
映画やドラマに出てくるようなおしゃれな海外のキッチンは、デザイン性を重視したい人を中心に人気があります。日本に輸入できる海外のキッチンメーカーは多数あり、本場の素材や機能美にこだわったキッチンを自宅に取り入れることが可能ですが、導入時には注意点もあります。
本記事では、日本にショールームのある海外キッチンメーカーや国産キッチンとの違い、海外風キッチンを作るポイントについて解説します。憧れの海外キッチンを実現するためにぜひお役立てください。
目次
- 1.日本にショールームがある海外製の輸入キッチンメーカー
- 1-1. nobilia(ノビリア)|ドイツ
- 1-2. Bulthaup(ブルトハウプ)|ドイツ
- 1-3. Poggenpohl(ポーゲンポール)|ドイツ
- 1-4. SieMatic(ジーマティック)|ドイツ
- 1-5. Allmilmo(アルミルモ)|ドイツ
- 1-6. Zeyko(ツアイコ)|ドイツ
- 1-7. Boffi(ボッフィ)|イタリア
- 1-8. Dada(ダダ)|イタリア
- 1-9. Valcucine(バルクッチーネ)|イタリア
- 1-10. Euromobil(ユーロモビル)|イタリア
- 1-11. MERIT KITCHENS (メリットキッチン)|カナダ
- 1-12. PACIFIC RIM(パシフィック・リム)|カナダ
- 1-13. DeWils(デウィルズ)|アメリカ
- 1-14. HANSSEM(ハンセム)|韓国
- 2. 国内メーカーと海外メーカーのキッチンの違い
- 3. 海外製キッチンを設置・リフォームする際の注意点・確認ポイント
- 4. 海外風キッチンにするポイント
- 5. まとめ
1.日本にショールームがある海外製の輸入キッチンメーカー
海外製キッチンを購入する前には、実物を見て比較検討することを推奨します。ここでは、日本国内にショールームのある海外のキッチンメーカーを紹介します。メーカーごとの特徴やショールームの所在地をまとめていますので、ぜひご活用ください。
1-1. nobilia(ノビリア)|ドイツ

nobilia(ノビリア)は、1945年創業の歴史あるドイツのキッチンブランドです。商品やカラーの種類が豊富で、シンプルなデザインからポップなカラー、重厚感のある柄など、多くのラインナップから選べます。
注文ごとにドイツから直輸入する形式で、規格品の他に、サイズやカラー、パーツを好きに組み合わせられるセミオーダーにも対応しています。圧倒的な生産力でリーズナブルな価格帯を実現しているため、高品質でコストパフォーマンスに優れた輸入キッチンを導入できます。ヨーロッパの素材を取り入れた最新トレンドのキッチンにこだわりたい方にもおすすめです。
ショールーム
- 東京ジョイントショールーム:東京都千代田区岩本町3-4-6 トナカイタワーズビル 7F
- 岐阜羽鳥ショールーム:岐阜県羽島市舟橋町宮北1-56
- 名古屋サテライトルーム:愛知県名古屋市千種区東山元町4-67 コレツィオーネ東山102
- 兵庫三木ショールーム:兵庫県三木市別所町東這田570-1
- ATC大阪ショールーム:大阪府大阪市住之江区南港北2-1-10 ATCビル ITM棟 9F
- HDC神戸ショールーム:兵庫県神戸市中央区東川崎町1-2-2 3Fコンフォートハウスプラザ内
1-2. Bulthaup(ブルトハウプ)|ドイツ

「Bulthaup(ブルトハウプ)」は、ドイツで有名な高級ブランドです。人間工学にもとづき、シンプルで飽きの来ないミニマリズムなデザインと、細部まで丁寧に造られた機能美がバランスよく設計されています。
1949年の創業以来、「100年後も愛されるキッチン」というコンセプトのもと、上質なキッチンを手掛け続けています。アイランド型キッチンの知名度が高いですが、3種類の基本シリーズに、約2,000アイテムを自由に組み合わせることが可能です。魚焼きグリルなど日本の住宅向け機能も充実しています。
ショールーム
- 東京都港区南青山6丁目12-4 骨董通りビル 2F
1-3. Poggenpohl(ポーゲンポール)|ドイツ

