和室からフローリングへのリフォームを完全解説!費用相場や工事期間、業者選びなど

和室からフローリングへのリフォームを完全解説

「和室からフローリングにリフォームしたいけれど、費用はどれくらいかかる?」
「工事は1日、2日で終わる?それともそれ以上かかる?」

などと考えて、この記事にたどり着いた方は多いのではないでしょうか。

この記事では、和室をフローリングにリフォームしたいと考えている方に向けて、費用や工事期間などの疑問に完全回答します。

この記事を読めば、和室からフローリングにリフォームするとどの程度費用がかかるか把握できるだけでなく、工事期間や業者の選び方がわかります。


1.和室からフローリングへのリフォーム費用は10万円~

和室からフローリングへのリフォーム費用をまとめると以下の通りです。

和室をフローリングにリフォームする費用相場

マンションの場合、管理規約により防音仕様(多くはL-45以上)のフローリングを使う必要があります。そのため、戸建てより割高になる傾向があります。

畳からフローリングに張り替える場合、高さ調整のために下地作りから工事を行います。その際に断熱材を入れると、1~1.5万円ほど追加でかかります。

無垢のフローリングを選ぶと、通常のフローリングより費用がかかる傾向にあります。ただ、一口に「無垢のフローリング」といっても、その種類によって費用が変わります。まとめると以下の通りになります。

無垢フローリングまとめ

無垢フローリングとは?

「無垢フローリングってなに?そんなにいいものなの?」と気になった方もいるのではないでしょうか。

通常のフローリング材は何枚もの木材を接着剤で重ねてあります。一方、無垢フローリングは木材をスライスしてできた一枚板のフローリング材です。

無垢のフローリングは、本物の木の質感を楽しむことができます。「百聞は一見にしかず」ですので、興味がある方は業者に依頼して見本を取り寄せてみてください。

無垢フローリングの例
出典:http://www.woodone.co.jp/product/flooring/floor_muku/

無垢フローリングのメリット、デメリットをまとめると以下の通りです。

■無垢フローリングのメリット

  • 天然の木独特の温もりや爽やかさがある
  • 木の温もりを感じるおしゃれなデザインのものが多い

■無垢フローリングのデメリット

  • 通常のフローリングに比べて傷がつきやすい
  • 水分を含むと変形しやすい

 


2.和室からフローリングへのリフォーム事例と実際にかかった費用

この章では、和室からフローリングにリフォームした事例をご紹介します。実際にかかった費用とあわせて確認することで、リフォームにかかる費用感がつかめます。

2-1.戸建て8畳間の和室からフローリングへ(21万円)

費用:21万円
施工期間:2日間

和室に合う雰囲気のフローリングにしたいというお客様のご希望により、ブラックチェリー柄のフローリングが選ばれました。

戸建て8畳間の和室からフローリングへ
出典:http://tachikawa-nikka.com/works/naiso/20160714184043.html

2-2.戸建て4.5畳間の和室からフローリングへ(12.6万円)

費用:12.6万円
施工期間:1日間

廊下のフローリング材に合わせた材質のフローリングを選んだので、違和感がありません。体が不自由な両親のために、周囲の部屋との段差をなくすバリアフリー仕様にしました。

戸建て4.5畳間の和室からフローリングへ
出典:http://chofu-nikka.com/works/naiso/20170906085835.html

2-3.マンション4.5畳間の和室からフローリングへ(19.8万円)

費用:19.8万円(クロス張り替え含む)
施工期間:3日間

建具と柱はそのまま使用するため、和室の雰囲気に合うフローリングを選びました。

マンション4.5畳間の和室からフローリングへ
出典:http://setagayakarasuyama-nikka.com/works/naiso/20170929215238.html