もし「サイディング塗装の費用はいくら?実際の見積もり」でシミュレーションしてみたら

作業現場を見せてもらいましょう

「外壁のサイディング塗装をしたいけれど可能な限り安くしたい。その上でできるだけ長く保つコストパフォーマンスの高いリフォームを行いたい。」

サイディング塗装を検討しているかたのほとんどの人が同じような考えをもっています。そう考えコストパフォーマンスが高い業者に依頼したと思っても、その相手が実は悪質業者だったという自体に陥るケースも少なくありません。実際に依頼したその業者が悪質かどうかを見抜くことは難しいです。

外壁のサイディング塗装の費用は業者によって大きく異なるため、依頼する会社を間違えれば100万円以上の費用が無駄になります。

適正価格でサイディング塗装ができるよう、この記事で費用の目安を知って悪質業者を見抜く目を養いましょう。

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1.まずはサイディング塗装の相場観を知る

まずはサイディング塗装の相場観を知る

サイディング塗装の費用の内訳は以下となります。

塗料代+工事費用+人件費

塗料代と工事費用は塗る面積に応じて増加し、人件費は工期と作業難度によって変わるでしょう。3つの項目はそれぞれが費用の30〜40%を占めます。100万円の工事費用だとしたら各項目は30〜40万円程度ということです。

1-1.一般的な戸建でサイディング塗装をした場合の合計費用を確認しよう

1㎡あたり5,000円〜1万円が相場と考えて良いでしょう。30坪の家のサイディング外壁(120㎡)を塗装する場合には60万円〜120万円程度の費用がかかります。ただし屋根も塗装する場合にはさらに費用が増します。

一般的な戸建でサイディング塗装をした場合の合計費用を確認しよう

一般的な戸建でサイディング塗装をした場合の合計費用を確認しよう

(※人件費+工事費内訳)

上記はあくまで一例です。複雑な構造の住宅や、使う塗料によって大きく差があります。

1-2.費用が大きく変わる要因は塗料の種類。それぞれの特徴を確認しよう

塗料の種類で費用が変わる。価格と特徴を確認しよう

フッ素系塗料を使用したり屋根塗装もまとめて行うのなら120万円を超えることは珍しくないでしょう。しかし、一般的な30坪の住宅でサイディング塗装をするのなら200万円以上かかることは稀でしょう。

サイディング塗装で主に利用する塗料は以下の3種類です。

費用が大きく変わる要因は塗料の種類。それぞれの特徴を確認しよう

※単価は、中塗り・上塗りの2回分の費用

この他にも「光触媒」や「ラジカル塗料」がありますが、発売して間もないため耐用年数に耐えきった例がありません。現時点では信頼性に疑問が残る塗料と言えるでしょう。

耐用年数と価格に大きな違いがありますので、どの塗料を選べば良いかは目的に応じて決めます。同じ種類の塗料なのに耐用年数に大きな幅があるのは、製造メーカーや商品によって品質に違いがあるためです。

1-2-1.フッ素系塗料

フッ素系塗料は耐用年数が15年〜20年と非常に長いため、東京スカイツリーのように塗装が難しい建造物で使用されています。

メンテナンス回数が少ないかわりに費用が高いため、一般的な住宅で使う例は多くありません。塗替え回数を少なくしたい人や、頻繁に塗装が難しい場合に向いています。

1-2-2.シリコン系塗料

現在の住宅塗装で圧倒的な人気を誇るのがシリコン系塗料です。塗料の種類がよくわからないのならシリコン系塗料を選べば問題はないでしょう。

シリコン系塗料は種類によっては耐用年数が8〜10年と短いものがあります。以下のシリコン系塗料は耐用年数が短いため見積書に書いてあるなら再検討してみましょう。

  • DANシリコンセラ(日本ペイント)
  • セラミクリーン(エスケー化研)

1-2-3.ウレタン系塗料

10年ほど前までは外壁塗装の主流でしたが、現在はあまり使われなくなったのがウレタン系塗料です。屋上などの防水で使う「防水ウレタン塗料」は別で、現在も多く使われていますので注意しましょう。