「Poggenpohl(ポーゲンポール)」は、創業130年以上という長い歴史のあるドイツのキッチンメーカーです。「キッチンを進歩させる」という理念のもと、常に技術の向上に取り組んでおり、他のメーカーもお手本にするほど品質の指標と称されています。
祖母から母、娘へと親子3代に渡って受け継がれるというドイツキッチンの風習を活かし、引っ越し時などに携帯しやすいよう配慮されています。国内の代理店へ施工やメンテナンスを依頼でき、日本メーカーの設備の組み入れも可能です。
ショールーム
- 新宿ショールーム:東京都新宿区新宿2-19-1 BYGSビル2F
- 大阪ショールーム:大阪市中央区高麗橋2-2-7 東栄ビル1F
1-4. SieMatic(ジーマティック)|ドイツ

「SieMatic(ジーマティック)」は、ドイツの高級キッチンブランドです。洗練されたデザインと品質の高さが評価されており、高級マンションにも多く採用されています。
「ピュア」「アーバン」「クラシック」という3つのシリーズから好みのモデルを選び、自由にパーツを組み合わせることが可能です。カラーバリエーションは約1,900以上と膨大で、こだわりのキッチンを実現できます。
ショールーム
- 青山(東京)ショールーム:東京都港区南青山2-13-10 ユニマット アネックスビル 1, 2F
- 名古屋ショールーム:愛知県名古屋市中区栄5-215
- 大阪ショールーム:大阪府大阪市中央区南船場4-2-4
- 福岡ショールーム:福岡県福岡市中央区渡辺通4-8-28 F.Tビル1F
1-5. Allmilmo(アルミルモ)|ドイツ

「Allmilmo(アルミルモ)」は、デザイン性と木材の加工・塗装に定評のあるドイツの高級キッチンブランドです。「The art of the handcrafted(技巧の芸術)」というコンセプトの通り、職人がハンドメイドでさまざまな素材や加工を用いて、理想とするキッチンを叶えてくれます。
CGの「グラフィックシステム」を使った高精度なプランニングにより、理想のキッチンとリビングをゼロから組み立てることが可能です。キッチンの面材は1,000種類以上と膨大で、ヨーロピアンやモダン、ポップなどキッチンのスタイルも充実しています。
ショールーム
- 南青山ショールーム:東京都港区南青山4-24-1 FAVEUR MINAMIAOYAMA 1F
- 軽井沢ショールーム:長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉 2023-2 アーク旧軽井沢ヴィレッジII 2F
1-6. Zeyko(ツアイコ)|ドイツ

「Zeyko(ツアイコ)」は、16世紀にドイツで家具メーカーとしてスタートした、歴史ある老舗キッチンブランドです。キッチンの印象を変える扉材の9割を社内で生産するなど、品質にもこだわり、その高い木材加工技術は世界的な評価を集めています。
重厚感あるモダンな「MODERNO」と、手彫りの扉がクラシカルな「CLASSICO」の2種類をもとに、カラーや取手、サイズなどをカスタマイズができます。日本国内では購入後の製品保証が受けられる他、設備のメンテナンスなどアフターサポートも充実しています。
ショールーム
- 大阪府大阪市住之江区南港北2-1-10
1-7. Boffi(ボッフィ)|イタリア

イタリアのキッチンメーカー「Boffi(ボッフィ)」は、異素材を組み合わせた独自のテイストが人気を博している家具ブランドです。ステンレスと木材、大理石と真鍮といったユニークなキッチンは世界的に評価されており、多数の受賞歴があります。
また、トレンドの水栓も自社で製作するなど、設備と素材の総合的なバランスにこだわりが見られます。シャープなデザインのキッチンを好む方にもおすすめです。
ショールーム
- エ インテリアズ|ボッフィデパドヴァ東京:東京都港区南青山4-22-5
- バイ インテリアズ東京:東京都港区南青山4-16-15
- エ インテリアズ 大阪:大阪府大阪市西区江戸堀1-3-3
- 福岡オフィス:福岡県福岡市中央区赤坂1丁目12番6号 4F-A
1-8. Dada(ダダ)|イタリア

