【素材別】14畳の壁紙(クロス)の張替えリフォーム費用を徹底解説

14畳の部屋の壁紙の張替えリフォームを行いたいものの、どのくらいの費用がかかるかわからない方も多いのではないでしょうか。
結論、14畳の壁と天井を含めた張替え費用相場は、一般的なビニールクロスの場合7.5万~12.8万円が目安です。なお、壁紙の素材やグレードによって、総額は大きく変わります。

今回は、素材別に壁紙の費用相場や特徴をわかりやすく解説します。
費用を抑えるコツや張替えリフォームのタイミングも紹介するので、ぜひ参考にして素敵な雰囲気の部屋にしてください。


1.14畳の壁紙(クロス)張替えの費用相場は7.5万円から

壁紙リフォームで広く普及しているビニールクロスを利用する場合、一般的な工事込みの単価は1㎡あたり1,000~1,600円程度です。
14畳の部屋の壁と天井を含めた面積は75~80㎡程度のため、14畳の部屋全体で見ると、壁紙張替えの費用相場は7.5万~12.8万円が目安になります。ただし、高機能な壁紙を使用すると、さらに費用がかかることもあるでしょう。

また、家具移動や既存の壁紙の処分などにも費用がかかることもあります。
相場を把握したうえで複数の業者に見積もりを取って比較することで、適切な費用で満足度の高い壁紙張替えが可能になります。

次の章で壁紙の素材別に費用相場を解説するので、ぜひ参考にしてください。


2.【素材別】14畳の壁紙(クロス)張替えの費用相場・特徴

壁紙張替えの費用相場は、壁紙の種類によって異なります。素材別の費用相場を、以下の表にまとめました。

素材名 ㎡単価の目安 14畳(壁+天井)総額の目安 特徴
ビニールクロス 1,000~1,600円/㎡ 7.5~12.8万円 ・デザインが豊富で選びやすい
・汚れに強く手入れしやすい
・費用を抑えたい人に向いている
紙クロス 1,500~2,500円/㎡ 11.2~20.0万円 ・自然な風合いで落ち着きがある
・通気性がある
・水や汚れには弱い
布クロス(織物) 2,000~3,500円/㎡ 15.0~28.0万円 ・ホテルのような高級感がある
・吸音性があり落ち着いた空間に向いている
・ホコリが溜まりやすく掃除に手間がかかる
木質系クロス 3,500~5,000円/㎡ 26.2~40.0万円 ・木の温もりと質感を感じられる
・湿気に注意する必要がある
・材料費が高い
珪藻土・漆喰クロス 3,000~4,500円/㎡ 22.5~36.0万円 ・調湿・消臭性に優れている
・自然素材で空間が落ち着く
・施工が難しく費用が高い
オレフィン系クロス 2,000~3,000円/㎡ 15.0~24.0万円 ・燃えにくく安全性が高い
・水や湿気に強い
・デザインはやや少ない

ここからは、それぞれの素材の特徴などを詳しく見ていきましょう。

2-1.ビニールクロス

ビニールクロスはポリ塩化ビニルを主原料とした壁紙で、耐久性が高く汚れが拭きとりやすい特徴があります。
もっとも一般的で広く普及している壁紙なので価格を抑えやすく、デザインの種類も豊富です。ビニールクロスは大きく2種類に分かれており、それぞれ費用感が異なります。

ビニールクロスの種類 1㎡あたりの単価目安 14畳(壁+天井)の総額目安
スタンダード(量産クロス) 1,000~1,200円 7.5~9.6万円
ハイグレード(1000番台クロス) 1,400~1,600円 10.5~12.8万円

量産クロスはシンプルな色・柄が中心で、費用を抑えたい方に向いています。1000番台クロスは質感・デザイン性が高く、防汚・防カビなどの機能性が高いものもあります。

コストパフォーマンス重視なら量産クロス、仕上がりや耐久性重視なら1000番台クロスを選びましょう。
ベースの壁紙を量産クロスにして、1面をアクセントクロスとして1000番台クロスを採用するのもおすすめです。

