施工事例付!サンルーム増築の費用を完全解説!

「サンルームを設置するのにいくらくらいの費用がかかるのだろう?」このような考えをお持ちではないでしょうか。

サンルームを設置する費用は60.1万円~(ノーマルタイプの場合)ですが、みなさんがどのようなサンルームの形を希望されるかによって費用は大きく異なるものです。

そこで、今回はサンルームを増築する際にどれくらい費用がかかるのかを説明するのとともに、実際の事例、みなさんの費用感に合った業者の選び方、サンルームを増築する際にかかってしまう固定資産税についてご説明いたします。

この記事を読むことで、サンルームを増築する費用がいくらくらいか、どのような形のサンルームにしていくべきかを理解することができます。


1.サンルームを増築する際にかかる費用は?

はじめに、サンルームを増築する際にかかる費用の全体像を確認しましょう。サンルームの増築費用は、サンルーム本体費用と上下稼働物干しや換気扇などオプション費用で構成されています。

サンルーム増築の費用構成
出典:http://www.lixil.co.jp/lineup/gardenspace/sunnyge

1-1.サンルーム本体の増築費用は52.1万円~

サンルーム本体の増築費用は次の通りです。

サンルームを増築する費用

サンルームのサイズの測り方
出典:http://www.lixil.co.jp/lineup/gardenspace/sunnyge/variation/body/

サンルームと一言で言っても、みなさんの用途や要望によってタイプが変わってきます。

庭などの土地に取り付けるタイプ(ノーマルタイプ)、ウッドデッキ等の土台の上にサンルームを設置してレジャーとしても楽しめるタイプ(テラス囲みタイプ)、バルコニーにサンルームを設置するタイプ(バルコニータイプ)の3種類あります。

サンルームタイプ
出典:http://www.ykkap.co.jp/products/ex/item/series/sunfeel

「ノーマルタイプ」と「テラス囲みタイプ」の費用の違いは床部分が大きく影響します。

「ノーマルタイプ」は既製品をそのまま取り付けるだけの一方、「テラス囲みタイプ」はサンルームに対応したウッドデッキや土間を作った後にサンルームを取り付けるため、そのウッドデッキや土間の製作費とその作業の手間分費用が多くかかることになります。

また、「バルコニータイプ」は既存のバルコニーに対してサンルームを取り付けるため、「ノーマルタイプ」や「テラス囲みタイプ」に比べて土台を構築する必要がない分、多少費用を抑えていくことができます。

間口と幅に関しては大きさの違いによって費用が異なるだけでなく、サイズが大きくなるにつれて取り付け費用も多くなってきます。

>>サンルームを設置した事例

費用をかけてでもサンルームでの生活を充実させたいなら、「テラス囲みタイプ」でサイズが大きいサンルームを選ぼう!

「費用は高くてもいいからサンルームを有効活用した充実した生活を送りたい!」という方は「テラス囲みタイプ」「2間×6尺」や「2間×9尺(実質8尺)」のような大きいサイズのサンルームを設置することをオススメします。

なぜなら、サンルームの用途が「ノーマルタイプ」に比べて大きく増えるからです。「テラス囲みタイプ」のサンルームを設置することで洗濯物干しや小さな一室としての機能だけでなく友人等とのバーベキューや天気が良い日に外の空気を快適に味わえる空間にしていくことができます。

実際にサイズが大きい「テラス囲みタイプ」のサンルームを設置してある自宅をご紹介いたします。

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「テラス囲みタイプ」は多少費用がかかるものの、かけた費用以上の満足感のある生活を手に入れることができます。サンルームを使って多くの楽しいことをやりたい方にはぜひ「テラス囲みタイプ」を増築することを推奨します。

 

増築費用を抑えたいなら、「ノーマルタイプ」でサイズが小さいサンルームを選ぼう!

「とりあえず安く増築したい!」という方は「ノーマルタイプ」「1.5間×4尺」のような小さいサイズのサンルームを選びましょう。

サイズが小さいことで本体価格だけでなく、設置費用も抑えることにつながります。1.5間から2間になることで費用が5万円以上上がることからわかるように、サイズは費用に大きく関わってきます。

また、ムダに凝ったサンルームにしないことも費用を抑える秘訣です。サンルームは窓ガラスのタイプが複数あり、それらのグレードによって費用は多少変わってきます。

そのため、追加費用のかからないオーソドックスなサンルームにすることをオススメします。

先ほど紹介した費用では、「バルコニータイプ」の方が安いと思われた方もいらっしゃると思います。「バルコニータイプ」では、そもそも規格にピッタリなサンルームがあることが多くありません

また、バルコニーの劣化状態によってバルコニー全体のリフォーム費用がかかってしまう恐れもあり、費用が予想以上にかかってしまうこともあります。

そのため、費用を抑えていきたい方は「ノーマルタイプ」の小さいサンルームを増築することを推奨します。

1-2.サンルームのオプション費用は10万円前後

サンルーム本体の費用には、物干しなどのオプションが含まれていないため、取り付けを希望する方は追加費用がかかることを考慮しておく必要があります。

要望別オプションごとの費用まとめ

サンルームのオプション
出典:http://www.lixil.co.jp

これらの価格はサンルーム本体を増築した際にオプションとして付けた場合の費用です。サンルームの設置後にこれらのオプションを付け加える際には、部品扱いとなるため費用が高くなることがありますので注意が必要です。