【外壁塗装ツートン特集】組み合わせが決まる!オシャレになるコツも解説

外壁をツートンカラーにすると、個性が出せたりオシャレに見せることができます。しかしツートンでオシャレに仕上げるのは難易度が高いので、色選びや塗り分け方などをよく考えてシミュレーションしておくことが大切です。

この記事では、外壁塗装をツートンでオシャレに仕上げた事例を紹介し、さらにツートンに塗り替えるときに押さえておきたい塗り方の種類や注意点などを解説します。ツートンでの塗り替えをご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

外壁塗装の失敗しない色選び|人気・おすすめ色もご紹介!
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1.外壁塗装ツートン|人気の組み合わせ例

まずは、外壁塗装で人気のツートンの組み合わせ例を見てみましょう。

1-1.アイボリー×ブラウン

やさしいアイボリーとブラウンは、景観になじみやすいことから人気が高い組み合わせです。ブラウンの濃淡によって、異なる印象を与えられます。

上にアイボリー、下に薄いブラウンを塗った優しい印象の事例

出典:https://www.ishome.ltd/jirei/detail.php?pid=2012

アイボリーと薄いブラウンの組み合わせは、全体的に優しい雰囲気を演出できます。

アイボリーと濃いブラウンを塗ってスタイリッシュな印象になった事例

出典:https://home-life.co/2022/05/17/t%e6%a7%98%e5%a4%96%e8%a3%85%e6%96%bd%e5%b7%a5%e4%ba%8b%e4%be%8b/

ブラウンの色が濃くなりコントラストが高くなると、スタイリッシュな印象になります。

1-2.ネイビー×ホワイト

深い海と白い砂浜を連想させるネイビーとホワイトも、ツートンでは定番の組み合わせです。ネイビーとホワイトのバランスによっても受ける印象が違います。

ネイビーと白で、重厚さの中に軽やかさが感じられる事例

出典:https://www.ishome.ltd/jirei/detail.php?pid=2138

ネイビーの外壁の一部にホワイトを取り入れると、重々しくなりすぎません。

ホワイトを基調にして、アクセントとしてネイビーを使用し清潔感と開放感を演出した事例

出典:https://home-life.co/2022/04/17/%ef%bd%8e%e6%a7%98-%e5%a4%96%e8%a3%85%e6%96%bd%e5%b7%a5%e4%ba%8b%e4%be%8b/

ネイビーよりもホワイトの分量が多いと、爽やかな印象になります。

1-3.ホワイト×ブラウン

清潔感のあるホワイトと、アースカラーのブラウンも相性がいい組み合わせです。ブラウンにレンガやタイル、木目などを使うと、ナチュラルテイストの外観になります。

ホワイトをベースにブラウンのレンガをアクセントに取り入れた事例

出典:https://home-life.co/2018/06/21/%ef%bd%86%e6%a7%98/

重々しくなりがちなブラウンのレンガやタイルは、白の外壁と組み合わせるとオシャレです。

真っ白な外壁に濃いブラウンを取り入れ、エレガントな印象を与えた事例

出典:https://www.ishome.ltd/jirei/detail.php?pid=2008

ハッキリとした白と濃いブラウンの組み合わせは、メリハリがついて高級感のある仕上がりになります。

1-4.ブラック×ホワイト

ブラックとホワイトのモノトーンの組み合わせは、モダンでスタイリッシュな印象を与えます。

ブラックをベースに白をアクセントとして取り入れ、シンプルながらも調和の取れた事例

出典:https://www.8044.co.jp/gallery/142

単色だと重くなりすぎるブラックの外壁も、白とのツートンにすることで景観になじみやすくなります。

1-5.その他の組み合わせ

ツートンは、組み合わせ次第でいろいろな表情を見せ、個性を演出できるのも特徴です。

淡いピンクをベースに、玄関周りなどに濃いピンクを取り入れた、やわらかくも個性的な事例

出典:https://freshhouse.co.jp/case/28184/

薄いピンクと、桜を思わせる濃いピンクの組み合わせです。同系色でまとめることで、珍しいピンク色でありながらも洗練された印象を持たせる外壁になりました。

ネイビーの外壁に、アクセントとして明るいピンクを配色し、遊び心とオリジナリティを感じさせる事例

出典:https://www.ishome.ltd/jirei/detail.php?pid=2239

ピンクとネイビーの色を組み合わせた、とても個性的なツートンの外壁です。ドラえもんをイメージし、青色をベースにどこでもドアの色をアクセントにしました。

外壁塗装の色が与える印象や色選びで失敗しないポイントについては、こちらの記事をご覧ください。

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2.ツートンをオシャレにするコツ

ここからは、外壁をツートンに塗装する際に、よりオシャレに見せるコツをご紹介します。

2-1.濃淡にメリハリのある2色を選ぶ

濃淡にメリハリのある2色を選ぶと、スタイリッシュでオシャレな印象の外観になります。とくにホワイトや白に近いアイボリー、クリームは、どんな濃色ともあわせやすく、無難にまとまるのでおすすめです。

