収納量を増やすキッチンリフォーム。機能的でおしゃれな事例を参考に!

キッチン 収納 リフォーム

モデルルームで見かけるような、スッキリと片付いた生活感のないキッチンに憧れている方は多いと思います。調理器具やスパイス類がごちゃごちゃと並ぶキッチンは、見た目が良くないだけでなく作業効率にも影響します。通販などでキッチン収納を購入するという手もありますが、むしろ使いにくいキッチンになってしまうことも…費用はかかりますが、リフォームをしたほうが動線や機能性に優れた快適なキッチンになるでしょう。

そこでこの記事では、収納量を増やすリキッチンフォームの種類や方法について解説するとともに、機能的でおしゃれなキッチンリフォーム事例を紹介します。ぜひ参考にしてください。


キッチン収納を増やすリフォームの種類と費用相場

以下にまとめたのは、キッチンの収納を増やすリフォームの主な種類と費用の目安です。

費用目安(本体+工事) 備考
背面収納 約30~40万円 取付幅195cm
吊り戸棚(手動昇降) 30万円前後 取付幅165cm+75cm
吊り戸棚(電動昇降) 50万円前後 取付幅165cm+75cm
床下収納 約5~8万円 既存と同サイズの交換
パントリー(壁面設置タイプ) 約5~10万円
パントリー(クローゼットタイプ) 約10~50万円
カップボード 約10万円 幅90cm
キッチン設備交換 約55~60万円 幅210cm、I型キッチンの場合

かかる費用は収納のサイズやグレード、工事内容によって異なります。

費用を抑えたい場合、ホームセンターで背面収納やカップボードを購入して設置すれば、工事費はかかりません。ただし、ぴったりサイズではないため、天井や壁との間に隙間ができる可能性は高いでしょう。

一方、システムキッチンメーカーの背面収納やカップボードはセミオーダーでつくられるため、設置場所に合わせてサイズを指定できます。工事費用はかかりますが、仕上がりの美しさや統一感を重視するなら、リフォームで収納を増やすことをおすすめします。


収納量を増やすキッチンリフォーム事例

ここからは、収納力と快適性、おしゃれ度アップに成功したキッチンリフォームの事例を紹介します。

対面キッチンは背面(壁側)収納を活用

事例1-1

対面キッチンの背面(壁側)に引き出し式キャビネットと造作棚を設置。無垢材や漆喰など自然素材にこだわった内装に、木目調のキャビネットがよく似合います。シンプルな造作棚にはパスタなどが入ったガラスポットや小さな観葉植物が並び、まるでカフェのようなおしゃれな空間です。

出典:https://freshhouse.co.jp/case/17051/

ダイニング側にも収納スペースを設ける

事例2-1

対面式キッチンでは、ダイニング側のカウンター下も収納スペースに活用できます。食事のときに使用するランチョンマットや普段使いの食器類は、ダイニングテーブル近くに収納すると便利です。引き出しタイプの収納なら、食器類がほこりをかぶることもありません。

出典:https://freshhouse.co.jp/case/19533/

昇降機能付きの吊り戸棚を取り付ける

事例3-1

吊戸棚は小柄な人には使いにくく、上段がデッドスペースになっている家庭は多いのではないでしょうか。空間をフル活用するには、手動あるいは電動で昇降する吊戸棚がおすすめです。棚全体を使いやすい高さまで下ろすことができるので、ものの出し入れがスムーズに行えます。

出典:https://www.yutoriform.com/products/full/remodeling/case/25/

見せる収納でおしゃれに

事例3-1

お手入れしやすいステンレス製の対面キッチンに木目調の床、天井や壁はモノトーンでまとめたシンプルモダンテイストのキッチンです。背面収納ではなく壁に可動棚を設け、あえて見せる収納に。棚の塗装には一度塗りで仕上げられる自然塗料「オスモカラーワンコート」を使用し、木目が隠れずヴィンテージ感を演出しています。

出典:https://freshhouse.co.jp/case/21985/

パントリーを設置する

事例5-1

キッチンを移動して、空いたスペースをパントリーにリフォームした事例です。ダイニングスペースにL字型キッチンを設置し、リビングとつながる対面式のオープンキッチンに。元のキッチンスペースを、食品や飲み物のストック、使用頻度の低い調理器具などを収納するパントリーに改造しました。いつもスッキリと片付いた状態を保てるキッチンエリアになりました。

