
浴室の鏡が汚くなった、見えなくなった、黒い斑点が気になるなど、浴室の鏡交換を考えていませんか?鏡の綺麗な浴室は清潔さを感じるものです。
交換を考える際に、浴室の鏡交換の方法や費用など知っておくべきことは沢山あります。それらをこちらでお伝えしますので、ぜひ参考にして下さい。
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目次
1.浴室の鏡の交換方法別に見たそれぞれの特徴
浴室の鏡の交換には、主に二つの方法があります。業者に依頼する方法と自分で取り替える(DIY)方法です。この章では、両者の違いや特徴(メリット・デメリット)を分かりやすくまとめています。
<業者に依頼する場合>
メリット
- 専門業者に依頼するため失敗が少ない
- 作業がスムーズで2時間程で終わる
- 鏡の落下・破損・防錆などの保証がしっかりしている
デメリット
- DIYに比べるとコストが掛かる
※材料費や施行代金に加え出張代金(1万円以上~2万)が追加で掛かる - すぐに交換できるとは限らない(業者との予定の兼ね合い)
- 依頼する業者によっては扱っていないメーカーの鏡がある
安全保障をしっかりしたい、手早く変えたいという方は業者にお願いするのがお勧めです。
<DIYの場合>
メリット
- 鏡代と材料費のみにコストが抑えられる(材料費は1500円程度~)
- 自分の好きな時間にできる
デメリット
- 失敗することも考えられる
- 材料などを自分で吟味しなくてはならない
- 自分の時間がとられる(目安として半日程度)
多少時間が掛かっても安く抑えたい、自分の手で鏡を綺麗にしたいという方にはDIYがお勧めです。
浴室の鏡は、DIY初心者でも簡単に交換できます。
ただし、大きな鏡(全身が映る程度)を交換する際、1人での作業は多少困難です。2人で行う方がスムーズに作業が進みます。逆に、小さめの鏡は1人でも十分作業が出来ます。
2.浴室の鏡交換の費用
上記のように、浴室の鏡交換には2つの方法があります。そこでこの章では、どちらの方法か選択する際に決め手ともなり得る費用について、細かくお伝えします。
2-1.鏡の交換費用
まず始めに、リフォーム会社に依頼した場合かかる費用をご説明します。
費用の内訳としては、鏡の代金の他に施行代金や出張代金、材料費などがあります。施行代金は鏡の大きさにより左右されますし、出張代金もお住まいの地域によって差があります。大まかな相場として1万〜3万円ほど(鏡の代金は含まない)です。
リフォーム会社に依頼した場合
次にDIYで鏡交換する際の費用についてですが、こちらは鏡の代金と材料の代金のみです。
両面シール、鏡を固定する金具などが必要ですが、ネットやホームセンター、100円均一ショップなどでも購入できます。材料費としては〜1500円程度です。従ってリフォーム会社などに依頼するよりも安価なコストで取り付けることができます。
DIYを行った場合
2-2.鏡の代金について
リフォーム会社に依頼する場合も、DIYで鏡の交換を行う場合も鏡の代金は必須です。ここでは、鏡の代金に着目します。浴室の鏡と一言でいっても、その種類や大きさ、形は様々です。形については角形・丸形・アーチ形などがあり、さらに一般鏡、耐食鏡、耐錆鏡など種類も豊富です。
浴室で使う鏡は「耐食鏡」や「耐錆鏡」が一般的で、価格は、同等の大きさの鏡の場合、一般鏡にプラス数百円〜数千円程度です。以下、耐食鏡、耐錆鏡の大きさや形とその値段を比較します。
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浴室の鏡の交換など、リフォームというほどのでもない部品の交換程度の工事であれば、お近くのホームセンターでご相談されることをおすすめしています。ホームセンターは商品自体も安く、希望であれば提携している施工会社が施工に来てくれます。
3.DIYの場合の材料と手順
<用意する物>
- 鏡
- 両面マット(ミラーマット)
- 針金やPPハンド
<手順>
鏡交換の作業に入る前に確認すべきこと
- 鏡の大きさ、厚さ
- 金具の種類
①鏡を取り外す
上部の取り付け金具を上にスライドさせる。
※金具が錆などで動かない時はマイナスドライバーなどを用いる。
②(金具を上げても鏡が取れない場合)
鏡の裏側が両面マットやミラーマット(鏡専用の両面テープ)で固定されているため、カッターなどを鏡の側面に差し込みそれを切り離す。もしくは、細い針金やPPハンド(荷物の梱包に使われる紐)を鏡の後ろに通して引き切る。
③新しい鏡を取り付ける
1.鏡の裏側に両面マット(ミラーマット)を貼り付ける
2.下の金具に鏡を取り付ける