「Dada(ダダ)」は、イタリアを代表する高級家具メーカー「Molteni(モルテーニ)」のキッチンブランドです。イタリアの天然石をはじめとするこだわりの素材を贅沢に採用しており、インテリア企業ならではの品質とオリジナリティが魅力です。
収納できる扉やシャッター付き吊り戸棚など、独自の機能性を備えており、強度と繊細さの融合にこだわったキッチンを導入できます。
ショールーム
- DADA TOKYO:東京都港区南青山6-4-6 Almost Blue A棟 地下1F
1-9. Valcucine(バルクッチーネ)|イタリア

「Valcucine(バルクッチーネ)」は、イタリアの高級キッチンブランドとして、ミラノサローネにも出店されています。「キッチンを世界にひとつの芸術作品に飛躍させる」というコンセプトのもと、イタリアが誇るアートと工芸、そしてサステナビリティを融合しています。
厳しい品質試験に合格した材料のみを用いた扉は、幅広いカスタマイズが可能。また、100%リサイクル可能なキッチンとしては世界初と言われ、環境に配慮した構造も特徴です。日本の代理店では、販売からアフターフォローまで一貫して対応しています。
ショールーム
- 東京都港区南青山4-1-12 1F
1-10. Euromobil(ユーロモビル)|イタリア

イタリアの「Euromobil(ユーロモビル)」では、建築家やデザイナーとのコラボレーションによる高品質なイタリア製キッチンを提供します。キッチンを「住まいの中心にあるべきもの」として捉え、暮らしに馴染む機能性とデザインが両立しています。
日本でも販売件数が多く、国内の部品ストックも豊富なため、メンテナンスや修繕もスムーズに依頼できるでしょう。ライフスタイルに応じたカスタマイズが可能で、国産メーカーのコンロやシンク、食洗機の組み込みも可能です。
ショールーム
- 東京ショールーム:東京都渋谷区代々木3-36-8-105
- 大阪ショールーム:大阪府大阪市中央区南本町2-2-2 5階F
- 名古屋ショールーム:愛知県名古屋市中村区岩塚本通5-28
- 静岡ショールーム:静岡県浜松市東区有玉西町2414-2
1-11. MERIT KITCHENS (メリットキッチン)|カナダ

「MERIT(メリット)」は、細部のデザインまでこだわったキッチンが評判の高いカナダのキッチンメーカーです。「キッチンは人が集う場所」という考えのもと、使いやすさとデザイン性を重視したキッチンが揃っています。
600種類以上のパーツから選べるフルオーダーで、日本の住宅にも柔軟に対応できます。アンティークやモダンといった幅広いスタイルがあり、使用する木材の種類やカラーも豊富です。
ショールーム
- 東京ショールーム:東京都渋谷区東3-14-15 MOビル4F
- 大阪ショールーム:大阪府大阪市西区南堀江1-25-17 相互ビル4F
1-12. PACIFIC RIM(パシフィック・リム)|カナダ

「PACIFIC RIM(パシフィック・リム)」は、木製キャビネットメーカーとして有名ですが、キッチンも人気があります。無駄のない収納性能と、親しみやすい温かみのあるデザインが魅力で、伝統的な北米スタイルからヨーロピアンまで幅広いスタイルのキッチンが揃っています。
木材の種類や加工まで細かく選択できるため、オリジナルのキッチンを実現したい場合にもおすすめです。日本でも人気が高く、同社の全生産高の約3分の1が日本国内で流通していると言われています。
ショールーム
- 神奈川県川崎市宮前区土橋3-2-6-1-105
1-13. DeWils(デウィルズ)|アメリカ

「DeWils(デウィルズ)」は、伝統的なアメリカンスタイルが売りのキッチンメーカーです。ライフスタイルや好みに合わせてデザインやレイアウトを自由に選べるオーダーメイド方式で、熟練した職人たちが受注してから丁寧に製作していきます。
無垢材の中でも良質な木材を用いており、ドア1枚までハンドメイドにこだわっています。細かなカスタマイズにも対応可能で、国内メーカーの調理器具やレンジフードとの組み合わせも可能です。
ショールーム
- 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央2-8-28 BETTER HOME内
1-14. HANSSEM(ハンセム)|韓国

