のように、表面をコーティングする、比較的簡単な工事です。

しかし、トップコートの内側の「防水層」まで防水加工するなら、30万円から50万円ほどが総額の費用となります。

関連記事:ベランダの塗装にかかる費用と塗装すべきタイミングについて

1-6.ベランダ/バルコニーを外壁塗装する費用

続いて、ベランダ・バルコニーリフォームの外壁塗装について考えてみましょう。

これは、防水目的だけではなく、美観や壁材の保護を目的におこなわれるものです。

外壁塗装の場合は、総額で10万円から30万円ほどの費用がかかります。

費用は、使用する塗料の種類、および面積によって変動します。

塗料の種類 単価(1㎡) 耐用年数
ウレタン塗料 2,100円〜3,100円 7年〜15年程度
シリコン塗料 2,700円〜4,100円 12年〜15年程度
フッ素塗料 3,700円〜4,700円 15年〜20年程度

というように、塗料によって費用は大きく異なります。

これに塗装面積をかけあわせた数字が、塗料にかかる費用となります。

上記に加えて5万円から10万円程度加算した金額が、費用総額となります。

ただし足場を組む必要などがあれば、さらに3万円から10万円程度の費用が必要です。

関連記事:バルコニーの外壁&防水塗装の種類・費用・時期をチェック!

もし費用面で心配があるなら、ベランダ防水はDIYも可能です。しかしDIYでも対応できない場合もあります。自宅のベランダがDIY可能かどうかは「ベランダ防水はDIYが可能!デメリットや手順、費用を解説」を参考にしてみてください。

4.ベランダ/バルコニーリフォームをすべき時期と工期

続いて、ベランダ・バルコニーのリフォームにおける、

  • 時期
  • 工期

について解説します。

4-1.時期

時期を見極める方法は、ふたつあります。

ひとつは、耐用年数から逆算する方法。

時期については、前回のリフォームから10年程度が目安です。
あるいは、家が建ってから10年後経ったタイミングも、ベランダ・バルコニーのリフォームのタイミング。

なぜなら、防水塗装の耐用年数はおおむね10年前後だから。
つまり、およそ10年周期でリフォームすれば問題ありません。

もうひとつは、「防水塗装の状況で判断する」という方法。

先ほど、防水塗装の耐用年数は10年程度であると説明しました。
しかし、環境次第では8年程度で劣化しきってしまう場合もあります。

一方で環境が易しければ、15年ほど長持ちする場合も。

だから防水塗装の状況で判断することも重要です。

ベランダ・バルコニーについては、以下のような状況であれば、リフォームが必要です。

  • 塗装が剥がれてきている
  • ひび割れが発生している
  • 床に水たまりができる
  • 排水溝が破損し、詰まっている

4-2.工期

工期については、さほど長くはかかりません。

10メートル四方のベランダ・バルコニーでも、1日か2日程度で終わるでしょう。
ただし下地や天候次第では、3日程度に伸びる可能性もあります。

より詳しく知りたい場合、ベランダの防水塗装で最適な方法・費用・時期を見極めるコツも併せて読んでみてください。

5.ベランダ/バルコニーリフォーム業者の選び方

ベランダ・バルコニーのリフォームを実施する場合、業者選びが非常に重要です。

業者選びにおいては、3つのポイントがあります。

5-1.専門業者に依頼すること

なぜなら、専門でない業者は、防水工事に慣れていないケースがあるから。

なるべく防水工事を専門としている業者に依頼しましょう。

また、防水工事の実績なども、ホームページで確認しておきたいところです。

5-2.複数の業者で見積もりをとること

相見積もりすれば、ベランダ・バルコニーのリフォーム費用について、法外な金額の契約を避けられます。

5-3.アフターサービスについて確認しておくこと

防水工事は、やや難しい工事です。

よって工事が不完全で、漏水などが起こってしまうと、たいへんなトラブルに発展するかもしれません。

したがって、保証内容などについて知っておくことは重要です。

同時に保証があるなら、具体的に何を保証するのかもチェックしておきましょう。 

関連記事:ベランダから雨漏りした際の対処法や費用、業者選びを解説

6.ベランダ/バルコニーリフォームで使える補助金

意外と費用がかかる、ベランダ・バルコニーのリフォーム。

しかし、実は補助金を受けられるケースがあるのをご存知でしょうか?
条件次第ですが、国や自治体から補助金を受けられるかもしれません。

ベランダ・バルコニーリフォームが対象となっているなら、ぜひとも利用しましょう。

一例として、国土交通省による「長期優良住宅化リフォーム推進企業」が挙げられます。

引用:建築研究所

同事業では、条件を満たしている場合、ベランダ・バルコニーのリフォームにおいて補助金が支給される仕組みです。

そのほか、都道府県や自治体ごとの補助金を利用できるかもしれません。

ベランダ・バルコニーのリフォームを実施するなら、かならず補助金をチェックしましょう。

ただし、ベランダ・バルコニーのリフォームに関する補助金は、インターネットで検索してもすぐに出てこなかったりします。

できれば、都道府県や市町村役所で直接確認するのがおすすめです。

7.ベランダ/バルコニーの増築で違法にならないために気を付けること

ベランダ・バルコニーを増築する場合、2mを超えるものである場合は、容積率をオーバーして違法建築にならないかどうか、気を付けましょう。

容積率とは、敷地面積に対して建物の延べ床面積の割合がどのくらいか、ということですが、この割合は、地域や土地によって限界値が決まっています。つまり、一定の広さ以上の建築をした場合は、「違法」になってしまいます。

ベランダ・バルコニー増築では、幅2mを超える場合のみ、超える部分の面積が床面積としてカウントされます。

よって、2mを超える幅のベランダ・バルコニー増築を考えている方は、今の容積率はどうかを確認しましょう。

また、容積率の他にも日当たりの問題に関わる「斜線制限」もあります。地域によって規定が違うため、事前によく確認をしましょう。

より詳しく知りたい方は「3.ベランダ増築工事でトラブルを避けるための注意点」にて図で解説していますので合わせてご覧ください

8.まとめ

ベランダ・バルコニーのリフォームにかかる費用は、さまざまです。

トップコートなどの小さな工事なら、10万円から20万円程度の費用で収まるでしょう。

一方、サンルーム設置などのリフォームでは、40万円から80万円ほどの費用がかかる場合もあります。

リフォーム内容によって費用が大きく変動する点は、きちんと理解しておきましょう。

また、ベランダ・バルコニーのリフォーム業者を探すうえでは、正しい探し方を意識することが重要です。

先ほども触れたとおり、

  • 専門業者へ依頼する
  • 相見積もりを実施し、不利な契約を避ける
  • アフターフォローや保証内容を確認しておく

といった点は、きちんとおさえておきましょう。

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