新築でもリフォームできる?場所別の費用相場・事例を詳しく解説

建売住宅は間取りや仕様が決まっているので、「もう少しこうだったらいいのに」と思う部分が出てくることも少なくありません。
しかし、「新築住宅をすぐにリフォームするのはもったいない」「費用面が心配」と感じている方も多いでしょう。

実は、内装部分をリフォームするなら入居前、または直後がベストタイミング。
物が少ない状態のほうが、スムーズに工事を進められるからです。

この記事では、新築でリフォームできる箇所、費用相場、事例を解説します。

費用面や注意点などを理解したうえでリフォームすれば、家に抱いている不満や不安を解消して、より快適な住まいを実現できるでしょう。


1.新築でもリフォームは可能!よくあるケースは?

リフォームといえば、「古くなった部分を直すもの」というイメージを抱きますよね。

しかし、新築住宅をリフォームする人も少なくありません。
とくに建売住宅を購入した方の中には、以下のような理由でリフォームを検討する人が増えています。

  • キッチンに食洗機を付けたい
  • お風呂に浴室暖房乾燥機を付けたい
  • 造作棚をつくりたい、収納スペースを増やしたい
  • パントリーをつくりたい
  • コンセントを増設したい
  • 照明を追加したい
  • 床を無垢フローリングにしたい

こうした設備は購入時にオプションとして選べることもありますが、中間マージンがかかるため割高になりがち。

引き渡し後にリフォーム会社へ直接依頼するほうが、選択肢が広く、費用も抑えられる可能性があります。


2.気になる箇所をチェック! 場所別に見るリフォームの種類と費用

新築住宅をリフォームするには、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。
ここでは、場所別の費用目安とポイントを解説します。

2-1.床材や壁紙の変更

建売住宅では床材は複合フローリング、壁紙は量産クロスが一般的。デザインも万人受けしやすい白基調、またはブラウン系の落ち着いた色味がよくみられます。
しかし、それは裏を返せば「アクセントがない」ということ。

内装材は部屋の印象を大きく左右する部分なので、自分好みの素材やデザインへとリフォームしたほうが、暮らしの質や家の愛着が増すはずです。

それにはどのくらいの費用がかかるのか、目安を見てみましょう。

【床材】
張り替える床材 費用目安
(1㎡あたり)
無垢フローリング 6,500円~1.3万円
クッションフロア 2,000~4,000円
フロアタイル 4,000~8,000円
【壁紙】
張り替える壁紙 費用目安
(1㎡あたり)
量産型クロス 1,000~1,200円
1000番台クロス 1,400~1,600円

どの素材を選んだとしても、家全面を交換するとそれなりの費用がかかります。

費用を抑えたいなら、「過ごす時間が長いLDK部分だけ」「空間にアクセントを取り入れたい部分だけ」といった具合に部分的に交換するのがおすすめ。
それだけでも、家の印象は大きく変わります。

【Point】マンションでは管理規約に要注意!

マンションには管理規約という住人の共有ルールがあり、リフォームに関してさまざまな制限が設けられています。

床材にも防音規定が設けられていることが多いので、選ぶ素材によっては防音材の施工が必要になる可能性があります。

リフォーム会社と相談のうえ、検討しましょう。

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2-2.建具の変更

室内ドアのデザインや開き方を変えたいときには、次のような選択肢があります。
費用目安とあわせて見てみましょう。

リフォーム内容 費用相場
ドア本体のみ 5~20万円
ドア本体+ドア枠 10~40万円
面材(シート)の張り替え 2~5万円
ドア表面の塗装 8,000円〜2万円
開閉方法が異なるドアへの変更 20~35万円

デザイン変更なら面材の貼り換えや塗装で十分ですが、「開き戸から引き戸にする」など開閉方法を変えるリフォームになると、費用は高くなります。

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2-3.水まわり設備の変更

建売住宅の水まわり設備はシンプル、またはスタンダードグレードが多く、キッチンに食洗機が付いていないことや、浴室暖房がない仕様もよくみられます

そのため新築リフォームでは、水まわり設備の追加・交換はとくに人気です。
それぞれの費用目安を見てみましょう。

リフォーム箇所 リフォーム内容 費用目安
キッチン ビルトイン食洗機の追加 15~30万円
ガスコンロからIHに変更 10~15万円
カップボードの追加 20万円~
水栓の変更 5~10万円
コンセントの増設 5,000円〜3万円/1か所
浴室 浴室暖房乾燥機の後付け 15万円前後
トイレ タンクレスへの変更 12.5〜35万円

水まわり設備の部分的な機器追加・交換なら、比較的簡単にリフォームできます。

ただし、ビルトイン食洗機に関しては、キャビネットのスペースや配管・配線によっては取り付けられない可能性があり、キッチン全体の入れ替えが必要になるケースも。

取り付け可否も含めて、まずはリフォーム会社に確認してもらいましょう。

【Point】未使用品やきれいな状態の部品は売れる!

