一括見積
キッチンのリフォームをする際、どのキッチンを選べば良いのか、迷う方は多いかと思います。
口コミやSNSでキッチンの評判を調べても、自分が求める機能を持っているのか、使い方に合っているのかどうかを判断するのは、難しいものです。
キッチン選びで迷ったら、キッチンリフォームの実績が豊富な専門家の意見に耳を傾けることをおすすめします。
今回、リフォームガイドでは、人気のリフォーム会社3社に「おすすめのキッチン」についてインタビューをしました。
カウンターキッチン・アイランドキッチン・セパレートキッチン、それぞれのおすすめについてお聞きしたので、キッチン選びに迷う方はぜひ参考にしてください。
■今回お話を聞いた専門家
オーワキリフォーム 営業アシスタント
鈴木 芙美子
経験豊富なスタッフがヒアリングから現場管理まで一貫して行うオーワキリフォーム。丁寧なヒアリングとアドバイスを心がけ、お客様の理想に寄り添うリフォームができるようサポートいたします。
株式会社イズ イズホーム堺西店 店長
谷口 慎治
現場監督の経験を生かし、外装工事・水廻り・リノベーションまであらゆる施工経験と豊富な知識でお客様のより良い暮らしのご提案をさせていただきます。
株式会社アークテック 営業部 部長
齋藤 公明
工事会社として設立されたアークテックの営業部長。建築資材の商社および現場監督の経験を活かし、お客様との出会いを大切に、対話を重ねてニーズにあったご提案をしております。
リフォームを楽しいものと想って頂く為、一緒に良いものをつくり、人生の１ページに加えて頂ければ幸いです。
目次
カウンターキッチン3選：機能性と価格を両立させたい方におすすめ
カウンターキッチンは、リビングで過ごす家族とコミュニケーションをとりながら料理ができる点が魅力です。
一方で、スタンダードなキッチンタイプでもあるため、商品の選択肢も豊富にあるのが悩みどころ。
その中でもプロの専門家は、求めている機能と価格のバランスが両立できるようなコスパの良い商品を選んでいるようです。
ひとつずつご紹介していきます。
ステディア デュアルトップ対面型（クリナップ）
オーワキリフォームの鈴木さんは機能性、デザイン性、収納力に優れた人気を誇るクリナップのステディアをおすすめしてくれました。
オーワキリフォーム
鈴木さん
ステディアのデュアルトップ対面型のキッチンは、手元が隠れるタイプのカウンターが備えられています。
通常であれば造作工事が必要になる対面カウンターを、費用を抑えて実現できる点が、こちらをピックアップした理由です。
ステディアのデュアルトップ対面型は、キッチン側のワークトップと対面用のカウンターが組み合わされているキッチンです。キッチンの開放感を保ちながら、リビング側からは調理スペースが見えにくくなる設計が成されています。
キッチンへの視線を気にすることなく、家族やゲストと対話をしながら料理を楽しめるため、キッチンにストレスを感じたくない方にぴったりの製品です。
■担当者のおすすめポイント
リビング側から調理スペースやシンク周りが見えにくくなるため、対面型であってもキッチンが丸見えにならずに済みます。
また、ハイタイプのカウンターを選択することで、キッチン側にニッチ収納をつくれる点もポイントです。調味料やキッチン小物などを収納できるため、料理の動線が良くなりますよ。
オールステンレスのため、カビや油汚れに強い点も、おすすめポイントです。
■こんなお客様におすすめ！
- 家族の対話を楽しみつつ、料理に集中したい方
- キッチンのお手入れをラクにしたい方
トレーシア（タカラスタンダード）
傷や汚れに強いホーロー素材が有名なタカラスタンダードのトレーシアをおすすめしてくれたのはイズホームの谷口さん。その魅力はどこにあるのでしょうか。
イズホーム
谷口さん
トレーシアは引き出しや内部までホーロー素材のため、群を抜いたお手入れのしやすさを誇る製品です。使い勝手の良さを求める方におすすめしたいと思いました。
また、シンク下に食洗機が設置できる点も、トレーシアを選んだ理由です。
タカラスタンダードのトレーシアは、引き出し内部やキッチンパネルに、強度が高くお手入れがラクなホーロー素材を使用しています。
ホーロー素材は湿気や汚れに強いため、濡れたままのザルやボウルを引き出しに収納することもでき、引き出しの中についた液ダレも拭き取るだけでキレイになります。
その他にも、調理スペースとしても使えるシンクや取り付け位置を選べる食洗機など、魅力と使い勝手の良さに長けたキッチンです。
■担当者のおすすめポイント
