
和式トイレは、しゃがんだ姿勢から立ち上がるときの負担が大きく、段差がある場合はつまずく心配もあります。また、冬場はタイルから伝わってくる寒さも気になるでしょう。
使いにくさを感じているなら、和式から洋式へのリフォームをおすすめします。
本記事では、トイレを和式から洋式へ交換する方法や費用、補助金などをわかりやすく解説します。
本記事のポイント
- 和式トイレを洋式にする方法は2種類。長く安全に使うなら便器交換を検討
- トイレの広さ・段差・排水管の状態によって、必要な工事や選べる便器が変わる
- 費用は30万〜80万円が目安。介護保険や自治体の補助制度を利用できることも
- 2〜3社から相見積もりを取り、工事内容や費用を比較することが大切
リフォームガイドなら、お住まいの地域や希望する工事内容などをもとに、条件に合ったリフォーム会社を紹介いたします。
複数社から同条件で見積もりを取り比較できるので、和式トイレから洋式トイレへのリフォームを検討している方は、ぜひご活用ください。
1.工事?簡易取り付け?和式トイレを洋式にする2つの方法を比較
和式トイレを洋式にする方法は、大きく分けて2つあります。
ひとつは、既存の和式便器を撤去して新しい洋式便器へと交換する方法で、もうひとつは、和式便器の上に洋式トイレを簡易的に置く方法です。両者の違いは費用だけでなく、段差を解消できるか、掃除のしやすさなどです。
そのため「誰が、どれくらいの期間使うのか」によって、選ぶべき方法は変わります。
1-1.便器交換と簡易取り付け型洋式トイレの違いを比較表で確認
費用を抑えて早く済ませたいなら簡易取り付け型洋式トイレが向いており、段差・掃除・安定性まで解決したいなら便器の交換が向いています。
どちらを選ぶかは、誰がどれくらいの期間使うかによって異なるため、まずは両者の違いを比較表で確認してみましょう。
| 比較項目 | 洋式便器への交換 | 簡易洋式便器の取り付け |
|---|---|---|
| 費用面 | 30万~80万円 | 3,000円~2万円 |
| 工期 | 1日~4日 | 工事不要 |
| 安全性 | 段差を解消できる | 段差が残り、つまずく心配がある |
| 清掃性 | フチ裏のない形状など、掃除しやすい便器を選べる | 和式便器との隙間に汚れが溜まりやすく、掃除も難しい |
| 安定性 | 便器を床に固定するため安定する | 体重をかけるとずれることがある |
| 寒さ | 暖房便座や寒さを感じにくい床材に交換できる | 暖房便座付き商品は選べるが、床材はタイルのままになる |
| 向いている人 | ・長く使う ・高齢の家族が毎日使う |
・数か月のつなぎ ・費用を最優先したい |
どちらが向いているかは、費用や工事期間だけでなく、安全性やその後の使いやすさをどこまで求めるかによって変わります。
もし長期的に使う目的でのリフォームなら、洋式便器への交換がおすすめです。
便器の交換とあわせて床や壁などもリフォームすれば、トイレ全体を使いやすく、きれいに整えることができます。
一方、費用をできるだけ抑えたいときや、大がかりな工事を避けたいときには、簡易洋式便器を使ってみるのも選択肢のひとつです。
費用は2万円以内に収まるケースが多く、置くだけで取り付けられるので、大がかりな工事も必要ありません。
ただし、簡易洋式便器は和式便器の上に洋式便器を置くため、段差が残るほか、和式便器との間に汚れが入り込みやすく、使用時に安定しにくいといった懸念もあります。
手軽に設置できる点は魅力ではありますが、設置後の使い勝手も踏まえて選びましょう。
簡易洋式便器の取り付け前のチェックポイント

