中古マンションのリフォーム・リノベーション費用はいくら?相場をチェック!

「中古マンションをリフォームして使おうと思うけど、費用はどれくらい?」
「中古マンションのリノベーションにかかる費用は極力抑えたいけど、何に気を付ければいい?」

とお悩みになってこの記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。

中古マンションのリフォームは、2~300万円の場合もあれば1000万円も超える場合もあるなど、費用差がかなり大きいリフォームになります。

これは、リフォームする家の状態はもちろん、希望する設備のグレードやリフォーム内容によってひとりひとりの金額は変わるからです。

「結局、自分はどれくいかかるの?」と思われた方、安心してください!

この記事では、中古マンションのリフォーム・リノベーション費用について、築年数別に実際のデータや事例を交えつつ完全解説します。

さらに、100万円以上費用を抑えて最安値で満足のいく中古マンションのリフォーム・リノベーションを行う方法も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

>>実際の見積もりデータから算出したマンションリフォームの費用と相場をチェック!


1.データで見る中古マンションのリフォーム・リノベーション費用相場

リフォームガイドでは、中古マンションのリフォームをした方に「実際にどれくらい費用がかかったか」を聞いてみました。

中古マンションリフォームで実際にかかった費用

グラフを見ると、人によって数百万~1,000万近くとかなりの差があることがわかります。

同時に、実際にかかった費用相場と築年数には相関関係があることもわかりました。やはり、物件自体が古いと大規模なリフォームに発展する傾向にあります。


2.築年数別!中古マンションのリフォーム・リノベーション費用相場

中古マンションのリフォーム・リノベーション費用は、もともとの物件の状態に大きく影響されます。

ここでは、築年数別に行われることが多いリフォームとその費用相場についてまとめました。

築年数別!中古マンションリフォームの費用相場
築年数 物件の状態 おすすめリフォーム内容 費用相場
20~30年 ・水まわり設備が寿命
・クロスの汚れが目立つ
水まわり中心のリフォーム
・全水まわり設備の交換
・クロス張替え
225~270万円
30~40年 ・水まわり設備が寿命
・クロスの汚れが目立つ
・床がカーペットで汚い
・間取りが古臭い
間取り変更を伴うリフォーム
・全水まわり設備の交換
・クロス張替え
・フローリングへの張替え
・LDK中心に間取り変更
340~415万円
40年以上 ・内装が全体的にボロボロ
・給排水管が寿命
・間取りが古臭い
スケルトンリフォーム
・内装をイチから作り直すリフォーム
670~820万円

※3LDK70㎡の前提
※水まわりなどの設備についてはミドルグレードの前提

ここからは、さらに詳しく築年数別にでリフォーム費用の相場を事例とともに見ていきましょう。

2-1.【築20~30年】水回り中心のリフォーム費用相場

築20~30年の中古マンションでは、次のような課題があります。

  • 水回り設備の老朽化
  • クロスの汚れの目立ち

このような課題から、水回りの設備交換やクロスの張替えが必要になりますが、その場合のリフォームの費用相場をまとめると次の通りになります。

水まわり中心のリフォーム費用相場
リフォーム内容 費用相場
ユニットバス交換 70~80万円
システムキッチン交換 70~80万円
トイレ交換 15~20万円
洗面台交換 15~20万円
給湯器交換 15~20万円
クロス張替え 40~50万円
合計 225~270万円

※各水まわり設備、クロスはスタンダードの商品を使用する前提
※食洗器や浴室暖房乾燥機などのオプションの付加はない前提
※クロスは70㎡3LDKの全面を張り替える前提
※消費税が別途上乗せされる前提

この金額帯で次のようなイメージで、水回り5点の交換、クロスの張替えのリフォームができます。

水回り中心リフォームイメージ
出典:http://www.daiken-rs.jp/

なお、各水回り設備やクロスについて、グレードや仕様、オプションが変われば、費用も大きく変わります。そのため、それぞれの費用の詳細については、次の記事も参考にしてください。

相場がわかる!マンションの水まわりリフォーム費用をスッキリ解説
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2-2.【築30~40年】間取り変更を伴うリフォーム費用相場

築30~40年の中古マンションでは、水回りの老朽化やクロスの汚れの目立ちのほか、昭和のトレンドを反映した間取りであるため次のような課題があります。

  • キッチンが奥まっていて、家族とのコミュニケーションが取りにくい
  • リビング横の和室が使いにくい
  • 床材がカーペットで汚らしい

このような課題に対して、水回りの設備交換やクロス張替えのほか、間取り変更を行う必要があります。その場合の費用相場をまとめると次の通りになります。

間取り変更を伴うリフォームの費用相場
リフォーム内容 費用相場
ユニットバス交換 70~80万円
システムキッチン交換 70~80万円
トイレ交換 15~20万円
洗面台交換 15~20万円
給湯器交換 15~20万円
クロス張替え 40~50万円
キッチンの移動
(壁付から対面キッチンへ)
25~30万円
押入れからクローゼットへ 20~25万円
フローリングへの張替え
(カーペット・フローリングから)
70~90万円
合計 340~415万円