内部の隅々までホーロー素材を使用しているため、お手入れがしやすい点がこのキッチンの魅力です。ホーローは耐久性が高く長持ちする素材のため、良いキッチンを長く使用したい方にも適しています。
また、キッチンパネルもホーロー素材のため、壁面のマグネット収納も実現が可能です。
加えて、シンク下に食洗機が付いているため、シンクですすいだ食器の水滴が床に垂れる心配もありません。洗い物の動線の効率化が叶います！
食洗機がシンク下に来ることで収納スペースをまとめられる点も、トレーシアをおすすめしたい理由の1つです。
■こんなお客様におすすめ！
- キッチンを長くきれいに使いたい方
- 調理・収納の効率化を実現したい方
シエラ（LIXIL）
アークテックの齋藤さんがおすすめしてくれたのはLIXILのシエラ。シンプルなパッケージプランをベースにパーツを自分流に簡単アレンジできるシエラのおすすめポイントを伺いました。
アークテック
齋藤さん
シエラは機能面・価格などのバランスが良いキッチンです。
オプションの選択肢も豊富で、求める機能と予算のバランスを見ながらキッチンプランを組み立てられます。
キッチン選びに迷っている方に「これを選んでおけば間違いない」と言えるキッチンです。
シエラはキッチンに必要と思われる機能を、幅広く取り入れた製品です。
すっきりとした見た目や、しまうことも取り出すこともしやすいスライドストッカー、お手入れが簡単なレンジフードなど、価格以上の使いやすさを実感できます。
また、キッチンを選ぶ際に重要となるカラーバリエーションも、豊富に揃えられています。家族のライフスタイルや好みに合わせた使いやすさと、価格の両方を重視したい方に、おすすめのキッチンです。
■担当者のおすすめポイント
充実した機能を持ちながらリーズナブルである点が、シエラのおすすめポイントです。
シルクエンボスのステンレストップや食洗機、内引き出しが付いたトレーボード収納など、低価格でありながらキッチンに求めるお手入れのしやすさ・使い勝手の良さなどが充実しています。
多種多様なオプションを自分好みにカスタマイズすれば、費用を抑えて自分にぴったりの「無駄のないキッチン」を実現できると思います。
■こんなお客様におすすめ！
- リーズナブルで機能的なキッチンが欲しい方
アイランドキッチン2選：おしゃれなキッチンを探している方におすすめ
回遊性に優れたアイランドキッチンは「リビング・ダイニングの主役」にもなる、存在感の強いキッチンです。
インテリア性の高さから誰もが一度は憧れるキッチンですが、いざ導入を考えると広いスペースが必要だったり、収納が少ないといった面であきらめてしまう方も多いでしょう。
今回の取材を通して、プロの専門家にはスペースの有効活用ができるアイランドキッチンが選ばれていることがわかりました。スペースに制約があっても設置出来て、収納面もカバーできるアイランドキッチン2選を見ていきましょう。
ノクト（LIXIL）
今回の取材ではオーワキリフォームの鈴木さんとイズホームの谷口さんから名前が挙がったLIXILのノクト。使いやすさを追求した機能の数々とライフスタイルにフィットするデザイン性の高さを持つキッチンです。
LIXILのノクトは2社からおすすめされています！
鈴木さん、谷口さん、こちらの商品をおすすめされる理由を教えていただけますか？
オーワキリフォーム
鈴木さん
間取りや部屋の広さなどが理由で、アイランドキッチンの実現が難しい、というケースは多くあります。
スペースに制約があってもノクトであればレイアウトを工夫することで、アイランドキッチンを設置できます。
コンパクトなリビングやダイニングでも、アイランドキッチンを広々と使いたい方におすすめしたいと思い、ノクトをピックアップしました。
イズホーム
谷口さん
ノクトはデザイン性に優れたキッチンです。
キッチンと共通デザインの背面収納の用意もあることからハイセンスなアイランドキッチンを求める方にぴったりと思い、おすすめとして選びました。
ノクトは、「魅せると変わる、私の暮らし。」をコンセプトにつくられた、ハイセンスで機能的なキッチンです。
おしゃれなデザインが魅力のノクトでは、トレンドの扉カラーやキッチンと同色の背面収納などが選べます。また、カラー展開やキッチン・周辺収納などの組みあわせの自由度が高く、オープンレイアウトのキッチンを求める方のニーズを満たしてくれます。
さらに、収納力にも長けているためデザイン性と機能面の両方の観点から、他メーカーの同グレードと比較しても「コスパが良い」と言えるキッチンです。
おしゃれで便利なアイランドキッチンを実現したい方に、選ばれている製品です。