価格は安いですが耐用年数が短いため「数年で劣化しても構わないので費用を安く済ませたい」という場合に向いています。

2.実際の見積もりをみてシミュレーションをしてみる

実際の見積もりをみてシミュレーションをしてみる

では、実際に上記のような約30坪(100㎡と想定)のサイディング外壁を塗装するならどのような見積もりになるのかシミューレーションしてみましょう。

家の状況や希望条件

  • 40代前半の男性で、築15年の窯業系サイディング外壁の住宅
  • 汚れや小さなひび割れが目立つようになってきた
  • 100万円の予算で10年くらいはメンテナンスがいらない塗装をしたい

家の状況や希望条件

※見積書の項目は業者によって項目が異なります。

「外構」「鼻隠し」「縁切り」といった細かい項目に分けたり、付帯部の単位を㎡で表記することもあります。

上記の例では77万円の試算ですが、建物の形状や場所などで業者によって10万円以上の差が出ることは珍しくありません。あくまで参考程度にとどめておきましょう。

 

3.サイディング塗装がシュミレーションした費用どおりにいかないケースはどんな場合

外壁のひび割れ補修にかかる費用

サイディング塗装の工事費は単価どおりの価格になるとは限りません。

一般的ではない施工をする際は人件費などが2割近く増えることもあるでしょう。

以下では価格が上がりやすい例を紹介いたします。

3-1.複雑な建造物だと費用が高くなる

足場が組みにくかったり塗装作業が難しいといった建造物の場合、工期が延びるため費用が増す傾向にあります。また、隣家との隙間がわずかしかなくて人が入れない場合も費用は余計にかかります。

3-2.僻地などで業者の移動が難しい場所だと費用が高くなる

3-2.僻地などで業者の移動が難しい場所だと費用が高くなる

施工する建物が山奥にあって業者の拠点から50km以上離れているような場合は、出張費が必要ですので価格が上がります。

業者の拠点からあまりにも遠い場合は職人が宿泊する必要が出てくるため、一般的な価格とはいかないでしょう。

3-3.サイディング外壁が塗装では対処できず、重ね貼りや張替えが必要になると費用が大きく増える

外壁に使われているサイディングボード自体がボロボロになっている場合、塗装では対処ができません。そのためサイディングボードの重ね張りや張替えが必要です。

張替えは費用が高額なかわりに、どの種類のサイディングボードでも張ることができます。

一方で重ね張りは費用は安いものの古いサイディングボードを撤去しないので外壁が重くなってしまい、金属ボード以外はほとんど使えません。

ではサイディングボード自体はどのくらいの費用がかかるのでしょうか。

3-3.サイディング外壁が塗装では対処できず、重ね貼りや張替えが必要になると費用が大きく増える

選ぶサイディングボードで特徴や機能が異なります。

窯業系サイディングの特徴

デザイン性は高いが、重量があり重ね貼りに向いていない。

金属系サイディングの特徴

窯業系サイディングボードよりも軽く、重ね張りに適している。

木製サイディングの特徴

デザイン性が非常に高く、耐熱性もある。

樹脂サイディングの特徴

メンテナンスの必要性が少ないが、適切に施工できる業者も少ない。

それぞれ一長一短ありますので、よく比較検討してみてくだい。またサイディングは厚みによっても単価が変わります。厚みが増すほど価格が上がりますので注意して下さい。

 

4.サイディング塗装費用で着目するべきポイント

4.サイディング塗装費用で着目するべきポイント

4-1.保険等が使えるケースがないか確認する

サイディング外壁塗装は火災保険などの対象となる場合があります。災害で住宅が破損した場合は適用される可能性があるので確認しておきましょう。

「住宅火災保険」では火災、落雷、爆発、風災には適用されますが、水害や飛来物には適用されないという場合もあります。保険に加入しているのであれば業者に塗装を依頼する前に住宅保険の条件を先に確認することで安くリフォームすることが可能です。

