外壁塗装の色は、白色や黒色、茶色、青色など色の組合せや配置により、印象がかなり変わります。
外観とマッチするとおしゃれと感じさせる一方で、組合せが不適切だと違和感を感じさせることも。せっかく費用をかけて塗装するのですから、失敗したくないですよね。
この記事では、外壁塗装の色が与える印象と色選びのポイントを解説しますので、参考にしてみてくださいね!
目次
1.好きな色が見つかる!外壁塗装の色を徹底解説
外壁塗装の色は、家の外観の印象に大きく影響を与えます。今回は、外壁塗装で人気がある以下の各色について、色が与える印象や特徴、実際の事例、似合う組み合わせなどを紹介します。
順番に見ていきましょう。
1-1.「白」外壁
白外壁の印象 | 明るく清潔感のある印象 |
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白外壁の特徴 |
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白外壁の事例
外壁が白いとドアのブラウンや植木のグリーンが映えます。
出典:https://www.manaka-reform-chiba.com/works/paint/works-2/
出典:https://www.manaka-reform-chiba.com/works/paint/四街道市大日h様邸
サイディングのつなぎ目・屋根の「破風」・雨どいをパキッとした黒にすることでメリハリを出し、モダンな印象の白外壁になっています。
白に似合う組み合わせ
・白×グレー
出典:https://www.manaka-reform-chiba.com/works/paint/works-12/
白い外壁にアクセントカラーとして薄めのグレーを入れたことで柔らかい雰囲気になります。
・白×ブラウン
出典:https://saitama-paint.com/case/20830/
白とブラウンはやさしい印象を与え、周囲の景観になじみやすい組み合わせです。
1-2.「クリーム/アイボリー」外壁
クリーム/アイボリー外壁の印象 | 温かみのあるやさしい印象 |
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クリーム/アイボリー外壁の特徴 |
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クリーム/アイボリー外壁の事例
出典:https://koushin-kensoh.com/toso-minamiku.html
出典:https://www.zenreform.com/333.html
白に近いクリーム色やアイボリーは、どんな色にも馴染み、優しく温かみのある印象になります。
クリーム/アイボリーに似合う組み合わせ
・アイボリー×ブラウン
出典:https://home-life.co/2022/05/17/t様外装施工事例/
出典:https://www.manaka-reform-chiba.com/works/paint/稲毛区小深町m様/
アイボリーやクリームは、濃いブランをアクセントカラーに使うと引き締まった印象になります。
・クリーム×ベージュ
出典:https://tosou-kageura.com/works/31555/
同じ黄色系統のベージュと合わせることにより、オシャレでかつ柔らかい印象になります。
1-3.「ベージュ」外壁
ベージュ外壁の印象 | 安心感と落ち着いた印象 |
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ベージュ外壁の特徴 |
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ベージュ外壁の事例
出典:https://home-life.co/2017/04/11/s様-8/
出典:https://home-life.co/2016/11/01/泉区t様/
ベージュの外壁は窓枠や屋根など、付帯させる色で印象が変わります。白だと優しい印象に、濃い色だと引き締まったイメージになります。
ベージュに似合う組み合わせ
・ベージュ×濃いブラウン
出典:https://home-life.co/2017/09/14/o様-8/
ベージュと濃いブラウンの組合せはシックな雰囲気に。
・ベージュ×白
出典:https://home-life.co/2016/09/20/m様/
明るいベージュと白の、彩度の近い色を組み合わせることで、統一感のある仕上がりとなります。
1-4.「グレー」外壁
グレー外壁の印象 | モダンでスタイリッシュな仕上がりに。濃いグレーは重厚感がある落ち着いた雰囲気に、明るいグレーは洗練された印象になる |
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グレー外壁の特徴 |
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グレー外壁の事例
・濃いグレー
出典:https://www.manaka-reform-chiba.com/works/paint/稲毛区/