■オーワキリフォーム鈴木さんのおすすめポイント
ノクトは、アイランド型キッチンのサイズとして一般的な奥行97cmのサイズのほかに、奥行75cmのスリムタイプがあります。
加えて、背面収納の展開も豊富です。キッチンもキッチンテーブルが付属するタイプやダイニング側の収納に優れたタイプなどを選べるため、コンパクトなスペースでも、キッチンのレイアウトプランによっては、アイランドキッチンを設置できます。
■イズホーム谷口さんのおすすめポイント
ノクトはトレンドカラーの扉を多く採用しており、デザイン性が高い点がポイントです。アイランドキッチンで不安点とされがちな収納面も充実しており、キャビネット内部のレイアウトも、バリエーションに富んでいます。
また、ノクトはキッチン扉と同デザインのオープン収納を販売しています。キッチンの背面に見せる収納がくることで回遊性も良くなりますし、キッチン全体のデザイン性もすごく良くなるんじゃないかなと思います。
なるべく費用を抑えて、おしゃれで機能的なアイランドキッチンを求める方に、ぴったりのキッチンです。
■こんなお客さまにおすすめ！
- コンパクトなリビング・ダイニングでもアイランドキッチンを実現したい方
- デザインと価格、それぞれを重視したい方
- 収納をオープンタイプにしたい方
ステディア（クリナップ）
アークテックの齋藤さんが薦めてくれたのはクリナップのステディア。見えない場所までステンレスにこだわったステディアはアイランドキッチンとして取り入れるとどんな魅力があるのでしょうか。
アークテック
齋藤さん
アイランドキッチンは、間取りによっては十分なダイニングスペースを確保するのが難しくなることもあります。
その点、クリナップのステディアにはデュアルトップの対面カウンターがついているため、ダイニングテーブルをなくしたり、コンパクトなダイニングテーブルを選んだりと、リビング・キッチンを広々使うための選択肢が増やせます。
見た目のかっこよさもポイントです！
プロからも高い評価を得ているステディア。1段高く造られたカウンターが組み合わされており、手元を隠す役割を担います。
カウンター部分はさまざまな使い方ができ、カウンターテーブルとしてはもちろん、キッチン側からもダイニング側からもアクセスできる収納を設置することも可能です。
扉部分は49色のカラー展開を用意しているため、空間にマッチするアイランドキッチンを実現できます。
■担当者のおすすめポイント
デュアルトップの対面カウンターがあることで、アイランドキッチンを取り入れる際に懸念される「ダイニングスペースが狭くなる」という点を、ステディアなら解決できます。
また、家事をしながらカウンターに座る家族との対話も楽しめるため、コミュニケーションもしやすくなります。お子さんの宿題を見守りながら料理を……なんて使い方もおすすめです。
■こんなお客さまにおすすめ
- ダイニングスペースを有効活用したい方
セパレートキッチン3選：家族で一緒に料理を楽しみたい方におすすめ
セパレートキッチンは複数人での料理を楽しみたい方に人気のタイプです。
広々と料理ができる機能性や、散らかったり汚れたりしても、すぐにきれいにできるメンテナンス性の良さなどが求められます。
プロの専門家は調理場に複数人が立っても快適に過ごせて、お手入れが楽なキッチンを軸にセパレートキッチンを選んでいました。
コラージア（トクラス）
オーワキリフォームの鈴木さんがセパレートキッチンのおすすめで名前を挙げてくれたのはトクラスのコラージア。自社で開発を行っている傷や汚れに強い人造大理石が特徴のキッチンです。
オーワキリフォーム
鈴木さん
コラージアは、セパレートキッチンにありがちな「調理スペースが狭くなる問題」を解消できるキッチンです。複数人で調理をしていても、ストレスを感じることなく料理を楽しめます。
セパレートキッチンユーザーに多い、共働きの方やお子さまと一緒に料理を楽しみたい方にぴったりだと感じ、ピックアップしました。
コラージアは水や食材の飛び散りに対応できる「ハイバックカウンター」や、シンク部分も調理スペースとして活用できる「スムースワークシンク」などが備えられています。
また、人造大理石のワークトップには6シリーズがあり、そのうちの1つである「テノール」は塗装技術の特許を出願中です。光のあたり方で表情が変化する美しさは、他のキッチンにはない魅力といえます。
広々と使えるだけでなく、デザイン性も高いセパレートキッチンを求める方は、ぜひコラージアを検討してみてはいかがでしょうか。
■担当者のおすすめポイント
