
「外壁塗装をそろそろしないと・・・」
「業者が来て外壁塗装を勧められた」
このようなきっかけで外壁塗装をお考えの方が多いのではないでしょうか。
外壁は家を雨風から守る部分で、ここのメンテナンスは非常に重要です。
また重要な分、絶対に失敗したくないリフォームでもあります。
この記事は、外壁塗装をするべきタイミング、費用、塗料やおしゃれな外壁にする色選び、外壁塗装の注意点など、外壁塗装をする上で知っておきたい情報がこの記事ですべて分かります。
初めて外壁塗装をするという人は、この記事をご参考に、外壁塗装を進めてみてください。
外壁塗装を既に経験したことがある人も、お役に立つ情報が満載ですので、ぜひ読み進めてみてください。






目次
1.「手遅れ」になる前に!外壁塗装はタイミングが大事
外壁をなぜ塗装するかというと、塗装によって建物が守られるからです。
ただし、適切なタイミングで外壁塗装をしないと、家は守れません。
建物の外壁は、必ず塗料でコーティングがされています。これは、サイディングなどの外壁材そのものには防水性が無いため、雨風や紫外線から建物を守るために表面を保護することが必要だからです。
ではこの塗料が劣化してくるとどうなるのでしょうか?
まず、触ると白い粉がつくチョーキングという現象や、塗膜にひびが発生します。これらは塗料が寿命を迎えている状態なので、この時点で塗装をすることをおすすめします。
では、これらの現象が出ているにもかかわらず、放っておくとどうなるのでしょうか?
塗膜が剥がれたり、ヒビから雨水が侵入し水ぶくれのような状態になります。この状態は赤信号です。今すぐに業者に相談しましょう。
塗膜が剥がれたままにしてしまうと、下地の補修や、最悪外壁の張り替えが必要になり、費用も高くつきます。
もっと最悪の事態になると、建物内部まで雨水が侵入し、柱が腐る・シロアリが発生するなどの構造部分の被害がでてしまいます。
「手遅れ」な状態になる前に、外壁塗装は早めに検討することをおすすめします。
2.外壁塗装をするタイミングを見極める2STEP
外壁塗装が必要なのはわかったけど、うちの外壁は今すぐ塗装すべきなの?
あなたはきっとこういう疑問があるはずです。
ここでは、外壁塗装をするタイミングをどう見極めるかを解説します。
STEP①まず経年数を考える
外壁塗装を行う目安の時期は、「新築時は築後8年~10年」、「2回目以降は10年~15年」となります。
これは、塗料の耐用年数が8~15年ほどのものが多いためです。
新築時は耐用年数の短い塗料を使っていることが多いため、2回目以降の塗装よりも早いタイミングで行う必要があります。 新築時の方が長持ちするのではないかと勘違いしがちですが、新築時は8年程度をめどに塗替えを検討したほうが良いでしょう。
STEP②外壁の状態で最終判断する
とはいえ、どのくらいのスピードで外壁が劣化するのか、というのは
- 建物の日当たり
- 天候・気候
- 海の近くかどうか※
- 施工技術
- 地震など自然災害
などさまざまな要因によって大きく変わります。
そのため、「新築後何年」または「前回の塗装から何年」という年数は目安と考え、実際の外壁の状態を見て外壁塗装が必要かどうか最終判断を行いましょう。
※海に近い地域の住宅は塩害の発生がしやすくなります。海浜地域にお住まいの方は「塩害に強い外壁材の選びかたと既存外壁でできる対策を紹介!」の記事もご参考ください。
まだ塗装は必要ない状態 | |
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