※各水まわり設備、クロス・フローリングはスタンダードの商品を使用する前提
※食洗器や浴室暖房乾燥機などのオプションの付加はない前提
※クロス・フローリング張替えは70㎡3LDKの全面を張替える前提
※消費税が別途上乗せされる前提

この金額帯で次のようなイメージで、水回り設備交換、クロス張替えのほか、床張替えやキッチンや和室などの間取り変更のリフォームができます。

間取り変更を伴うリフォーム
出典:http://www.daiken-rs.jp/

なお、和室のリフォームや床張替えについては次の記事でも詳細を取り上げておりますので、ぜひご確認ください。

和室を洋室にリフォームする費用・ポイントを全解説【事例付き】
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2-3.【築40年以上】全面リフォーム費用相場

築40年を超えると、内装が全体的に傷み、また建設当時のライフスタイルと今のライフスタイルが大きく違うため、次のような課題があります。

  • 給排水管の老朽化により、水漏れリスクの高まり
  • 内装が全体的にボロボロ
  • 間取りも和室中心で現在のライフスタイルに合わない

このような課題に対して、内装を全て解体してイチから作り直すスケルトンリフォームがおすすめです。イチから作り直すため、給排水管も更新されるほか、間取りもあなた好みに自由に設計できるため、新築同然に生まれ変わらせることができます。

その際の費用をまとめると次の通りです。

面積別スケルトンリフォーム費用まとめ
施工面積 費用相場
60㎡ 750~990万円
70㎡ 840~1120万円
80㎡ 920~1240万円

※㎡単価約12.5~15万円で計算(費用提供:あなぶき興産|実際のマンションスケルトンリフォーム施工例参照)

出典:https://www.reform-guide.jp/topics/mansion-renovation-hiyou/

少々お値段は張りますが、この金額で次のイメージのようにリビングも水回りも全て刷新されると思えば安く感じられるのではないでしょうか。

スケルトンリフォーム
出典:http://www.balleggs.com/

なお、マンションのスケルトンリフォームの詳細については次の記事でも取り上げておりますので、是非ともご確認ください。

相場が分かる!マンションスケルトンリフォームの費用をスッキリ解説【事例付き】
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築40年の中古マンションは配管更新しないと大変なことに!

築40年の物件で予算がないという理由で予算300万円で水回り設備の交換のみで、配管更新しないで済ませてしまうと、近い将来いきなり水漏れが発生し、階下の住民に迷惑をかける可能性があります。

その場合、既存の水回り設備を一度外し直し、床もはがして対応する必要があるため、費用的にも最初からスケルトンリフォームしておけばよかったということになりかねません。

古い物件で配管更新しないと大変なことに

このような状況に陥らないように、もし予算が足りない場合はローンを組んで追加資金を用意するか、物件探しから考え直しましょう。

なお、ローンを組む場合は「4.中古マンションのリフォーム・リノベーションでローンを組むときの注意点」も参考にしてください。

▼築年数別のおすすめマンションリフォームと費用に関しては以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

【事例で徹底解説】築20年のマンションリフォーム費用相場
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築30年マンションのリフォーム・リノベーション費用【費用別に事例紹介】
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【事例で紹介】築40年マンションに必要なリフォームと費用相場
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3.中古マンションのリフォーム・リノベーション事例と実際にかかった費用

ここでは、中古マンションのリフォーム事例をいくつかご紹介します。

実際にかかった費用もご紹介しているので、確認する中でご自身のやりたいリフォームにかかる費用はどれくらいか考えてみると良いでしょう。

■極力費用を抑えた水回り中心のリフォーム

■リフォーム費用

260万円

■リフォーム内容

  • 水回り4点(ユニットバス、キッチン、トイレ、洗面台)の入れ替え
  • 和室をウォークインクローゼットへ
  • アクセントクロスを使っておしゃれ度アップ!

