おしゃれな洗面台にリフォームする方法!実例11選と費用を抑えるコツ

毎日使う洗面台は、知らず知らずのうちに物が増え、気づけば生活感があふれる空間になってしまっていることも。

古くなった洗面台のリフォームを考えた時に、おしゃれな洗面台にしたい、収納力と使い勝手が良い洗面台にしたいなどと思われる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、洗面台リフォームの実例とともに、おしゃれな洗面台を実現するためのアイデアを紹介します。お気に入りのデザインを見つけて、洗面台リフォームの参考にしてください。


1.デザインの方向性を決めるために見ておきたい!おしゃれな洗面台実例5選

おしゃれな洗面台をつくるには、まずはデザインの方向性を決める必要があります。

ここでは洗練されたおしゃれな洗面台の実例を写真と共に紹介していきます。お好みのスタイルや系統を整理し、方向性を決めていく上での具体的なイメージづくりに役立ててください。

①ベーシックなおしゃれ洗面台

ベーシックなおしゃれ洗面台の事例

出典:https://az-ken.com/works/w76/

長年マンションのカビや湿気に悩んでいた施主が、ライフスタイルや家族構成の変化をきっかけにリノベーションした実例を紹介します。

家全体はこれからも長く愛着を持って住めるように、施主の要望とリフォーム会社のこだわりを融合させた空間を実現。

洗面台は木目の美しさと個性的な照明がマッチした、シンプルかつスタイリッシュな仕上がりになりました。鏡裏や水栓の下の部分で収納もしっかり確保しているため、使い勝手の良さも魅力です。

また、鏡の上の壁付の照明は本来であれば縦長に取り付ける器具ですが、鏡とのバランスを考えて横長に設置しています。細部までこだわりを形にした、オリジナルの洗面台です。

②クラシカル&アンティークなおしゃれ洗面台

クラシカル&アンティークなおしゃれ洗面台の事例

出典:https://az-ken.com/works/w60/

部屋全体の雰囲気に合わせて、クラシカル&アンティークな雰囲気に仕上げた洗面台の実例です。

淡いピンクの壁紙を採用することでかわいらしさを表現しつつ、大柄の石目模様の洗面台と戸棚がクラシカルな印象を醸し出しています。水栓や照明も、洗面台の雰囲気にマッチしています。

さらに、洗面所の入り口をアーチ状にすることで、まるで海外のホテルのような非日常感が味わえる空間が実現しました。

大きめの鏡と水回りのスペースを広めに取ることで、忙しい朝の混雑を回避。家族が並んで身支度できる広さが確保できているのもうれしいポイントです。

③スタイリッシュでシックなおしゃれ洗面台

スタイリッシュでシックなおしゃれ洗面台にした事例

出典:https://www.yutoriform.com/products/water/toilet/case/17/

トイレが使用できなくなったことをきっかけに、施主の「人と違う異空間のようなトイレにしたい」という要望を実現したリフォーム実例です。

内装はダークトーンでまとめ、非日常的でシックな空間に仕上げています。洗面台の壁にはLIXILの調湿・脱臭機能付きタイルを採用。デザインも相まって空間に重厚さと質感の違いによる変化が加わりました。

また、タンク付きトイレからタンクレストイレにリノベーションしたため、独立型の洗面台(手洗い場)を新設。手洗器は人気のベッセル型、カウンターは優美な質感のクリスタルカウンターを採用し、上質な仕上がりになりました。

④ナチュラルカントリー調のおしゃれ洗面台

ナチュラルカントリー調のおしゃれ洗面台の事例

出典:https://az-ken.com/works/w25/

モザイクタイルが印象的な、ナチュラルカントリー調の造作洗面台の実例です。

各パーツはシンプルですが、木材の質感を大切にしつつ、清潔感のある洗面台に仕上げました。洗面下の収納は造作扉を設置し、雑然としがちな水回りをすっきり見せています。

収納力も抜群で毎日の使い勝手も向上するでしょう。

ナチュラルテイストの造作洗面は、さまざまなインテリアに調和し、心地よい空間づくりにも最適です。

⑤こだわりを実現したおしゃれ洗面台

こだわりを実現したおしゃれ洗面台の事例

出典:https://freshhouse.co.jp/case/28206/

良いものを長く使い続けるイギリス流のスタイルで、「はやりに流されずに、何十年たってもよいと思えるインテリア」という施主のこだわりをかなえた実例です。

洗面スペースは、壁紙、床、タイルをグレーで統一。丸型ミラーと白木の上品なカラーが空間の柔らかさを高めています。また、広く設けた水回りスペースのおかげで、日々の使い勝手の向上も実現できます。

さらに、洗面ボウルの下は大きく空けてフリー空間になっているため、収納スペースを自分好みに変えられるのも魅力です。事例のようにおしゃれな洗濯カゴを使って、センスのある見せる収納にすることもできます。