簡易洋式便器は、どの和式トイレにも取り付けられるわけではありません。
商品によって取り付け条件が異なり、次のようなトイレでは設置できない可能性があります。
- 段差がない
- 和式便器の形状や寸法が合わない
商品を購入する前に、取り付け条件を確認し、必要に応じてリフォーム会社や専門業者に取り付けできるかを確認してもらいましょう。
1-2.高齢の家族が毎日使うなら、交換がおすすめ
先ほどの比較表から見てもわかるように、簡易洋式便器は費用を抑えられるものの、使いやすさや安全性、清掃性などはあまり高くありません。
そのため、高齢の家族が毎日使うなら、簡易洋式便器よりも、洋式便器への交換がおすすめです。
簡易洋式便器は、段差が残ったり使用時に安定しにくかったりといった懸念があるため、立座りに不安がある人の利用には向いていません。
数か月程度の一時的な使用や、工事までの「つなぎ」として考えましょう。簡易取り付け型洋式トイレを検討する際は、以下の記事もご参考ください。


2章からは、和式便器を撤去して洋式トイレへリフォームする方法を前提に、工事の可否や費用、工期、補助金などを解説します。リフォーム後の使いやすさも考えながら、自宅に合った方法を検討してみてください。
高齢のご家族が毎日使うなら交換がおすすめとはいえ、「自宅のトイレでも工事できるのか」「どこに頼めばよいのか」とお悩みの場合、リフォームガイドをご活用ください。ご希望の条件やお住まいの地域をお聞きしたうえで、和式トイレから洋式へのリフォーム実績が豊富な優良会社をご紹介します。無料でご利用いただけますので、まずはお気軽にご相談ください。
2.自分の家でも洋式にできる?広さ・段差・排水管の確認ポイント
トイレが狭く段差があるような古い家でも、和式トイレから洋式トイレへのリフォームは基本的に可能です。
ただし、設置できる便器や必要な工事は、トイレの広さや段差、排水管の位置や状態によって変わります。
自宅で洋式化できるか判断するために、確認しておきたいポイントを見ていきましょう。
2-1.必要な広さは幅70cm×奥行112cm
和式トイレは比較的省スペースに設置できるため、洋式便器に交換すると「思ったより狭くなった」「圧迫感があって落ち着かない」と感じることがあります。
そのため、リフォーム時には幅70cm×奥行112cm程度のスペースは確保し、できれば+5cmほどの余裕はもたせておきましょう。
ただし、必要なスペースは便器の大きさやトイレの形状によっても変わるため、希望する便器の必要寸法と自宅トイレの寸法を比較することが重要です。
寸法を確認する際には、ドアを閉めた状態で、トイレ内部の幅と奥行きを測ってみてください。
高齢家族との同居では、バリアフリーの検討も
高齢の家族が使う場合は、便器の設置スペースだけでなく、立ち座りや介助のためのスペースも考える必要があります。
手すりの設置なども含め、必要に応じてトイレ空間の拡張を検討しましょう。
洋式トイレに必要なスペースの詳細は、以下の記事もご参考ください。


2-2.狭いトイレでもコンパクト便器なら対応しやすい
狭いトイレでも、コンパクトな便器なら設置できる可能性があります。
実際に、0.5坪の狭いトイレに洋式便器を設置したリフォーム事例もあるので、諦める必要はありません。
たとえばタンクレストイレはタンクがない分省スペースにも設置でき、見た目もすっきりしているので圧迫感も出にくくなります。
メーカーでも、狭いトイレ向けのコンパクトな便器が用意されています。
ただし、タンクレストイレや省スペース用のトイレにもそれぞれ設置条件があるため、必ずしも設置できるとは限りません。
実際にどの便器を設置できるかは、現地調査で確認してもらいましょう。
狭い和式トイレを洋式にした実例については、「6.実例で確認!和式トイレを洋式にする費用は工事内容でどう変わる?」で紹介します。
「自宅のトイレは狭いから、洋式化は無理かも」と諦める前に、まずはリフォーム会社に相談してみましょう。
リフォームガイドなら、お住まいの地域や希望条件に合った、トイレリフォームの対応実績が豊富なリフォーム会社をご紹介します。
2-3.段差がある場合は床の作り直しが必要になる