「HANSSEM(ハンセム)」は、韓国のキッチンブランドです。セミオーダーシステムで、L字型やコの字型など複数のレイアウトから選択できます。比較的リーズナブルな価格で注文でき、オプションで海外製の食器洗い機を組み込めます。
また、独特の立体感や肌触り、光沢が特徴的なクォーツストーンを天板の素材に選べる点も魅力です。「魅せるシステムキッチン」を目指したい場合にもおすすめです。
ショールーム
- 東京ショールーム:東京都新宿区西新新宿8-19-1 小林ビル3F
- 大阪ショールーム:大阪市中央区高麗橋2-2-7 東栄ビル1F
2. 国内メーカーと海外メーカーのキッチンの違い
国内のキッチンメーカーと海外のメーカーとでは、いくつかの違いが見られます。ここでは、文化や生活の違いを踏まえた主な3つの違いについて解説します。
2-1. 大きさ・高さ
海外のキッチンは、多くの機能を備えたシステムキッチンが一般的で、日本のキッチンより広い傾向があります。ただ、家事動線が計算されているため、移動の負担はさほど心配ないでしょう。
また、体格の差もあって、海外のキッチンは作業台やガスコンロが日本よりも高いため、小柄な人には使いにくく感じられる可能性があります。
2-2. オーブン・食洗機が内蔵
海外のキッチンでは、通常オーブンや食洗機が内蔵されています。一方、日本ではオーブンレンジや外付けのオーブンを別途設置するのが一般的です。
日本でも近年、食洗機付きのキッチン台が増えていますが、光熱費を考慮してライフスタイルに合わせて選ばれます。また、海外では食材の切り残しや食べ残しを細かくしてくれるディスポーザル機能も浸透してきています。
2-3. 機能 vs デザイン
日本と海外とでは、キッチンに対する意識や考え方も異なります。海外では、キッチンは「空間の一部を構成するもの」とされ、空間全体や照明、他の家具とのバランスを考慮し、どちらかというとデザイン重視になっています。
一方、日本ではキッチンを作業場と位置づける傾向があり、インテリア性よりも機能面や効率性、収納力が重視されてきました。デザイン性と機能性どちらを重視するか、バランスも考慮しながら比較検討してみましょう。
3. 海外製キッチンを設置・リフォームする際の注意点・確認ポイント
おしゃれで機能的な海外製キッチンを取り付ける際には、日本のキッチンとは異なる注意点があります。ここでは、海外キッチンの導入に関する6つの確認ポイントを紹介します。高額な海外製キッチン選びで失敗しないためにも参考にしてください。
3-1. 施工前に実物を確認できるか
メーカーによらず、キッチンの素材感やサイズ感、使い勝手を知るために実物を確認できると理想的です。海外製キッチンでも日本国内のショールームや展示場を設けています。
現物を実際に見て、触れておくことで、ホームページやカタログだけではわからない部分まで把握でき、選択ミスの防止につながります。
3-2. 国内で販売、施工しているか
海外の輸入キッチンを取り扱っている店舗や企業があるかどうかは重要です。気に入った海外製キッチンが見つかったとしても、国内で取り扱いがない場合は現地から直接輸入するなど、導入のハードルが高まります。
3-3. 納期にかかる時間はどれくらいか
国産メーカーの場合、現場搬入は発注後2週間〜1ヶ月程度が一般的ですが、現地から輸入する場合は約3ヶ月〜半年ほどと日数がかかります。さらに、夏季休暇や冬季休暇が重なるとさらに期間を要する可能性もあるため、スケジュールは事前に確認しておきましょう。
また、稀にですが届いてみるとガタつきがあったり破損があったりで取り付けができないこともあります。海外から輸入している場合は、再度取り寄せるにも時間がかかるため、スムーズに進行できない可能性があることは認識しておきましょう。
3-4. 国内メーカーの食洗器に対応しているか
国内メーカーの食洗機を取り付けたい場合には、海外製キッチンにそのまま組み込めるかどうか確認が必要です。国内と海外とでは食洗機の規格が異なり、対応していない場合もあるため、早い段階で業者に相談しておきましょう。
3-5. アフターメンテナンス・保障があるか
