
白黒のモノトーン
木目調
レンガ調
タイル調
石造り調
・・・
外壁材であるサイディングには、さまざまな種類の「柄」、「色」、「質感」があり、さらに2種類を組み合わせて張ることもできるため、張り方のパターンは何千通り、何万通りにもなります。
そのため、
「おしゃれな外壁にするには、どのサイディングを選べばいいんだろう?」
「2種類を組み合わせるなら、どういう張り方をすればおしゃれだろう?」
と、お悩みの方も多いはずです。
おしゃれに見えるサイディング外壁は、以下の3点がしっかりと守られています。
- サイディングが家の形に合っている
- 色・柄の組み合わせがうるさすぎない
- サイディング以外の細部まで気を付けている
この3点さえ意識をすれば、あなたも簡単におしゃれなサイディング外壁にすることができます。詳しくは本編で解説していきます。
読み終わったあなたは、「どんなサイディング外壁にしたいかイメージでき」、「具体的にどのメーカーのどの商品を選べばいいのか分かる」はずです。
ぜひ最後までお読みください。
▼既存の家をサイディングにリフォームする場合は、こちらの記事もあわせて参考にしてください。




目次
1.おしゃれな外壁にするには「似合う」サイディングを選ぶ
サイディング選びは、家の形×サイディング素材×色・柄で決まります。
サイディング選びは、洋服選びと同じで、着るものの素材や質感、色、柄を見ているだけでは、実際に着てみたときに「自分に似合うのかどうか」が分かりません。
まずは自分の体形に似合う服を知ることが、おしゃれに着こなすひとつの方法ではないでしょうか。
この法則を
家の形=自分の体形
サイディング=洋服
と置き換え、自分の家の形にあった色や柄、質感のあるサイディングを選びましょう。
迷った場合は以下で紹介する事例を参考にしてみると、失敗しないサイディング選びができるはずです。
スクエア型の家
スクエア型の家=シンプル、近代的、モダン
おすすめのサイディング素材:金属系サイディング
おすすめの色・柄:黒、白、紺、シンプルな無地やラインの入ったもの
出典:https://www.asahitostem.co.jp/coordination/detail.php?c=807
屋根が陸屋根(水平な屋根)のスクエア型の家は、縦か横のラインが入ったデザインのサイディングが家の形を活かせます。
色は黒、白、紺などハッキリした色が、スタイリッシュな形を際立たせてくれます。
金属系サイディングのメタリックな質感も、よりモダンな家を表現してくれるので、おすすめです。(サイディングの種類については「3.サイディングの種類と代表的なメーカー」で解説します。)
凹凸の多い家
凹凸の多い家=立体的、ラグジュアリー
おすすめのサイディング素材:窯業系サイディング
出典:https://www.asahitostem.co.jp/coordination/detail.php?c=379
凸凹がある家は、シンプルなベースの1色を決め、一部にアクセントとなる柄もののサイディングを張るとおしゃれになります。
全体的に柄を強調してしまうと、せっかくの家の形がぼやけてしまうので、2色を使い分けると良いでしょう。
影となる凹み部分のみに、同じ柄のサイディングを張るのもおすすめです。
洋風の家
洋風の家=ヨーロピアン、カントリー、暖かみ