和式トイレには、段差があるタイプと、床がフラットなタイプがあります。段差がない場合は床の解体範囲が狭く済みますが、段差がある場合は床を解体して下地を整え、平らにする工事が入るのが一般的です。
段差を残したまま洋式便器を設置する方法もありますが、高齢者が使う場合は、立ち座りだけでなく、出入りの際のつまずきも考えておきたいところです。
高齢の家族が毎日使うなら、段差の解消も含めてリフォームを検討しましょう。
2-4.排水管の位置によって選べる便器が変わる
和式から洋式へ交換する場合、既存の排水管をそのまま利用できるケースもありますが、排水位置が合わなければ配管の調整が必要です。
また、排水管の位置やトイレの形状によって設置できる便器も変わるため、必ずしも希望の商品を選べるとは限りません。
しかし、排水管の位置は自分で判断することは難しいので、現地調査で現在の配管の位置や状態を確認してもらい、設置できる便器と必要な工事を提案してもらいましょう。
3.工事は何日かかる?和式から洋式へのリフォームの流れ
和式トイレから洋式トイレへのリフォームは、便器を交換するだけでなく、床の解体や段差の解消、給排水管の調整などを行うため、工事内容によっては数日がかりになります。
ここでは、具体的な工期や工事の流れなどを見てみましょう。
3-1.工事の流れと日数の目安
和式から洋式へリフォームするときの工期は、1〜4日が目安ですが、実際は2〜3日程度で終わることがほとんどです。
ただし、床の下地の状態や追加工事の有無によっては、工期が延びる可能性があります。
工事の流れも見てみましょう。
- 既存トイレの解体・撤去
- 配管工事・電気工事
- 壁や床の下地工事
- 内装工事
- 新規トイレの設置
- 試運転・操作説明・引渡し
意外と工程が多く、段差の解消と床の補修にどのくらいの時間がかかるかによって、工期も変わります。
また、工事中はトイレを使用できないため、工事開始日だけでなく、いつからトイレが使えるようになるのかまで確認しておくと安心です。
3-2.工事中のトイレはどうする?
家にトイレが1箇所しかない場合は、事前に対策を考えておく必要があります。
主な対処方法は、次のとおりです。
- 近くの公共施設・商業施設のトイレを使う
- 介護用ポータブルトイレや災害用の簡易トイレを用意する
- 仮設トイレを設置できるかリフォーム会社に相談する
- 工事期間だけ宿泊施設や親族宅に滞在する
もっとも簡単なのは近隣施設を利用する方法ですが、和式トイレのリフォームは数日間にわたっての工事になるため、早朝や深夜にどうするかまで考えておかなくてはなりません。
とくに家族に小さなお子さんや高齢者がいる場合は、外出自体が負担になることもあります。
そのため、工事の日程を決める際は、トイレが使えない期間を含めて生活への影響を考えておきましょう。
工事中の過ごし方まで相談できる業者を選ぶことも大切です。
リフォームガイドなら、工事期間や希望条件に合ったリフォーム会社をご紹介します。
仮設トイレの設置など、工事中の生活についても相談できる会社を探したい方は、お気軽にご相談ください。
4.【便器タイプ別】和式トイレを洋式にする費用と工事の内訳
和式トイレを洋式にするときのリフォーム費用は、30万〜80万円が目安です。
便器の交換だけでなく、床や配管の工事も必要になることが多いため、洋式から洋式への交換より費用が高くなる傾向があります。
また、洋式便器には大きく分けて3タイプあり、選ぶ種類によっても費用が変わります。

| 便器の種類 | 費用目安 |
|---|---|
| 組み合わせトイレ | 35万~50万円 |
| 一体型トイレ | 45万~60万円 |
| タンクレストイレ | 50万~60万円 |
トイレのタイプや詳しい特徴、費用、注意点などは和式トイレを洋式にするリフォーム費用の記事で解説しています。
トイレのリフォームでは、製品代に加えて解体工事費用や設備工事費、内装工事費などの付帯工事費がかかります。さらに、既存床や配管の状態、補修範囲によっても金額が大きく変わります。
たとえば次のようなケースは、工事費用が高くなる傾向があります。
- トイレ内の段差を解消する
- タイルの解体や床下の補修を行う
- 温水洗浄便座のためにコンセントを新設する
- トイレのスペースを拡張する
とくに高齢の家族が使う場合は、手すりの設置や段差の解消、トイレスペースの拡張など、安全性や使いやすさを高めるためのバリアフリー工事を追加するケースがあります。
また、コンセントを新設するために電気工事を行う場合も、先ほど紹介した費用目安を超える可能性もあります。予算を考える際には、リフォーム前に現在のトイレの状態を見てもらい、必要な工事内容と費用をまとめて提案してもらうことが大切です。
バリアフリーリフォームの詳細は、以下の記事もご参考ください。


