シャワールームを設置する費用とデメリット、注意点を解説!

シャワールームを設置する費用とデメリット、 注意点を解説

「シャワールームを設置したいけれどどうすればいいの?」

「シャワールームの種類や費用相場を知りたい」

こういった疑問を持ってはいませんか。シャワールームは浴室より狭い面積で作れて掃除の手間もかからないメリットがあります。

この記事では、シャワールームを設置する場合のポイントや費用、商品例などを紹介します。

具体的には以下の内容を解説します。

  • シャワールームを設置する際のポイントや注意点
  • シャワールームの種類と費用相場、選びかた
  • シャワールームを設置するリフォーム業者の選びかた

上記を知っておけば、シャワールームの設置に失敗して後悔することがなくなるでしょう。

お風呂リフォームの費用と相場


1.シャワールームを設置する前に知っておきたいこと

シャワールームを設置しようと考えたとき、知っておきたいポイントが3つあります。

  1. 必要な広さ
  2. 工期
  3. 設置場所
  4. 輸入品か国産品か

何も考えずに設置すると工事後に問題が起こるため事前に確認しておきましょう。

1-1.必要な広さ

シャワールームの設置に必要な広さは商品によって異なりますが、1坪もあれば十分でしょう。小さなサイズであれば700×700mm、大きなサイズでも900×1400mm程度です(どちらも内寸法)。

1-2.工期

シャワールームの設置工事にかかる工期は3日〜1ヶ月程度です。工法によって工事期間は大きく異なります。工事期間を知っておけば、予定を立てやすくなるでしょう。

1-3.設置場所

シャワールームは1階でも2階でも設置は可能です。ただし、給排水管から遠い位置だと延長工事が必要となり、別途費用がかかるでしょう。

2階以上の高い場所にシャワールームを設置する場合、下の部屋に排水音が響きやすいです。このため、シャワールームの設置場所は寝室や書斎を避け、音が響いても構わない部屋の上に作りましょう。

給排水管の位置は、工事前に業者に確認してもらってください。

1-4.輸入品か国産品か

ユニット工法では国産製品を選びましょう。輸入品は防水性に難があるケースが多いです。

また、輸入品が優れていても、国産品に比べると工事業者が扱いなれていなくて水漏れリスクが高まるでしょう。


2.シャワールームの種類と費用相場、選びかた

シャワールームは工法によって2種類に分けられます。

  1. ユニット工法
  2. 在来工法

それぞれの工法の特徴や費用相場、どんな人に適しているかを解説していきます。

2-1.ユニット工法

ユニット工法とは、パーツを工場で生産して現場では組み立てるだけの工事方法です。

安価で工期が短いメリットがあります。工期はおおよそ3日〜2週間です。
また、水漏れしにくいため、2階より高い場所にシャワー室を設置する場合はユニット工法が一般的となります。

ユニット工法は狭い場所でも作れるため、スペースを節約したい場合に適しています。

ユニット工法にかかる費用相場

ユニット工法でシャワールームを設置する場合の本体価格は20〜80万円です。 

簡素なものなら20万円程度、洗面台やトイレ付きの3点セットなら80万円程度となるでしょう。

取り付け工事で5万円、給排水管工事が3万円、電気配線に2万円、換気ダクトで3万円程度がかかるでしょう。

工事の総額は30〜100万円程度が目安です。

ユニット工法のシャワールームの商品例

ユニット工法で設置するタイプの商品を3つ紹介していきます。自分に適したシャワールームを探してみましょう。

商品名:ぴったりサイズシャワーユニット
  • メーカー:タカラスタンダード
  • 特徴:25mm単位でサイズ調節が可能。保温材で包み込んだことによる高い保温性
  • 広さ(内寸法):最小で750×775mm。最大で1850×1875mm 
  • 価格:289,000〜540,000円
  • どんな人向きなのか:置きたい場所のスペースを無駄なく活用したい人
商品名:シャワーユニットMKシリーズ
  • メーカー:MKクリエーション
  • 特徴:メンテナンスで解体不要。完全漏水防止。日本人設計士による自社設計
  • 広さ(内寸法):最小の商品900×900mm、最大の商品1300×800mm
  • 価格:188,000〜330,000円
  • どんな人向きなのか:安価なシャワールームを求める人
商品名:シャワー&パウダー2
  • メーカー:パナソニック
  • 特徴:トイレまたは洗面台付き。シャワーとトイレ、またはシャワーと洗面台が仕切りで区分けされている。
  • 広さ(内寸法):1600×1100mm
  • 価格:567,500円
  • どんな人向きなのか:トイレまたは洗面台付きのシャワールームを求める人

2-2.在来工法

在来工法は、シャワー室の下地に防水加工をしてタイルなどで床や壁を作っていく工事方法です。ユニット工法と違って、広さや形状を自在 にできるメリットがあります。

自由性が高いため、シャワールームの構造や内装にこだわりたい人に適した工法です。そのぶん工期は長く、1週間〜1ヶ月かかります。

在来工法にかかる費用総額の相場は50〜250万円程度です。 下地の状態や部屋の構造によって工事内容が異なるため価格に幅があります。

在来工法の場合はメーカーの既製品とは違いオーダーメイドのため、特定の商品はありません。


3.シャワールームを設置するリフォーム業者の選びかた

シャワールームを設置する業者選びに失敗すると、水漏れや詐欺の危険性があります。

以下では、リフォーム業者を選ぶ際のポイントを2つ解説していきます。

3-1.シャワールームの設置経験が豊富な業者に依頼する

シャワールームの設置経験がない業者だと水漏れの危険があるため、依頼しないようにしましょう。

下の階に水漏れしたら天井裏や壁の内部が腐食して大規模な補修工事が必要となるおそれがあるため、施工経験が無い会社でのリフォームは危険です。

インターネットで調べてみて、シャワールームの施工経験が100件以上ある業者なら信頼性が高いと言えるでしょう。

3-2.相見積もりをする

3社程度の業者に相談して、相見積もりをし、業者の対応や適正価格をチェックして失敗を避けましょう。以下では相見積もりでのチェックポイントを2つ紹介します。

商品やメーカー名をチェックする

特にユニット工法の場合において、使う商品やメーカーが明確かをチェックしましょう。商品名をインターネットで調べておくと施工の相場が出ていることもあるため参考になります。

保証内容を確認する

シャワールームは、防水が不十分だと水漏れのリスクがあります。このため、漏水に対する保証があるかどうかを見積もり時に尋ねてみましょう。水漏れによって住宅の壁内が腐食した場合に、業者がどう対処するのかが重要です。


4.まとめ

シャワールームを設置する際には、広さと工期、設置場所を把握することが重要です。

費用相場は20〜80万円程度で、工期は3日〜1ヶ月程度となるでしょう。

2階以上の高さに設置する場合や、費用を抑えたいのならユニットバス工法がおすすめです。独自性が高いシャワールームを作りたいのであれば在来工法が適しているでしょう。

もしシャワールームを塗装したい場合は壁の塗り替えに使う塗料の特徴を知って効果的に工事しようで適した塗料を解説しています。ぜひチェックしてみましょう。

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