要望別に見る!おしゃれな間取り17選と役立つ間取りの考え方

おしゃれな間取り

家を考えるにあたって間取りはとても大事です。お洒落な間取りの家に住むことができたら、日々もっと楽しくなると思いませんか?友達を招くのもきっと楽しくなるはずです。

こちらでは要望に合わせてお洒落な間取りを17件紹介しています。更にお洒落な空間をつくるインテリア術も併せて紹介しています。参考にしてみてください。

目次


1.部屋にインパクトを与えるお洒落な間取り3選

思わずあっと言ってしまうような、インパクトのあるお洒落な間取りを3件紹介していきます。

1-1.階段をインテリアの一部に「リビング階段」のある間取り

1-1.階段をインテリアの一部に!“リビング階段”のある間取り Hall with staircase interior 3d rendering

リビング階段とはその名の通り、リビングにある階段のことです。廊下にあることが多い階段ですが、リビングに設置するとインパクトは抜群で、お洒落なインテリアとなります。

階段の種類によって印象もガラッと変わります。お好みの階段で、リビングをお洒落に演出しましょう。

断熱対策も考慮しよう

二階部分のドア

階段が廊下にある場合に比べ、光熱費がかさみます。温かい空気は上に、冷たい空気は下に行く性質によって、二階から冷気がやってくるという原理です。

階段を上がった先の二階部分にドアをつけることや、断熱性能を高めることも検討してみましょう。

1-2.圧倒的な開放感とおしゃれ感「吹き抜け」のある間取り

1-2.圧倒的な開放感とおしゃれ感!“吹き抜け”のある間取り リビングの一階吹き抜け

吹き抜けとは上階部の床をつくらずに、下階と連結させた間取りです。圧倒的な開放感とお洒落感をもたらしてくれます。

全体を吹き抜けにしなくても、リビングの一部を吹き抜けにしたり、玄関だけ吹き抜けにするという方法もあります。

断熱対策も考慮しよう

吹き抜けになった部分から冷気が降りてくるので、光熱費がかさみます。

温かい空気は上部にたまりますので、天井にファンを取りつける、全体ではなく一部だけ吹き抜けを取り入れる、断熱性能を高める方法なども検討してみましょう。

1-3.思わずわくわくしてしまう「スキップフロア」のある間取り

思わずわくわくしてしまう!“スキップフロア”のある間取り

スキップフロアとは、各階の高さをずらして中間階をつくった間取りのことです。縦の空間を有効に使うことができ、遊び心満載のワクワクするような間取りです。

また、目線に高低差が生まれるので実際より広く感じます。

断熱対策も考慮しよう

お部屋が大きなワンルーム状態になるので光熱費がかさみます。また、段差が多いので、高齢には向きません。

家全体ではなく一部にスキップフロアを取り入れる方法や、断熱性能を高めることも検討してみましょう。


2.最高の癒し空間を与えるお洒落な間取り3選

家の中にほっとできる癒しの空間があると良いものです。

最高の癒し空間をつくるお洒落な間取りを3件紹介していきます。

2-1.気持ちの良いくつろぎ空間「二階リビング」のある間取り

2-1.気持ちの良いくつろぎ空間!“二階リビング”のある間取り

その名の通り二階にあるリビングのことです。二階にあるリビングは自然の光が行き届き、一階より窓から見える景色も良く気持ちの良い空間となります。

二階にリビングをつくる場合、以下のようなパターンがあります。

  • 二階にリビングをつくり、一階には個室を配置している
  • 一階と二階にリビングを一つずつつくり、二世帯で暮らしている(二世帯住宅)
  • 一階のリビングとは別に二階にもくつろぎの場としてセカンドリビングを設けている

老後のこと、防犯対策も考慮しよう

二階リビングの場合は、注意が必要です。年を重ねると階段を登るのがきつくなります。

老後はホームエレベーターを付けるなどの予定がないのであれば、この間取りは避けた方が良いかもしれません。二階のリビングは、セカンドリビングとして採用する等避けた方がいいかもしれません。