明るいアイボリーの外壁に、濃いブラウンのアクセントを効かせて、外観全体にシャープな印象を持たせた事例

出典:https://home-life.co/2020/10/22/i%e6%a7%98-%e6%96%bd%e5%b7%a5%e4%ba%8b%e4%be%8b/

アイボリーとブラウンのコントラストがはっきりしており、パキッとした見た目が印象的です。

淡いピンクをベースに、ワンポイントで濃いピンクを取り入れ華やかさと個性を両立させた事例

出典:https://home-life.co/2016/09/06/s%e6%a7%98/

濃淡のある2色のピンクで塗り分けた個性的な事例です。周りの家とも差が付き、目を引く仕上がりになっています。

2-2.同じ系統の2色を選ぶ

同系色の2色を選ぶとまとまりやすく、ツートンで失敗しにくくなります。

やわらかなライトグリーンに深みのあるグリーンを合わせ、調和を意識した事例

出典:https://home-life.co/2016/12/08/i%e6%a7%98-4/

ライトグリーンとグリーンの淡く優しい色のツートンです。統一感があるほかヘルシーな印象の仕上がりになりました。

明るめのブルーとネイビーを組み合わせ、全体に清涼感を演出した事例

出典:https://www.ishome.ltd/jirei/detail.php?pid=1961

ブルー系の2色で塗分けた事例です。青空と相性の良い爽やかなイメージに仕上がっています。

2-3.2色の境目にセパレーションカラーを入れる

外壁をツートンで仕上げるときに、色の境目にセパレーションカラーを入れると、コントラストを強めたり弱めたりする効果を得られます。セパレーションカラーには、白や黒、グレーなどの無彩色を選びましょう。

異なる素材感を持つ外壁を、ダークブラウンのラインで切り分け、全体をスマートに見せた事例

出典:https://www.8044.co.jp/gallery/89

ライトブラウンとタイル地のコントラストに、こげ茶色のラインを入れています。ラインがあることで、グッと引き締まった印象になりました。

濃いブルーと薄いブルーの間に白のラインを入れたことで、色のつながりが滑らかになった事例

出典:https://www.zenreform.com/610.html

こちらはセパレーションカラーに白を選んだことでコントラストを和らげ、落ち着きのある仕上がりとなっています。

2-4.タイル調やレンガ調はクリア塗装を検討する

ツートンのどちらかがタイル調やレンガ調だと、高級感がある外観になります。しかし通常の塗料の単色でベタ塗りすると、せっかくの模様が塗りつぶされてのっぺりとした印象になってしまいます。

そのような場合は、色が着かないクリア塗装を検討するのもおすすめです。

レンガ調の外壁にクリア塗装を施し、素材本来の質感を活かした外壁にした事例

出典:https://www.zenreform.com/106.html

ただしクリア塗装は色が着かないため、表面の保護はできても傷や汚れは隠せません。また劣化してチョーキング現象が発生しているような外壁だと、塗料に白い粉が混じって白い膜がはったように見えることも。クリア塗装が可能かどうかは、塗装会社に確認しましょう。


3.ツートンの塗分け方の種類

ツートンと一口に言っても、さまざまな塗り分け方法があります。それぞれどのような印象を与えるのか見てみましょう。

3-1.1階と2階で塗り分け

外壁塗装のツートンでもっとも多いのは、1階と2階で塗り分けるパターンです。このパターンでは、1階に濃い色、2階に淡い色を使うと安定感が出てバランスが良くなります。

重心の低い安定感あるフォルムに見せるため、階層で濃淡を使い分けたグレーツートンの事例

出典:https://www.ishome.ltd/jirei/detail.php?pid=68

1階を濃いめのグレー・2階を薄いグレーで塗り分けたツートンです。1階を濃い色にすることで、どっしりと落ち着いた印象になりました。

3-2.縦に塗り分け

ツートンを縦に塗り分けると、スタイリッシュな印象に仕上がります。

縦方向にブラックとホワイトを配色し、視覚的なシャープさを演出したモダンな事例

出典:https://home-life.co/2023/05/27/%ef%bd%8d%e6%a7%98%e5%a4%96%e8%a3%85%e6%96%bd%e5%b7%a5%e4%ba%8b%e4%be%8b/