キッチンから取り外したガスコンロや水栓などは、リサイクルショップやフリマアプリなどで売れる可能性があります。

リフォーム会社によっては引き取ってくれることも。

未使用品やきれいな状態のほうが買い手が見つかりやすく、高く売れる傾向があるので、使用前、または使用感が出る前のリフォームがおすすめです。

2-4.収納の追加・造作

建売住宅では最低限の収納スペースしか備えられていないことが多く、「収納が足りない」と悩む人も少なくありません。

収納量を確保するためには既製品の棚を購入する方法もありますが、壁の壁面やデッドスペースを活用して造作収納をつくるのがおすすめです。
費用目安を見てみましょう。

リフォーム内容 費用目安
壁面に造作収納をつくる 2m程度:30~40万円
階段下スペースを収納にする 7.5~10万円
個室をウォークインクローゼットにする 35~49万円
玄関収納を増やす 19万円~
キッチンに造作収納をつくる 25万円~

造作収納にかかる費用は、使う素材や範囲によって大きく変わってきます。
シンプルなつくりにすれば比較的費用を抑えられますが、素材やデザインにこだわると、費用は一気に跳ね上がります。

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2-5.照明の見直し

実際に住み始めてみると、「なんだか部屋が暗い」「ほしい場所に光が届かない」などの不満が出てくることも少なくありません。
照明だけなら、比較的安価にリフォームできます。

リフォーム内容 費用目安(1か所)
ライティングレール
(ダクトレール)設置
5,000円~2万円
スポットライト 5,000円~1万円
ダウンライト 1~2万円
電源変更工事(付帯工事) 3,000~5,000円

とくに人気なのは、キッチンスペースへのライティングレールの設置。連続してペンダントライトを取り付けられるようになるので、デザイン性が高まります。

ほかにも交換の手間がかからないダウンライトや、テレビ裏、寝室ベッド裏などに取り付ける間接照明も人気です。

2-6.間取り変更

建売住宅では間取りも決まっているので、部屋数を選ぶことはできません。

しかし、リフォームをすれば、隣り合う部屋の間仕切り壁を壊してつなげたり、広い部屋を2つに区切ったりと、構造に触れない範囲なら間取りを変更できます。
費用目安を見てみましょう。

リフォーム内容 費用目安
間仕切り壁の撤去+補修 10万円~
リビングと和室をつなげる 55万円~
洋室2部屋をつなげる 50万円~
部屋を区切る
(部屋を増やす)
33万円~

とくに人気なのは、LDK横の和室をなくして洋室化するリフォームです。和室の壁と畳を撤去すれば、LDKを広々と確保することができます。

ただし、壁を壊す・つくるといった工事は費用が高額になりやすく、内装材も入れ替えなくてはなりません。

もし部屋を区切るだけなら、カーテンやロールスクリーン、パーテンションのように、安価かつ手軽に使えるアイテムから試すのがおすすめです。

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2-7.外構周りの変更

建売住宅ではエクステリア(外構)も完成した状態での引き渡しになりますが、駐車場の舗装や簡易的なフェンスの設置など、シンプルなデザインがほとんど。

外構は近隣住戸とのプライバシーを確保する部分でもあるので、気になる点があるなら、リフォームを検討しましょう。

費用目安は以下のとおりです。

リフォーム内容 費用目安
門柱・門戸の設置 10~70万円
フェンス・ブロック塀の設置 40~80万円(20m)
ウッドデッキ・タイルデッキの設置 1.5~4万円/㎡
サンルームの新設 30〜110万円

外構は住みながらの工事ができるので、タイミングで焦る必要はありません。

ただし、後付けでサンルームを設置する場合は、敷地面積によっては希望の大きさにできないことや、『建築確認申請』の手続きが必要になることも。
注意点がいくつかあるので、必ずリフォーム会社に相談してください。

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3.新築でリフォームを行った事例

ここからは、新築でリフォームを行った事例を紹介します。
同じ新築住宅でも、内装を入れ替えるだけで印象ががらりと変わるので、ぜひリフォームのヒントにしてください。

3-1.新築建売住宅の入居前に内装をリフォーム!

