対面キッチンへとリフォ―ムする際の費用と基礎知識

「子供の様子を見ながら料理がしたい」
「おしゃれなキッチンを手に入れたい」
このように考えて対面キッチンへのリフォームを検討する方が多いのではないでしょうか。
この記事では、対面キッチンへリフォームする際の費用や注意点などをご説明します。
対面キッチンリフォ―ムについての知識を深め、満足のいく対面キッチンを手に入れてください。
>>実際の見積もりデータから分かる!キッチンリフォームの費用と相場
1.対面キッチンにリフォ―ムする際の費用
まずは対面キッチンにリフォームする際にかかる費用を確認しましょう。対面キッチンには、大きく分けて
- アイランド型
- ペニンシュラ型
の2つのタイプがあります。
それぞれのタイプごとに、詳しくご説明します。
1-1.アイランド型対面キッチン
キッチンと壁が接することなく、島のようになっているキッチンを「アイランド型対面キッチン」といいます。
ほかの対面キッチンよりも床や壁の改修が必要な場合が多く、リフォーム費用は高額になる傾向があります。給排水管やガス管などの配置変更も行う場合は、さらに費用がかかります。
一般的な費用
1-2.ペニンシュラ型対面キッチン
”ペニンシュラ”とは半島という意味です。キッチンの片側が壁に接しているため、ペニンシュラ型と呼ばれています。
ペニンシュラ型の対面キッチンも、給排水管やガス管などの配置変更が必要となるケースが多いです。
新たに壁を作った場合
ペニンシュラ型キッチンのなかでも、キッチンとリビングの間に壁を新設する場合は、工事費用がかなり高額となります。約20万円の追加費用がかかると見込んでおきましょう。
L型ペニンシュラ型対面キッチン
既存の壁面キッチンをうまく活用し、リビング面にキッチンを拡大してL型の対面キッチンにする方法もあります。
L型キッチンはコンロとシンクの距離が近く、作業がしやすい点がメリットです。ただし、デットスペースが生じやすい点がデメリットになります。
L型キッチンへのリフォームでは、壁などの改修にかかる費用は少ないものの、キッチン本体が高額になります。そのため、リフォームの総額ではI型のペニンシュラ型対面キッチンとそれほど差はありません。
一般的な費用
費用についてもっと詳しく知りたい方はこちら
>>対面式キッチンへのリフォームの費用の相場を徹底解説!
2.対面キッチンにリフォ―ムする上での注意点
対面キッチンにあこがれる方は多いですが、対面キッチンのデメリットを知らずにリフォームをして後悔する方もいらっしゃいます。この章では、対面キッチンにリフォームする際の注意点をご紹介します。
対面キッチンへのリフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
2-1.対面キッチンにするだけのスペースがあるのか
人気の高い対面キッチンですが、対面キッチンにリフォームしたら狭くなったという声がよく聞かれます。壁面キッチンより対面キッチンの方が、必要となる面積が多くなるからです。
また、キッチンへの通路は最低でも75cm以上、冷蔵庫を通路から搬入するなら90cm以上は必要です。
現在のキッチンでもスペースに余裕がない場合は、対面キッチンにできない、もしくはリビングのリフォームも必要となる可能性があり、注意が必要です。
2-2.適切な高さのキッチンを選ぶ
対面キッチンに限りませんが、キッチンの高さは使いやすさに直結しています。キッチンが高すぎると肩や首を痛めることにつながり、逆に、低すぎるとかがむ姿勢により腰を痛めるおそれがあります。
小さな子供がいる家では、キッチンの高さを子どもに合わせすぎないように注意しましょう。子どもが使いやすい高さにすると、主な使用者である大人たちが使いにくいキッチンになってしまいます。
キッチンの高さの目安は「身長÷2+5㎝」といわれています。キッチンカウンターの高さは80cmや85cmが主流ですが、1cmや2.5cm刻みでカスタマイズできるキッチンも多いです。自分の身長に合う、使いやすいキッチンにしていきましょう。
2-3.対面キッチンはにおい・油煙が広がりやすい
煙やにおいは、壁をつたって換気扇から排気されます。対面キッチンの場合、画像のように壁がない、もしくは壁がない部分が多いため、においの問題が多くなる傾向があります。対面キッチンにしてから、においや油汚れが気になる、という声はよく聞かれます。
