洗面台のシャワーホース交換!費用と”失敗しない”ための方法

毎日使う洗面台が水漏れを起こしたりしたら困りますよね。シャワーホースが原因の水漏れなら、もう大丈夫です。
こちらではシャワーホース交換のプロセスから気になる費用まで徹底的に解説していきます。シャワーホースを交換して快適な生活を送りましょう。
>>実際の見積もりから算出した洗面所リフォームの費用相場をチェック!
1.まずここを確認すべき!
シャワーホースの交換といっても何から手をつけていいのか分からないと思います。まずはじめに交換前に確認すべきことを紹介します。
カラン本体とシャワーホースとのつなぎ目を確認!
まず洗面台の下を覗き、カラン本体とシャワーホースのつなぎ目を確認してください。洗面台の下の扉を開け、上を覗くような感じになると思います。
つなぎ目はワンタッチジョイントタイプとナット閉めタイプの2種類があります。お使いの洗面台がどちらのタイプか確認してください。
<ワンタッチジョイントタイプの場合>
最近ではこのタイプがほとんどです。この場合シャワーホースの交換は簡単です。難しい技術なしで素人でもできるので、ぜひ自分でやってみてください。
交換後、もし気に入らなければ業者に頼むということも可能なので、まずはチャレンジしてみて下さい。
<ナット閉めタイプの場合>
このタイプは技術が必要となり、難易度も上がるので業者に頼むことをお勧めします。
業者の選び方については5章を参考にしてください。
2.洗面台のシャワーホース交換にかかるおおよその費用
シャワーホースの交換はおおよそいくらくらいかかるのでしょうか。
業者に頼む場合と自分で行う場合に分けて見てみましょう。
- 業者に頼む場合:8000~10000円+材料費(3000~9000円程度)
- 自分で行う場合:材料費のみ(3000~9000円程度)
業者にお願いすると工費として1万円程度高くなります。
ワンポイント💡
業者に頼む場合でも、シャワーホースをネット通販などで安く買って自分で用意しておけばその分安くなります。お願いする業者さんに伝えてみてください。
シャワーホースの選び方に関しては3章を参考にしてください。
3.水栓の型に合ったシャワーホースの選び方
シャワーホースを交換する際、新しいシャワーホースを購入することになりますが、なんでも良いというわけではありません。自分の家の水栓に合うものでなければ使用できません。そこでこちらでは、そうならないための方法を解説します。
方法①水栓のメーカーと品番を確認して電話で聞いてみる
上の図のような部分を見れば、ほぼメーカーや品番が書かれたシールが貼ってあります。メーカーが確認できたら、相談窓口などに電話をして品番を伝えれば水栓の型にあったシャワーホースを教えてくれます。
ネット通販などでそのシャワーホースが売っていれば通常より安く買えるので、教えてもらったシャワーホースの商品番号で検索してみてください。
方法②シャワーホースを取り外してホームセンターに持っていき、聞いてみる
シャワーホースを外してホームセンターに持っていくと教えてもらえます。手っ取り早い方法ですが、あまり広く普及していないタイプのものだと売っていない可能性もあります。シャワーホースの外し方は「シャワーホースの交換手順」を参考にして下さい。
4.シャワーホースの交換手順
シャワーホースを手に入れたらいよいよ交換です。
具体的にシャワーホースの交換手順を確認していきましょう。
<用いる道具>
- シャワーホース
- ウォーターポンププライヤー(ペンチの用な工具で1000円程度で購入可能)
- バケツ(水受け)
- マイナスドライバー(止水栓がマイナス講の人のみ)
①止水栓を閉める
止水栓にはハンドルタイプとマイナス講と、二つの形状があります。ハンドルタイプの場合は蛇口を閉めるときと同じように時計回りに捻りましょう。マイナス講の場合はマイナスドライバーで時計回りにまわします。
②水受けタンクを外す
写真の白い部分です。水が溜まっているので注意しましょう。
③シャワーホースをカラン本体から取り外す
この画像のオレンジ色の部分を下にスライドさせ、そのまま下に引っ張ると抜けます。
※このとき水がこぼれるのでバケツやタオルを用意しておきましょう。
出典:http://otchee.com/