コラージアには、「スムースワークシンク」が付いています。スムースワースシンクとは、シンク部分に専用のプレートとラックを設置することで、洗い物スペースを調理スペースへと自由に変えることができる機能です。
スムースワークシンクは洗い物を乾かすのにも活躍するため、キッチン全体の効率性がアップします。使わないときはプレート・ラックをコンパクトに折りたため、お手入れが簡単な点もポイントです。
■こんなお客さまにおすすめ
- 複数人での調理をのびのびと楽しみたいご家庭に
ステディア（クリナップ）
イズホームの谷口さんがおすすめしてくれたのはクリナップのステディア。すべてのタイプで名前の挙がったステディアからはその万能さが伺えますが、セパレートキッチンではどんな点がおすすめなのでしょうか。
イズホーム
谷口さん
キャビネット内部までステンレス製のため、長く清潔に使えることから、ステディアを選びました。
また、収納の選択肢が豊富なので、セパレートキッチンに必要な収納力を、ステディアなら叶えられると思います。
カウンターキッチン・アイランドキッチンでもおすすめとして名前が挙がったステディアは、広々とした調理空間を求める方にも、ぴったりのキッチンです。
オールステンレスだからこそのお手入れのしやすさはもちろん、豊富なワークトップの選択肢もステディアの魅力！パントリーやカップボードなどキッチン周辺収納も充実しており、どれも機能性・デザイン性に長けています。
ステディアであれば、自分らしいキッチンづくりをきっと実現できるでしょう。
■担当者のおすすめポイント
クリナップさんは昔からステンレスにこだわってきたキッチンメーカーです。
キャビネット内部まで強度とメンテナンス性に長けたステンレスを使用しているため、キッチン全体を清潔な状態に保ちながら、長く使用できます。
また、ステンレスのワークトップの種類も豊富で、その他の素材のワークトップもバリエーションが豊かです。キッチンのカラー展開の多いため、見せるセパレートキッチンを実現しながら実用性を重視したい方にも、ぴったりです。
■こんなお客さまにおすすめ
- ステンレスのセパレートキッチンを求める方
- キャビネットをより衛生的に保ちたい方
- キッチン収納や天板カラーにもこだわりたい方
ノクト（LIXIL）
アイランドキッチンで人気が高かったLIXILのノクト。セパレートキッチンとしておすすめしてくれたアークテックの齋藤さんにさらなる魅力を伺いました。
アイランドキッチンでも名前が挙がったノクトですね！
こちらの商品をおすすめされる理由を教えてください。
アークテック
齋藤さん
セパレートキッチンは、料理を複数人でする家庭や、パーティーを開く機会が多い家庭などに選ばれています。
「よりゆったりと調理ができる」ということに重点を置く方にとって、キッチンプランの種類やサイズが豊富で、使いやすいキッチンレイアウトが実現できるノクトは、ぴったりだと思います。
アイランドキッチンの項でも、2社がおすすめしたノクト。セパレートキッチンのプランも用意があり、キッチンの間口のサイズや奥行きなどの選択が可能です。
「料理がはかどる収納」や調理と後片付けがしやすい「ひろびろWサポートシンク」、バーナー間隔の広い「ひろまるコンロ」といった機能などが、家族や友人との快適な調理をサポートします。
■担当者のおすすめポイント
ノクトはサイズ展開やレイアウトの幅も広いため、自宅の間取りや使い方に合ったセパレートキッチンを実現できます。
「引き出しを開けても人同士がすれ違えるくらい、キッチン通路の幅は広く取りたい」「リビングのスペースに余裕を持たせたい」といったさまざまな要望にも、対応が可能です。
キッチンと同デザインで展開されている見せる収納も組み合わせれば、より使いやすくおしゃれなセパレートキッチンになりますよ！
■こんなお客さまにおすすめ
- パーティーを開く機会の多い方
- 家族で調理をすることの多いご家庭に
まとめ
おすすめのキッチンを選ぶ際は、暮らしや間取りにあったレイアウトであることや、キッチンに求める内容の優先順位を把握するのが大切です。
これらを明確にしておくことで、キッチンの選択肢をぐっと絞ることができます。
キッチンリフォームの予算とのバランスを取りながら、本記事のプロの意見を参考にしつつ、ご自宅にぴったりのキッチン選びを楽しんでくださいね。
今回紹介してくれたリフォーム会社に依頼する
おすすめのキッチンを紹介してくれた3社に見積もり依頼をしたい方は、下記ボタンよりご依頼ください。
■オーワキリフォーム
■イズホーム
■アークテック
なら
