
中古マンション、もしくは今住んでいる家をおしゃれな家にしたいと思っていませんか?
大半の人がおしゃれな家に住みたいと思っているはずです。しかし、それにはどうしたら良いのか分からないと悩みを抱えている人も多いでしょう。
家のおしゃれに大切なことは「統一感」と「開放的な間取り」の2つにこだわることです。まず、「統一感」を出す為に配色や素材を意識しながらリフォームを行うことで簡単におしゃれな家に生まれ変わります。
また、「開放的な間取り」に変更することでもっとおしゃれな家にするが可能です。昔は細かく区切られて小さな部屋がいくつもあるという間取りが主流です。中古マンションなどを購入すると特にその間取りのままである場合が多いです。しかし現在の主流は全く違う広いLDKなので、自分の理想の家にするために間取りを大きく変えることも視野に入れておくべきです。
今回は、お部屋のテイスト別におしゃれなリフォーム事例11選と、プロ直伝のテクニックを紹介します。プロが提案するおしゃれなリフォームを参考にすれば、理想のお部屋を想像しながら好みに合ったおしゃれな家へリフォーム出来ますよ。
1.マンションのおしゃれリフォーム事例
おしゃれな家のリフォームの大部分を担うのが、リビングダイニングです。ここではテイストに分けてリビングダイニングのリフォーム事例を紹介します。
1-1.北欧スタイル
【総費用463万円 3LDK→2LDK 築20年】
お部屋全体から北欧スタイルのシンプルさと優しさが感じられます。リビングと統一された淡い色合いのキッチンが、よりお部屋に統一感を持たせてくれます。キッチンの壁を抜きオープンスタイルにすることで、広々空間を実現させました。単調になりすぎずスッキリとした快適なお部屋です。
出典:http://www.8044.co.jp/gallery/350
1-2.ナチュラルスタイル
【総費用約600万円 2LDK】
ウッドを基調とした床と家具で木の温かみが感じられます。天然木を使ったフローリングは足裏の感触がとても心地よく、優しい色合いの照明が家具やお部屋を魅力的に照らしてくれています。重たい印象だったキッチンを白でまとめることで爽やかな清潔感を生み出しました。
出典:https://www.artreform.com/example/detail.php?id=50&c1=2
1-3.和モダンスタイル
【総費用約540万円 2LDK→3LDK 築24年】
畳とグレーの床材、濃い木目の家具がマッチしており和風ながらもスタイリッシュにまとめられてあります。急須のような小物や昔ながらのデザインのタンスを置くことで和を感じさせ、釣り合ったテイストになっています。元々あった障子や畳を存分に活かした和モダンのスタイルになっています。
出典:https://www.artreform.com/example/detail.php?id=233
1-4.モダンスタイル
【総費用725万円 3LDK 築20年】
ダークな色をアクセントとした、エレガントな空間です。ホテルのような高級感ある仕上がりとなっています。キッチンは大容量の収納を兼ね備え、見た目もさらにスタイリッシュになりました。住みやすさも満点のお部屋です。
出典:http://www.8044.co.jp/gallery/3
1-5.モノクロスタイル
【総費用約365万円 2LDK 築11年】
黒で統一されたお部屋は、家具が映える美しい大理石風の床がポイントです。家具も黒でまとめられており、シックで大人らしいスタイルを叶えています。床も壁も一新したお部屋は、施主様の意向を全面に汲んでいます。
出典:http://www.8044.co.jp/gallery/74
1-6.ホテルライクスタイル
【総費用約677万円 2LDK 築17年】
まるで海外のホテルのように、リビングとベッドルームをつなげています。ですが、ガラス張りのドアのおかげで圧迫感がありません。広々としたお部屋でくつろげる落ち着いた雰囲気に仕上がっています。リビングの壁を取り払うことで、大きくレイアウトを変更せずにイマドキの間取りを作っています。
出典:https://www.artreform.com/example/detail.php?id=252
1-7・西海岸スタイル
【総費用約595万円 4LDK 築34年】
アメリカの西海岸を思わせる、日本ではなかなか見られない内装のお家です。少しかすれたレンガ調の壁や様々な床材、壁紙を使ってツギハギ感を出し、青と白の爽やかなカラーが開放的なお部屋を作り出しています。キッチンには収納を増やし、カウンターを活かしたおしゃれな空間になりました。
出典:https://www.artreform.com/example/detail.php?id=167
1-8.アメリカンヴィンテージスタイル
【総費用約918万円 2LDK+納戸→1LDK+WIC 築22年】
