【成功事例付き】玄関増築の費用や知っておくべき注意点を完全解説

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「玄関を増築したいけれど、どんな感じになるんだろう」
「費用はいくらくらいかかるのかな?」
このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

玄関を増築したいけれどイメージがわかない、どのくらい費用がかかるのか見当もつかない…そのような方に向けて、玄関増築でもっともよく行われている4つの施工方法とその費用や施工期間、実際の施工事例をご紹介します。

この記事を読めば、玄関増築に対して感じている疑問が解消され、やりたいリフォームが実現できます!


1.玄関増築の費用

玄関の増築と一口に言っても、どのような工事をするかによって費用は異なります。

この章では、玄関の増築でよく行われている4つの施工方法について、その費用を解説します。

1-1.費用相場

玄関増築の費用相場は次の表の通りです。

費用相場

玄関の増築にかかる費用は、どのくらいの面積を増築するのか、どのような方法で行うのかに加えて、設置する玄関ドアや使用するクロス、床材次第でかなり変わってきます。

ここでの費用はあくまで相場です。実際の費用は施工業者に現場を見てもらい、やりたいリフォームを伝えた上で見積もりを取って確認しましょう。

1-2.玄関増築の費用内訳

玄関増築の費用には、以下の費用が含まれます。

  • 玄関ドア代 12~35万円
  • ドア取付費 2.8~5.8万円
  • 床下地及び天井・壁補修工事 1.5~5万円
  • クロス工事 4~10万円
  • 土間・タイル工事 5~10万円
  • 収納工事費 5~25万円

4つのリフォーム全てに共通する施工内容と費用は上記の通りですが、二階に玄関を増築する場合には階段の設置費(50~90万円)が、既存の玄関を潰す場合には壁造作(10~15万円)の費用がプラスされます。詳しい費用はリフォーム業者に現地調査を依頼し、見積もりで確認しましょう。


2.玄関増築の成功事例

「玄関の増築にかかる費用の概算はわかった。でも、実際にどのくらいの費用をかけるとどのように変わるのだろう」

と感じた方も多いのではないでしょうか。この章では、リフォームガイドの加盟店が実際に施工した事例をかかった費用もあわせてごご紹介します。実際の事例を見て、ご自身がやりたい玄関増築のイメージを固めてください。

既存の玄関を広くした事例

こちらは、玄関隣の洋室を潰して玄関を増築した事例です。

潰した洋室の部分にはさらに、ひろびろとしたシューズインクローゼットを作っています。

この事例では玄関の増築に加えてにシューズインクローゼットの造成や室内ドアの交換も行っているため、費用が相場よりも高くなっています。玄関増築に相場はあるとはいえ、どこまで工事をするかによって費用は大きく異なり、上限はありません。

ご自身のやりたい玄関増築の費用を正確に把握するためにも、リフォーム会社に現地調査をしてもらった上で見積もりを出してもらいましょう。


3.玄関増築で注意すべきこと

ここでは、玄関の増築を検討・実行するにあたって注意すべきポイントをご説明します。

リフォームが始まってから「こんなはずじゃなかった」と後悔することのないよう、ポイントを押えてリフォームをすすめましょう。

■玄関の位置を変える場合は、ご近所さんと相談をする

既存の玄関を潰して新規に玄関を増築する場合や、既存の玄関を残して第二玄関を増築する場合は、新規の玄関の位置がご近所さんの迷惑な位置とならないかを確認しましょう。

玄関が完成してから、「こんなところに玄関をつけられたら迷惑!」とクレームになったケースもあります。

このようなトラブルを避けるためにも、玄関増築をする際には検討の段階でご近所さんにも相談をしておきましょう。

■雨仕舞をしっかりする

新たに玄関を設置する場合は、雨仕舞をしっかりしましょう。

雨仕舞とは、建物内に雨水が入らないように雨水を誘導し、地面に流す仕組みのことです。雨仕舞が不十分だと、雨が降るたびに不快な思いをしたり、不便をこうむることになりかねません。

玄関そのものだけでなく、雨仕舞のやり方や費用についてもリフォーム業者に相談し、十分な対策を行いましょう。