また、二階にリビングがあると二階で過ごす時間が長くなるので一階の防犯が気になります。防犯対策も合わせて検討しましょう。

2-2.休日は家族でバーベキュー「アウトドアリビング」のある間取り

アウトドアリビング

アウトドアリビングとは屋外の空間をリビングなどの延長として活用することです。天気の良い日にティータイムを楽しんだり、バーベキューをしたり、楽しみ方は様々です。

身近にこんな癒し空間があるなんて、いいですね。

アウトドアリビングといっても一階、二階、屋上と、それぞれのニーズに合わせて設置する場所は様々です。家の構造なども考慮して設計士と相談しながら、オリジナリティあふれるアウトドアリビングを目指してください。

ウッドデッキ   アウトドアリビング
出典:http://www.lixil.co.jp/

こまめにお手入れしましょう。

木材など、材料によっては雨などで腐りやすいものもあります。付着した土や砂はこまめに掃除するようにしましょう。

2-3.これぞ日本の和室「床の間」のある間取り

2-3.これぞ日本の和室!“床の間”のある間取り

床の間とは和室にあり、花や掛け軸を飾るスペースです。床の間があるだけで和室が一気にお洒落な空間になります。
やはり和室は、日本人がほっとできる場所です。お洒落な和室でゆったりとくつろげたら最高ですね。 

2-3.これぞ日本の和室!“床の間”のある間取り2 (web) これぞ日本の和室!“床の間”のある間取り

左の写真では床の間に丸窓がついています。右の写真は垂れ壁と言って、天井から壁が垂れ下がったようなデザインです。

このように工夫次第で、よりモダンでお洒落な床の間になります。

スペースを確保する必要があることも考慮しよう

床の間はそこで何かをする空間ではなく、掛け軸や花で四季を感じる日本ならではの趣ある空間です。

当然ですが床の間がある分スペースが必要になります。その事を理解した上で決めましょう。


3.さりげなくお洒落な間取り5選

個性的になり過ぎずに、お洒落な空間をつくる間取りを5件紹介していきます。

3-1.程よい開放感「天井が高い間取り」

3-1.程よい開放感!天井が高い間取り

天井が高くなることで開放感が生まれます。
高い位置に窓を付ければ、さらに明るく風通しの良い家になります。

断熱対策と、面積とのバランスを考慮しましょう

空間が広くなる分、光熱費がかさむので断熱性能を高めることも検討しましょう。

また、部屋の面積に対して天井が高すぎると逆に狭く感じてしまったり、落ち着かなくなるということが起きます。

部屋の面積と天井の高さのバランスには気を付けましょう。

3-2.際立つ和室「和室が小上がりになった間取り」

際立つ和室!和室が小上がりになった間取り

小上がりにすることで、仕切らなくても用途を分けることができ、メリハリが生まれます。

フラットにつながっているよりも和室独特の落ち着いた空間が際立ち、おしゃれな印象になります。段差部分は収納として活躍してくれます。

生活スタイルも考慮しましょう

仕切りがない開放感の中で部屋を使い分けたい方に向いている間取りです。小上がりになっていることで落ち着きがあり、特別な空間にいるような気分になれます。

一方で、リビングと和室を1つの大空間として楽しみたいならフラットにつながっている間取りが良いでしょう。

生活スタイルに合った間取りを選んでください。

3-3.斜めの天井「勾配天井の間取り」

3-3.ななめの天井!勾配天井の間取り

勾配天井とは写真のように斜めになった天井です。その分、天井が高くなるので開放感が出ます。
天井が高くなった分、更に高い位置に窓をつければ、より明るく風通しの良い部屋になります。
上階部があると勾配天井にすることは難しいので、二階リビングや平屋に向いている間取りです。

寝室には不向き

勾配天井は屋根の勾配に合わせてつくるので、屋根の勾配が少ないと勾配天井の開放感や更なる高さなどの効果が得にくくなります。

また、寝室などはあまり天井が高くても落ち着きませんので、勾配天井を採用するならリビングがおすすめです。

3-4.料理が楽しくなる「対面キッチン」のある間取り

3-4.料理が楽しくなる!“対面キッチン”のある間取り2 メーカー

対面キッチンとはダイニング側を向いて炊事ができるキッチンです。
対面キッチンの最大の魅力は疎外感がないことです。壁に向かって料理するより家族の様子を見ながら料理できたほうが楽しいですし、安心ですね。