モノトーンで縦に塗り分けた事例です。シンプルでありながらもスタイリッシュな見た目が印象的です。

縦のラインでアイボリーとブラウンを使い分け、素材感のあるレンガ模様が柔らかい雰囲気を醸し出す事例

出典:https://home-life.co/2017/06/26/%ef%bd%99%e6%a7%98-4/

アイボリーとブラウンを縦に塗分けた事例です。レンガの模様がアクセントとなり、あたたかい印象に仕上がっています。

3-3.凹凸で塗り分け

ベランダなど建物から出っ張った部分がある場合、凹凸によって塗り分ける方法もあります。パーツがハッキリしているので塗り分けやすく、面積的にもほどよいアクセントカラーとなり、失敗しにくい塗り方です。

ライトトーンを基調にしながらも、出っ張った部分に濃い色を使うことで全体に立体感が生まれた事例

出典:https://www.ishome.ltd/jirei/detail.php?pid=1643

ピンクに近いライトブラウンで全体的に塗装し、ベランダは濃いブラウンで、柱などの細部は白で塗装しました。

アイボリーの柔らかさとライトブラウンのアクセントで、ナチュラルな印象を与えた事例

出典:https://www.zenreform.com/580.html

アイボリーをベースカラーに、柱やベランダなど出っ張りのある部分をライトブラウンで塗装しました。

3-4.ワンポイントと全体で塗分け

ツートンには、建物の一部だけ色を分けアクセントとする方法もあります。ワンポイントで別の色が加わることで、ベースカラーがより引き立ちます。

白い外壁の一部にブルーを取り入れ、シンプルながら印象的なアクセントを加えた事例

出典:https://home-life.co/2024/06/15/t%e6%a7%98%e5%a4%96%e8%a3%85%e6%96%bd%e5%b7%a5%e4%ba%8b%e4%be%8b-4/

外壁全体は白で仕上げ、アクセントカラーに鮮やかな青を採用しました。清潔感のある印象に加え、モダンな雰囲気も感じられます。

外壁塗装の色の組み合わせで失敗しないための方法は、こちらの記事をご覧ください。

外壁や屋根における色の組み合わせで失敗しないための方法
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4.外壁をツートンに塗装する場合の注意点

外壁をツートンにするときの注意点も押さえておきましょう。

4-1.玄関ドア・アプローチ・車などの色との相性も考える

玄関ドアや窓枠などもともと家に備わっているものは、外壁塗装をするからといって交換することはほぼありません。そのためそれらの色との相性も考える必要があります。

一般的に外観の色は3色に抑えるとまとまって見えるので、玄関ドアと窓枠の色が異なりすでに2色が使われている場合には、外壁を塗装するツートンのうち1色をどちらかの色に合わせると収まりがよくなります。

またアプローチや車など、家の周りに配置されるものとの色バランスまで考えると、外壁をツートンにしても家全体としてバラバラした印象にならずにすむでしょう。

4-2.家の形によってはツートンが似合わない場合も

家の形によっては、ツートンが似合わない場合もあります。例えばシンプルなスクエア型で、外壁面に凹凸や境目がないような家は、単色で仕上げたほうがシンプルモダンでオシャレな外観になります。今の外観デザインがツートンにマッチするかどうかは、よく検討しましょう。

4-3.ツートンに塗装する前に必ずシミュレーションする

外壁をツートンで仕上げるのは、塗り分けの方法やコントラスト、配色バランスなどを考える必要があるため、難易度は比較的高めです。そのため塗装する前に、必ずカラーシミュレーションすることをおすすめします。

近年はパソコンに外観写真を取り込んでシミュレーションし、塗装後のイメージを見せてくれる塗装業者も多いので、相談してみるとよいでしょう。モニター上やプリントアウトした写真で見る色は、実際とはやや異なることが多いものの、ツートンの組み合わせや配色バランスを考えるのには役立ちます。

デザインが得意な塗装業者に相談するのが間違いなし!

色選びや配色バランス、塗り分け方など、考えることが多く難易度が高いツートンでの外壁塗装は、実績が豊富な塗装会社に相談するのが成功の秘訣です。これまでツートンで塗装した経験が多ければ多いほど、色の相談はもちろんプロの目線で適切な提案を受けられます。

リフォームガイドでは、お客様の希望にあわせてさまざまな塗装会社から簡単に見積もりを取ることが可能です。ツートンでの外壁塗装をお考えの方は、ぜひ利用をご検討ください。


5.まとめ

ツートンでの外壁塗装は、色選びはもちろん上下に塗り分けるのか縦に塗り分けるのか、それとも出っ張り部分だけを別の色にするのかなど考えることがたくさんあります。難易度は高いものの、家の形にぴったりはまる配色や塗り方が見つかれば、満足度も高くなるでしょう。

なお外壁塗装を依頼するときには、複数の塗装業者に見積もりを取る「相見積もり」をおこなうことが重要です。外壁塗装には「定価」がないため、出される見積もり金額は業者によって異なります。見積もりを通し、金額はもちろん提案内容、業者の対応の良さなどを比較して、満足のいく外壁塗装をおこなってくださいね。

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