近年、空き家の増加が社会問題化しています。平成30年住宅・土地統計調査によると、全国の空き家の数は848万9千戸に及び、総住宅数に占める割合(空き家率)は13.6%にも達しています。
その一方、新築住宅は高騰を続け、2022年度フラット35利用者調査によると首都圏の土地付き注文住宅の所要資金は約5,406万円。多くの人にとって、簡単に手が届く価格ではなくなりました。
そう考えると、空き家をリフォームして住むことは、現実的な選択肢の一つとなり得るのではないでしょうか。
この記事では、空き家リフォームにはどのくらいの費用がかかるのか、コストを抑えてのリフォームは可能なのかなどを解説します。空き家をリフォームして住むメリット・デメリットや、リフォームに際しての注意点も紹介します。