④ワンタッチジョイントをシャワーホースから外す
ホースの金属部分を手で持って、ワンタッチジョイントを青い矢印の方向へ回し外します。
※固くて外れない場合はプライヤーでホースの金属部分をつかんで外してみましょう。
※ホースにアダプターがついている場合はプライヤーでホースの金属部分をつかみ、外します。
⑤シャワーホースを引き抜く
シャワーヘッドを矢印の方向へまわし、シャワーヘッドごと引き抜きます。
⑥シャワーヘッドをシャワーホースから取り外す
引き抜けたらさらにシャワーヘッドをまわし、ホースから取り外します。
~ここから先はこれまでと逆の手順を行います~
⑦新しいシャワーホースにシャワーヘッドを取り付け、シャワーベースに挿入する
前述した⑤~⑥を逆の手順で行っていきます。
⑧シャワーホースにワンタッチジョイントを取り付ける
前述の④を逆の手順で行います。※ホースとワンタッチジョイントの径が合わない場合はアダプターを取り付けましょう。
⑨シャワーホースをカラン本体へ取り付ける
③の逆の手順で行います。オレンジ色の部分を下にスライドさせ、カランに差し込んだら戻します。
※しっかり取り付けられたかどうか、必ず確認しましょう。
出典:http://otchee.com/
⑩止水栓を開ける
作業開始時に止めた止水栓を開けたらシャワーホースの交換は完了です。
5.リフォーム会社選びにおける注意点
業者はどこでもいいというわけではありません。中には悪質な業者もあり、納得のいかないりフォーム工事に、高額な料金を取られてしまうこともあります。ではどんなことに注意して業者を選べばいいのか見ていきましょう。
<業者選びのポイント>
- テレビCMなど大々的に広告を打っているところは避ける
宣伝コストがかかっている分、水道工事料金が高めな傾向にあります。 - 近所の水道屋さんを選ぶ
近場だと出張費が安くなります。地元の水道局に紹介してもらいましょう。 - 法人企業である
個人事業の業者は、真面目にやっているところもある一方、細かな手続きをしなくて済むので悪質な業者が多い傾向があります。法人企業の方が安心です。 - 地元に本社がある
万一業績悪化などで地方の支店が閉鎖しても、本店が閉鎖になるケースは少ないので、アフターフォローの面でも安心です。
<確認すべきこと>
- 基本料金の他、出張費など追加料金も含めたトータルコスト
基本料金を安く設定しておいて、高額な出張費などが上乗せを確認されるケースがあります。 - おおよその見積もり
事前に電話でおおよその見積もりを聞きましょう。
おおまかでいいと言ってもやたらと拒む、現場に来てから電話で言われた値段を大きく上回る料金を提示してきた、という場合は要注意です。業者選びのポイントを参考に選んでみてください。さらに確認すべきことはしっかり確認し、請求額を見てびっくり、どといったことにならないように慎重に検討しましょう。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか?シャワーホースの交換は簡単にできることが多いので、これを参考にぜひトライしてみてください。
また、業者に頼む場合も業者選びは大切です。中には悪質な業者も居るので、こちらを参考にしながら選んでみてください。
そのほか、洗面台関係の記事を以下にまとめておりますので、是非とも参考にしてください。
(洗面所リフォームの関連記事)
全ノウハウまとめ
洗面所リフォームを成功させる全ノウハウまとめ
その他関連記事
- 洗面所リフォームは「DIY」vs「プロに依頼」どっちがいい?費用や注意点も解説
- 快適でおしゃれな洗面脱衣所にリフォーム!費用や目的別に事例紹介
- あなたにぴったりの洗面台リフォームを教えます!費用相場や注意点も解説
- 【プロが教える】洗面台の交換費用はいくら?
- 洗面台の水栓交換リフォームを種類別に完全解説!費用相場や注意点も
- 洗面台の最適な寸法の見つけ方~快適な寸法を解説~
- 洗面所の床張替えにおける費用の詳細と注意点
- 洗面台のシャワーホース交換!費用と”失敗しない”ための方法
- おしゃれな洗面台にリフォームするための具体的な手順
- 【プロが教える】洗面台・洗面所のリフォーム費用はいくら?
洗面所リフォームの費用と相場