
「これからリノベーションをするつもりだけど、後悔したくない」
「リノベーションで後悔しがちな事例が知りたい」
このようにお考えではありませんか?家をさらに快適にしたいなら、リノベーションは適切な手段です。
ですが、リノベーションをしたのに結局後悔してしまった、という事例も後を立ちません。せっかくリノベーションをするのなら、満足のいく結果にしたいですよね。
そこでこの記事では、リノベーションを行って実際に後悔してしまった例を30個紹介していきます。デザインや機能性、費用などの観点から解説しますので、自分が気を付けなければいけないことが具体的に分かるはずです。
記事を読んで失敗例から学び、後悔しないリノベーションを行ってください。
目次
1.リノベーションで後悔した事例30例
1章では、リノベーションで実際に後悔してしまった例を以下の3つに分けて紹介します。
- デザインで後悔
- 利便性・機能性で後悔
- 費用で後悔
他の方の失敗を活かして、自分があてはまりそうな例が出てきたらリノベーションプランをもう一度見直しましょう。
1-1.デザインで後悔した7事例
リノベーションでありがちなのが、デザイン面での後悔です。リノベーションでは家のデザインを重視する反面、こだわりと違ったという後悔が多いからです。オシャレな家にしようとはりきり過ぎた結果、後悔してしまう事例が多くありますので紹介していきます。
デザインに飽きて後悔
デザイナーとセンスが合わず後悔
完成後の素材とイメージが違って後悔
管理規約によって制限があり希望のデザインにできなくて後悔
デザインにこだわりすぎて予算をオーバーして後悔
予算を重視しすぎてデザインに後悔
デザインを奇抜にし過ぎて売却時に買い手がつかなくて後悔
飽きが来てしまった、派手にしすぎた、予算との兼ね合いを間違えてしまったなど、様々な後悔が見られました。デザインは自分が長い間納得のいくスタイルにすることがとても重要ですので、今後のこともよく考えるようにしましょう。
1-2.利便性・機能性で後悔した20事例
次に、利便性・機能性で後悔してしまった事例を紹介します。便利になると思ってつけた設備のせいでかえって不便になってしまったり、もっとこうすればよかったと後悔してしまったりする方が多いです。リノベーション箇所ごとに分けて紹介していますので、該当箇所のリノベーションを考えている方は必見です。
【水回り周辺】
元々使用していた設備の置き場所を考慮していなくて後悔
設置した床下収納を使わなくて後悔
間取り変更によってトイレの音が聞こえるようになって後悔
壁紙の色のせいで汚れが目立って後悔
ゴミ箱の位置を考えていなくて後悔
収納が少なすぎて後悔
収納のサイズが合わなくて後悔
【リビングダイニング】
ドアの位置が合わなくて後悔
フローリングで足跡が目立って後悔
リビングに雨戸を付けなくて後悔
床暖房の切り替え機能を取り付けなくて後悔
リビングを吹き抜けにして後悔
【その他の場所】
収納の扉タイプを間違えて後悔
ベランダをコンクリート材にして後悔
外壁を奇抜なカラーにして後悔
コンセントの位置が合わなくて後悔
照明スイッチの位置が合わなくて後悔
過度な断熱工事をして後悔
窓を小さくして後悔
二階にトイレを設置せず後悔
住んでから後悔ポイントに気づいたという例が多くありました。リノベーションをする際は住んだ後のことを想像することが必要です。その点は2章で詳しく解説しています。
1-3.想定外の費用で後悔した3事例
最後に、想定外の費用で後悔してしまった例を紹介します。
リノベーションにおいて、見積もりよりも料金が高くなったという事例は多くの方が経験されています。
見えない部分の補修費がかかったり工事期間が伸びて諸費用が増えたり、想定外のことが起こりがちだからです。どんな時に想定外の費用がかかるのか実例を見ていきましょう。
見えない部分の修理費を考えていなくて後悔
相見積もりをとらずに契約して後悔
工事期間が延びた時の費用を考えていなくて後悔
想定外の事態に対応するため、価格が上がった例が見られました。
予算とのすりあわせのためにも、業者との綿密な話し合いが必要になります。こちらも2-3で詳しく解説しています。万が一のことを考えて、少し多めに予算は見積もっておきましょう。
