【2022年度】東京都の外壁塗装助成金と申請手順を分かりやすく解説

「東京都で外壁塗装の助成金は出る?」
「外壁塗装の助成金が使える条件は?」
「いくらくらい助成されるの?」
このようにお考えではありませんか?
外壁塗装の助成金は都全域で使える共通のものはなく、自治体独自のものになります。(2022年4月現在)
そのため、お住まいの市区町村に外壁塗装に関する助成金があるかどうかを確認する必要があります。
【東京都で外壁塗装の助成金制度がある市区町村】
あ行 | 足立区、稲城市、大田区 |
か行 | 葛飾区、北区 |
さ行 | 品川区、渋谷区、杉並区、墨田区 |
た行 | - |
な行 | - |
は行 | 八王子市、東村山市 |
ま行 | 目黒区、武蔵村山市 |
や行 | - |
ら行 | - |
わ行 | - |
※上記の市区町村をクリックすると該当箇所の助成金情報に移ります
助成金が使える地域にお住まいであれば、この記事の最後まで読み進めていただき、条件や申請の手順までしっかり確認しましょう。
関連記事:外壁塗装・工事で助成金(補助金)を受け取る方法と条件【2022年度版】
1.東京都で外壁塗装助成金がある市区町村(令和4年度)
各市区町村の外壁塗装に関する補助金情報をまとめています。
詳しくは、区役所・市役所へお問い合わせください。
足立区
制度名 | 省エネリフォーム補助金 |
助成額 | 上限5万円 |
外壁塗装に関する助成対象工事 | 遮熱塗装(屋根・外壁) |
申請条件 | ・近赤外線領域における日射反射率が50%以上の塗料で塗装すること ・事前申請 ・令和5年2月28日までに工事完了 |
申請受付期間 | 令和4年4月11日~令和5年1月31日※先着順 |
詳細 | >>足立区のHP |
稲城市
制度名 | 稲城市商工会住宅改修等補助金事業 |
助成額 | 上限15万円 |
外壁塗装に関する助成対象工事 | 外壁塗装 |
申請条件 | ・事前申請 ・令和5年2月15日までに完了報告書を提出できる |
申請受付期間 | 令和4年4月1日~令和4年12月28日 |
詳細 | >>稲城市商工会HP >>助成対象工事一覧 |
大田区
制度名 | 住宅リフォーム助成事業 |
助成額 | 上限20万 |
外壁塗装に関する助成対象工事 | 屋根・外壁塗装 |
申請条件 | ・事前申請 ・令和5年2月28日までに完了する工事 |
申請受付期間 | 令和4年4月15日~令和5年1月31日※先着順 |
詳細 | >>大田区HP >>助成対象工事一覧 |
葛飾区
制度名 | かつしかエコ助成金のご案内 |
助成額 | 上限20万円 |
外壁塗装に関する助成対象工事 | 遮熱塗装(屋根・外壁) |
申請条件 | ・日射反射率が50%以上又は同等以上の性能であること ・事前申請 |
申請受付期間 | 令和4年4月1日~令和5年3月31日※先着順 |
詳細 | >>葛飾区HP >>パンプレット |
北区
制度名 | 住まい改修支援事業 |
助成額 | 上限10万円 |
外壁塗装に関する助成対象工事 | 外壁塗装・補修、屋根塗装・補修、雨どい工事 |
申請条件 | ・事前申請 |
申請受付期間 | 令和4年4月1日~令和4年9月30日※先着順 |
詳細 | >>北区HP >>パンプレット |
品川区
制度名 | 住宅改善工事助成事業 |
助成額 | 上限20万円 |
外壁塗装に関する助成対象工事 | 遮熱塗装(屋根・外壁・屋上・ベランダ) |
申請条件 | ・近赤外線領域における日射反射率50%以上の塗料使用 ・事前申請 |
申請受付期間 | 令和4年4月1日~令和5年2月14日※先着順 |
詳細 | >>品川区HP >>パンプレット |
渋谷区
制度名 | 住宅簡易改修支援事業 |
助成額 | 上限10万円 |
外壁塗装に関する助成対象工事 | 屋根・外壁などの改修および模様替えを行う外装工事 |
申請条件 | ・事前申請 ・令和5年3月15日までに完了できる工事 |
申請受付期間 | 令和4年4月1日~令和5年1月31日 ※先着順 |
詳細 | >>渋谷区HP |
杉並区
制度名 | エコ住宅促進助成 |
助成額 | 上限15万円 |
外壁塗装に関する助成対象工事 | 遮熱塗装(外壁・屋根) |
申請条件 | ・近赤外線領域における日射反射率50%以上の塗料使用 ・令和5年3月20日までに完了報告できる工事 ・事前申請 |
申請受付期間 | 令和4年4月8日~令和5年2月27日 ※先着順 |
詳細 | >>杉並区HP >>パンプレット |
墨田区
制度名 | 地球温暖化防止設備導入助成制度 |
助成額 | 上限15万円 |
外壁塗装に関する助成対象工事 | 遮熱塗装(外壁・屋根) |
申請条件 | ・近赤外線領域における日射反射率50%以上の塗料使用 ・令和5年3月17日までに、区による工事完了後の現地確認・書類審査に合格 ・事前申請 |
申請受付期間 | 令和4年4月1日~令和5年2月28日※先着順 |
詳細 | >>墨田区HP >>パンプレット |
八王子市
制度名 | 居住環境整備補助金 |
助成額 | 上限5万円 |
外壁塗装に関する助成対象工事 | 屋根、外壁の塗装 |
申請条件 | ・令和5年2月28日までに工事完了 ・事前申請 |