出典:https://home-life.co/2017/09/26/y様-8/
濃いグレーの外壁はおしゃれ感を演出します。
・淡いグレー
出典:https://home-life.co/2016/10/27/泉区o様/
バルコニーも淡いグレーで統一し、屋根のみ異なる色で塗装することでアクセントになりました。
グレー外壁に似合う組み合わせ
・グレー×白
出典:https://saitama-paint.com/case/16939/
グレーに白をあわせると黒×白よりコントラストが弱まりなじみやすくなります。
・グレー×黒
出典:https://www.8044.co.jp/gallery/387
淡いグレー一色だとインパクトが弱いと感じるときには、黒を差し色に使うのもおすすめです。
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1-5.「ネイビー」外壁
ネイビー外壁の印象 | 黒に近いような濃いネイビーはシックでモダン、上品な印象 |
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ネイビー外壁の特徴 |
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ネイビー外壁の事例
出典:https://www.manaka-reform-chiba.com/works/paint/稲毛区宮野木町t様邸/
出典:https://www.manaka-reform-chiba.com/works/paint/works-11/
外壁をネイビーで塗装すると、シックでインダストリアルな雰囲気を演出できます。
ネイビー外壁に似合う組み合わせ
・ネイビー×アイボリー
出典:https://www.manaka-reform-chiba.com/works/paint/四街道鹿渡t様邸/
ネイビーとアイボリーは誰からも好まれるあたたかな組合せ。
・ネイビー×ブラウン
出典:https://home-life.co/2022/06/06/n様外装施工事例/
ネイビー×ブラウンも定番の組み合わせです。
1-6.「黒」外壁
黒外壁の印象 | 重厚感や高級感、スタイリッシュな印象 |
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黒外壁の特徴 |
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黒外壁の事例
出典:https://tosou-kageura.com/works/32359/
黒い外壁の家は重厚感があります。
黒外壁に似合う組み合わせ
・黒×白
出典:https://home-life.co/2023/05/27/m様外装施工事例/
黒と白のストライプの塗装がスタイリッシュでおしゃれな雰囲気を演出しています。
・黒×ベージュ
出典:https://tosou-kageura.com/works/31138/
バルコニーをベージュに塗装することで、全面黒での塗装よりも圧迫感を和らげ落ち着きのある印象に仕上げています。
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1-7.「ブラウン」外壁
ブラウン外壁の印象 | 自然を連想させ、シックで落ち着いた印象。淡い色合いなら温かみも |
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ブラウン外壁の特徴 |
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ブラウン外壁の事例
出典:https://home-life.co/2016/12/13/s様-5/
出典:https://saitama-paint.com/case/16634/
茶色には様々なバリエーションがあります。
また外壁の素材によっても与える印象が変わります。木目調のサイディングに塗装すると、本物の木材のような仕上がりになります。
ブラウンに似合う組み合わせ
・濃いブラウン×白
出典:https://tosou-kageura.com/works/32438/
濃いブラウンには、白を組み合わせると重くなりすぎません。
1-8.その他(グリーン/水色/ピンク)の外壁
「グリーン」外壁
自然を連想させるグリーンは、景観になじみやすいのが特徴です。
出典:https://home-life.co/2016/07/07/川崎市宮前区h様/
出典:https://home-life.co/2015/07/24/大和市鶴間%e3%80%80田中様/
出典:https://saitama-paint.com/case/22207/
1-8-2.「水色」外壁
グレーに近い水色は明るくモダンなイメージを演出できます。
出典:https://home-life.co/2016/10/31/泉区k様/
1-8-3.「ピンク」外壁
淡いピンクは可愛らしくメルヘンチックな雰囲気になります。
出典:https://home-life.co/2016/09/06/s様/