2.おしゃれな洗面台のこだわりポイント|実例6選

一口におしゃれな洗面台といっても、好みによってさまざまなスタイルがあります。

ここでは、洗面台の主役にもなる、印象的な各パーツについて紹介します。洗面台の細部にこだわりたいときの参考にしてください。

①洗面ボウルで印象を変える

洗面台の印象を大きく左右する洗面ボウル。シンプルでモダンなデザインならスタイリッシュに、陶器や天然石を使ったものならナチュラルで高級感のある雰囲気に仕上がります。

また、サイズや形状もポイントです。広い洗面台には大型のボウルを、小さなスペースには省スペース型のボウルがマッチします。使い勝手も確認して、実用性とデザイン性を兼ね備えた洗面ボウルを選びましょう。

(1)フレンチシックでフェミニンな印象に

フレンチシックな洗面台でフェミニンな印象に

出典:https://freshhouse.co.jp/case/20197/

造り付けの洗面台をリフォームした実例です。

花柄のフェミニンな洗面ボウルに合わせて水栓を交換し、壁の水はね部分にはガードを付けました。周りをホワイト系でシンプルにまとめることで、花柄の洗面ボウルが主役となるフレンチシックな仕上がりになっています。

このリフォームは、工期1日で完成しました。リフォームの内容によっては、短い期間でも洗面台の印象を大きく変えることができます。

「洗面台のリフォームをしたいけど、一歩踏み出せない」という方は、洗面ボウルだけを変える気軽なリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。

(2)忙しい朝に大活躍のダブルボウル

洗面ボウルを2つ設置して機能面も充実させた洗面台

出典:https://freshhouse.co.jp/case/31341/

元々1つだった洗面ボウルを2つに変更し、さらに収納を充実させたリフォーム実例です。洗面ボウルと壁紙をホワイトでまとめ、清潔感のある空間に仕上げました。

家族が多いと、朝の忙しい時間帯の洗面所は混雑しがちです。そのため、子どもが大きくなったタイミングや、ライフスタイルが変化したタイミングで洗面台をリフォームするのも有効な選択肢です。

洗面台が2つあれば使い勝手が大きくアップし、家事の時短にもつながります。また、家族のコミュニケーションの場としても活躍するでしょう。

②水栓・カウンター・照明で洗面台にアクセントをつける

洗面台は、水栓・カウンター・照明にこだわることでアクセントをつけられます。

特に、水栓はデザイン性の高いものを選ぶと洗面台の印象が一気に変わります。シルバーのモダンなタイプや、アンティーク調の真ちゅう製など、好みに合わせて選びましょう。

カウンターは、木材や大理石などの素材感を生かすことで、空間に高級感や温かみをプラスできます。

そして、照明は洗面台全体を引き立てる重要なアイテムです。間接照明などを取り入れると、おしゃれで落ち着いた雰囲気を演出できます。

ここでは、4つの事例を紹介しますのでひとつずつ見ていきましょう。

(1)シンプルなデザインを選びホテルライクな洗面台に

シンプルなデザインを選びホテルライクな洗面台にした事例

出典:https://az-ken.com/works/w79/

「男の秘密基地」をテーマに、ボロボロの戸建てを事務所兼住居にフルリフォームした実例です。洗面スペースは、ニューヨークタイル柄のクロスを採用し、造作洗面台を設置。

シンプルな色合いでまとめながら、アイアンのタオルバーを設置することで、男前でホテルライクな洗面台に仕上げています。

収納スペースは鏡裏収納と洗面台の下、さらに鏡の上に籠を置くことで確保。狭いスペースでありながら収納力もあり、コンパクトな動線で使い勝手の良さは抜群です。

(2)丸型のミラーで印象を変える

丸型のミラーで印象を変えた洗面台

出典:https://freshhouse.co.jp/case/24294/

元々何もなかった場所に、洗面台を新設したリフォーム実例です。

ゴールドの丸型ミラーと左右にバランス良く配置された照明が、空間のアクセントになっています。また、水栓やアイアン、ブラックのコンセントがスパイスとなり、おしゃれで落ち着いた雰囲気を高めています。

さらに、壁に棚を設けることで実用性とラグジュアリーさの両立を実現。洗面台の下を大きく空けることで、今後は収納を増やすこともできます。細部へのこだわりが光る、上質な空間に仕上がりました。

