屋根の遮熱塗料を特徴や価格で比較して最適な商品を選ぼう

屋根の遮熱塗料の特徴・価格を徹底比較

「屋根を遮熱塗料で塗装したい」と考える人は多いでしょう。しかし、リフォーム初心者だと遮熱塗料の種類が豊富でどの塗料を選べばいいか悩みがちです。

この記事では、屋根に使う遮熱塗料を選ぶために各商品を特徴や価格で比較します。読めば、自宅に適した遮熱塗料を選びやすくなるでしょう。

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1.屋根に使う遮熱塗料の価格と特徴を比較!

屋根に使う主な遮熱塗料として以下の3つがあります。それぞれどのような特徴があるか比較していきましょう。

商品名

(メーカー名)

1㎡の単価目安

耐用年数

ツヤの種類

特徴

クールタイトSi

(エスケー化研)

3,700〜3,750円

6〜8年

ツヤあり、3分ツヤ

スレート、金属屋根、セメント瓦に適したシリコン塗料

サーモアイSi

(日本ペイント)

3,930〜3,940円

6〜10年

ツヤあり

スレート、金属屋根に適したシリコン塗料

ガイナ

(日進産業)

4,500〜6,000円

15〜20年

ツヤなし

ロケットに使われる塗装技術を応用して断熱性も備えた特殊塗料

 

遮熱性能は単純に比較することが難しいですが、上記3商品は性能が特に高く、多くの塗装業者が利用しています。価格や耐用年数は目安でしかありません。この他に、足場費用や諸経費が必要です。最終的な屋根塗装の費用は30坪程度の住宅で60〜100万円程度が必要でしょう。

それぞれの商品の特徴は以下のようになります。

クールタイトSi

エスケー化研が販売する遮熱塗料です。弱溶剤系のシリコン塗料で、汚れがつきにくく遮熱機能が長持ちするといわれています。

メリットは遮熱塗料のなかでは安価であること、ツヤの種類が豊富なこと、適用できる屋根が多いことです。
ツヤは、「ツヤあり」、「7分ツヤ」、「半ツヤ」、「3分ツヤ」、「ツヤなし」といったように、ツヤのあるなしの度合いによって5種類があります。ツヤがあるほど新品のようになりますが周囲の景色から浮きやすくなります。一方で、ツヤがなければ薄汚れた印象になるでしょう。
色や塗料によって選ぶべきツヤは変化するため、ツヤの種類があるというのは希望の屋根のデザインに近づけやすいメリットがあります。

デメリットは耐用年数の6〜8年と短いことです。最低限の耐久性は確保していますが、次に紹介するサーモアイSiと比べるとやや耐久性が劣る可能性があります。

サーモアイSi

日本ペイントが販売する遮熱塗料です。弱溶剤系のシリコン塗料で、遮熱機能を備えた下塗りがセットで販売されているため、他の遮熱塗料よりも高性能だといわれています。一般的な遮熱塗料は仕上げ塗料のみです。このため遮熱性能は仕上げ塗料にしかありません。一方でサーモアイSiは下塗りにも遮熱機能があるため、他の遮熱塗料より性能が高いと考えられます。

メリットは一般塗料では耐久性が高く実績も豊富なことです。

デメリットは適用下地とツヤの種類が少ないことです。ツヤの種類が少ないと、屋根の光沢が選べません。ツヤありしかない場合は屋根が眩しすぎて、ツヤなししかない場合はくすんだ色になります。

また、サーモアイSiは、クールタイトと比べてセメント瓦が適用下地に含まれていません。塗装自体は不可能ではありませんが、適用下地であるスレートなどに比べると耐用年数が短くなるでしょう。

ガイナ

日進産業が販売する遮熱・断熱塗料です。日本のロケット開発技術を応用して作り出された点が最大の特徴です。

メリットは断熱性、防音性に優れていること、耐久性が高いことです。ガイナはロケット技術を応用しているためクールタイトSiやサーモアイSiとは異なる性質の特殊塗料です。このため一般的な塗料では滅多にない「断熱性」や「防音性」を備えています。

デメリットは施工が難しいため適切な工事できる業者が限られること、価格が高いこと、白系の色が基本となることです。ガイナは一般塗料とは異なる手順で塗装をするため、適切な工事ができない業者に依頼すると十分な効果が出ません。また、材料自体が高いうえに手間賃もかかるため費用は高額となります。