新築建売住宅を、入居前にリフォームした事例です。

購入時から内装や収納に不満があったため、入居前に必要な機能を追加し、内装材などもリフォームしました。

新築建売住宅の入居前に内装をリフォームした事例

白基調で明るい印象はあるものの、シンプルすぎると感じていた吹き抜け部分には、黒のアクセントウォールを追加。

テレビを設置した部分にはエコカラットを施工し、空間にメリハリをつけています。

新築建売住宅の入居前に内装をリフォームした事例

さらに、シンプルな洗面台も、カウンター付きのホテルライクなものへと入れ替え、玄関収納も部屋の印象に合う、スタイリッシュなデザインへとリフォーム。

シンプルさが際立っていた建売住宅が、自分たち好みの住まいへと生まれ変わりました。

新築建売住宅の入居前に内装をリフォームした事例
費用 約350万円
施工期間 約1か月
リフォーム面積 約50㎡

出典:https://freshhouse.co.jp/case/16543/

3-2.外構部分を自分たちらしくリフォーム

新築住宅の外構をリフォームした事例です。

※横にスクロールできます

外構部分を自分たちらしくリフォームした事例
外構部分を自分たちらしくリフォームした事例

駐車場とアプローチ部分にコンクリートとモザイクタイルでの舗装を施し、見た目に変化を付けるデザインに仕上げています。

外構部分を自分たちらしくリフォームした事例

モザイクタイル部分は施主さまも施工に参加し、記念に残るように、駐車場脇にお子さんの手形を残しています。

こうした希望に柔軟に対応できるのも、リフォームの醍醐味です。

費用
施工期間 約1か月

出典:https://freshhouse.co.jp/case/23915/

3-3.新築物件にカーポートを設置

新築物件にカーポートを取り付けた事例です。

※横にスクロールできます

新築物件にカーポートを設置した事例
新築物件にカーポートを設置した事例

カーポートを取り付けるにはコンクリートに穴をあける必要があるため、駐車場の舗装部分をつくるときに取り付けるのが安価に済ませるコツ。

この事例でも、舗装と同時にカーポートを取り付けました。

費用
施工期間 約1か月

4.新築でリフォームするなら押さえておきたい3つの注意点

新築建売住宅は自分たちの所有物なので、引き渡し後には自由にリフォームできます。
しかし、その際にはいくつか気を付けておきたい注意点があります。

4-1.住宅購入時の保証を必ず確認する

新築住宅には『住宅瑕疵担保責任保険』と呼ばれる保証があります。

これは、引き渡しから一定期間内に構造耐力上主要な部分や雨水の浸入を防止する部分(※下図参照)に欠陥が見つかったときに、補修にかかった費用が保証される制度です。保証が受けられれば、修理費用を負担しなくて済みます。

2階建て木造(在来軸組工法)の戸建住宅の場合

とても安心感のある制度ですが、躯体や構造部に触れるような大規模なリフォームを行うと、保証から外れてしまう可能性があります。

保証が受けられないと、万が一トラブルが起こったときに修理費用が自己負担になるため、工事前に必ず内容を確認し、必要に応じて工事保証付きのリフォーム会社を選びましょう。

4-2.ローンを利用する場合は、追加で組めない可能性がある

リフォーム費用をローンで支払う場合、住宅ローンをすでに上限まで借りていると審査が通らない可能性があります。

同じ金融機関で借り入れるなら、収入や勤務状況によっては融通を利かせてもらえるケースもあるかもしれませんが、ローン破綻に要注意。

家計に無理のない範囲で自己資金を充てるなど、慎重な資金計画を考えましょう。
回答

4-3.新築マンションの場合は管理規約を確認する

マンションのリフォームは管理規約によって制限されていることが多く、「できる工事」「できない工事」があります。

とくにキッチンや浴室など水まわりの移動や壁・床材(フローリング)の撤去は禁止されているマンションが多いので、着工前に必ず確認してください。

規約違反のリフォームを行うと、原状回復や工事の中止を求められるリスクがあります。
回答

新築マンションのリフォーム可能範囲について詳しく説明した記事がありますので、ぜひこちらも参考にしてください。

新築マンションリフォームはどこまで可能?事例やアドバイスも
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5.新築のリフォームを検討する際によくある質問

最後に、新築建売住宅のリフォームで、よくある質問にお答えします。

5-1.新築のリフォームでも使える補助金はある?

新築住宅のリフォームでも、要件を満たせば補助金が支給されます。
回答

利用できる可能性があるのは、主に次のような制度です。

補助金制度の多くは「住宅の省エネ化」を目的としているため、住宅の断熱性や気密性を高めるリフォームが対象です。

どの制度も補助額は数十万円から数百万と高額ですが、新築住宅の購入と同時に断熱リフォームを行うのは費用負担が大きいかもしれません。

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5-2.新築のリフォームってどこに相談すればいいですか?

新築住宅をリフォームしたいときには、施工した住宅会社に相談するのが一般的です。
しかし、建売住宅の場合はビルダー(住宅会社)が不動産会社に売却を委託しているケースが多いため、自分たちでリフォーム会社を見つけたほうがスムーズかもしれません。
回答

中間マージンがかからない分、費用も抑えられるでしょう。

ただし、新築のリフォームには保証面や資金面、管理規約など注意したいポイントも多くあるため、信頼できるリフォーム会社を見つけるのが何より大切です。
この部分でつまずいてしまうと、満足度が高いリフォームはできません。

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6.まとめ

新築直後のリフォームはもったいないと思いがちですが、もし不満を感じているなら、できるだけ早く解消しておきましょう。
持ち物が少ないうちにリフォームしておけば、物を移動させる手間が少なく済むため作業もスムーズです。

ただし新築のリフォームは、工事内容によっては新築の保証から外れてしまったり、ローン契約や返済が厳しくなったりと、リスクも伴います。
まずは信頼できるリフォーム会社を探し、相談するところから始めてみてください。

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