出典:https://freshhouse.co.jp/case/16664/

 

収納力の高いキッチンに交換する

事例6-1

収納スペースが少なく使いにくかったキッチンを、収納力の高いシステムキッチンに交換。壁の両側にたっぷりの収納と作業スペースができ、使いやすいキッチンになりました。

出典:https://freshhouse.co.jp/case/2160/

L形キッチンは角も利用する

事例7-1

L字型のキッチンは「曲がり角の収納が使いにくい」と敬遠されることがありますが、近年の商品は角の収納力や使いやすさがグッと向上しています。吊戸棚もセットにすればさらに収納スペースが増えて、キッチンが散らかるのを防げるでしょう。

出典:https://www.ishome.ltd/mizu/reform/?key=8


快適なキッチンにする収納リフォームのポイント

キッチンのリフォームでは、使いやすさや適切な収納スペース、ライフスタイルに合わせた設計など、多くのことを考える必要があります。そこでここからは、快適なキッチンにするために押さえておきたい収納リフォームのポイントについて解説します。

使う場所の近くに収納スペースを確保する

イメージ

調理器具は使う場所の近くに収納しておくと作業がスムーズに進みます。例えば、フライパンや鍋はコンロ下、食材の下ごしらえに使用するボウルやざるはシンクの下にあると、使うときにサッと取り出せて便利です。
とはいえ、収納スペースに入りきらないサイズの調理器具もあるでしょう。その場合は、手の届く範囲で収納場所を確保するために、背面収納を検討するとよいかもしれません。

昇降収納は目線の高さに合わせて調整する

昇降式の吊戸棚は、棚を下したときに目線の高さになるよう調整しましょう。なにが収納されているのかが見やすいので、必要なものをすぐに取り出せます。
また、目線の高さは手が届きやすく、ものの出し入れがスムーズです。あちこちの収納スペースを探すことがなくなり、家事の時短につながります。

作業動線を確保できるよう扉の種類を検討する

キッチン収納の扉には、開き戸、引き戸、折れ戸などの種類があります。デザインだけでなく、扉を開いたときのことをイメージして選ぶようにしましょう。
扉を大きく開けられる開き戸タイプや折れ戸タイプは、収納したものを把握しやすく便利ですが、キッチンのスペースによっては扉がつかえてしまったり、開けたときに人が通れなくなってしまったりすることもあります。
スペースに余裕がない場合は、引き戸タイプのほうが使い勝手がよいでしょう。

見せる収納と隠す収納をバランス良く取り入れる

ものが何も出ていないキッチンには整然とした美しさを感じます。しかしながら、頻繁に使用するものを出したりしまったりするのは面倒ですよね。よく使うコーヒーメーカーやトースター、炊飯器などは出したままのほうが便利です。

見せる収納を意識し、背面収納の棚やキッチンカウンターに決まった置き場所をつくってみてはいかがでしょうか。背面収納の棚にロールスクリーンやカーテンで目隠しできるようにしておくと、どうしても人に見られたくないときにサッと隠すことができます。

収納する家電の位置によって電気工事も追加する

近年、キッチン家電の種類が増えたため、コンセントが足りずにタコ足配線で利用するケースが見られます。無理なタコ足配線は見た目が悪いだけでなく、火災発生の危険性があるので、すぐにでもやめたほうがよいでしょう。また、延長コードの使用は足を引っかけて転倒するおそれがあります。

キッチンをリフォームする際に、必要に応じて適切な位置にコンセントを増やすようにしましょう。


まとめ

キッチンの収納を増やす方法はいくつかありますが、より使いやすいキッチンにするにはキッチン全体をリフォームするのがよいでしょう。収納以外のお悩みも一度に解決でき、キッチンが快適なスペースになるはずです。

家事動線などの使い勝手とデザインを両立したキッチンを検討するには、リフォーム会社選びが重要です。会社によって、家事の使い勝手を考えられる専門家が在籍していたり、海外のキッチンメーカーなどの特殊な商品の取り扱いに長けていたりと得意分野が様々です。リフォーム会社の特徴をよく知るリフォームガイドにご相談いただければ、あなたのリフォームにあった会社をご紹介いたします。
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