
こんにちは、リフォームガイドです。リフォームガイドには、システムキッチンリフォームに関するお問い合わせやご質問が数多く寄せられています。
「システムキッチンのリフォームをやりたいけれど、どういう点に気をつければいいの?」
「システムキッチンの種類も費用もよくわからない!」
システムキッチンの交換だけなら、リフォームの方向性を決めるのは簡単です。しかし、対面キッチンの導入なども行うなら、施工も大がかりになります。どのようにリフォームを進めたらよいかわからなくなる方もいることでしょう。
今回は、システムキッチンリフォームの費用相場や施工事例を、実際の見積もりも交えてご紹介します。さらに、見積もりの確認ポイントやリフォーム会社の選び方など、システムキッチンのリフォームをする上で知っておくべき全てのことをお知らせします!
この記事を読めば、あなたが思い描いているシステムキッチンリフォームの費用相場がわかるだけでなく、システムキッチンをリフォームする上で押さえるべきポイントもわかります。
目次
1.システムキッチンリフォームの方向性を決めよう!
お金と時間をかけてキッチンをリフォームしたのに、思っていたのと違う、使い勝手が悪い・・・そんな失敗は絶対に避けたいですよね。後悔しないリフォームにするためには、まずはシステムキッチンリフォームの方向性を決める必要があります。
システムキッチンのリフォームの方向性は、以下の2つにわけることができます。
- 「原状回復のみ」
- 「せっかくだからデザインや使い勝手にもこだわりたい」
どちらのリフォームを目指すかで、費用もリフォームの仕上りも大きく変わります。
まずは、リフォームでやりたいことと予算を整理し、どちらの方向性でリフォームを行うかを決めましょう。
1-1.「原状回復のみ」(70~100万円)
システムキッチンの交換だけなら、税込み70~100万円前後が費用相場になります。
以下の事例では、収納スペースが開き戸から二段引出しになって収納量が増えています。そのほかの部分でも、レバータイプの水栓になるなど、リフォーム前に比べてずっと使いやすくなりました。原状回復だけでも、使い勝手は格段に向上しています。
出典:http://itsukaichi-nikka.com/works/kitchen/20171219131916.html
なお、単純なシステムキッチンの交換については、次の記事でも紹介しています。ぜひご一読ください。
>>システムキッチン交換を完全解説!費用相場や後悔しない選び方など
1-2.「デザインや使い勝手にもこだわりたい」(150~300万円)
「デザインや使い勝手にこだわりたい」場合、システムキッチンの交換に加えて、LDK全体のリフォームも必要になる場合が多くなります。リフォーム内容にもよりますが、税込み150~300万円前後が費用相場になります。
出典:http://fukuokahigashi-nikka.com/works/kitchen/20171031002456.html
2.次の優先順位でシステムキッチンリフォームを検討しよう
「リフォームで理想のキッチンにリフォームしたい!でも、決めることが多過ぎて考えがまとまらない。予算にも限りがあるし・・・」毎日使うキッチンは、使う人の思い入れが大きい場所です。カタログやショールームを見れば見るほど決められなくなることもあるでしょう。
限りある予算で満足の行くシステムキッチンのリフォームをするためには、まずは使い勝手や家族とのコミュニケーションの取りやすさに重きを置きましょう。その上で、予算に余裕があれば、システムキッチンのグレードアップも検討するとよいでしょう。具体的には、次のような順番で優先順位をつけることをおすすめします。
2-1.食器洗い乾燥機やIHヒーターで家事を効率化!!
キッチンのリフォームをする際には、家事を効率化する食器洗い乾燥機やIHヒーターの導入を検討することをおすすめします。
食器洗い乾燥機は、直接的にキッチンに立つ時間を短縮してくれます。
IHヒーターにすると、火災の危険が減るだけでなく、掃除が格段にしやすくなります。ガスコンロの油汚れや五徳の焦げつきを掃除する手間とストレスがなくなり、家事を大幅に効率化できるのです。
出典:http://www.lixil.co.jp/lineup/
2-2.対面キッチンにして家族とのコミュニケーションを増やそう!
キッチンをLDKに取り込み、対面キッチンにする間取り変更が最近のトレンドです。
対面キッチンは、リビングやダイニングと対面しながら調理ができ、家族とのコミュニケーションが増える点が人気です。人を招く機会が多い方にもおすすめのキッチンです。
対面キッチンへのリフォームについては、以下の記事でもご紹介しています。ぜひご一読ください。
2-3.ハイグレードのキッチンを選び、高級感を演出しよう!
実際にショールームに足を運べば一目瞭然ですが、シンプルグレードとハイグレードのキッチンはワークトップや側面の素材が全く違います。そのため、高級感や重厚感などに大きな違いがあります。
例えば、リクシルのハイグレード商品「リシェル」では、ワークトップにセラミックも選択できるほか、扉など側面も木目調や石調のものなど、高級感のある多彩な素材の中から選ぶことができます。