2.後悔しないために確認するポイント
1章で様々な後悔してしまった例を紹介しました。2章では、そのようなことを起こさないためのポイントを3つ紹介します。
リノベーションを終えた時にデザインに後悔してしまうのは、機能性と優先順位を合わせて考えることが出来ていないからです。機能性を重視してからデザインを考えることが、後悔の防止に繋がります。2章を読んで、後悔しないリノベーションのための対策をしっかりと行いましょう。
2-1.機能性で後悔しないために、実物を見て実際に住んだ時を想像すること
まず、機能性で後悔しないために実物を見て実際に住んだ時を想像しましょう。それによってサイズ違いやイメージ違いなど、機能的な面での後悔を防げるからです。
特に重要視するポイントは、
- 扉や収納、スペースなどのサイズ
- 床材や壁紙などの素材
の2点です。
希望のリノベーションをする際は、扉や収納のサイズなどをまず確認してください。扉を開けたときにぶつからないか、使用頻度が高い収納であれば物の出し入れがしやすいか、ドアはであれば人が問題なく出入り出来るかなど、実際に住んだことを想像する必要があります。
また、ショールームなどに足を運んで床材や壁紙など、実際の素材を確認することもイメージ違いを防ぐことが出来ます。お風呂などの水回りをリノベーションしたい方などは、サイズ感などもチェックすることが出来ます。
2-2.デザインで後悔しないために、予算と合わせながらリノベーションに優先順位をつけること
次に、デザインで後悔しないために予算との兼ね合いを考えながらリノベーションの優先順位をつけましょう。明確な順位があることで、必要なリノベーションが分かり無駄な工事を省くことが出来ます。2ステップに分けて考えると考えやすいです。
下で解説するステップを踏んだ優先順位の一例です。最後にオーバーした予算分、必要度の低いリノベーションを削ることが出来ています。
STEP1.デザイン面・機能面それぞれの優先順位を予算も併せて決める
まず、デザイン面と機能面の2つにカテゴリー分けして予算と一緒に考えます。先ほども説明した通り、機能性を重視してからデザインを考えることが後悔の防止に繋がるからです。優先順位を考えやすくするためにも、カテゴリーで分けて丁寧に吟味しましょう。デザインによっては飽きが来てしまうことや機能性が下がることも想像しながら、本当に必要かどうか検討してください。
STEP2.1を踏まえて、さらに2つを合わせた優先順位を決める
次に、さらにその2つのカテゴリーを合わせてから最終的なまとめの順位を決定します。
ステップに沿って決めることで、デザイン面・機能面・予算も全て妥協しない優先順位を決めることが出来ます。
2-3.費用で後悔しないために、業者としっかり打ち合わせをすること
最後に、費用で後悔しないために業者と綿密に打ち合わせをしましょう。先ほど決めた優先順位を業者に伝えると、より理想のイメージなどが伝えやすいです。
また、費用面では打ち合わせだけでなく業者選びもとても重要です。相見積もりを取らずに契約してしまうと、1章で紹介した事例のように高額なリノベーション費用に気付くことが出来ません。相見積もりで適正価格を知り、自分に合った業者を選ぶことが費用面での後悔を避けるために大切になってきます。
リフォームガイドでは、皆様の希望に合わせて様々なリフォーム会社から簡単に相見積もりを取ることが出来ますので、リノベーションを考えている方は是非ご利用ください。
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3.まとめ
後悔しないためのポイント3点
-
- 機能性で後悔しないために、実物を見るなどして実際に住んだ時を想像すること
- デザインで後悔しないために、予算と合わせながらリノベーションに優先順位をつけること
- 費用で後悔しないために、業者としっかり打ち合わせをすること
ここまでで、リノベーションをして後悔してしまった様々な例とそうならないための対策ポイントを3つ解説しました。
リノベーションにおける後悔はここで紹介したもの以外にもたくさんあります。そのような後悔を極力避けるためにも、ここで解説したポイントを意識してプランを立て、後悔のないリノベーションを行いましょう。