アフターメンテナンスや保障サービスの有無も重要です。海外メーカーの場合、トラブルへの対処や部品交換などの対応が日本のメーカーよりも難しく、時間を要する可能性があります。国内の代理店で相談、依頼できるかどうか聞いておくと無難です。
3-6. 対応できる業者がいるか
海外キッチンの施工やメンテナンスに対応可能な業者や店舗、企業は限られます。実績が少なく、不慣れな業者に依頼してしまうとうまく設置されない、水漏れや破損などのトラブルが発生する、といったリスクがあります。信頼できる業者を選ぶために、代理店に相談してみることも良いでしょう。
4. 海外風キッチンにするポイント
海外製のキッチンは高価であったり規格が合わなかったり、購入を断念する場合もあるでしょう。しかし、海外製キッチンを導入せずに、工夫次第で理想の海外風キッチンを実現することも可能です。ここでは、憧れの海外風キッチンを作るためのアイデアを紹介します。簡単に実践できる方法もあるので、ぜひ取り入れてみてください。
4-1. 見せる収納を意識する
キッチンの壁やカウンター下などに板を設置して、見せる収納を取り入れるすることでおしゃれなキッチン空間に仕上がります。
棚板の素材やカラーをインテリアと合わせることで、統一感を意識するとすっきりとまとまります。ただ、地震などで落下する可能性もあるため、滑り止めシートを敷くなどの対策を含め、安全面についても検討しておくと良いでしょう。
4-2. 扉をかまちづくりに
かまちづくりの扉は、おしゃれなキッチンを作るポイントの1つです。かまちづくりは、かまち扉などとも呼ばれ、扉の上下左右の4辺を木材で組み上げ、中央にガラスや板をはめ込んだ扉を指します。それぞれのフレームが独立しているため、湿度による変形や膨張のリスクが少なく、つくりが頑丈な傾向があります。
日本のキッチンメーカーでもかまち扉を採用したキッチンを扱っており、種類が選べるものもあります。デザイン性と機能性を兼ね備えたかまちづくりの扉へ変更するだけでも、キッチン全体の雰囲気をアップデートできるでしょう。
4-3. 小物で海外のキッチンコーディネートに
小物で海外キッチンのコーディネートを実現することも可能です。飾り棚に並べるアイテムを揃える、観葉植物をアクセントとして置く、といった方法でもおしゃれなキッチンを作れます。また、キッチン全体で小物のカラーやテイストを統一する方法も有用です。
4-4. 壁をタイルにする
壁をタイルにすることでも、雰囲気をがらりと変えられます。壁や天井と同じタイルカラーでも、質感を異なるものにすればメリハリが付き、洗練された雰囲気になります。
ヨーロッパ風のキッチンと相性の良いホワイトタイルの他、淡いパステルカラーやアイボリーなどのナチュラルカラーを取り入れることで、落ち着いた空間を演出できます。
4-5. 照明をおしゃれに
キッチンの照明器具にもこだわってみましょう。天井から吊り下げるペンダントライトは、カウンターやダイニングに設置することでキッチン全体のアクセントになります。ダウンライトやシーリングライトなら、すっきりとした印象に仕上がります。
光の色やカバーの形、素材など種類が豊富なので、好みや演出したいインテリアの雰囲気に合ったものを選びしょう。ただし、設置に工事や部品が必要なものもあるので、取り付けについて業者に確認しておくと安心です。
5. まとめ
海外メーカーのキッチンは、日本の設備を組み込めるものや、フルオーダーからセミオーダーまで希望に合わせてカスタマイズできるものが揃っています。海外製の場合、納品までの期間や施工、メンテナンス対応などに注意が必要ですが、輸入可能なキッチンの多くは国内の代理店などで対応しているケースも多く見られます。
今回紹介した海外のキッチンメーカー一覧を参考に、憧れの海外キッチンを検討してみましょう。
海外メーカーのキッチンを導入するには、やはり輸入品の取り扱いになれたリフォーム会社選びも重要です。サイズ感や商品の特徴をよく知った会社に依頼することで、スムーズにリフォームプランを検討することができます。
リフォームガイドでは、担当コンシェルジュがご要望に合った最適な施工会社をご提案します。相見積もりもスムーズで、適性価格でのリフォームをサポートいたしますので、まずはキッチンのお悩みやご要望についてお気軽にお聞かせください。