2-2.紙クロス

紙クロスはパルプなどを原料とし、自然でやわらかい質感が特徴の壁紙です。和紙や洋紙など種類も豊富で、独特の温かみを感じられることから根強い人気があります。
費用相場は1㎡あたり1,500~2,500円とビニールクロスよりやや高めで、14畳の張替え総額は11.2万~20.0万円が目安です。

通気性が高く湿気がこもりにくいため、寝室や書斎などの落ち着いた空間に適しており、シックハウス対策としても選ばれています。ただし、水や汚れに弱く拭き掃除が難しいので、油はねの可能性があるキッチンや汚れやすい子供部屋には向きません。素材のやさしい風合いを活かし、ナチュラルな空間作りをしたい方におすすめです。

2-3.布クロス(織物クロス)

布クロス(織物クロス)は、レーヨンや麻、綿などを織って作られた壁紙で、高級ホテルのような上質で重厚感のある雰囲気が特徴です。
ビニールクロスや紙クロスに比べて価格は高めの設定で、1㎡あたりの費用相場は2,000~3,500円となります。14畳の部屋(壁+天井)全体を張り替える場合、総額は15.0万~28.0万円が目安です。

吸音性が高く室内の音を和らげる効果があるため、静かに過ごしたいリビングや寝室などの空間に向いています。
通気性はありますが、繊維にホコリが溜まりやすくこまめな掃除が必要なほか、施工には高い技術が必要なため実績のある業者に依頼すると安心です。

落ち着いた高級感を求めるなら、布クロスは空間の印象をぐっと引き上げてくれるでしょう。

2-4.木質系クロス

木質系クロスは、表面に木材チップや薄い木材シートを使用した壁紙で、本物の木ならではのあたたかい質感を出せる点が大きな特徴です。
1㎡あたり3,500~5,000円と比較的高価格帯で、14畳(壁+天井)の張替え総額は26.2万~40.0万円が目安となります。

ナチュラルや北欧、カフェ風など、自然素材を活かした落ち着きのあるインテリアと相性がよいでしょう。

ただし、湿気や汚れに弱い傾向があるため、キッチンや洗面所などの水回りでの使用には不向きな点には注意が必要です。
施工には木目の柄合わせなど高い技術が求められるため、美しく仕上げるためにも、経験豊富な業者に依頼しましょう。

空間に素材感とあたたかさを出したい場合に選ぶと、満足度の高いリフォームになります。

2-5.珪藻土クロス・漆喰クロス

珪藻土クロス・漆喰クロスは、珪藻土や漆喰の質感を紙などに加工した壁紙で、本物の塗り壁のようなやわらかい風合いが特徴です。
素材のなかでは比較的高めの価格帯となり、1㎡あたりの費用相場は3,000~4,500円です。14畳の部屋(壁+天井)全体を張り替える場合、費用の目安は22.5万~36.0万円となります。

調湿や消臭性に優れているため、湿気がこもりやすい部屋やペットのいる家庭でも快適に使用できます。
本物の塗り壁より施工費を抑えつつ自然素材の雰囲気を取り入れたい方に適していますが、表面にホコリが溜まりやすいため丁寧な掃除が必要です。

やさしい空気感や落ち着いた印象を作りたいなら、壁全体やアクセントに選ぶと効果的です。

2-6.オレフィン系クロス

オレフィン系クロスは、ポリプロピレンなどの合成樹脂を主成分とした壁紙で、医療施設でも使われるほどの高い耐久性と強度が特徴です。
費用相場は1㎡あたり2,000~3,000円が目安で、ビニールクロスより少し高価ですが、紙や布よりはコストを抑えられます。14畳の部屋(壁+天井)全体を張り替える場合、総額は15.0万~24.0万円程度となります。