リフォームガイドなら、複数のリフォーム会社から見積もりを取り、工事内容や費用を同条件で比較できます。「自宅のトイレにはどんな工事が必要?」「費用はいくらかかる?」と知りたい方は、お気軽にご相談ください。
5.介護認定なしで使える補助金は?トイレを和式から洋式にする際の制度
和式トイレを洋式にするリフォームでは、要介護認定の有無によって利用できる制度や相談先が変わります。
ただし、要介護認定がなくても、自治体独自の高齢者向け住宅改修助成や国の補助金を利用できるケースもあるので、ここで確認しておきましょう。
| 比較項目 | 要介護認定がある | 要介護認定がない |
|---|---|---|
| 使える制度 | 介護保険の住宅改修費 | ・自治体の高齢者向け住宅改修助成 ・国の補助金 |
| 補助額の目安 | 工事費用20万円までの7〜9割(自己負担割合による) | 自治体や制度によって異なる |
| 相談先 | ケアマネジャー・自治体窓口 | 自治体窓口・リフォーム会社など |
| 申請のタイミング | 工事の着工前 | 制度によって異なるが、基本的には着工前 |
介護保険を使った住宅改修では、和式から洋式への取り換えが対象工事に含まれています。
支給限度基準額は20万円で、原則9割、所得に応じて8割または7割が支給されるため、費用負担を大きく抑えられるでしょう。
一方で、要介護認定がなくても、高齢者向けの住宅改修助成のように自治体独自の補助金が支給されている地域もあります。
さらに、2026年度は節水型トイレなどを対象とした国の補助制度もありますが、対象となる工事や製品などの条件があるため、事前の確認が必要です。
補助金の詳細や最新の情報は、以下の記事もご参考ください。


補助金制度は「着工前」申請が基本!
リフォームに関する補助金制度の多くは、着工前の申請が条件になっています。
「補助金が使えると思って工事を始めたら対象外だった」という事態を避けるためにも、リフォーム会社への相談とあわせて、自治体や担当のケアマネジャーに早めに確認しておきましょう。
補助金は制度ごとに対象となる工事や申請条件が異なります。
リフォームガイドなら、補助金の利用も含めて相談できるリフォーム会社をご紹介します。まずはお気軽にご相談ください。
6.実例で確認!和式トイレを洋式にする費用は工事内容でどう変わる?
和式を洋式にするリフォーム費用は、便器タイプだけでなく、段差の解消や内装工事の有無などによっても変わります。
以下の事例を見ても、同じように和式を洋式にするリフォームでも、工事内容によって費用幅があることがわかります。
| 比較項目 | 事例1 | 事例2 | 事例3 |
|---|---|---|---|
| 費用 | 30万円 | 45万円 | 52万円 |
| 工期 | 1日 | 2日 | 2日 |
| 築年数 | 40年 | 40年 | 非公開 |
| 工事内容 | 0.5坪の狭いトイレにコンパクトな便器を設置 | 簡易取り付け型を使っていた和式トイレを、内装ごと洋式に入れ替え | 段差のある和式を解消し、タンクレストイレを設置 |
たとえば、0.5坪の狭いトイレにコンパクトな便器を設置した事例1は30万円で済みましたが、タンクレストイレを採用した事例3は、52万円の費用がかかっています。
このように、和式から洋式へのリフォームは、工事内容によって大きく変動します。
「和式から洋式なら○万円」と一律に考えるのではなく、自宅のトイレに必要な工事を確認することが大切です。上記事例詳細は、以下の関連記事で紹介しています。


