
「浴室のドアが壊れて閉まらなくなってしまった。費用はあまりかけたくないけど、どれくらい交換費用にかかるのか」とお考えの方も多いのではないでしょうか。
こんにちは、リフォームガイドです。リフォームガイドでも浴室のドア交換の問合せを多く受けます。しかし、実際に見積りをとってみると、多くのお客様が「意外に高くついた」と思われているようです。
そこで、ここでは、浴室ドアの交換費用の相場や見積り例を通じて、その費用感をお伝えします。また、開き戸や折れ戸など浴室ドアの種類ごとのメリデメもご説明します。これを読むことで、浴室のドア交換にどれくらいの費用がかかるか分かるだけでなく、どのドアを選ぶべきか判断できるようになります。
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目次
1.浴室ドア交換の費用相場は11~13万円
浴室ドア交換の費用相場は、11~13万円になります。「思ったより高いな」と思われる方も多いかもしれませんが、材料費や職人への手間賃だけでなく、養生や古いドアの処分費、リフォーム会社の利益を考慮すると、どうしてもこれくらいの費用がかかるようです。
ここでは、実際に弊社を通じて、浴室ドア交換された方の見積りもご提示しますので、費用相場の理解にお役立てください。
2.浴室ドアの選び方
浴室ドアと一口に言っても、開き戸、折れ戸、引き戸といくつか酒類があります。ここでは、浴室ドアの選び方にについてご説明します。ドア選びにお困りの方は是非参考にしてみて下さい。
2-1.浴室ドア選びで考えるべきこと
■使う人のことを一番に考える
お子さんのいるご家庭やお年寄りのいるご家庭など、家族構成を考慮して選ぶことがポイントです。段差のないものを選ぶことや、指を挟みにくい構造のものを選ぶなど安全に使えるよう配慮が必要です。
また、狭い浴室にお子さんと入る方などはドアの開閉スペースが小さいタイプが使いやすいでしょう。介護の必要なご家庭にも同じことが言えます。このように、入浴の仕方も考慮する必要があります。
種類とそれぞれの特徴について解説いたします。
特徴から、どのようなドアがご自宅に合うのか考えてみて下さい。また、既に希望のものがある方は再度特徴を確認してみてください。
■掃除のしやすさを考える
毎日使い、家の中で最も湿気のこもる場所でもある浴室は日頃のお手入れが大切です。そこで、お手入れしやすい素材や構造のものを選ぶということもポイントです。カビが発生しにくい素材や構造のものを選ぶと、毎日のお手入れが最低限で済むだけでなく清潔に保つことを可能にしてくれます。
2-2.浴室のドアの種類を選ぶ
浴室ドアの種類は大きく3つあります。それぞれにメリット・デメリットがありますので、ここで確認しましょう。是非、ドア選びの参考にして下さい。
2-3.浴室ドアの素材を選ぶ
次にドアの素材です。素材は掃除のし易さや、使い勝手を考慮して選びましょう。
使用されている、素材によって費用が変わってきます。
浴室のドアでよくみられる素材は樹脂パネルです。お洒落な雰囲気を作りたい方にはガラスのドアもお勧めです。以下で特徴を確認してみて下さい。
樹脂パネル(開き戸・中折れ戸・引き戸に多い)
- 衝撃に強い
- コストが安い
- 軽量である
- 水が気にならない
ガラス(開き戸に多い)
- お洒落な雰囲気に仕上がる
- 種類によっては自動で曇りガラスになるものがある
- 強化ガラスなど衝撃に強いものは多いが、割れることも十分考えられる
- 透明ゆえコストがかかる
- プライバシーが気になる
3.カバー工法について理解しよう!
浴室のドア交換は設置後10年以上経ってから行われるため、同じ品番のドアは既に製造停止になっていることがほとんどです。そのため、多くの場合、既存のドア枠の上に新しいドア枠を取り付け、リフォーム用のドアを取り付けるカバー工法が採用されます。
(ドア枠ごと交換する方法もありますが、その場合、壁や天井なども一度壊さなければならないため、費用や施工期間の面でデメリットが大きくなってしまいます。)
カバー工法の唯一のデメリットは、既存のドア枠に新しいドア枠を設置する分、間口が狭くなることです。数㎝ほどであまり意識することもないと思いますが、念のため現地調査時などに業者にどれくらい狭くなるか聞いておくとよいでしょう。
4.浴室のドア交換の際の注意点
ここでは、浴室のドア交換を行う場合にそのほか注意してほしいいことをいくつか挙げます。いずれも要注意ですので、ぜひ参考にしてください。
4-1.素人によるDIYでの浴室ドア交換はおすすめできない
DIYでカバー工法する方向けにネット販売されていることがあります。しかし、この方法は極めて難しいといえます。まず、ご自宅の浴室ドア枠やドアの大きさを正確に測れるかどうかという問題があります。また、設置する技