キッチンからの眺めも開放感があります。
出典:http://sumai.panasonic.jp/

対面キッチン 手元隠

この写真のように、生活感がでやすい手元を隠す対面壁をつけることもできます。
出典:https://tagle.jp/

スペースを取られること、匂い・煙対策も考慮しましょう

壁付けキッチンより広いスペースを必要とするので、LDKの面積との兼ね合いで決めましょう。

また、臭いや煙が充満しやすいので、性能の良い換気扇を取り付けるなどの工夫も必要です。

3-5.窓で個性を「ボウウィンドウ」のある間取り

ボウウィンドウ

ボウウィンドウとは同じサイズの窓を三面以上使って弓型に突き出させた窓のことです。この独特の形が空間に広がりを持たせ、お洒落な印象を演出します。

更に丸みを帯びていることで太陽の位置に関係なく多くの光を取り込むことができます。眺めもパノラマ状になり、視野が広がります。
出典:http://tagle.jp/

 

ボウウィンドウ 外観

家の中だけでなく、外観もおしゃれです。
出典:http://tagle.jp/

結露対策も考慮しよう

ボウウィンドウのように外に突き出している出窓は、風が強いと風切り音が騒音となりやすく、海沿いなど風が強い地域には向きません。

また、一般の窓より結露しやすいので断熱サッシや断熱ガラスでの施工も併せて検討しましょう。


4.見える場所には物を置かないための収納間取り3選

物を置かないお洒落さってありますよね。

リビングなど見える場所には必要最低限の物だけを置きすっきりした空間をつくりたい方に、頼れる収納間取りを3件紹介していきます。

4-1.キッチン周りがすっきり「パントリー」のある間取り

4-1.キッチン周りがすっきり!“パントリー”のある間取り メーカー

パントリーとは食器や、常温で保存するような食品・調味料をストックする場所です。多くの場合キッチンの近くにつくられます。ストック用の食品や調味料等は乱雑に表に出てしまいがちですが、パントリーがあればお洒落にすっきりと収納することができます。

また、きれいに収納できるのでどこになにがあるか分かりやすく、重宝するでしょう。
出典:http://sumai.panasonic.jp/

生活スタイルも考慮しましょう

多めに食品をストックする人や、調味料や酒類などを多く揃えている人などにはとても便利です。

使わなければ無駄なスペースとなってしまうので、自分に必要かどうか、その際は必要な大きさをよく考えて決めましょう。

4-2.お洒落小物はまとめて収納「ウォークインクローゼット」のある間取り

4-2.おしゃれ小物はまとめて収納!“ウォークインクローゼット”のある間取り

ウォークインクローゼットとは、人が中に入ることができる収納空間のことです。洋服・鞄・靴・帽子などをひとまとめにすっきりと収納することができます。

洋服や小物がすっきりと並んだその空間はまるで海外セレブのようです。大きな鏡を置けばそこで朝の身支度も完成します。

スペースを取られること、湿気対策も考慮しましょう

人が歩くスペースがある分、壁面クローゼットより多くの面積が必要になります。

また、湿気がこもらないよう調湿性の高い壁紙や換気機能の取り付けも検討してみると良いでしょう。

4-3.玄関がすっきり「シューズクローク」のある間取り

4-3.玄関がすっきり!“シューズクローク”のある間取り

シューズクロークとは、靴に加えて、傘やアウトドア用品など外で使うものを入れておける収納のことで、玄関横に設置するケースが一般的です。玄関に靴が散らばることなくすっきりとした状態に保つことができます。ゴルフセットや、虫取り網、一輪車、ローラースケートなども収納出来てとても便利です。