(3)アンティーク調によく似合う真ちゅう製の水栓金具

アンティーク調によく似合う真ちゅう製の水栓金具を導入した事例

マンションの洗面台を、アンティーク調の造作洗面台にリフォームした実例です。

真ちゅう製の水栓金具を主役として、アンティークになじむような木枠の鏡やレトロなデザインのタイルを採用。全体の雰囲気を合わせ一体感を高めています。

また、洗面ボウルを2つ設置することで実用性も高く、機能性を向上させました。個性的でありながら温かみのある空間に仕上がり、家族の笑顔も増えるでしょう。

(4)ミラーの上に間接照明をプラス

ミラーの上に間接照明をプラスした事例

出典:https://www.reform-guide.jp/topics/case/chukomansion-zenmen-graybrown/

築13年のマンションを、「大人カッコいい内装」にフルリフォームした実例です。

内装はグレーとブラウンでまとめ、落ち着きある空間を目指しました。洗面台は座って身支度ができるよう、カウンターとイスを設置。洗面ボウルは、施主が選んだこだわりのものを採用し、鏡は既存のものを使用しています。

さらに、壁付きミラーの上に間接照明を設置したことで空間に光を加え、シックな印象に仕上げました。壁面タイルもいいアクセントになっています。


3.費用を抑えておしゃれな洗面台にリフォームするポイント

おしゃれな洗面台にしたいけど、「リフォーム費用が気になる」という方も多いのではないでしょうか。

確かにリフォーム内容によっては、こだわりを詰め込めば詰め込んだ分だけ費用がかかります。

ただし、工夫次第で価格を抑えながらおしゃれな洗面台にリフォームすることも可能ですので、早速ポイントを確認していきましょう。

①既製品を最大限活用する

造作洗面台は自由度が高く、おしゃれな洗面台を実現しやすい反面、費用が高いというデメリットがあります。そこでおすすめしたいのが、既製品の洗面台を取り入れるという方法です。

既製品の洗面台も、好みのテイストに合わせて選ぶことでおしゃれな空間を実現できます。

既製品の洗面台を選ぶ場合は、洗面台以外の場所にこだわると、オリジナリティーのある空間に仕上がるでしょう。例えば、クロス、照明などを変えるだけでも雰囲気が大きく変わります。

また、どうしても造作洗面台でこだわりたい!という場合でも洗面台や水栓金具など細かいパーツのみ既製品のシンプルなものを取り入れる工夫をすれば、費用を抑えることが可能です。

まずはテイストを決めて、その雰囲気を実現できそうな既製品の洗面台を探してみてください。

②オープン収納を導入する

造作洗面台の下に扉付きの収納スペースを設ける場合、造作扉の分だけ費用が高くなるため注意が必要です。なるべく費用を抑えるには、カウンターの下に扉を付けないオープン収納を検討しましょう。

オープン収納は、材料費、施工費の節約になるだけでなく、自分好みの収納アイテムを選べるのもポイントです。

例えば、掃除のしやすいキャスター付き収納にしたり、ナチュラルな雰囲気を高めるラタン収納にしたりすることもできます。

使い勝手の良い洗面台を目指して、自分好みにカスタムするのも1つの楽しみといえるでしょう。

③複数のリフォーム業者から相見積もりを取る

リフォームにかかる費用は、業者ごとに大きな差があります。それは作業工程や内容、作業人数などが異なるためです。

従って、リフォーム費用を抑えるには、複数のリフォーム業者から相見積もりを取って、比較検討することが大切です。

また、リフォーム会社にも得手・不得手があり、水回りに特化している業者もあれば、外壁・屋根の塗装を専門にしている業者もあります。

リフォーム業者を決める際は、業者の得意分野や特徴、希望する洗面台のイメージを実現できるか事前に確認しておきましょう。


4.リフォーム会社におしゃれな洗面台のデザインも依頼できる

おしゃれな洗面台をつくるには、自分で洗面ボウルや水栓、カウンターなどを選び、リフォーム会社に取り付けてもらうこともできます。この方法であれば自分の好みに合ったパーツを選べるため、自分だけの理想の洗面台を実現できるでしょう。

一方で、デザインに自信がない場合や、全体のバランスを考えたい場合には、リフォーム会社にデザインの相談をいちから依頼することも可能です。

リフォーム会社の中には建築士やインテリアコーディネーターが在籍している会社もあります。プロの視点から、好みに合ったデザインや素材の提案を受ければ、より完成度の高い仕上がりが期待できるでしょう。

リフォームガイドでは、デザインに強みを持つリフォーム会社もご紹介しています。どんな洗面台のデザインがいいか悩んでいる方や、イメージが湧かない方は、ぜひ一度リフォームガイドに相談してみてください。


5.まとめ

今回は、おしゃれな洗面台にリフォームする方法やリフォーム実例を紹介しました。

最近は、デザイン性と実用性を兼ねそろえた水回りのアイテムも豊富です。見た目はもちろんのこと、水はねのしにくさや掃除のしやすさなど、実用性や使い勝手を考慮しながら洗面台を選ぶのも良いでしょう。

記事内で紹介したポイントを意識しながら、ご自身の好みのおしゃれな空間を計画してみてください。

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