改築とは?の疑問にズバリ答える!3分で分かる改築

改築

「改築って具体的にどういうこと?」

「改修やリノベーションとは違うの?」

という方がいらっしゃるのではないでしょうか。

新築、増築、改修、リノベーション、リフォームなどの言葉を聞いているうちに、そもそも「改築」とは何か?と疑問に思うこともあると思います。

実は「改築」の建築基準法上での定義と、一般的に使われている意味とでは違いがあります。工務店とのやり取りで改築という言葉が出てきたら、どちらの意味なのかを確認しないと誤解が生まれてしまう恐れがあります。

この記事では、改築の定義や意味、改築する場合の費用、事例、流れまで全て解説していきます。

記事を読んでいただくことで、改築を正しく理解した上であなたの家の維持やリフォームに役立てられるはずです。


1.改築とは?

1-1.一般的な使われ方

一般的に「改築」は、

  • 間取りから大幅に変える
  • 二世帯住宅にする、車庫を部屋にするなど用途を変更して建て直す

などのような意味で使われています。リノベーションや間取りや見た目を大きく変えるリフォームと同じような意味で使われることも多いです。

しかし、法律上の定義を見ると、一般的に使われる意味とは少し異なります。

具体的な定義はどうなっているのか見ていきましょう。

1-2.建築基準法上の「改築」の定義

建築基準法で、改築は次のように定義されています。

建築物の全部又は一部を除却した場合、又は災害等により失った場合に、これらの建築物又は建築物の部分を、従前と同様の用途・構造・規模のものに建て替えること。

つまり、建物を全部もしくは一部を解体し、今までと同じような建物を建てることを「改築」と言います。

一般的にイメージしているような「間取りや見た目をまったく新しくする」という意味や「別の用途として建て直す」という意味とは異なります。

定義上の改築では、災害などで破損した部分を復元させるための工事などが当てはまります。

1-3.「新築」「増築」「改修」との違い

下の表に、改築・新築・増築・改修の違いについて、新しい建物の状態と既存の建物を壊すかどうかで示しました。

新しい建物の状態既存建物を壊すか
改築前とほぼ同じ壊す
新築前と大きく異なる壊す
増築床面積を増やす増築方法による※
改修一部が変わる壊さない

※既存部分を一部解体して増築部分と繋げる場合は「壊す」が、同じ敷地に離れを作る場合や、既存部分を解体せずにエクスパンションジョイントで接合する場合は「壊さない」

「新築」の場合には、建物を取り壊し、前とは全く異なるものを建設することが多く、床面積を変更することもあります。

「増築」の場合には、建物は取り壊さずに床面積を増やすための工事のことを言います。

「改修」工事は、建物全体を壊すことはせず、一部の撤去および新設を言います。例えば、マンションなどの一室を全て撤去し、壁紙なども全て張り替えるなどを行う場合なども改修工事と言います。


2.実際に家を改築した事例

ここでは、広い意味での改築として、間取り変更などの比較的大規模の工事をおこなった事例についてご紹介いたします。

2-1.古民家の改築

  • 内容:築60年以上の住宅を8LDKから4LDK+書斎へと改築
  • 費用:1,500万円程度
  • 工期:3ヶ月

改築事例①-1

改築事例①-3

改築事例①-4

出典:https://www.artreform.com/example/detail.php?id=249

築60年の住宅を8LDKから4LDK+書斎へと改築した事例です。老朽化が激しく、屋根外壁、内装のほとんどを一新し、間取りも変更することで現代の住みやすい住宅へと変わりました。

昔の住宅の造り方ですが、味のある柱や梁をあえて見せる内装にし、吹き抜けなども採用しました。これにより古民家の風合いを残しながら、おしゃれに仕上げることができました。建て替えよりも費用を抑えつつ、工期は3ヶ月程度と比較的短く、生活に支障も少なく工事を終えることができました。

2-2.自宅で料理教室ができるよう改築

  • 内容:生活導線も考慮し家全体(外装含む)を改築
  • 費用:820万円
  • 工期:2カ月