
キッチンのリフォームを検討し始めると、費用や手順、リフォーム会社の見つけ方など、分からないことも多いのではないでしょうか?多くの方が疑問を持ちながらキッチンのリフォームを検討しているかと思います。
ここではキッチンリフォームでの注意点や見積もりの取り方、そしてリフォーム会社やキッチンの選び方まで具体的に説明していきます。納得のリフォームが出来るよう、ひとつひとつ理解しながら読み進めてみてください。
目次
1.理想のキッチンのリフォームを実現するためのチェックポイント
理想のキッチンを実現するために最初に行うべきことは、「リフォームで実現したいこと」をご自身の中で整理することです。「安くしたい」「収納を増やしたい」「使いやすくしたい」「間取りを見直したい」「機能を充実させたい」さまざまな要望があると思います。大切なのはその中で優先順位をつけることです。
簡単な方法としては以下のチェックリストに1位から5位まで優先順位を書き込むことから始めるとよいでしょう。要望を整理するのが目的なので、順位にこだわりすぎる必要はありません。
要望 | 実現したい内容 | 順位 | |
---|---|---|---|
安価に | 少しでも安く新しいキッチンにしたい | 位 | |
収納を増やす | 十分な機能スペースを確保したい | 位 | |
間取り変更 | 間取りを変えて動線を変えて広くしたりしたい | 位 | |
機能充実 | IHや食洗器など最新機能を充実させたい | 位 | |
使い勝手 | 使いやすいサイズや広さに変更したい | 位 |
優先順位を決めたら、順位に沿ってリフォームで実現する方法を考えていきましょう。リフォーム会社に見積もりに来てもらう際にも、これらの要望をしっかりと伝えることが成功の秘訣です。
安価に:安価にできるリフォーム会社を探す(2章&5章)
収納を増やす:間取りを見直し、収納の充実したキッチンを選ぶ(3章&4章)
間取り変更:キッチンの形状を見直し、間取りを変える(3章&4章)
機能充実:機能の充実したキッチンを選ぶ(4章)
使い勝手:キッチンのサイズや間取りを変更する(3章&4章)
こちらの記事も参考にしてください。






2.キッチンリフォームの費用と相場
キッチンをリフォームする際に最も気になることの一つが、「いくら掛かるの?」ということではないでしょうか?リフォームは個別性が高いので厳密な金額は出せませんが、ここでは費用の目安やどのようなリフォームが高くなるのかについてご説明いたします。
2-1.キッチンリフォームの費用の目安
キッチンリフォームの費用は「キッチンの形状」と「キッチンのグレード」によって大きく変わってきます。
キッチンの形状は台所のスペースや生活スタイルに合わせて選び、グレードに関しては、どこまで予算を掛けるかで判断するとよいでしょう。
シンプル | スタンダード | ハイグレード | |
---|---|---|---|
I型キッチン | 50~80万 | 60~90万 | 70~120万 |
L型キッチン | 65~90万 | 75~120万 | 85~130万 |
対面型キッチン | 70~100万 | 80~130万 | 90~160万 |
キッチンの形状とグレードでリフォーム費用は上記のようになります。
費用についてより詳しく知りたい方は、こちらをお読みください。






2-2.キッチンリフォーム費用が高くなりがちなケース
キッチンのリフォームは中身によって相場よりも高くなる場合があります。どのような場合に高くなるのかご説明いたします。
キッチンの移動を伴うリフォーム
分かりやすい例としては壁側に設置していたキッチンを移動させ、対面型のキッチンにリフォームするような場合です。排水管や排気用ダクト、電気配線等の工事が追加で必要となり、費用は上がってしまいます。マンションの場合は排水管やダクトを動かすのに制限があるので特に注意が必要です。