スペースを取られること、ドアの種類も考慮しましょう

限られたスペースを無理につくると、せっかくのシューズクロークも使い勝手が悪くなります。確保できるスペースを十分に考慮して決めましょう。

また、扉をつけるならドアではなく、扉の開閉にスペースを必要としない引き戸がお勧めです。

玄関の靴とぶつかるドア 引き戸


5.景色を味方にするお洒落な間取り3選

部屋の印象を決めるのは室内のインテリアだけではありません。窓から見える景色は大きく影響してきます。

こちらでは景色を味方にするお洒落な間取りを3件紹介していきます。

5-1.家族だけが見える癒し「中庭」のある間取り

5-1.家族だけが見える癒し!“中庭”のある間取り 

中庭は建物に囲まれた庭のことです。中庭があれば、道路や隣家と近くても外からの視線を気にせず大きな窓を取り付けることができます。

家の真ん中から光や風が通るので、明るく風通しのよい家になります。

断熱対策も考慮しましょう

風がよく通るので、夏は涼しいですが冬は寒くなります。断熱性の高い窓にしたり、冬は厚めのカーテンを用意することも考えておきましょう。

5-2.空が見えるかも「高窓」のある間取り

空が見えるかも!“高窓”のある間取り 空が見えるかも!“高窓”のある間取り

高窓とは高い位置に取り付けられる窓のことです。天井が高い部屋では普通の窓と一緒に高窓も取り付けることで、より明るく開放的な部屋になります。

また、高い位置にあるので視線を遮るものが少なく、外の景色を美しく映してくれます。

特に二階にある部屋や、吹き抜けなどの高い位置に取り付ければ、視線を邪魔する建物などもなく、高窓からは、青空も見渡せます。

掃除が大変なことも考慮しましょう

高い位置にあるので掃除が大変です。掃除の際は、大きめの脚立などを用意する必要があります。

5-3.きれいな景色を一望「大きな窓」のある間取り

5-3.きれいな景色を一望!大きい窓のある間取り

大きな窓をつけることで外の景色が一望でき、誰もが憧れるお洒落空間になります。室内も明るく、開放感は抜群です。

プライバシー対策も考慮しましょう

当然のことながらこの間取りは外の景色が良いからこそ映える間取りです。

プライバシーを守るために大型のカーテンやロールスクリーンが必要になること、壁よりは断熱性が下がること、窓の清潔さを保つために手入れが必要であることなどを理解した上で決めましょう。


6.間取りと合わせて活用したい!お洒落に見せるインテリア術

部屋の印象を決めるのは間取りだけではありません。こちらではお洒落な空間を作り出すインテリア術を紹介していきます。

6-1.間接照明でお洒落に

6-1.間接照明でおしゃれに 6-1.間接照明でおしゃれに2

間接照明とは、照明の光を床・壁・天井などに反射させた光で周囲を照らします。主照明より暗く、落ち着いた印象になります。

リビングであれば主照明と間接照明を組み合わせても良いでしょう。

6-2.見せ梁でお洒落に

6-2.見せ梁でおしゃれに 6-2.見せ梁でおしゃれに2

見せ梁とは、天井の梁をあえて見せてインテリアの一部のようにする方法です。右の写真のように見せ梁と間接照明を融合させると更に独自の雰囲気となります。

6-3.アクセントウォールでお洒落に

6-3.アクセントウォールでおしゃれに 6-3.アクセントウォールでおしゃれに2

アクセントウォールとは、壁の一面だけ色や柄を変えることで部屋のアクセントとなる壁のことです。選ぶ色や柄で自分らしさを演出でき、一気にお洒落な印象になりますのでとてもお勧めです。

6-4.絵・写真・ポスターなどを飾ってお洒落に

6-4.絵・写真・ポスターなどを飾っておしゃれに 

お気に入りの絵を思いきって大きく飾ったり、小さい絵や写真を並べて飾ってみたり、ご自身のセンスで、いかようにも演出可能です。

Open space living room with window.  Living Room Interior

絵の作風によって、お部屋のイメージがガラッと変わるのでおもしろいですね。飾りたいものを先に見つけて、それに合わせてお部屋をコーディネートしてみるのも楽しいと思います。


7.まとめ

いかがでしたでしょうか。

お洒落な間取り17件とお洒落に見せるインテリア術について紹介してきました。お洒落な家をつくる手助けになれたら幸いです。ご自身に合った方法を見つけて、思い思いのスタイリングを楽しんでください。

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