極力費用を抑えた水回り中心のリフォーム

出典:http://www.daiken-rs.jp/syosai.php?cd=178

■間取り変更を伴うリフォーム

■リフォーム費用

450万円

■リフォーム内容

  • 水回りの全設備交換、キッチンは壁付きから対面へ
  • クロスの張り替え
  • カーペットからフローリングへの張り替え
  • リビングの壁はエコカラット(インテリア壁材の一種)を張り付けておしゃれ度アップ!
  • ウォークインクローゼットへのリフォーム

間取り変更を伴うリフォーム

出典:http://www.daiken-rs.jp/syosai.php?cd=198

■2LDK(64㎡)のスケルトンリフォーム

■リフォーム費用

666万円

■間取り

64㎡(4LDK→2LDKへ)

■リフォーム内容

  • 閉鎖的だったキッチンを大胆に対面式に移動し、子供の様子が常に見られるように!
  • ベランダ側にLDKを配置することで奥まで光が届く設計
  • 使いにくかった和室はすべて洋室に!

64㎡スケルトンリフォーム

出典:http://suikoubou.co.jp/works/mansion-renovation9294adck

▼間取りをどうしようか・・・とお悩みの方は、こちらの記事もおすすめです。

【成功事例14選】マンションリノベーションの間取り変更|注意点も解説
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4.中古マンションのリフォーム・リノベーションでローンを組むときの注意点

中古マンションのリフォーム・リノベーションでは、部分的なリフォームであれば200~300万円で収まりますが、希望する内容や家の状態によってはその費用が600~1,000万円と高額になることもあります。

そんな時に選択肢の一つとして考えたいのがローン。

ここでは、中古マンションのリフォーム・リノベーションでローンを検討する方に向けて、ローンを組む際の注意点をご説明します。

4-1.住宅ローンを活用しよう

中古マンションのリフォーム・リノベーションでは、以下の2つのローンが利用可能です。

  • リフォームローン:金利高い、無担保、手間がかからない
  • 住宅ローン:金利低い、有担保、手間がかかる

物件の購入で住宅ローンを利用する予定があるなら、物件購入費にリノベーション費用を合算して住宅ローンを申し込むことが可能です。

住宅ローンを使えるかどうかは、こちらの記事を参考にしてください。

住宅ローンでリフォームはできる?|住宅ローンでのリフォーム資金調達の注意点を解説
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4-2.ローンの申請には見積もり書が必須

リフォーム・リノベーション費用を合算して住宅ローンを組む場合、ローンの申請時には見積もり書が必要になります。

業者を選定し見積もりを確定させるまでには、最低でも1か月ほどかかります。物件の候補が決まったら、できるだけ早くリフォーム会社に現地調査を依頼しましょう。

4-3.住宅ローン減税の活用を忘れずに

中古マンションのリフォーム・リノベーションに住宅ローンを利用すると、住宅ローン減税制度で所得税や住民税を減税できます。

具体的には、最長10年間にわたって年末のローン残高の0.7%が毎年の所得税や住民税から控除されます。控除される金額は総額で、最大140万円にもなります。

住宅ローン減税を受けるには確定申告が必要なので、忘れずに行いましょう。

住宅ローンや住宅ローン減税の詳細については、以下の記事でまとめています。あわせてご一読ください。

あなたに最適なリフォームローンが選べる!金利・比較ポイントなど解説
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5.中古マンションのリフォーム・リノベーション費用を100万円以上抑える秘訣

中古マンションのリフォーム・リノベーション費用は膨らみがちですので、少しでも費用を抑えたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。

ここでは、そのようなご要望にお応えして、中古マンションのリフォーム・リノベーション費用を100万円単位で抑えるための秘訣を伝授します。

5-1.地元の優良工務店に依頼する!

リフォーム・リノベーション費用を100万円以上抑えるためには地元の優良工務店に依頼するのがおすすめです。

あるマンションのスケルトンリフォームの見積りを業者タイプの違う次の3つに依頼したところ、見積もり金額に次のような違いが出ました。

業者タイプごとの比較見積り

特に大手リフォーム会社は完全定額制でやっているところも多く、ここで取り上げた大手リフォーム会社では70平米の大きさで15万円/㎡(70㎡なら1050万円)の価格設定になっていました。

価格を抑えたいのであれば、地元の優良工務店が断然おすすめです。しかし、地元の優良工務店は提案力や品質面で業者によってバラツキが大きいため、どの業者に依頼すべきかの見極めが重要です。

業者選びに困ったらリフォームガイドへご相談ください

こちらのコツを参考にして、いざ地元の優良工務店を探そう!と思っても、優良な業者をひとりで見極めるのは簡単ではありません。

なぜなら、業者のホームページや広告には良い点しか書いていなかったり、そもそも載っている情報が少なかったりするからです。

提案力が高くて高品質で施工できる業者を悩まず見つけたいとお考えの方は、ぜひリフォームガイドをご活用ください。

リフォームガイドとは?

リフォームガイドでは、専任のコンシェルジュが、各加盟店の価格情報や、他サイトも含め、お客様の口コミ情報も把握しているため、低価格で高品質のリフォーム会社をまとめてご提案できます。

5-2.優先順位を付けてリフォームする範囲を絞る!