リフォームガイドなら、複数のリフォーム会社から見積もりを取り、自宅に必要な工事内容や費用を同条件で比較できます。
「自宅の場合はいくらかかる?」と気になる方は、お気軽にご相談ください。
7.トイレを和式から洋式にする際の業者の選び方!比較する会社数や相見積もりのコツ
同じようにトイレのリフォームを依頼しても、業者によって提案内容や費用が異なります。
予算内で満足度が高いリフォームにするためには、どのような点を意識すればよいのでしょうか?
7-1.トイレリフォームはどこに頼む?
トイレリフォームは、工務店やリフォーム専門業者、ホームセンター・家電量販店など、さまざまな業者に依頼できます。
まずは、それぞれの特徴を比較してみましょう。
| 比較項目 | 工務店 | リフォーム専門業者 | ホームセンター 家電量販店 |
|---|---|---|---|
| 対応範囲 | 解体・配管・床・内装まで対応できる | 解体・配管・床・内装まで対応できる | 便器の交換が中心 |
| 特徴 | トイレ以外の住宅工事も相談しやすい | 施工事例が多く、いろいろな提案を受けられる | パッケージ商品が多く価格がわかりやすい |
| 和式から洋式への工事 | 対応できる | 対応できる | 対応できない可能性があるため、確認が必須 |
和式トイレのリフォームを依頼するときには、便器を交換できるかだけでなく、床や配管、内装まで含めて対応できるかを確認することが大切です。
段差の解消やトイレの拡張、バリアフリー化なども検討している場合は、便器交換だけでなく、解体・床・配管・内装などをまとめて相談できる業者を選ぶとよいでしょう。


7-2.古い家のリフォームで失敗しないための選び方
築40年を超える築古物件では、下地調整や補強などの補修工事も必要になるケースが多いため、業者選びがとくに重要になります。
そのため業者選びの際には、次のような点も確認しておきましょう。
- 築古物件の対応実績が豊富か
- 追加工事が発生する可能性について説明があるか
- 見積もりに追加費用が加味されているか
- 保証やアフターフォローが整っているか
築年数が経っている住宅では、床下の腐食やシロアリ被害、配管の劣化などが、解体後に判明することがあります。
こうした築古物件で起こり得る追加工事を熟知し、それらへの対応や、追加費用を加味した請求書を作成してくれる業者に依頼することが大切です。
また、工事後に水漏れや床の浮など不具合が起こる可能性もあるため、保証やアフターフォローが整っているかも見逃せないポイントです。
リフォーム会社選びのポイントは以下記事で詳しく説明していますので、こちらもあわせて参考にしてください。


7-3.見積もりは2〜3社で比べる
適切な工事内容と費用でリフォームするためには、2〜3社で見積もりを取り、比較検討しましょう。
その際にとくに注意して確認したいのが、次のような項目です。
- 項目ごとの費用
- 工事範囲
- 追加費用の有無
- 保証内容
費用総額ももちろん大切ですが、便器や解体工事、配管、内装などにそれぞれどのくらいかかっているのかもとても重要です。
「工事一式」など、内訳がわかりにくい見積書は、何が含まれているのかを必ず業者に確認してください。
その際に説明される内容が曖昧なら、依頼は避けたほうがよいでしょう。
相談内容は同条件で!
相見積もりをする際にとても重要なのが、「同条件で比べること」です。
会社によって相談内容を変えてしまうと比較検討が難しくなるため、必ずすべての会社に同じ条件と要望を伝えましょう。
条件をそろえることで、金額だけでなく、提案内容の違いも比較しやすくなります。
また、費用をできるだけ抑えたい気持ちはわかりますが、和式から洋式へのリフォームは、価格だけで工事の良し悪しを判断できません。
後悔のないリフォームにするためには、必ず事前調査で自宅の状態を確認してもらい、必要な工事とその理由を説明してくれる会社に依頼しましょう。


リフォームガイドなら、複数のリフォーム会社から相見積もりを取り、工事内容や費用を比較できます。
「どの会社に頼めばいいかわからない」「何社で比較すればいいかわからない」という方は、まずはご相談ください。
8.和式から洋式へのトイレリフォームでよくある質問
和式から洋式へのトイレリフォームで、よく寄せられる質問は以下のとおりです。
- 和式トイレに洋式便座を置くだけで使える?
- 和式から洋式へのリフォームはDIYでできる?
- できるだけ安く洋式トイレにする方法は?
- どのメーカーの和式トイレでも洋式にできますか?
ここでは、本文で紹介した工事方法や費用以外に、リフォーム前に気になりやすい疑問をまとめています。
自宅に合った方法を選ぶ際の参考にしてください。
8-1.和式トイレに洋式便座を置くだけで使える?
簡易洋式便器なら、基本的に既存の和式便器に置くだけで使えます。
ただし、設置できるのは段差がある和式トイレや、形状や寸法が商品の規格サイズに合う場合のみ。必ずしも設置できるわけではありません。
また、簡単に取り付けはできるものの、段差は残るほか、便座と便器に汚れが溜まりやすいことや、使用時に安定しにくいなどのデメリットも多くあります。
トイレを長く、安全に使うためのリフォームなら、便器を入れ替える本格的なリフォームを検討しましょう。
詳しくは「1-1.便器交換と簡易取り付け型洋式トイレの違いを比較表で確認」をご覧ください。