重厚感のあるダークトーンでまとめ、家具も内装とマッチしたヴィンテージライクな色味で統一しています。明るめの関節照明を多く設置することで、暗くなりすぎないお部屋になっています。キッチンは必要最低限の大きさに変更し、アクセントにタイルを施工してさらなるカッコよさを追究しました。
出典:https://www.artreform.com/example/detail.php?id=236&c1=2
1-9.アジアンテイストスタイル
【総費用約592万円 3LDK→1LDK+WIC 築25年】
大胆なヘンリボーン柄の天井部を使ったキッチンと、同じ色味でまとめられたリビングのアジアンリゾート風なお部屋です。広いスペースが特徴で、生活動線を意識した間取りによって住みやすさを実現しています。家具と似たカラーベースでまとめられたキッチンは、インパクトのある天井でも目立ち過ぎずに調和しています。
出典:https://www.artreform.com/example/detail.php?id=226&c1=2&c3=16
1-10.アンティークモダンスタイル
【総費用約535万円 2LDK】
ターコイズブルーの天井とキッチンがアクセントになって華やかな仕上がりとなっています。梁部分にもモザイクタイルを敷き詰め、懐かしさを感じさせながらこだわりが詰まったお家です。レイアウトは大きく変更せずに天井部分をリフォームすることで、以前とはまるで違う新しいお部屋作りが可能です。
出典:https://www.artreform.com/example/detail.php?id=49&c1=2
1-11.猫と楽しめるスタイル
【総費用約1175万円 2LDK 築24年】
実は、意外と多いのがペットのことを考えたリフォームです。こちらは猫ちゃんのためにキャットスルーを設置したおうちです。入ってほしくないキッチンダイニングにはガラス張りの扉が新しく設置されており、猫ちゃんも人も気持ちよく生活できる工夫が詰まっています。キッチンのレイアウトを変え、ダイニングと同じ部屋に設置しても圧迫感がありません。
出典:https://www.artreform.com/example/detail.php?id=212
2.家をもっとおしゃれにするための2つのテクニック
おしゃれにも様々なテイストがありますが、どんな種類にも活かせるようなもっと家をおしゃれに出来るちょっとしたテクニックもここで紹介します。
2-1.テイストにこだわりながら家具を選ぶ
「統一感」を出すためには家具選びがとても重要です。
テイストと違ったちぐはぐな家具を選んでしまうと、部屋に乱雑なイメージを持たせたり家具や部屋自体の魅力が活かしきれなかったりしてしまうからです。
では、その家具を選ぶ時はどんなことに気を付けたら良いのでしょうか。家具を選ぶ際に特にキーとなるポイントを二つ紹介します。
配色
統一感のある部屋には、家と調和した色選びが必須です。色を揃えることが統一感を出すコツの大半を担っているからです。
お部屋の配色には、ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーの3種類があります。
ベースカラー
ベースカラーは壁や床などの大きな面積を占める色のことです。白やクリーム色など淡い色であればお部屋を白く見せることが可能で、黒であればクールな印象、青であれば落ち着いた印象、黄色やピンクなど明るい色であれば華やいだ印象など、ベースカラー1つでお部屋のテイストを左右します。まずはこの色を決めるところから始めましょう。そのベースカラーに合わせて家具を選ぶことが統一感を出すためにとても重要になってきます。
アソートカラー
次に、アソートカラーとはラグやカーテンなど2番目に広い場所に使われる色のことです。ベースカラーとマッチした色を選びましょう。なるべく家具はベースカラーとアソートカラーから色を選んでください。
アクセントカラー
最後に、アクセントカラーは一番小さいところを占めるお部屋のイメージとは逆の色です。「統一感を求めているのに逆の色を使っていいの?」と思うかもしれませんが、1つ違った色を置くことでベースやアソートの色が引き締まります。またアクセントがあることでお部屋が単調にならず、より整ったお部屋に見えることでしょう。
この3種を7 : 2.5 : 0.5の黄金比で配色すると、一気におしゃれな部屋に見せることが可能です。
カラーチャートなどを使用すると、具体的な色が想像しやすくなります。アソートカラーはベースカラーと隣同士、もしくは調和のとれる色を選びます。アクセントカラーはベースカラーと真逆の位置、もしくは目を引く明るい色を使用しましょう。
例えばこちらのお部屋は、ベースカラーの白とアソートカラーの黒、アクセントカラーの赤と黄色を使うことでメリハリのあるモノトーンルームになっています。グラフで表してみるとこのようになります。