ウォークインクローゼットへのリフォームの費用や注意点を完全解説!

ウォークインクローゼットへのリフォームの費用や注意点を完全解説

「ウォークインクロゼットには憧れるけれど、費用がどれくらいかかるのか分からないから業者に依頼しづらい・・・」このような理由でリフォームに踏み切れない方はたくさんいらっしゃると思います。

ここでは、ウォークインクローゼットへのリフォームに必要な費用と、リフォームする際の注意点をご説明します。


1.ウォークインクローゼットへのリフォーム費用について

ウォークインクローゼットへのリフォームを行う場合、ハンガーラックなど棚の造作のみを行う小規模のものもあれば、新たにウォークインクローゼットとして新しい部屋を設ける大規模のものもあるかと思います。ここでは、3つのパターンについて概算の費用をご説明します。

1-1.ハンガーラックなど棚の備付けのみを行う場合

必要なリフォーム費用はハンガーラックなどの棚の造作のみになるため、比較的費用を安く抑えることができます。事例Aのようにハンガーパイプと簡易的な棚のみを作るのであれば15万円ほどで作れることもありますが、事例Bのように備え付けの棚を作り込むのであれば40万円ほどを見込んだほうが良いでしょう。

状況費用
簡易的な棚のみ備え付ける場合15万円前後
備え付けの棚を作り込む場合40万円前後

ハンガーラックなど棚の備付けの事例

1-2.押入れをウォークインクローゼットにリフォームする場合

押入れをウォークインクローゼットにリフォームした場合の概算費用は、以下のとおりです。

状況費用
簡易的な棚のみ備え付ける場合25万円前後
備え付けの棚を作り込む場合50万円前後

下図のように、1メートルほど押入れ部分を拡張してウォークインクローゼットにリフォームすることが可能です。

押入れ部分を拡張してウォークインクローゼットにリフォームする場合

押入れをウォークインクローゼットにする場合、押入れの解体や床・クロスの張り替えも必要になるため、ハンガーパイプの設置など簡易的な棚の造作に留めるのであれば25万円ほどでウォークインクローゼットを造作できます。一方で、棚を作り込むのであれば、50万円ほど見込んだ方が良いでしょう。

また、合せて和室から洋室へのリフォームも行う場合、別途16〜31万円前後の費用が必要となります。詳しくは、「和室から洋室へリフォームする際にかかる費用の全解説」をご参照下さい。

1-3.子供部屋など未使用の部屋をウォークインクローゼットにリフォームする場合

子ども部屋など使っていない部屋をウォークインクローゼットにリフォームする場合の概算費用は以下の通りです。

状況費用
和室の一部をウォークインクローゼットにする場合簡易的な棚のみ備え付ける場合25万円前後
備え付けの棚を作り込む場合50万円前後
洋室の一部をウォークインクローゼットにする場合簡易的な棚のみ備え付ける場合20万円前後
備え付けの棚を作り込む場合45万円前後

下図のように、押入れ以外でも和室や洋室の一部分を活用してウォークインクローゼットにリフォームすることは可能です。

和室や洋室の一部分を活用してウォークインクローゼットにリフォームする場合

和室の場合、押入れのときと同様、ウォークインクローゼットにする部屋を洋室にすることも必要になるため、もともと洋室であった部屋をウォークインクローゼットにリフォームするよりも比較的に費用が掛かります。

また、和室の場合、ウォークイクローゼットにしない部分を洋室にリフォームするなどの対応も必要です。その場合、上述の通り、別途16〜31万円前後の費用が必要となります。詳しくは、「和室から洋室へリフォームする際にかかる費用の全解説」をご参照下さい。

 


2.ウォークインクローゼットにリフォームする際の注意点

ウォークインクローゼットへのリフォームを検討する際に注意しなければならないポイントがいくつかあります。

2-1.廊下やリビングから直接出入りできるようにすべき

使い勝手という観点では、廊下やリビングから直接出入りできるよう出入り口を設置することをオススメします。

ウォークインクロゼットの出入り口

ウォークインクローゼットは朝晩の着替え、洗濯物の収納など一日に何度も行き来する空間になります。利用の都度、特定の部屋を通り抜ける手間を考えると、廊下やリビングから出入りできれば動線がスッキリします。毎日のことなので動線が少しでも短くなるよう配慮が必要です。

2-2.通路は60センチを確保すべき

3帖(タテ2.73m ×ヨコ 1.82m)のウォークインクローゼットであれば、両側の壁に対してハンガーパイプなどの棚を備え付けることができます。このときに注意が必要なのは、通路の幅。人の肩幅は50センチほどであるため、通路部分が50センチほどしかとれないのであれば、ハンガーにぶら下げた服が体に当たるなど結構ストレスとなってしまいます。

ウォークインクローゼットに必要な幅

60センチほどを確保するためにウォークインクローゼット自体を拡張させるか、もしくは、ハンガーパイプの設置は片側の壁だけにし、もう一方の壁には幅の狭い棚を設置するなどの工夫が必要です。

 


3.まとめ

いかがでしたでしょうか。ウォークインクローゼットへのリフォームに要する費用は、ウォークインクローゼットの造作に要する費用だけではなく、その周辺も一緒にリフォームする形になるため、状況に応じてリフォーム費用に大きく異なります。

そのため正確な費用を知るためには、実際にリフォーム会社に現地調査を依頼し、見積りをとることが必要でしょう。

(収納リフォームの関連記事)

全ノウハウまとめ
収納をリフォームする際の費用、注意点を一挙解説!

その他関連記事

あなたにぴったりの会社を、
プロが無料で選定!

厳しい審査をくぐり抜けた優良リフォーム会社の中から、
プロのコンシェルジュがあなたにぴったりのリフォーム会社をご紹介!
有力候補・複数社の、お見積もりの手配を代行します!

  • リフォーム業界に精通したコンシェルジュが、各会社の
    得意分野や評判などを元にあなたに合ったリフォーム会社をご紹介します!
  • 豊富な対応実績から、見積もり後の会社選びの判断にもアドバイスできます!
  • 見積比較後、気に入るものが無ければ追加紹介も可能です!

厳しい審査をくぐり抜けた優良リフォーム会社の中から、プロのコンシェルジュがあなたにぴったりのリフォーム会社を選び、複数社のお見積もりの手配まで対応いたします!

  • リフォーム業界に精通したコンシェルジュが、各会社の得意分野や評判などを元にあなたに合ったリフォーム会社をご紹介します!
  • 豊富な対応実績から、見積もり後の
    会社選びの判断にもアドバイスできます!
  • 見積比較後、気に入るものが無ければ
    追加紹介も可能です!

ここにテキストを入れてください。
ここにサブテキスト的なものを入れてください。