出典:https://koushin-kensoh.com/ba0022.html
2.色選びで失敗しないためのポイント
外壁塗装の色で失敗しないためには、どの色を選ぶか以外にも押さえておくべきポイントがあります。ここでは具体的に5つ解説します。
2-1.屋根やサッシなど他の外装の色との組み合わせも考える
外壁の色を選ぶときには、屋根やサッシ、ドアなどほかの外装の色と調和を取ることも大切です。
新築時には、外観のなかでも面積が広く目に入りやすい外壁の色を決めてから、屋根やサッシなどのパーツの色をあわせていきます。しかし塗り替えに際してサッシやドアまで入れ替えることはほとんどありません。そのため「こんな色にしたい」との希望だけで色を決めてしまうと、ほかの外装との調和が崩れまとまりのない外観になってしまうことも。
外壁の色を選ぶときには、希望の色が既存のサッシやドアの色とマッチするのか、実際にシミュレーションしてみることをおすすめします。
2-2.与える印象は外壁の素材や柄によっても異なることを考慮する
同じ色を選んでも、外壁の素材や柄によって与える印象が異なる点にも注意しましょう。たとえば凹凸のある壁は陰ができるので、同じ白でもフラットな面に塗ったほうが明るく見える傾向があります。
また、塗装する外壁の素材や模様によっては、同じ色で塗装してもイメージしたのと違う仕上がりになることも。
外壁を塗り替えるときには、既存の外壁の素材や模様も考慮したうえで、もっとも映える色を選びましょう。
2-3.汚れや色褪せが目立ちにくい色を選ぶ
外壁の色選びでは、汚れや色あせが目立ちにくいものを選ぶことも大切です。
たとえば真っ白な外壁よりも、黒みがかった色にすると、汚れは目立ちにくくなります。黒にする場合で、漆黒よりも濃いグレーを選んだほうが良いでしょう。もしくは少し高額になりますが、雨で汚れを洗い流すセルフクリーニング機能が備わった塗料を選ぶのもおすすめです。
また彩度が高い鮮やかな色は色あせしやすい傾向があるため、はじめから彩度の低い色を塗っておくのが無難です。
なお色褪せについても、色褪せの原因となるラジカルの発生を制御する耐候性の高い塗料を選ぶのも方法のひとつです。
2-4.カラーシミュレーションを活用する
業者のなかには、カラーシミュレーションで完成後のイメージを具体的に確認させてくれるところもあります。実際の家の外観の写真にさまざまな色を乗せ、既存のドアやサッシの色との相性も確認できるため、「イメージと違った」となるリスクを低減できます。
web上でも簡単にカラーシミュレーションができるサイトがあります。まずはこれらを使って色のイメージをつかんでみるといいでしょう
ただしカラーシミュレーションは、モニター上や印刷されたもので色味を見るため、実際の色とは違うことも。色の組合せや相性を見るのには便利ですが、過信しすぎないように注意しましょう。
2-5.サンプルはなるべく大きいものを自然光の下で確認する
色には「面積効果」があるため、外壁塗装のカラーサンプルはできるだけ大きなものをもらって確認することも大切です。面積効果とは、明るい色は面積が広いほど明るく鮮やかに、暗い色は面積が広いほど暗く濃く見える、色が持つ性質を指します。
面積効果を考慮せず、小さいサンプルで色を決めてしまうと、広い外壁に塗ったときに大きく印象が異なり後悔することになりかねません。
また蛍光灯など家の中で見る色は、自然光の下で見る色とは違って見えます。A4サイズ以上の大きな色見本をもらい外に出て、実際に壁に当てて確認しましょう。
外壁塗装の色は、塗装会社に相談すれば、ご自宅の外壁に合わせて相性のいい色や塗料を提案してくれます。
ただし、会社によってデザインが得意なところ、そうではないところもあります。依頼する前に、過去の事例を見せてもらうなど、実績を確認することをおすすめします。
リフォームガイドでは、外壁塗装の専門会社をご紹介しています。各社の実績や得意不得意を把握しているため、皆様のご希望に合った会社のご紹介ができます。「自分ではどの業者にお願いしたらいいか分からない・・・」という方は、一度ご相談ください。
◆ご相談方法◆
以下のフォームを送信していただくか、フリーダイヤルでお問い合わせください。
3.まとめ
古くなった外壁を塗装しなおすと、外観が新築のようによみがえります。これまでと違った色を選べば、家の印象を大きく変えることもできるでしょう。
ただし家の形状や外壁の材質、窓枠やドアの色なども考慮して色を選ばないと、「思っていたのと違う」と後悔することになりかねない点には注意が必要です。
また、外壁塗装を依頼するときには、複数の塗装業者に見積もりを取る「相見積もり」をおこないましょう。外壁塗装には「定価」がないため、業者が出す見積もり金額はさまざまです。相見積もりを通し、金額や提案内容、業者の対応の良さなどを比較して、外壁塗装を成功させましょう。
リフォームガイドでは、希望に合わせてさまざまなリフォーム会社から簡単に相見積もりを取ることが可能です。外壁塗装をお考えの方は、ぜひご利用くださいね。
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