申請受付期間 | 令和4年4月15日~令和5年1月31日※先着順 |
詳細 | >>八王子市HP >>補助金一覧 |
東村山市
制度名 | 住宅修改築費補助制度 |
助成額 | 上限10万円 |
外壁塗装に関する助成対象工事 | 住宅の修繕・模様替え(外壁・屋根含む) |
申請条件 | 令和5年3月31日(金)までに完了報告の提出 |
申請受付期間 | ※申請受付終了 |
詳細 | >>東村山市HP >>パンプレット |
目黒区
制度名 | 住宅リフォーム資金助成 |
助成額 | 上限10万円 |
助成対象工事 | 屋根・外壁塗装 |
申請条件 | ・令和5年3月31日(金)までに完了報告の提出 ・事前申請 |
申請受付期間 | ※申請受付終了 |
詳細 | >>目黒区HP >>パンプレット |
武蔵村山市
制度名 | エコ住宅等改修助成事業補助金 |
助成額 | 上限5万円 |
外壁塗装に関する助成対象工事 | 遮熱塗装(外壁、屋上、ベランダ) |
申請条件 | ・令和5年2月28日までに完了する改修工事 ・日本産業規格 K5602 に基づく日射反射率 50%以上の塗料を使用 ・事前申請 |
申請受付期間 | 令和4年4月1日~~令和5年(2023年)1月31日 |
詳細 | >>武蔵村山市HP >>パンプレット |
2.東京都で外壁塗装助成金を受け取る条件
外壁塗装や外壁改修工事で助成金・補助金を受け取る「条件」には、以下のようなものがあります。
2-1.工事内容についての条件
外壁塗装の助成金の多くは、「遮熱塗料」や「高反射率塗料」を用いた外壁塗装と限定しているものがあります。
「遮熱塗料」や「高反射率塗料」と言われる塗料は、太陽光を効率的に反射させ、屋根や外壁の表面温度が高温になりにくくします。そのため夏場の室内気温の上昇を抑え、エアコンの使用量削減、省エネにつながります。
ただ、これらの塗料は一般的な塗料(耐用年数が同じくらいのもの)と比べて20万円ほど※高くなるので、助成金を受け取ることができても、受け取らずに一般的な塗料で塗装をしたほうが、費用が安くなる場合もあります。
費用対効果を考えて、助成金を申請するかどうか判断しましょう。
※30坪の外壁塗装を行う場合
2-2.申請者や建物についての条件
- 市内(区内)に住民登録をしている
- 税金を滞納していない
- 申請者が所有者かつ居住者である
- 住むことが目的の建物である
- 非社会的な組織とのつながりがない
など、申請者については申請条件のハードルは高くなく、一般的に自治体内に居住し納税義務を果たしていれば基本的に申請可能な場合が多いです。
2-3.施工業者や施工金額などその他条件
- 市内(区内)の施工業者が工事をする
- 市(区)の指定業者が施工をする
- 工事費が○万円以上の場合
など、施工業者や工事金額の条件も含まれる場合も多くあります。
3.東京都で外壁塗装助成金を受け取るための申請手順
ここでは、助成金を受け取る一般的な手順を解説します。各自治体、若干異なる部分がありますので、必ずそれぞれの自治体の手順に沿って申請を行いましょう。
3-1.業者探し・見積もり
助成金申請をする際に、施工をする業者情報や工事費用の見積もり書が必要な場合がほとんどです。
まずは業者探し・見積もりを取るところからスタートしましょう。
また業者が指定されている場合もあるので、よく確認してから探し始めましょう。
3-2.書類を揃えて事前申請
補助金や助成金を受け取るためには、工事前の申請が必要です。
申請は工事開始の2週間前などと期限が定められている場合もありますので、余裕をもって準備を行いましょう。
3-3.審査結果を受け取り工事開始
審査が通り、通知が来れば工事が開始できます。
工事期間中や工事完了後の写真の提出が必要な場合もありますので、必ず事前に確認しましょう。
3-4.請求書の提出
工事が完了したら、助成金の請求書を提出します。
工事完了後○日以内と期限があるため、早めに提出しましょう。
3-5.振込確認
請求書の提出後、振込の確認をします。
4まとめ
東京都の外壁塗装の助成金をご紹介しました。
外壁塗装の助成金は、自治体ごとに行っている制度ですので、お住まいの地域によっては制度自体がない場合もあります。また2022年度は足立区や太田区などで制度がありますが、翌年度には実施がされない場合もあります。
外壁塗装の助成金を受け取るには、期間内に「事前申請」をすることが必要です。
また期間内であっても、申し込みが多く期間内でも締め切ってしまう場合もあるので、早めの準備をおすすめします。
最後に、助成金を使った外壁塗装での業者選びは、制度に詳しい業者を選ぶことが好ましいです。
なぜなら助成金を使う工事の場合、申請が下りるまで工事を待ってもらう、工事中に記録用の写真を撮らせてもらうなど、業者の協力が必要不可欠だからです。
しかし助成金に詳しいかどうかは、ホームページを見ただけでは分かりません。実際に一社一社に問い合わせて確認するのも面倒ですよね。
それなら、リフォームガイドに一度お問合せください。お近くの優良外壁塗装会社をお探しし、助成金を使って工事をしたい旨も代わりにお伝えいたします。
こちらの記事も参考にしてください。
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