8-2.和式から洋式へのリフォームはDIYでできる?
置くだけで設置できる簡易洋式便器ならDIYは可能ですが、既存便器を撤去して洋式便器へと入れ替える工事は、専門業者への依頼を検討しましょう。
便器の交換では、既存便器の撤去だけでなく、床の解体・補修や排水管工事などをともなうため、専門的な知識が求められます。
とくに給排水部分の施工を誤ると、水漏れによってトイレや床下に被害が及ぶ恐れもあります。
無理にDIYせず、便器の交換を含む本格的なリフォームは、必要な工事をまとめて対応できる専門業者に相談しましょう。
詳しくは「2.自分の家でも洋式にできる?広さ・段差・排水管の確認ポイント」をご覧ください。


8-3.できるだけ安く洋式トイレにする方法は?
和式をできるだけ安く洋式にするなら、「便器費用を抑える」「補助金を活用する」「2〜3社で見積書を比較する」の3つがポイントです。
リフォーム費用は選ぶ便器のタイプによっても変わるため、費用を抑えたい場合は、比較的価格を抑えやすい組み合わせトイレを選択肢に入れてみましょう。
また、介護保険や自治体独自の補助金が利用できれば、費用負担を大きく抑えられます。
さらに、2〜3社で相見積もりを取ることで、予算内で満足度が高いリフォームを実現しやすくなります。
詳しくは「4.【便器タイプ別】和式トイレを洋式にする費用と工事の内訳」「5.介護認定なしで使える補助金は?トイレを和式から洋式にする際の制度」「7-3.見積もりは2〜3社で比べる」をご覧ください。
リフォームガイドなら、複数のリフォーム会社から同じ条件で見積もりを取り、工事内容や費用を比較できます。
お断りの連絡まで対応していますので、相見積もりの手間を減らしたい方は、ぜひご活用ください。
8-4.どのメーカーの和式トイレでも洋式にできますか?
メーカーを問わず、和式トイレは洋式にリフォームできます。
既存の和式便器と、新しく設置する洋式便器のメーカーをそろえる必要もありません。
ただし、設置できる便器はトイレの広さや排水管の位置、排水方式によって変わるため、現地調査でトイレの状態を確認してもらいましょう。
自宅の和式トイレにどの便器を設置できるかは、カタログを見るだけでは判断できません。
リフォームガイドでは、ご希望をお伺いしたうえでリフォーム会社をご紹介し、提案内容に納得できなかった場合は、あらためて別の会社をご紹介します。
無料でご利用いただけますので、まずはお気軽にご相談ください。
9.まとめ
和式トイレを洋式にするリフォームでは、簡易的な方法だけでなく、家族の年齢やトイレの状態、将来の使いやすさまで考えて工事方法を選ぶことが大切です。
この記事のポイントは、次の4つです。
- 高齢の家族が毎日使うなら、便器を交換するリフォームがおすすめ
- 広さ・段差・排水管の状態によって必要な工事や選べる便器が変わる
- 費用は工事内容で変わり、補助金を使える場合もある
- 施工実績のある会社を2〜3社比較して、依頼先を決める
トイレリフォームでできる工事や、便器・内装などの選び方については、下記記事で詳しく解説していますので、こちらも参考にしてください。


トイレリフォームの第一歩は、リフォーム会社探しから始まります。
リフォーム会社紹介サイトである「リフォームガイド」をご活用いただければ、お客さまのお住まいの地域や予算、希望内容などから、トイレリフォームの施工実績が豊富な優良会社のみをご紹介します。
もちろん無料で利用でき、相見積もりもしっかりとサポートいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。








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