「ベランダの塗装をいつ張り替えていいのかわからない……」
「ベランダの塗装を張り替えたいけどいくらくらいかかるの知りたい。」
など、こんな悩みはございませんか?この記事ではそんな悩みにお答えすべく、ベランダの塗装の張替えの時期や費用の目安、それにベランダ塗装の注意点などを紹介していきます。
ベランダの塗装を放置していると雨漏りの危険や、構造自体の劣化で余計な費用がかかったり、最悪の場合では家自体に被害が出て大幅な修繕や改築をする必要が出てきます。しっかり塗装をしてベランダの安全を保ちましょう。
目次
1.ベランダを塗装すべき時期の目安
防水塗装は防水層とトップコートの2つの層があります。塗装の塗り替えが必要な時期の目安もそれぞれの層によって異なります。大まかにトップコートは5年、防水層の塗り替えは15年おきにした方がいいと覚えておきましょう。
ただし以下の表に当てはまる項目がある人は早急にトップコートだけでも塗り替える必要があります。実際の事例として目に見える剥がれを放置していた結果、内部の合板が腐り大規模な工事が必要になってしまった例もあります。
このような危険信号が出ていないか、年に一回は実際に目で見て確認する必要があります。
2.ベランダ塗装にかかる費用と塗装の種類
この章ではベランダの防水塗装の具体的な費用について紹介していきます。
基本的には以上の範囲に収まります。以下は具体的なトップコートや防水層の詳細比較です。
2-1.トップコート比較
トップコートではメジャーなものはポリエステルとウレタンの2択です。
ポリエステルは新築などには使われていますが、ヒビが入りやすく重ね塗りに適さないため、塗り直すなら基本的にはウレタン一択となります。
2-2.防水層比較
防水層に使われる素材は主に以下の4種類です。
ベランダの塗装では一番使われているのはFRP防水です。FRP防水とはポリエステル樹脂やガラス繊維などを組み合わせた塗膜防水です。ウレタンなどに比べると軽量で耐久性が安定しています。価格的には決して安くはないですが、塗り替えの手間やその度のコストを考えるとオススメできます。
3.ベランダの塗装に関する注意点
この章ではベランダの塗装に関する注意点をご紹介します。どちらも大事なことなのでしっかりチェックしてくださいね。
3-1.なるべく早い時期に時期に塗装をすること
ベランダの塗装はなるべく早いスパンで塗り替えた方が結果として費用が安くなることが多いです。何故ならトップコートよりも防水層、防水層よりも構造用合板の方の修繕費が高いからです。より安い段階で修繕をして内部の損傷を防ぎましょう。
3-2.業者選びをきちんとすること
塗装のリフォームでは悪質な業者を判断することが困難です。悪質な業者は素人目に判断できないのをいいことに塗料の量を減らしたり不適切な方法で施行をすることがあります。その場合には耐久性が著しく落ちてしまい大きな損失を被ることになります。
施工後すぐに表面にヒビが入ったり塗料がはがれた場合では多くの業者では無償で塗り直しをしてくれます。アフターケアに関する整備がきちんと整っている業者を選びましょう。
4.まとめ
ベランダのメンテナンスは一般に思われているよりは大変なものです。しかしそれを怠ると家全体に悪影響が出たり高額な修繕費がかかる可能性があります。面倒がらずにきちんと点検してベストな状態に保ちましょう。
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