庭を駐車場にリフォームする際の費用&安く抑える3つのコツ

「庭を駐車場にリフォームしようと思っているけど、どのくらいの費用がかかるかわからない」
という悩みを解決しましょう。

この記事では、駐車場のタイプや庭の舗装方法別にリフォーム費用を説明いたします。また、リフォーム費用を抑えるコツも3つご紹介します。

庭を駐車場にリフォームしようと考えている方は、ぜひこの記事を参考にしながらリフォームを検討してみてください。


1.庭を駐車場にリフォームする際の費用一覧

庭の舗装方法・駐車場のタイプ・フェンスの種類

庭を駐車場にリフォームする際の費用は、主に

①庭の舗装方法
②駐車場のタイプ
③フェンスの種類

という3つの要素によって決定します。

これらの選び方ごとに、庭を駐車場にリフォームする際の費用をまとめてみましたので、ご覧ください。

各項目の特徴や費用については、次の章から説明していきます。

庭を駐車場にリフォームする際の費用

庭を駐車場にリフォームする際の費用


2.3タイプの駐車場とその費用

まずは、どんなタイプの駐車場にリフォームしたいかを決めましょう。この章では、駐車場のタイプ別の特徴と費用をご紹介します。庭の舗装が終わったことを前提にご覧ください。

2-1. オープンスタイル

費用:約0円(舗装費用に含まれる)

 オープンスタイルの駐車場

屋根のないタイプの駐車スペースで、ほぼ舗装費用だけで施工することが出来ます。敷地全体が明るく、広々と感じられます。防犯面が気になる方は、入り口にカーゲートを設置することで対応することが出来ます。

また建ぺい率の規制がないため、スムーズに工事をすることができます。

2-2.カーポート

費用:約20万円

カーポートの駐車場

壁が無く、屋根だけ設置された駐車スペースです。雨やホコリなどから車を守るのに一定の効果を発揮します。

このタイプはメーカー商品が豊富なので、建物自体の素材やデザインに合わせて設置することができます。

2-3. ガレージ

費用:約100万円

ガレージ

屋外に車庫を作るタイプの駐車スペースです。雨や風、ほこりなどに車をさらすことがなく、良好な状態で車を維持したい方に向いています。また、シャッターがあることで人の侵入を防ぐことが出来るので、防犯面でも優れています。


3.庭の3種類の舗装方法とその費用

この章では、庭を駐車場にする際の最初の工事となる、舗装方法の特徴と費用についてご紹介いたします。土のまま駐車場として利用してしまうと、道路を泥で汚してしまうなど近隣住民の方にも迷惑をかけてしまいます。そこで庭から駐車場にリフォームする際は、何かしらの方法で土を舗装しなければいけません。

その際、主に選ばれる舗装方法が砂利、アスファルト、コンクリートの3種類です。それぞれ説明していきましょう。費用は、駐車場1台分:12.5㎡(幅2.5m×長さ5.0m, 車路幅5.0m)で計算しています。

3-1. 庭を砂利で舗装する

費用:約4万円

庭を砂利で舗装する

庭を舗装する方法として、最も安価なものになります。施工した当日から駐車できます。しかし、車のタイヤが通る場所にわだちができやすく、雨の日に砂利が流出してしまうおそれがあります。また、砂利が古くなってくると砂ぼこりが舞いやすいという欠点があります。

3-2.庭をアスファルトで舗装する

費用:約14万円

アスファルトで舗装した庭

アスファルトは綺麗に施工でき、施工した当時から駐車することもできます。しかし、デザイン性に乏しい点や、古くなると表面がはがれやすい点に注意です。また、エクステリア専門の業者ではアスファルトを扱えない場合もあるので、よく確認するようにしましょう。

3-3.庭をコンクリートで舗装する

費用:約20万円

コンクリートで舗装した庭

コンクリートは綺麗に施工でき、デザインの選択肢も豊富なため、一般住宅の駐車場でよく選択されています。表面が平らで、汚れても水で洗い流せばいいので清掃が簡単です。ただし、舗装方法としては最も高額なうえに、施工後の数日間は駐車することができない点に注意しましょう。