4-2.費用が水増しされていないか、見積もりをきちんと確認する

適正価格よりも遥かに高額な費用を請求する業者もいます。不当な請求をされないよう、費用が水増しされやすい項目を紹介いたします。

4-2-1.税抜き表記になっている

2021年の3月末までは税込み表記をしなくても良いことになっています。これを悪用して意図的に税込金額を表記しない場合がありえます。

費用が100万円を超えれば消費税は見逃せない金額になりますので税込み表記かどうかをチェックしましょう。

4-2-2.中塗りと上塗りが2倍で計算されている

今回紹介した単価は中塗りと上塗りをまとめた金額です。しかし悪質な業者は、相場の金額を中塗りと上塗りでそれぞれ請求してきます。施工面積が100㎡あれば数十万円の価格差が生まれますので明らかに高額になるでしょう。

4-2-3.「一式」でまとめられている

ゴミの廃棄費用などを一式でまとめるのは問題ありませんが、外壁塗装や塗料代までをひとまとめにする業者は信用できません。もし業者が一式でまとめた見積書を出してきた場合は明細を要求しましょう。

4-3.優良な業者を選ぶ

塗装作業中・作業後に確認すべき

外壁塗装のリフォームは業者が自由に価格を設定できるため明確な相場がありません。

この事実を利用して高額な費用を請求したり、品質が低い工事を行う悪質業者が存在します。悪質業者に騙されれないために彼らの手口を知っておきましょう。

4-3-1.大手企業の塗料より高品質なオリジナル塗料を勧めてくる

「大手企業の製品より高品質な自社オリジナルの塗料がある」と言ってきたら要注意です。

自社だけの高品質な塗料なので価格は高くなりますと主張しますが、実際には大手企業の安い塗料を使っていることがほとんどです。

「30年は塗り替えがいりません!」と語る業者がいたら信用してはいけません。もし塗料が30年耐えたとしても下地やコーキング部分は20年も耐えられませんので補修が必要となるでしょう。

4-3-2.手抜き工事をする

3回塗りが必要な塗装にもかかわらず2回しか塗らなかったり、塗料を薄めて節約しようという業者もいます。

塗る回数や薄めた塗料による工事は施工後に見抜くことはプロでも難しいですので使用した塗料の空き缶を見せてもらうと安心できるでしょう。

4-3-3.足場代が無料になっている

住宅全体を塗装するのに足場の組み立て費用が無料だと言われたら注意が必要です。外壁の一部だけではなく全体を塗装する場合の足場費用は10万円以上かかるのですが、リフォーム会社が自社で足場の組み立てを行うことはあまりありません。

足場の組み立てには資格が必要なため専門業者に依頼することが多いでしょう。リフォーム会社としては節約できる費用ではないのですから、足場を無料にすることは基本的にありません。もし無料にするのなら、なぜ無料にできるかを詳しく尋ねるようにしましょう。

(ご参考)リフォームガイドのご紹介

ここでは、紹介サイトの一つである弊社リフォームガイドについてご紹介します。リフォームガイドでは、みなさまのリフォーム内容や趣向に合わせてピッタリのリフォーム会社をまとめてご紹介できます。

リフォームガイドとは?2

リフォームガイド:無料見積の申込はこちらから(登録はたったの2分)
電話番号:0120-395-120
営業時間:9:00~21:00(月~金) 9:00~18:00(土)

もし業者選びで迷うようならリフォームガイドで見積もりを取得すれば比較的安心して選ぶことが可能でしょう。リフォームガイドは審査を通過した優良な業者のみが登録されています。その中からお客様のお住まいや要望に合った業者をピックアップし、同時に複数社から見積もりを取ることができますので、ぜひ活用してみましょう。

 

5.まとめ

見積もりを3社以上からとりましょう

工事費用は家の坪数ではなく施工する面積で決まります。基本的にサイディング外壁は、塗装、重ね張り、張り替えの順に費用が増しますので、現在の外壁の状況に応じて適切な工事を選んでお金を節約しましょう。

今回紹介した金額は目安でしかありません。建物の形状や場所によってはさらに費用がかかるでしょう。

悪質業者にだまされないためには、3社以上の見積もりを取得することが重要です。1社だけ格段に安い、あるいは高い場合は理由を尋ねるようにして下さい。

悪質な業者にだまされないよう、相見積もりをして怪しい業者には依頼しないようにしましょう。


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