においや油煙の問題を解決するためには、排気能力が高い換気扇を選ぶ必要があります。また、煙の排出されやすさに影響するため、吸気口の位置はフォーム会社と相談して慎重に決めましょう。
また、コンロ周辺は透明な壁で覆っておくのも効果的です。油煙の広がりを防ぐだけでなく、油はね対策にも有効です。
2-4.吊戸棚が暗いキッチンを感じさせる 【壁を作る場合】
対面キッチンで壁を新設するケースの多くは、収納を充実させることが目的です。壁があればキッチンの上に吊戸棚を設置できます。
しかし、写真のように吊戸棚で開口部が小さくなると、対面キッチンの特性である開放感が得にくくなります。採光が悪くなりキッチンが暗くなってしまったという声もよく聞かれます。
この問題を解決するためには、シンク側の吊戸棚をやめ、バックセットに収納を多めに設置する方法があります。壁がないので解放感があり、収納が充実するので使いやすいキッチンになります。
3.リフォーム会社の選び方
初めてリフォームをする方の多くは、どのリフォーム業者に頼むべきかわからないと感じているのではないでしょうか。
キッチンリフォームをしたい方は、どんなリフォーム会社を選ぶべきなのでしょうか。まずは、候補となるリフォーム会社に以下の3点が当てはまることを確認しましょう。
- キッチンリフォームの業績が豊富
- 過去の顧客からの評価が良い
- 担当者との相性が合う
チラシやインターネット、業者のHPなどを見ても判断がつかない場合は、リフォーム会社を実際に訪問してみるのもよいでしょう。
リフォーム会社を1社ずつ自分で調べていくのは、相当な手間と時間がかかります。そこでおすすめしたいのが、「リフォームガイド」というサービスです。登録時間2分で、上記の3つのポイントを押さえているリフォーム会社を「無料で紹介」するサービスです。適切なリフォーム会社を紹介できるよう、リフォームガイドでは以下の3つの取り組みを行っています。
- 専門のコンシェルジュが対応。お客様がやりたいリフォーム内容をていねいにヒアリング
- 登録されたすべてのリフォーム会社で独自調査と取材を実施し、会社の実情を把握
- お客様の評価や満足度をもとに、高評価のリフォーム会社だけを紹介
リフォームガイドは、お客様に最適なリフォーム会社を紹介することにこだわっています。そのため、ご希望に添う会社がない場合はご紹介を控える場合もありますので、ご了承ください。
ご相談は無料ですので、ぜひご利用ください。
リフォームガイド:無料紹介申込はこちらから(登録はたったの30秒)
電話番号:0120-395-120
営業時間:10:00~19:00(全日)
4.まとめ
いかがだったでしょうか?対面キッチンはメリットの多い魅力的なキッチンです。一方で、対面キッチンのリフォームにはいくつかのポイントがあり、それらを無視すると使いづらいキッチンになって後悔することもあります。この記事を読み、対面キッチンをよく理解したうえでリフォームに臨んでいただきたいと思います。
この記事が、満足のいく対面キッチンリフォ―ムのお役に立てれば幸いです。
以下の記事も、キッチンをリフォームする上で役立つ情報が満載です。是非ご一読ください。
(キッチンリフォームの関連記事)
全ノウハウまとめ
【保存版】キッチンリフォームで失敗しないために必要な知識と全手順
その他関連記事
- ちょっといいキッチンに格安でリフォームする方法をプロが伝授!
- キッチンリフォームは「DIY」vs「プロに依頼」どっちがいい?費用や注意点も解説
- 【プロが教える】2階にキッチンを増設する費用・設置場所
- システムキッチンのコンロ交換費用・選び方・交換までの流れを解説
- キッチンリフォームを最短で終わらせるための3つのポイント
- アイランドキッチンの間取りと注意すべきポイントを完全解説
- アイランドキッチンリフォームのメリット・デメリット、費用相場
- 成功事例付き!システムキッチンリフォーム完全解説!費用や選び方など
- システムキッチン交換を完全解説!費用相場や後悔しない選び方など
- 対面キッチンへとリフォ―ムする際の費用と基礎知識
キッチンリフォームの費用と相場