水や湿気、汚れに強く水拭きも可能なため、キッチンや洗面所などの水回りはもちろん、衛生面が気になる場所にも最適です。
燃焼時に有毒ガスが発生しにくいなど安全性も高く、環境や健康を重視する家庭にも向いています。

デザインのバリエーションはやや少なめですが、手入れのしやすさと安全性を求めるなら、オレフィン系クロスも選択肢のひとつになります。

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壁紙張替え以外の費用もかかる

壁紙の張替えリフォームでは、壁紙本体の費用以外にも、古いクロスの剥がし作業費や廃材処分費が発生します。さらに、壁の下地にへこみや穴、カビなどの劣化が見られる場合は、きれいに仕上げるための下地補修費が追加になります。

また、大型家具が多い部屋では家具移動費がかかり、その分の費用が上乗せされます。見積もりの際は「壁紙代・施工費」だけでなく、剥がし・処分・補修・家具移動などの諸経費まですべて含まれているかを確認し、予算オーバーを防ぐことが大切です。


3.14畳の壁紙(クロス)張替えの費用を抑える方法

壁紙張替えの費用を抑える方法は、おもに以下の3点です。

  • 安価な素材の壁紙を選ぶ
  • 家具移動や壁紙の処分を自分で行う
  • DIYで壁紙を張り替える

    順番に見ていきましょう。

    3-1.安価な素材の壁紙を選ぶ

    壁紙は素材やグレードによって単価が異なり、施工面積が広い14畳では1㎡あたり数百円の差でも、総額は1万〜3万円以上変わってきます。
    費用を最優先するなら、安価な量産クロスを選ぶのが効果的です。機能性クロスや輸入クロスなどの高単価な素材を避けることで、予算内でのリフォームが実現しやすくなります。

    デザインよりもコストパフォーマンスを重視する方は、まず量産クロスのなかから好みの色や質感を探してみましょう。ただし、安価なもので揃えるとシンプルになりがちです。
    その場合は、量産クロスをベースにして一面だけデザイン性の高いクロスを取り入れると、予算を抑えつつおしゃれな空間に仕上がります。

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    3-2.家具移動や壁紙の処分を自分で行う

    壁紙張替えでは、材料費以外に家具移動費や廃材処分費がかかることが一般的です。
    家具が多いほど手間賃が上乗せされるため、事前に自分で家具を別の部屋や部屋の中心に移動させておくと、その分の追加費用を節約できます。
    見積もりの段階で「家具移動は自分で行う」と業者に伝えておくとスムーズです。

    また、古い壁紙の剥がしや処分を自分で行えば処分費を浮かせられる場合があります。
    ただし、慣れていないと下地を傷つけてしまい、かえって補修費が高くつくリスクもあります。無理のない範囲で作業を分担することが、賢く費用を抑えるポイントです。

    3-3.DIYで壁紙を張り替える

    材料を自分で調達し、DIYで張り替えれば施工費がかからないため、費用を大きく節約できます。業者に依頼した場合の費用相場はビニールクロスだと7.5~12.8万円ですが、DIYの場合は壁紙と道具を揃えても3~5万円に収まることが多いでしょう。
    最近ではホームセンターやネット通販で壁紙と道具がセットになった商品も販売されており、初心者でもはじめやすくなっています。

    ただし、14畳の広い壁や天井をきれいに仕上げるのは難易度が高く、継ぎ目の処理や空気抜きに失敗してシワができるリスクも。
    費用は抑えたいけれど仕上がりも気にしたい場合は、一面だけDIYを行うなど範囲を限定すると、失敗が少なく満足度を保ちやすいでしょう。
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    4.14畳の壁紙(クロス)の張替えタイミングは10年が目安

    壁紙は日光や湿気、手垢などの影響を受けて少しずつ劣化していくため、一般的に10年前後での張替えが推奨されています。とくに以下のような変化が見られる場合は、張替えを検討すべきサインです。

    • 汚れ・黒ずみ:人の出入りが多い場所の手垢や擦れ
    • カビ・シミ:湿気が原因で発生する衛生的な問題
    • 継ぎ目の浮き:下地ボードの動きによるつなぎ目の開き

