
駐車場のリフォームを考えているものの、どの程度の費用が掛かるのか不安に思っていたりしませんか?
今回は駐車場リフォームの一般的な費用がどの程度なのか、またそれぞれのメリットデメリットを説明していきますので、駐車場のリフォームを検討する際にはぜひ参考にしてみてください。
目次
1.駐車場リフォームの費用
駐車場リフォームと一言に言っても様々な手法があります。今回は対応方法を切り口に、あくまで目安ですが費用を説明させていただきます。駐車場をリフォームする際にはぜひ参考にしてみてください。
1-1.砂利を敷く場合の費用
砂利を敷く方法は地面がむき出しとなっている土地の場合に、もっとも安価に行える駐車場リフォームとなります。安価に行えて、撒いてしまえばすぐに使えるため施工日数も1日あれば十分です。
一方で自動車のタイヤで轍ができやすい、古くなると砂埃が舞いやすい、徐々に減っていくので補充が必要といったデメリットもあります。また防草シートを無しで行えば安く抑えることが可能ですが、自動車のタイヤが踏む箇所以外は雑草が生えてきやすいため、都度処理が必要となります。
1-2.アスファルトを敷く場合の費用
アスファルトを敷く場合、土地を掘削して、整形・下準備、コンクリート打設、表面仕上げ、養生という工程になります。アスファルトの場合、デザイン性に乏しい反面、砂利に比べると耐久性はあがります。
1-3.コンクリートを敷く場合の費用
地面のリフォームで最も耐久性が高く、高級感も出せるのがコンクリートになります。デザインの選択性も広く、おしゃれな住宅街では選択される方が多いです。
デメリットとしては、耐久性が高い分、撤去費用としてコンクリートを砕く際に高額になりやすい、コンクリートが固まるまで使えないためその間、一時利用駐車場に停めておく必要があり費用がかさむといった点が挙げられます。
1-4.カーポートを付ける場合の費用
駐車場にカーポートを付けると、雨風や日光が防げるので自動車を長くきれいに保つことが可能になります。柱を片側2本にするか、両側4本にするか、屋根をUVカットのものにするかといったオプションで費用が変わってきます。
1-5.フェンスを付ける場合の費用
防犯の観点からフェンスは有効と考えられています。ランクごとに費用にかなりばらつきがありますので、ご自身の必要に応じてご検討ください。
2.駐車場リフォームをお得にするためのコツ
様々な駐車場リフォームを紹介してきましたが、安くない買い物となりますので、こちらでは初期費用や維持費用をお得にするコツをご紹介していきます。
2-1.自動車が踏む場所だけを舗装する
地面をリフォームする際には、広さで必要な材料が変わってくるため、全面アスファルトやとすると、費用も跳ね上がってきます。
自動車のタイヤが踏む場所だけをコンクリートやアスファルトとし、ほかの箇所は芝生やレンガなどで代用することで費用が抑えられるのみならずインパクトのあるおしゃれな駐車場とすることが可能です。
2-2. 将来の変化を見越して選ぶ
家族構成の変化により1台持ちから2台持ちに、もしくは軽自動車からステップワゴンにといった変化が考えられます。リフォームの際に、将来の変化を見越していると2回目の工事が不要になりお得です。
またいずれ退去することがわかっていてその際、駐車場を元に戻さないといけないといった事情の際には、コンクリートではなくアスファルトか砂利を選んでおいたほうが、撤去費用が掛からずお得になります。
2-3.合い見積りをとる
駐車場は人目に触れるので、こだわりたいという方も多い箇所です。複数の業者からリフォームの見積りと完成予想図を出してもらい、言葉だけでは伝わりにくい印象も含めて自分のイメージ通りのものができているか、また予算内に収まるように業者が努力してくれるかといった点を比較検討しましょう。