中古マンションのリフォーム・リノベーションでは、金額が膨らみがちであるため、しっかりと優先順位を付けて、リフォーム範囲を絞ることも大きく費用を抑えるためには必要です。

特に、クロスや床の張替えなどは、その施工面積に比例して費用がかかる傾向にあります。そのため、どうしても費用を抑えたいのであれば、実際の使用感に影響の出る水回りのリフォームを優先させ、クロスや床の張替えなど見栄えを良くするリフォームは優先度を下げることも検討しましょう。

5-3.メーカーにはこだわらない

マンションのリフォーム・リノベーション費用をなるべく安く抑えるためには「メーカーにこだわらないこと」も重要です。

リフォーム会社は、お風呂やキッチンなどの設備をTOTO、LIXIL、クリナップ、タカラスタンダードなど住宅設備メーカーから仕入れますが、仕入れの割引率はリフォーム会社によって違います

リフォーム会社によって取り扱うメーカーが決まっていたり、複数のメーカーを取り扱っていても、施工実績に応じてその仕入れ割引率は異なるためです。

例えばLIXILを主に取り扱うリフォーム会社にTOTOの商品を入れてもらうように依頼すると、費用が割高になってしまいます。メーカーにこだわらなければ、そのリフォーム会社が得意とするメーカーの中で希望に沿う商品を提案してくれるため最安値でリフォームができるはずです

特定のメーカーの商品が気になっていたら、その商品のどの機能・デザインが気に入っているか、他のメーカーで同等な商品はないかを聞いてみるといいでしょう。
こだわりのメーカーや商品があれば、そのメーカーが得意なリフォーム会社を「リフォームガイド」でお探しすることもできますのでお気軽にご相談ください。
回答

以下は、あるリフォーム会社にLIXILとTOTOの両方で見積もりを出してもらった一例です。

ユニットバスの見積もり実例|仕入れ割引率が高いメーカーの商品は15%安く

5-4.補助金や減税制度を利用する!

また、国や地方自治体の補助金・減税制度をうまく活用することも費用を抑えることにつながります

こうした補助金や減税制度は手続きの煩雑さこそあるものの、うまく活用することで実質10万円以上お得になることもあるのです。

それぞれどんな制度が活用できるのか、詳しく見ていきましょう。

①中古マンションのリフォーム・リノベーションで使える減税制度

リフォームで使える減税制度はいくつかありますが、ここではその中でも対象範囲が広く、減税額が大きい所得税の減税についてまとめました。

【リフォーム推進減税(特定の改修工事をした場合の所得税額の特別控除)】
対象工事 最大控除額
(対象工事)
対象工事(いずれか実施) 対象工事限度額 控除率
耐震 250万円 10%※ 25万円
バリアフリー 200万円 20万円
省エネ 250万円(350万円) 25万円(35万円)
三世代同居 250万円 25万円
長期優良住宅化 耐震+省エネ+耐久性 500万円(600万円) 50万円(60万円)
耐震or省エネ+耐久性 250万円(350万円) 25万円(35万円)
子育て 250万円 25万円

※()内の金額は、太陽光発電設備を設置する場合
※ 対象工事の限度額超過分、およびその他リフォーム工事についても一定の範囲まで控除率5%で控除対象となる

出典:国土交通省「令和6年度 国土交通省税制改正概要(21頁)」

所得税のほか、リフォーム内容によっては固定資産税や贈与税でも減税措置を受けられる場合があります。

各種減税制度については以下の記事でも取り上げていますので、ぜひご一読ください。

【2024年度版】リフォームの減税(控除)制度を分かりやすく解説!
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②中古マンションのリフォーム・リノベーションで使える補助金制度

減税制度と同様に、補助金制度でも耐震、省エネ、バリアフリーを対象としているものが多く存在しております。

詳細な内容については、各自治体に応じて異なるため、それぞれの自治体でどんな制度を実施しているかは、一般社団法人住宅リフォーム推進協議会のWebサイトをご覧ください。

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6.まとめ

いかがだったでしょうか。

中古マンションのリフォーム・リノベーションでは、その築年数によって必要なリフォーム内容とリフォーム費用が大きく変わります

特に、スケルトンリフォームのような全面リフォームでは、600万円を優に超え、ものによっては1000万円を超えるものもあるため、依頼する業者によって100万円単位で費用が変わることも考えられます。

費用の観点からは、地元の小さな工務店に頼む方がメリットがありますが、業者によって品質や提案の差にバラツキが大きいため、業者選びを慎重に行いましょう。

業者選びにお悩みになった際は、リフォームガイドもその道のプロですので是非ともご活用ください。

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▼中古住宅を購入してリフォームする場合、こちらに流れをまとめていますので参考にしてください。

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