      基本的には10年が目安ですが、環境がよく、丁寧に使用していれば20年程度持つこともあります。汚れやめくれが気になりだしたら、早めにプロへ相談するのが安心です。
      以下の記事で、壁紙を長持ちさせる秘訣を解説しているので参考にしてください。

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      10年未満でも劣化している場合は張替えを検討

      10年経っていなくても、環境によっては劣化が早く進むことがあります。

      • 日当たりがよい部屋:強い紫外線による黄ばみ
      • タバコやペット:壁紙に染み付いた取れないにおい
      • 水回り:下地を傷めるカビやシミの発生

      劣化している壁紙を放置すると、下地まで傷んで修繕費用が高額になるおそれがあります。空気の清潔さや居心地にも関わるため、年数だけでなく実際の状態を見て判断することが大切です。


      5.14畳の壁紙(クロス)張替えを行う際のポイント

      14畳という広い空間の壁紙張替えで失敗しないために、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

      • 契約内容を細かくチェックする
      • 部屋全体の壁紙張替えを行う
      • 壁紙張替えの経験が豊富な業者に依頼する

        それぞれの詳細を解説します。

        5-1.契約内容を細かくチェックする

        見積もりをもらった際は、金額だけでなく何が含まれているかを細部まで確認することがトラブルの回避につながります。契約前に、以下のような項目が明確になっているかチェックしましょう。

        • 付帯工事:剥がし・廃材処分・下地補修・家具移動の有無
        • 壁紙のグレード:量産・1000番台・機能性など品番の明記
        • 施工範囲:施工面積と総額の整合性

        不明な追加費用の発生を防ぐためにも、わからない点は契約前に業者へ質問し、納得したうえで依頼することが大切です。

        5-2.部屋全体の壁紙張替えを行う

        予算を抑えようと汚れた部分だけ張り替えるケースもありますが、古い壁紙と新しい壁紙の色の差はどうしても目立ってしまいます。
        とくに白い壁紙は経年劣化で黄ばみやすいため、並ぶと違和感が際立つでしょう。

        14畳の部屋は視界に入る面積が広いため、部屋全体を統一して張り替えることで完成度が大きく変わります。
        空間の広がりや美しさを考慮すると、部屋全体の壁紙を張り替えたほうが、結果的に満足度の高いリフォームになります。

        5-3.壁紙張替えの経験が豊富な業者に依頼する

        壁紙張替えを行う場合は、実績・経験が豊富な業者に依頼しましょう。同じ素材を使っても、職人の技術力によって継ぎ目の美しさや表面の張りに差が出ます。
        とくに布クロスや木質系クロスなどの特殊な素材は、施工に慣れている職人でなければきれいに仕上がりません。

        業者選びの際は値段だけで決めず、施工事例やアフター保証を確認しましょう。

        もし業者選びに迷っているなら、リフォームガイドをご活用ください。厳しい審査を通過した優良リフォーム会社のなかから、お客様にぴったりの業者をご紹介します。
        また、複数の業者を比較検討できるため、適正価格で高品質なリフォームが可能です。経験豊富なプロに依頼して、仕上がりが美しく満足度の高い部屋を手に入れましょう。

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        6.まとめ

        今回は、14畳の壁紙張替え費用の相場や素材別の特徴を解説しました。費用目安はビニールクロスの場合7.5万~12.8万円ですが、素材選びや家具移動の工夫で予算は調整できる可能性があります。
        張替え時期は10年が目安ですが、汚れやカビが目立つ場合は早めのリフォームをおすすめします。

        満足度の高いリフォームにするには、見積もり詳細の確認と、施工実績が豊富な業者選びが大切です。
        14畳の広い空間だからこそ、技術のあるプロに依頼することで仕上がりの美しさが変わります。

        まずは複数社に見積もりを依頼し、希望に合った最適なプランを見つけましょう。

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